フロートケース レビュー|使い方は無限大!TOKYO CRAFTSの直置きオーガナイザー
キャンプに小物のキャンプギアをまとめて持ち運ぶ時、どんな収納ケース(オーガナイザー)を使われていますか?
大きすぎるとかさばるし、小さすぎると収納できるギア数が減るなど、難しいところ。
今回紹介するアイテムは、非常に適度なサイズで何よりも収納するのが楽しくなるオーガナイザー。
なぜ楽しくなるのかというと、様々な固定バンドやポケット、モールシステムが備わっており、使い方が無限大だから…
そこで今回は、TOKYO CRAFTSの収納するのが楽しくなる直置きオーガナイザー「フロートケース」のレビューや特徴、筆者の収納しているギアを紹介します。
この記事は、TOKYO CRAFTS様より製品を提供いただき作成しています。
フロートケース レビュー
今回紹介する「フロートケース」は、軽量焚き火台「マクライト」などで有名な「TOKYO CRAFTS」が手掛ける直置きオーガナイザー。
早速、フロートケースのセット内容からレビューしていきます。
セット内容
フロートケースのセット内容は、以下の通り。
- 本体
- フレーム
- ベルト×2
- 取扱説明書
ケース本体と、ケースを取り巻くフレーム、底面に付属しているスナップ付きベルト×2と、取扱説明書になります。
ディテール
次にディテールを見ていきます。
天面にはダブルジッパー、メッシュポケット、リング、細めのモールシステムが備わっています
サイドにはTOKYO CRAFTSのロゴ、反対側には持ち手(ハンドル)が付いています。
底面には、3段のモールシステムとベルト×2つを装備。
フレームを固定するベルクロがあります。
組み立て方法
組み立て方法という程ではありませんが、フレームを展開する方法です。
まずはじめに、フロートケースを裏返して、フレームを止めているベルクロを外し、フレームを外します。
次に内側のベルクロを外して、フレームをのせてベルクロをつけます。
天面を上にすれば、組立完成です。
フロートケースをずらして天面を開けば、好きなキャンプギアを収納、取り出しができます。
どのように浮いているのかは、裏返すとわかります。
フロートケースのポケットやモールシステムなどの機能
次にフロートケースのポケットや、モールシステムなどの機能面を紹介します。
天面外側
天面の外側から、紹介していきます。
まず大きなメッシュのポケットと、カラビナなどが掛けれる細めのモールシステムが備わっています。
また天面上部2ヶ所には、S字フックなどで吊るすことができるリングを装備。
ジッパーは、ダブルジッパーで開閉が非常に楽です。
底面外側
続いて底面外側には、持ち運びに楽な持ち手(ハンドル)があります。
3段のモールシステムを装備しており、カラビナなどを掛けることができます。
またスナップボタン式のベルトが2つ付属します。
天面内側
天面の内側には、固定バンドが2列とポケットが備わっています。
2列の固定バンドは平行なため、マグナブラスターのような長いものを固定することもできます。
またポケットには、カトラリーなどを収納することができます。
底面内側
底面の内側が、一番収納できるためか、様々な機能があります。
ベルクロの付いたポケットがあり、筆者はここにLEDランタン関連のゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュにも使用できるキャップや、ミニサイズのスタンドの土台を収納しています。
ポケットの横には、細めの固定バンドを4つ備えたメッシュポケットがあります。
「あれそんなのないけど…」という場合は、底面の一番下にある大型ポケットに収納されていると思いますので、ポケットから表に出して下さい。
またこのメッシュポケットの下には、固定バンドが3つ備わっています。
この固定バンドだけでなく、フロートケースの固定バンドのほとんど(天面一部を除く)が、このような形状をしており、様々なギアを固定してくれます。
例えば、3つの固定バンドよりも大きいサイズの場合は、その上側にある2つサイズの固定バンドで止めることができます。
筆者はそれを利用して、このように38灯とライトハウスマイクロチャージを大型の固定バンドで止めています。
また大型の固定バンドであれば、雑誌の付録だったLODGEネジ式ディスペンサーボトルを固定することが可能です。
また1サイズの固定バンドの上には、0.5サイズの固定バンドが2つあるところもあります。
筆者はそこに、箸やミニサイズのスタンドフレームを収納しています。
メッシュポケットや、ベルクロ付きポケットを使用しない場合は、その下の大型ポケットに入れておくことができます。(左側)
ヒンジ部分
またヒンジ部分にも、固定バンドが2つ備わっており、マグナブラスターなど長めのものを固定することができます。
このように、様々なところに固定バンドやポケットが装備されているため、色々なキャンプギアを収納することができます。
フロートケース 特徴
続いて、実際に使用してみて感じた特徴は、以下の通りです。
- 直置きできる
- 様々なギアのアレンジ収納が楽しめる
- モールシステムを装備
- 吊り下げることができる
- ギアを守ってくれる
直置きできる
フロートケース最大の特徴は、直置きできるところ。
フレーム上でフロートケースを開くため、開いた天面部分が地面に接しません。
画像のように、キャンプギアを収納した状態でも、地面に直接つくことはありませんでした。
フレーム高さが7.5cmあり、開いた天面部分を測ったところ約5cmほど地面から離れていました。(リング部分は除く)
収納するキャンプギアの重量によっては、もう少し沈み込むかもしれませんが、余程のことがない限り地面につくことはないと思うため、安心して直置きができます。
様々なギアのアレンジ収納が楽しめる
フロートケースに装備されている、様々なポケットやモールシステムを利用して、ギアのアレンジ収納が楽しめるのも特徴の一つです。
「ここのベルトにはこのギアを、このポケットにはこのギアを…」など、キャンプ前日に収納するのが楽しみになること間違いなしです!
