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シェルコン塗装|ミッチャクロンとスプレーでペインティング

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シェルコン 塗装

スノーピークの人気シェルフコンテナ、通称「シェルコン」。

シェルコンをカスタムする、シェルコンカスタム沼にはまっている方も多いと思います。

そのシェルコンカスタムの最終章と言っても過言でないのが「シェルコン 塗装」。

理由は、「シェルコンレッグ取り付け」などのシェルコンカスタムとは異なり、時間も手間もかかるため。

シェルコンの塗装を業者の方にお願いする方法もありますが、ここ沖縄では往復の送料がかなりかかるため、自分で塗装をしてみました。

今回は、「シェルコン 塗装」を考えられている方の参考になればと思い、シェルコンを塗装した際のことを紹介します。(シェルコン25を塗装しています)

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シェルコン塗装

シェルコン 塗装5

シェルコンを塗装するにあたり、まず最初に行わなければ行けないのが、純正パーツの取り外し。

キレイに塗装をするためには、ハンドルや脚パーツなどを外す必要があります

純正パーツを外すことによって、メーカーの保証が受けれなくなります。また当方でも責任は持てませんので、必ず自己責任で行って下さい。

純正パーツの外し方

シェルコンのパーツを外す

シェルコンを塗装するにあたり、外すパーツは大きく分けて「ハンドル」「脚」「底のゴム部分」の3つ。

ハンドルは、六角レンチで画像のようにして取り外します。

シェルコンのパーツを外した状態1

外したパーツはなくさないよう、保管しておいて下さい。

こんな時もある

ただ中には、この時にシェルコン内の受けネジが一緒に回ってしまい、外れないこともあります。

筆者も一度その経験をしており、様々な方法でネジを外すことを試みたのですが、外れずに買い直した経験があります。

数年使用後のシェルコンだったからかもしれません。

シェルコンを開封

それで買い直したのが、これなんですが…

シェルコン底のネジを外す
シェルコンの底ネジを外した状態

シェルコンの底にネジ止めされている、ゴム部分を外します。

シェルコンレッグ25 脚パーツ取り外しマイナスドライバー2
シェルコンレッグ25 脚パーツ

最後にシェルコンの脚の部分を外します。

詳しくは「シェルコンレッグの取り付け方」をご覧ください。

シェルコンのハンドルや脚を外した状態

パーツは、必ず紛失しないように保管しておいて下さい。

シェルコンの塗装開始

パーツを外したシェルコンはこんな感じです。

塗装方法

筆者が行った塗装方法は、ミッチャクロンとラッカースプレーでペイントする方法

ハケを使ってペイントする方法もありますが、筆者は塗装技術があまりなく、ムラになりそうだったため、スプレーで塗装をしました。

「どちらが簡単か?」と言われると、以前にハケを使い「コンパクトフォールディングチェア」を塗装した経験がありますが、個人的には断然スプレーの方が簡単でした。

ただしスプレーは飛び散るため、広い場所でシートなどを敷いて、ペイントをする必要があります。

塗装に必要なもの

シェルコンを塗装する際に必要なものは、以下の通りです。

  • 換気ができる広い場所
  • 床に塗料がつかないように敷くもの(ブルーシートやゴミ袋など)
  • パーツクリーナー
  • ミッチャクロン
  • スプレー
  • シェルフコンテナ

スプレーを使用して塗装をするならば、換気ができる広い場所が必要です。

次にに塗料がつかないように、ブルーシートやゴミ袋を何枚も重ねて広げた上で塗装をしましょう。結構スプレーはあちこちに飛び散ります。

パーツクリーナー
右側の天板はシェルコンと同じ素材の天板

塗装前にシェルコンの汚れの洗浄と脱脂をするために、必要なのが「パーツクリーナー」。

ミッチャクロン

素材と塗料との付着性を高めて剥がれにくくするために塗るプライマー「ミッチャクロン」。

シェルコンとラッカースプレー
ラッカースプレー

一番メインなのが、シェルコンに色をつける、塗装用スプレー。

筆者は、サンデーペイントのラッカースプレー(ベージュ)を使用しました。

当たり前ですが、シェフルコンテナが必要になります。(画像は全てシェルフコンテナ25)

