タフまるXG レビュー|小型クッカーも使えるようになった万能コンロ

キャンプで料理をするのに、どんなバーナーやコンロを使用されていますか?
IGTテーブルなどにスノーピークのフラットバーナーをビルトインして使用されている方や、SOTOのレギュレーターストーブなどのシングルバーナーを使用されている方が多いのではないでしょうか。
どちらも使いやすく、いいバーナーやコンロなのですが、風防がないため風に弱いというデメリットがあります。
特に煮込んだり時間のかかる料理ほど、風の影響が少ないバーナーやコンロで調理したいところ。
そんな方におすすめなのは、イワタニの「タフまるXG」。
従来のタフまると同様のダブル風防を備え、小型クッカーやケトルにも対応できるようにX型のゴトクを採用したモデル。
それでは、実際にタフまるXGのレビューを踏まえながら特徴などを紹介していきます。
タフまるXG レビュー

イワタニの初代タフまるは、「風に強い」「ダッチオーブンも使える」というコンセプトの元、2018年に登場しました。
そして、2025年にタフまるでは使えなかった小型クッカーやケトルが使用できるよう、X型のゴトクを採用したのが、今回紹介する「タフまるXG」になります。
この仕様変更によって、様々なクッカーが使用できるようになりました。
セット内容
それでは、タフまるXGのセット内容は、次の通り。

- タフまるXG(本体)
- 専用キャリングケース
- 取扱説明書
ディテール

次にディテールを見ていきます。
タフまるは初代からアウトドアに特化したカセットコンロで、風に強い特徴があります。

理由は、外側風防と内側風防のダブル風防を備えているため。
そのダブル風防はゴトクと一体化しており、画像ように簡単に外すことができるため、使用後の手入れも楽です。


カセットガスを装着する箇所は、マグネット方式を採用しているため、カセットガスの取り換えも非常にスムーズにできます。
タフまるXG 特徴

次にタフまるXGの主な特徴は、次の通り。
- ダブル風防
- 小型クッカーも使えるゴトク
- 耐荷重が20kgもある
- 専用ケース付き
- 使いやすい
ダブル風防


ゴトクと一体化した風防は、外側風防と内側風防のダブル風防を採用しており、炎に影響を及ぼす風を遮り、炎の燃焼に必要な空気を内側風防の下から引き込んで、安定した燃焼ができる様になっています。
小型クッカーも使えるゴトク
以前のタフまると比べると比べるとわかりますが、小型クッカーやケトルなどが使用できるように、バーナーの中心部辺りまでゴトクがあり、小型クッカーも安定して調理できるようになりました。
メスティンや小型ケトルなどが置けます。

上から見るとわかりますが、ゴトクが中心部まで伸びていることがわかります。
耐荷重が20kgもある

タフまるXGは耐荷重が約20kgあるため、ダッチオーブン料理が可能です。
これは、熱に強くて頑丈なアルミダイカスト製スタンドを採用しているから。
ダッチオーブンが使用できるため、調理の幅がさらに広がりますね。
専用ケース付き

タフまるXGには、専用のキャリングケースが付属します。
専用だけあってキレイに収まるため、持ち運び時に中で動いてしまうことがありません。


またケースの取って部分には、ロック機能があるため、移動中に勝手に開いたりということがないため安心です。
使いやすい


何よりも使いやすいというところが、タフまるXG最大の特徴かも。
ダブル風防で風を遮り、燃焼に必要な空気を下から送ってくれる構造のため、安定した火が得られて約1.3Lほどの水が約2分30秒位で沸騰しました。
画像では、ノクポット20にハンドルを付けて沸騰させていますが、超熱くて火傷しそうになったので、湯を沸かす際はハンドルを外しておきましょう。

安定した火力を得られるのは、調理をする上でありがたいです。
タフまるXG メリット・デメリット
実際に使用して感じた、タフまるXGのメリット・デメリットを紹介します。

