the150 COLDGIRL レビュー|手軽に持ち運べるクーラートートバッグ
デイキャンプなどに行く際、どうしても「荷物を入れるバッグ」と「クーラーボックス」など、複数のバッグになってしまいがち。
「一つのバッグにまとめて、手軽に持ち運びたいな」と思ったことありませんか?
そんな方におすすめしたいのが、今回紹介するthe150(ワンファイブオー)のクーラートートバッグ「COLDGIRL」。
一見普通のトートバッグですが、実はソフトクーラーボックスと同等くらいのクーラー機能があり、冷たい飲み物を保冷しつつ残りのスペースにキャンプ用品を入れれるため、一つにまとめて出かけることができるんです。
今回は、デイキャンプなどのアウトドアへ、手軽に持ち運べるクーラートートバッグ「COLDGIRL」をレビュー、詳細などを紹介していきます。
この記事は、the150様より商品提供を受けて記事を作成しています。
the150 COLDGIRL レビュー
今回紹介する「COLDGIRL」は、財布付き多機能なiPhoneケース「Wrapup」などを販売する「the150(ワンファイブオー)」が手掛けたバッグで、クーラー機能と荷物の収納機能をあわせ持ったクーラートートバッグになります。
バッグの生地は、職人による手作業での染色や天日干しをしたものを、クライミングロープは頑丈で持った際に安心できる極太のクライミングロープを採用など、随所にこだわりのパーツを使用しています。
それでは、「COLDGIRL」のディテールから見ていきます。
ディテール
正面右側にはファスナーがあり、外からバッグ内のポケットにアクセスすることができます。
正面向かって右側は特に何もありません。
正面向かって左側には、外から汚れたシューズなどを入れれるシューズポケットを装備しています。
背面左側にはファスナーがあり、こちらはクーラー内のポケットへアクセスすることができます。
背面中央付近には、キャリーバッグに固定できるキャリー固定用ベルトを2つ装備しています。
背面下部の両サイドには、バックパック(リュック)として使用する際に、ロープをかけるためのカラビナを装備。
上部には収納した荷物がこぼれないよう、カラビナが付属。
カラビナフック用リングにかけて、上部を画像のように閉めることができます。(完全には閉まりません)
カラー
COLDGRILのカラーは、以下の4種類。
- サーフブルー
- サーフピンク
- マットカーキ
- マットブラック
サイズとスペック
サイズ | 幅450mm×高さ350mm×マチ300mm |
---|---|
重量 | 1.8kg |
容量 | 常温部 約40L(保冷部未使用時) 保冷部 約13L |
材質 | 本体表生地:綿 100% / 床革(牛) 本体別布 :ターポリン(ポリエステル、樹脂 PVC) 本体内装別布:コーデュラ(ポリエステル) 本体裏生地:ナイロン 100% 保冷内生地:ターポリン(ポリエステル、樹脂 PVC) 断熱材:ポリプロピレン・ポリエステル(Thinsulate)/ ポリウレタン ショルダー:高強度ポリエステル |
原産国 | 日本 |
価格
¥33,000(税込)
2024年7月4日現在
the150 COLDGIRL 特徴
続いて、実際に使用して感じたCOLDGIRLの特徴は、次の通り。
- クーラー機能を装備
- こだわりの素材やパーツを採用
- 様々なポケット
- 3WAYで使用できる
- 容量が多い
- デイキャンプに最適な保冷力
クーラー機能を装備
COLDGIRL最大の特徴は、なんといってもクーラー機能を装備しているところ。
普段はトートバッグとして使用でき、クーラー機能が欲しい時にだけファスナーを開いて、クーラー兼収納バッグとして使える優れもの。
クーラー部分を使わない時には、折りたたむことができるためスペースを取りません。
デイキャンプや海水浴などのアウトドアだけでなく、普段の買い物で購入した冷蔵・冷凍食品を入れて持ち運ぶのにも便利です。
こだわりの素材やパーツを採用
こだわりの素材やパーツを採用しているのも、COLDGIRLの特徴の一つ。
バッグの生地には、職人による手作業で染色と天日干しをした生地を採用しているため、インポートの生地にはない優しい質感と色合いを味わうことができます。