塗装開始

塗装をする際は、床に塗料がつかないように、ブルーシートやゴミ袋などを敷いてから行いましょう。

STEP
パーツクリーナーを使用して汚れの洗浄と脱脂

まずはパーツクリーナーで、シェルコンの汚れを洗浄と脱脂を行います。

STEP
ミッチャクロンを均等に吹きつける

素材と塗料との付着性を高めて剥がれにくくするために塗るプライマー「ミッチャクロン」を、薄く均等に吹きつけていきます。(筆者はスプレータイプを使用しました。)

STEP
スプレーを均等に吹きつける
シェルコン 塗装1

スプレーを均等に吹きつけます。

塗装する際の気温や、室内や室外、湿度などによっても乾燥時間が異なります。

STEP
一度乾燥させて違う場所にスプレーを均等に吹きつける
シェルコン 塗装4

外側から塗装を始めた場合は、外側をまず乾燥させてから、内側にスプレーを均等に吹きつけていきます。(内側から塗装を始めた場合は外側)

STEP
シェルコンを開いた状態でスプレーを吹きつける
シェルコン 塗装6

内側の塗装が終わったら、内側を一度乾燥させてから、開いた状態にして吹きつけ残しはないか確認をして、あれば吹きつけます。

STEP
重ね塗りをする
シェルコン 塗装2

外側・内側を乾燥させたあとは、先程と同じ工程を繰り返し、重ね塗りを行います。

シェルコン 塗装3

また乾かして、重ね塗りをしての繰り返しをすれば、シェルコン塗装は終了です。

筆者は合計3回重ね塗りをしました。

塗装のあと

シェルコン 塗装後1

塗料が完全に乾いたことを確認してから、パーツを元に戻す必要があります。

この際に、カスタムするもよし純正パーツに戻すもよし。

筆者は、ハンドルとシェルコンレッグを取り付けました。

シェルコン 塗装後2
シェルコン 塗装後3
シェルコン 塗装後4

もう少し濃い「タン」カラーなどが欲しかったのですが、塗装した当時はそんなラッカースプレーが見当たらず、ベージュにしました。

意外とキレイにペイントできたのではないかと、自画自賛です。

シェルコンを塗装するメリット・デメリット

シェルコンを個人で塗装する場合と、業者に依頼して塗装する場合のメリット・デメリットを考えてみました。

個人で塗装するメリット・デメリット

メリット
  • 金額が安く済む
  • 好みのカラーにできる
  • 愛着が湧く
デメリット
  • 換気ができる広い場所が必要
  • 塗装が剥がれやすい
  • 時間も手間もかかる

業者に依頼して塗装するメリット・デメリット

メリット
  • ムラも少なく綺麗な塗装
  • ラッカースプレーに比べて塗装が剥がれにくい
デメリット
  • カラーが少ない(ブラック、オリーブドラブ、タンなど)
  • 価格が高い

番外:シェルコン以外の塗装

フールドラック天板塗装
塗装後のフィールドラック純正天板
フィールドラック天板塗装2
フィールドラックと塗装後のフィールドラック純正天板

シェルコンを塗装するにあたり、ついでにシェルコンのハンドルやフィールドラックの純正天板も塗装してみました。

フィールドラックの天板も表面だけでなく、裏面もミッチャクロンとスプレーで塗装をしました。

シェルコン ハンドル塗装2
シェルコンハンドル塗装
ボディはシェルコンラップ

ハンドルはブラックに塗装をして、別のシェルコンに装備しました。

どちらもこの時はいい感じでしたが、何度かキャンプに持っていくと、やっぱり塗装が剥がれていました。

シェルコン 塗装 あとがき

実際にシェルコンを塗装してみた感想ですが、個人的には「業者に頼めばよかったかな」と思いました。

理由としては、擦れたり当たったりすると割とすぐに塗装が剥がれてしまったり、近くから見るとムラが結構あるから

業者に依頼しても剥げることはあると思いますが、個人で塗装した方がさらに剥げやすいと感じました。

専門知識や機械がないため、個人でできる塗装の範囲は、今回のようなミッチャクロンとスプレー塗装になると思います。

塗装専門の業者であれば、業者の塗装方法にもよりますが、粉体塗装や焼付塗装などがあるため断然剥がれにくいと思います。

ただ業者に依頼すると選択できるカラーが少ないため、自分好みのカラーでペイントされたい場合や、安くすませたい場合、塗装剥がれが気にならないようであれば、個人で塗られるのもありだと思います。愛着も湧きますしね…

個人と業者のどちらで塗装するにしても、メリット・デメリットはありますので、よく考えられてから塗装をされて下さい。

これからシェルコン塗装を考えられている方の参考になれば幸いです。

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