モールシステムを装備
底面には、ベルト部分だけでなく3段のモールシステムを装備。
また天面にも細めですが、1列モールシステムを装備しており、様々なギアを掛けることができます。
筆者は、天面にLEDランタンを吊るしたり、キッチンペーパーをテーブルにかけたりするためのカラビナを引っ掛けて持ち運びしています。
吊り下げることができる
底面のベルト2つは、スナップボタン式で取り外しが可能なため、画像のようにフィールドラックなどに吊り下げたりすることができます。
また天面にはリングを装備しているため、S字フックなどで吊り下げることもできます。
ギアを守ってくれる
天面と底面には、クッション性のある芯材(EVAフォーム)を採用しており、キャンプギアを傷や衝撃から守ってくれます。
また直置き用のフレームも、収納時には骨組みのような働きをしてくれます。
あくまでもソフトケースのため、完全にギアを守りたい場合は、ハードケースを利用下さい。
フロートケース メリット・デメリット
- アレンジ収納が楽しめる
- ギアが汚れにくい
- モールシステムを装備している
- バッグインバッグとして使いやすいサイズ
- もう少しだけ厚さが欲しい
デメリット(残念なところ)
実際に使用してみて、機能面にはこれといったデメリットは感じられませんでした。
ただ強いていうならば、厚さ(高さ)がもう少しだけ欲しかった。
理由としては、収納するキャンプギアにもよりますが、底面側のポケットとその下の固定バンドなどの併用がきびしいと感じたため。
ただし、収納するキャンプギアによってはまったく気にならないかもしれませんので、デメリットではなく個人的意見として考えて下さい。
メリット(いいところ)
特徴などでも紹介したように、ベルトや固定バンド、ポケットにモールシステムと様々な収納方法があるため、収納するのが楽しいです。
「このギアをここに入れて、あのギアはここへ掛けて…」など想像するだけでも楽しくなります。
また名称通りに地面からケースが浮いているため、お気に入りのキャンプギアが汚れにくく、またサイズ感がいいため、フロートケースにキャンプギアを収納してから、さらに大きなバッグや収納ボックスに入れやすいと感じました。
バッグインバッグとしての働きもしてくれます。
以上が、実際に使用してみて感じた、フロートケースのメリットです。
フロートケースにキャンプギアを収納してみた
フロートケース特徴の一つ、「様々なギアのアレンジ収納が楽しめる」というところにスポットを当て、筆者が収納したギアを紹介します。
収納例①:焚き火・キッチン・LEDランタン関連
どの収納方法が「正解」というのはありません。
ただ単に、好きに様々なキャンプギアを詰め込むだけです。
この時は焚き火関連とキッチン関連、LEDランタン関連を収納しました。
この時に収納したキャンプギアは、以下の通り。
- TOKYO CRAFTS カトラリー
- TOKYO CRAFTS「職器シリーズ 箸」
- TOKYO CRAFTS マグナブラスター
- 38灯
- 雑誌の付録 LODGEネジ式ディスペンサーボトル
- ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュにも使用できるキャップ×3
- LEDランタン用スタンド
- ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ×4
- ゴールゼロ ライトハウスマイクロチャージ
- エルコミューン カラビナバッテリー
- スティックターボⅡ
- S字カラビナ×4
- カラビナ
と、結構な量のキャンプギアを収納できました。
収納例②:LEDランタン関連のみ
この時は、LEDランタン関連のみを収納。
「ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ」用に持って行ったシェードを、開いた天面側のポケットに収納したのですが、少しパツパツになりました。
収納例③:LEDランタン関連とスティックターボⅡ
この時も、LEDランタン関連とスティックターボⅡを収納しました。
「ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ」用に持って行ったシェードは、ポケットに収納せず、フレーム側に乗せる状態で収納しました。
これら以外にも様々なキャンプギアを、色々な方法で収納する楽しみがあります。
フロートケース 仕様・価格
次にフロートケースの仕様と価格を紹介します。
仕様
サイズ | 27×16×7.5cm |
---|---|
重量 | 380g |
材質 | 表生地:ナイロン 裏生地:ポリエステル フレーム:ステンレス |
セット内容 | 本体×1、フレーム×1、ベルト×2、取扱説明書 |
価格
公式オンラインストア価格:¥3,980(税込)
2023年12月4日現在
フロートケース あとがき
実際に使用してみたところ、非常にユーザー目線で考えて作られていると感じました。
様々な固定バンドやポケット、モールシステムを使ってキャンプギアを収納することが楽しくなるだけでなく、実際にキャンプで地面に直置きができるため、置き場所に困りません。
キャンプギアの収納ケースをお考えの方は、ぜひ候補の一つに入れられてみてはいかがでしょうか。
TOKYO CRAFTSオンランストアにて、メルマガ登録で500ポイントがもらえるキャンペーン実施中。(2024年4月24日現在)
公式LINEからでもキャンペーン情報取得できます。
TOKYO CRAFTSの関連記事