【バンドック ソロティピー1 TC レビュー】コスパの高いワンポールテント
2024年4月3日現在の価格や、内容を追記しています。
「コスパ高し!」と言われている、アウトドアブランド「BUNDOK (バンドック)」。
そのBUNDOK (バンドック) から発売されている、ソロ用のワンポールテント「ソロティピー1 TC」が非常にコスパが高いんです!
以前よりソロティピー自体は販売されていましたが、ソロティピーのTC幕として、「カーキ」カラーと「フラップ」が追加になったことで、人気に火がつきました。
現在では、サンドベージュカラーも追加となり、2カラーから選択できるようになりました。
それでは、ソロティピー1TC (BDK-75TC) を、レビューおよび紹介していきます。
ソロティピーTC サンドベージュはこちら!
ソロティピー1TC BDK-75TC / BUNDOK バンドック
BUNDOK(バンドック)とは、新潟県三条市にあるスポーツ用品、レジャー用品、アウトドア用品等の卸売りを行っている株式会社カワセの自社ブランドで、より手軽に快適なアウトドアライフを楽しんでもらうために、製品組立の簡素化・収納性などを考えた、リーズナブルな価格設定のギアを提供しています。
そのBUNDOK (バンドック) から販売されていた、ソロ用ワンポールテント「ソロティピー」TCバージョンが、今回紹介するソロティピー1TC「BDK-75TC」になります。
以前より、コスパが高いと言われきたBUNDOK (バンドック)。
2020年には、このソロティピー1TC (BDK-75TC) 以外にも、ツーポールテント (ツインポールシェルター)「BDK-02EX」や人気の「ソロベース」にサイドウォールを装備した「ソロベースEX(BDK-79EX)」が追加されています。
それでは、早速ソロティピー1 TC (BDK-75TC) のディテールから紹介していきます。
ディテール
フラップを装備したワンポールテントで、裾にはスカートも装備。スカートは巻き上げることができるため、暑い時期になどには効果的!
上画像はフラップを両方キャノピーし、スカートを巻き上げた状態。
いろいろな角度から見てみます。
樹の影で少し見にくいですが、正面から見て右サイドから、一周してみます。
といった感じです。
セット内容
ソロティピー1TC BDK-75TCのセット内容は以下の通り。
- フライシート
- インナーテント
- コンプレッションケース
- メインポール、キャノピーポール
- ペグ、ガイロープ×1(残りはフライシートに装備してます)
設営方法
次にソロティピー1TCの設営方法を紹介します。
フライシートを広げる
まず収納ケースから取り出し、フライシートを広げます。
この時、ジッパーが二重になっている方を左側に、「BUNDOK」のロゴが右側に来るように設営するとその面が正面 (前方) になります。
四隅をペグダウンする
次に四隅をペグダウンします。ペグダウンしたあと、先程の二重のジッパーを開いておくと次へスムーズに進めます。
ポールをフライシートの頭頂部へ差し込んで立てる
先程開いたジッパー部より、フライシートの頭頂部へ差し込みテントを立てます。これでほぼ完了!
ペグダウン箇所の調整
ペグダウンした4隅のベルトを引いて、張りを調整します。
残りの箇所をペグとロープで固定
残りの箇所をペグとロープで固定します。
インナーテントを吊るす
必要に応じてインナーテントを吊るします。
以上で設営が完了です。
あとはフラップをどのようにキャノピーするのかは、あなた次第です!
特徴
実際に使用して感じた、ソロティピー1TC (BDK-75TC) の特徴は、以下の通りです。
- フラップを装備
- TC素材を採用
- アレンジ張りが楽しめる
- 裾にスカートを装備
- リーズナブルな価格帯
それぞれを見ていきます。
フラップを装備
ソロティピー1TC最大の特徴は、何と言ってもフラップを装備しているところ!
フラップを装備する利点としては、
- 前室が広くなる
- 風除け・日除け・雨除けにもなる
- プライベート感が増す
といったところ。
今まではワンポールテントにタープを張って前室を作っていたのが、フラップをキャノピーすることで、タープいらずに前室が確保できます。
またフラップが、風除け・日除け・雨除けにもなるため、快適にテント内で過ごすことができます。
フラップは目隠しにもなるため、プライベート感が増します。
TC素材を採用
ソロベースが人気になったため、ワンポールの軍幕を作るため、TC素材にしたのではないかと予想。
TC素材の比率は、ポリエステル65%・コットン35%で、一般のポリコットン混紡生地と代わりありませんが、カラーがカーキというだけで、軍幕感が一層増した気がします。
TC素材は、ポリエステル素材に比べ影が濃く出るため、遮光性が高くて風合いもよく、火の粉が舞っても穴があきにくい素材ですが、保管の際は十分に乾燥させて保管しないと、カビや悪臭の原因となりますので注意が必要です。
雨天あとの乾燥をしっかりすれば、問題ありません。
私もTC素材のシェルターやタープを所有していますが、風合いや遮光性が高いのが魅力です!