- 風に強い
- 非常に使いやすい
- 小型クッカーが使える
- ダッチオーブンが使える
- 専用ケースが付属
- 重い
デメリット
筆者が使用してみた感じたデメリットは1つだけ。
重量が約2.2kgあり、車でいかれるキャンパーの方は問題ありませんが、交通機関でキャンプ場へいかれる方にはおすすめできない重さだと思いました。
カセットコンロだけに、かさばるという項目はデメリットには含めていません。
このデメリット以上に、メリットが多くあると感じました。
メリット
タフまる最大のメリットは、何と言っても「風に強い」というところ。
風に強く、安定した火が得られるため、長時間火を使う「煮る」「蒸す」「炊く」などの調理ができ、非常に使いやすいです。
また耐荷重が約20kgあるためダッチオーブンが使用でき、X型ゴトクを採用したことによってメスティンなどの小型クッカーが使えるようになりました。
また専用のキャリングケースが付属しており、持ち運びしやすくなっています。
以上がタフまるXGを使用して感じたメリット・デメリットです。
タフまるXG サイズ・スペック・価格
続いてタフまるXGのサイズやスペック、価格を紹介していきます。
サイズ・スペック
| 本体サイズ | 341×283×129mm |
|---|---|
| ケースサイズ | 376×341×136mm |
| 重量 | 約2.2㎏ |
| 最大発熱量 | 3.4kW (2,900kcal/h) |
| ガス消費量 | 約245g/h *1 |
| 連続燃焼時間 | 約75分 *2 |
| 点火方法 | 圧電点火方式 |
| 安全装置 | 圧力感知安全装置、容器装着安全装置 |
| 容器着脱方式 | マグネット方式 |
| 材質 | 本体:SPCC(鋼板) 容器カバー:SPCC(鋼板) 外側風防ユニット:SA1C(鋼板) 内側風防ユニット・ごとく:SPP(鋼板) バーナー:SUS430(ステンレス鋼板) つまみ:ABS 樹脂 |
*1:気温20~25℃のとき、30分間のガス消費量を1時間に換算したもの
*2:気温20~25℃のとき、強火連続燃焼にてカセットボンベ1本を使い切るまでの実測値
鍋底の直径24㎝まで(小さい鍋は鍋底6㎝以上)
価格
¥11,990(税込)
2026年8月17日現在
タフまるとタフまるXGの違い
2018年に発売された「タフまる」と、2025年に発売された「タフまるXG」は、どのように違うのか比較してみました。
ディテールの違い
タフまるとタフまるXGの一番の違いは、ゴトク部分。
従来のタフまるだと中心辺りはゴトクのない部分があり、シェラカップなどの小型クッカーを乗せると傾いてしまったり上手く乗せることができませんでした。
一方タフまるXGは、X型ゴトクを採用しているため、小型クッカーが使用できるようになりました。
また、タフまるは艶のある塗装でしたが、タフまるXGはマット塗装になっており、一段と引き締まった感じがします。
あと違うところは、点火つまみの形状が異なる点です。
スペックの違い
続いてタフまると、タフまるXGのスペックの違いを比較してみました。
| タフまるXG | タフまる | |
|---|---|---|
| 本体サイズ | 341×283×129mm | 341×283×129mm |
| 重量 | 約2.2㎏ | 約2.4kg |
| 火力 | 3.4kW(2,900kcal/h) | 3.3kW(2,800kcal/h) |
| 連続燃焼時間 | 約75分 | 約75分 |
| ガス消費量 | 約245g/h | 236g/h |
| 安全装置 | 圧力感知安全装置、容器装着安全装置 | 圧力感知安全装置、他 |
| 容器着脱方式 | マグネット方式 | マグネット方式 |
| 圧電点火方式 | 圧電点火方式 | 圧電点火方式 |
| 材質 | 本体:SPCC(鋼板) 容器カバー:SPCC(鋼板) 外側風防ユニット:SA1C(鋼板) 内側風防ユニット・ごとく:SPP(鋼板) バーナー:SUS430(ステンレス鋼板) つまみ:ABS 樹脂 | 本体:鋼板 トッププレート:ホーロー用鋼板 ごとく:ホーロー用鋼板 バーナー:鋼板(ステンレス) 点火つまみ:ABS樹脂 収納ケース:PE |
| カラー | マットブラック | ブラック、オリーブ |
| 価格 | ¥11,990(税込) | ¥10,978(税込) |
共通対応鍋サイズ:鍋底の直径が24cm以下(小さい鍋は鍋底が6cm以上)
ダッチオーブンなら12インチまで使用可能
タフまるとタフまるXG 比較まとめ
タフまるとタフまるXGの違いを比較してみて感じたのは、火力と重量が少し異なりますが、その他のスペックはほぼ同じのため、小型クッカーを使用有無、カラーの選択などで決めればいいのかなと思いました。
以上から、タフまるがおすすめな方と、タフまるXGがおすすめな方を分けてみました。
- 小型クッカーで調理することが多い。
- 少しでも火力が高いほうがいい。
- カッコいいマットブラック仕様が欲しい。
- 小型クッカーは使わない。
- カラーを選びたい。
- 少しでも価格を抑えたい。
タフまるXG あとがき
実際に使用してみて、タフまるXGの人気の理由がわかった気がします。
カセットガスコンロの使いやすさと、安定した火力で調理をされたい方は、ぜひ候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
フラットバーナーやレギュレーターストーブとは異なる楽しさがありますよ!
IGTテーブルで使用されるなら、アルペンアウトドアーズのコンロラックフレームがあると便利ですよ!
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