バッグの縁には耐久性に優れた分厚いスエード(牛革)を、ハンドル(持ち手)には軽くて丈夫で撥水性に優れたクライミングロープを採用。
本体底部には、防水性・防汚性が高く屋外で長期間使用しても劣化しにくい丈夫な素材「ターポリン」を、ロープの長さを簡単に調節できるオリジナルのアジャスターには、厚さ2.5mmの軽量且つ強度のあるアルミ素材を採用しています。
素材やパーツ、一つ一つにこだわりを感じました。
様々なポケット
様々なポケットがあるのも、COLDGIRLの特徴の一つ。
バッグの外側から内側にアクセスできるポケットは、以下の3つ。
- クーラーアクセスポケット
- インナーポケット
- シューズポケット
クーラーアクセスポケット
クーラーアクセスポケットは、背面の左側にあります。
ファスナーを開いて手を入れてみると、このようにクーラー内のメッシュ状のポケットにアクセスすることができます。
ここで一つ気になったのが、ポケットは袋状になっているため、外からはポケット内のものしかアクセスできないところ。
なぜこうなっているのか気になったため、問い合わせをしてみました。
クーラーアクセスポケットを開くと、内側がメッシュのポケットになっていますが、直接クーラー内へのアクセスではなく、袋状のメッシュポケットにしたのには何か理由があるのでしょうか。
メッシュポケットについては、バッグを肩からかけている状態でも
ペットボトルをサッと取り出して飲めるような仕様です。
貫通穴にしてしまうと手探りで探す必要があるので、メッシュポケットにペットボトルが1本入るサイズにしております。
なるほど!すぐに取り出せるように、袋状になっていたんですね!
大きなものを入れることはできませんが、素早く取り出したいペットボトルなどを入れておくと非常に便利です。
細かなところが嬉しいですね!
インナーポケット
続いて、COLDGIRLの正面側にはインナーポケットを装備しており、様々なものを入れることができます。
紛失しやすい小物などを入れておくと、いいかもしれませんね。
そして、このインナーポケットに正面右側のファスナーから、アクセスすることができます。
スマホや財布などを入れておくことで、バッグを持ったままでも、さっと取り出せるため便利です。
シューズポケット
正面向かって左側には、使ったシューズなどを収納できるシューズポケットを装備。
普段使わない時は、折りたたんで端の方に寄せておけば邪魔になりません。
試しに、どんなものか手を入れたところ、意外と大きく驚きました。
実際にその時履いていた、KEENのクリアウォーターCNXを入れてみました。
ちょうど25.5cmのサンダルがすっぽりと入ります。
海水浴にビーチサンダルを持っていくときや、運動施設でスポーツシューズに履き替えたい時などに便利です。
3WAYで使用できる
以下の3WAYで使用できるのもCOLDGIRLの特徴の一つ。
- トートバッグ
- バックパック(リュック)
- キャリーバッグの上に乗せる
トートバッグ
まずは、従来通りのトートバッグとして使用する方法。
一番ポピュラーで、一番利用頻度の高い使い方です。
バックパック(リュック)
次にロープをバッグ下部2箇所のリュック用カラビナにかけると、バックパックのように持ち運びが可能になります。
キャリーバッグの上に乗せる
最後は、背面のキャリー固定用ベルトにキャリーバッグのハンドルを通すことで、キャリーバッグに固定して移動ができるため、旅行などにも使えます。
容量が多い
容量が多いのも特徴の一つ。
画像ではまだ入りそうですが、この時のキャンプでCOLDGIRLに入れて持ち運んだものは次の通り。
- ポータブル電源(BLUETTI EB3A)
- WHATNOT マルチストレージケース
- カメラバッグ
- クーラー部分に氷と飲料
少しコンパクトなポータブル電源「BLUETTI EB3A」と、カセットガスやシェラカップなどを入れた「WHATNOT マルチストレージケース」に、カメラを持ち運ぶためのカメラバッグを収納。
さらにプラスでクーラー部分には、「氷500g×2」「炭酸水500ml×3」「ビール350ml×2(奥様用)」を入れた状態で運びました。