アレンジ張りが楽しめる
フラップを装備しているため、様々なアレンジ張りが楽しめます。
インナーを張らずに、全開にしてタープのように張ることができたりと、いろいろな張り方に挑戦ができますね。
裾にスカートを装備
本体裾には、スカートを装備。
夏場は必要ありませんが、春秋の早朝などは気温が下がるため、外からの冷気を軽減してくれるスカートは、あるとかなり便利です。
またスカートには、巻き上げ用のループが付いているため、夏場などの暑い季節はスカートを巻き上げて使用することができます。
ただし、手前に巻いてしまうと雨などの際、雨水がスカートに溜まってしまうため、少し面倒ですが奥側 (テント内側) へ巻き上げましょう。
リーズナブルな価格帯
フラップを装備したTC素材のテントですが、他のブランドと比べると、かなりリーズナブルな価格帯です。
ソロティピー1TC BDK-75TCの少し残念なところ
実際に使用してみて感じた、ソロティピー1TCの少し残念なところを挙げると、TC幕なのにメインポールの経が16mmしかないというところ。
従来のポリエステル系幕なら、この経でも問題なさそうですが、TC素材でコットンが含まれているため、重量も5kg弱あるため心もとないかなと…
実際に張って見たところ、やはりメインポールとしては細いのではないかと思いました。
通常時は問題ないかもしれませんが、風がそこそこある時など心もとないです。
サイズとスペック
使用時サイズ | 約2400x2400x1500mm |
---|---|
インナーサイズ | 約2200x1000x1350mm |
収納時サイズ | 約440x240x240mm |
重量 | 約4.8kg |
材質 | フライ:コットン混紡生地(ポリエステル65%・コットン35%) インナー:ポリエステルメッシュ ポール:アルミ合金φ16mm |
セット内容 | フライシート×1、インナーシート×1、 メインポール×1、サブポール×1、ペグ×14本、 ロープ×5本 、コンプレッションベルト付収納ケース×1 |
価格
参考上代:¥49,500(税込)ですが、実際は安く販売されています。
¥14,814(税込)Amazon参考価格
2024年4月3日現在、価格は変動します。
筆者は2020年に¥24,800で購入したので、現在はかなり安くなっています。
バンドック ソロティピーTC サンドベージュ
ソロティピーTCに、サンドベージュカラーが登場しました。サイズ等は全く同じで、カラーのみの違い。
サイズとスペック
使用時サイズ | 約2400x2400x1500mm |
---|---|
インナーサイズ | 約2200x1000x1350mm |
収納時サイズ | 約440x240x240mm |
重量 | 約4.8kg |
材質 | フライ:コットン混紡生地(ポリエステル65%・コットン35%) インナー:ポリエステルメッシュ ポール:ジュラルミン |
セット内容 | フライシート×1、インナーシート×1、 メインポール×1、サブポール×1、ペグ×14本、 ロープ×5本 、コンプレッションベルト付収納ケース×1 |
ポールの経は記載ありませんが、BDK-75TCと同じく16mmだと思われます。
価格
参考上代:¥49,500(税込)ですが、実際は安く販売されています。
¥15,004(税込)Amazon参考価格
2024年4月3日現在、価格は変動します。
ソロティピー1TC用フロントウォール
ソロティピー1TCの前室を最大限に活かせる、フロントウォールが発売されました。
フロントフラップを跳ね上げた際にできる前室の広さはそのままに、プライベート感が増し、雨や冷気の侵入を軽減してくれます。
また閉めることで、最近増えてきたキャンプギアの盗難にも役立つと思います。
サイズとスペック
サイズ | 約2400×800×15000mm |
---|---|
収納時サイズ | 約360×160×160mm |
重量 | 約1.35kg |
材質 | コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%) |
付属品 | ペグ×3・エンドキャップ×1・収納ケース×1・取扱説明書 |
価格
参考上代:¥13,200(税込)ですが、実際は安く販売されています。
- カーキ:¥10,800(税込)Amazon参考価格
- サンドベージュ:¥7,620(税込)Amazon参考価格
2024年4月3日現在、価格は変動します。
あとがき
特に撥水加工をしていませんが、意外と水を弾いてくれるため、ありがたいです。
時間と共に撥水力は落ちていきます。
非常にコスパもよく設営も簡単な、バンドック ソロティピー1TC。
発売された2020年はキャンプブームの後押しもあり、入荷したら即完売していたテントでした。
現在は落ち着いているため、在庫も切らすことなく価格もさらにリーズナブルになっているため、ソロキャンプ用テントをお探しの方に、ソロティピー1TC用フロントウォールと一緒におすすめします!
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