この時、クーラー部分はまだ余裕がありました。
クーラー部分のみを使用した状態でも、他に空きスペースがあるため、様々なアイテムを収納できます。
クーラー部分の容量は約13Lあり、500ml缶10本を縦に入れてその上に寝かせて4本、計14本を入れることが可能。
また、クーラー機能を使用しない場合は1.5倍の約40Lの容量があるため、様々なアイテムを持ち運ぶことができます。
デイキャンプに最適な保冷力
キャンプ当日の朝9:30頃にスーパーで「氷500g×2」を購入し、予冷のないクーラー部分に「炭酸水500ml×3」「ビール350ml×2(奥様用)」も一緒に入れて、スーパーから30分くらい車に揺られてキャンプ場へ。
テントやテーブル、チェアなどを用意してお昼休憩。
氷をクーラーに入れてから、約2時間後の11:30に氷を確認した際は、ほとんど氷は溶けておらず、ビールや炭酸水は冷え冷えの状態でした。
ここで、ビールと炭酸水2本は消費したため、この後は氷と冷えた炭酸水が1本のみ。
次に氷をクーラーに入れてから、約6時間後の15:30に氷を確認したところ、氷は約3割ほど溶けていましたが、まだまだ氷は残っています。
ここで、残りの炭酸水を取り出したため、これからは氷のみ。
氷をクーラーに入れてから、約12時間後の21:30に氷を確認したところ、氷水状態にはなっていましたが、端の方に氷を寄せていくと約2割くらい氷が残っているのを確認できました。
クーラー内には水滴がたくさん付きますが、外に漏れるようなことはありませんでした。
気温や環境によっては保冷の時間も異なりますが、今回氷を入れてから約12時間後でも氷が残っていたため、デイキャンプなどのアウトドアに最適な保冷力があると感じました。
氷の量や気温、気候によって保冷時間は異なりますので、参考程度にお考えください。
the150 COLDGIRL メリット・デメリット
次にCOLDGIRLのメリット・デメリットを紹介します。
筆者が感じた個人的意見のため、使う方によって異なると思いますが、予めご了承ください。
デメリット
実際に使用してみて感じたデメリットは、キャンプ用品や飲料などを収納して運ぶと、ロープが肩に食い込むところ。
バッグの中に収納するものにもよりますが、特にクーラー機能を使用するためには、氷や保冷剤を入れた上にペットボトルなどの飲料を入れるため、必然的に重たくなるのが予想されます。
バッグ自体の耐荷重は100kgとかなり頑丈ですが、肩に負担がかかると思われるため、ロープ部分に肩を保護する可動式のクッションのようなものがあれば、このデメリットが解消されるのではと思った次第です。
メリット
実際に使用してみて感じたメリットは、クーラー機能があるというところ。
普段は通常のトートバッグとして使用でき、冷えたものを入れておきたい場合などに、ファスナーを開くだけでクーラーバッグとしても使えるため、とても便利です。
次に、かなり丈夫なところ。
重量を測ってはいませんが、小型ポータブル電源といろいろなキャンプ用品を収納したストレージケースに、カメラバッグと氷500g×2と飲料をあわせると結構重たかったですが、破れる心配はまったくありませんでした。
また容量が多いところもメリット。
クーラー部分を使用しながらも、その横に様々なキャンプ用品などを入れることができます。
様々なポケットがあり、外からアクセスできるところも、COLDGIRLのメリットの一つ。
以上が、実際に使用して感じたCOLDGIRLのメリットです。
the150 COLDGIRL あとがき
クーラー機能を使用しない時は、クーラー部分を折りたたんで収納容量を増やすことができ、冷えたものを持ち運びたい際は、ファスナーを開くだけでソフトクーラーにもなる「COLDGIRL」。
手軽にデイキャンプなどのアウトドアやスポーツに持っていきたい、クーラートートバッグだと思いました。
キャンプ用品を収納するストレージバッグを検討されている方だけでなく、ソフトクーラーボックスをお探しの方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
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