【夏キャンプ】暑さ対策と虫対策!必需品を準備して快適に!
夏キャンプといえば、「海・川・標高の高い山」などで楽しむキャンプを想像しますが、それ以外でも暑さ対策や虫対策をして必需品さえ準備すれば、快適に楽しむことができます。
そこで今回は、夏キャプの暑さ対策と虫対策に加えて、必需品などを紹介していきます。
夏キャンプの暑さ対策
まずは、夏キャンプで一番の大敵「暑さ」を対策する方法から、紹介していきます。
- 通気性・風通しのいいテントを選ぶ
- 風が通る場所に設営する
- 日陰が多い場所に設営する
- 麻などの風通しのいい服装にする
- コットを使用する
- 扇風機を使う
- 標高の高いところや川遊びや海水浴ができるキャンプ場を選ぶ
通気性・風通しのいいテントを選ぶ
夏キャンプの暑さ対策で一番最初にお伝えしたいのは、キャンプの必需品「テント」。
テントといえば、ポリエステルやTC(ポリコットン)素材が素材が主流ですが、素材で選ぶならば、ポリエステル素材に比べて通気性や遮光性に優れているTC素材が夏キャンプにはおすすめです。
またポリエステル素材であれば、風通しができるよう前後左右をオープンやメッシュにできるものなどがおすすめ。
このように、通気性や風通しのいいテントを選ぶことが重要です。
風が通る場所に設営する
夏キャンプの暑さ対策として、フリーサイトであれば風が通る場所に設営する。
無風の場所に設営した場合と、かなり快適さが異なります。
区画サイトならば、可能な限り風が通るサイトを把握しておくことで快適に過ごせますよ。
日陰が多い場所に設営する
次の夏キャンプの暑さ対策は、フリーサイトであれば日陰の多い場所に設営すること。
日陰がない場所にポリエステルのテントを設営すると、内側が蒸された感じになってかなり暑いのですが、日陰のある場所だとかなり和らぎます。
また「ここの位置は午後から日陰になる」など、よく行くキャンプ場の特性を覚えておくと、快適に過ごせますよ。
筆者は、真夏8月のビーチサイトで、日陰のないサイトにポリエステルのテントを設営したところ、テント内が蒸し風呂みたいになった経験があります。
テントのサイズや、キャンプ場の規定(タープ1張追加かも)にもよりますが、大きいサイズのタープ下にテントを張ると、暑さがかなり和らぎます。
麻などの風通しのいい服装にする
次の夏キャンプの暑さ対策は、麻などの風通しのいい服装にすること。
普段の半袖や半ズボンでも問題ありませんが、麻などの素材の服装だと風通しがいいため、さらに快適に過ごすことができます。
コットを使用する
次の夏キャンプの暑さ対策は、コットを使用すること。
コットは地熱が伝わらないため、マットに比べて快適に就寝できます。
筆者は、以前インナーテント内にマットを敷いて寝ていましたが、背中から熱気が伝わって寝苦しかった経験があります。
テントによっては、インナーテント内にコットを置けない場合があります。またインナーテント内にコットを置く場合は、コットの脚でボトムに穴が開かないよう、保護用のシートを敷いた方が安全です。
インナーテントが吊り下げ式の場合は、外してシェルターとしてコット寝するのもおすすめです!
扇風機を使う
次の夏キャンプの暑さ対策は、扇風機を使用すること。
筆者も最初は「キャンプに扇風機なんて…」と思っていましたが、扇風機があるだけで快適さが異なりました。
ご自宅のコンセント付き扇風機を電源サイトに持ち込むのもありですが、筆者のおすすめはアウトドア用に作られたコードレスの「充電式扇風機」。
特に子どもと行く場合だと、コードに足を引っ掛けてということが充電式扇風機だとありません。
特に首が振れるタイプだと、就寝時に重宝します。
標高の高いところや川遊びや海水浴ができるキャンプ場を選ぶ
「やっぱり暑いのは…」という方には、夏キャンプの暑さ対策の最終手段、最初から川遊びや海水浴ができたり標高が高くて涼しそうなキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
ビーチのあるキャンプ場だと海水浴ができたり、川沿いのキャンプ場だと川遊びができたりと、アクティビティで涼しさを感じることができます。
また標高の高いキャンプ場だと、平地よりも気温が低いことが多いため、一日を通して快適に過ごすことができます。
ただ、近年の異常気象で気温が高い場合があるため、事前に気温などを調べておくことをおすすめします。
夏キャンプの虫対策
次に夏キャンプの虫対策する方法を紹介していきます。
- 虫対策グッズを用意する
- 薄手の長袖・長ズボンを着用する
- メッシュの多いテントやシェルターにする
- インナーテントを張る
- 紫外線の少ないLEDランタンにする
虫対策グッズを用意する
夏キャンプの虫対策で一番重要なのは、虫対策グッズを用意すること。
アウトドアやキャンプで必需品の「蚊取り線香」はもちろんのこと、アブなどの虫にも有効な森林香などもあると効果が期待できます。
肌が強い大人の方は、虫除けスプレーをかけておくのも一つの方法ですが、汗をかくことで流れてしまうため、塗り直しも必要です。また肌の弱い方や子どもには、ディート不使用のアロマを使った虫除けスプレーがおすすめです。
最近は、屋外でも使用できるワンプッシュ蚊取りスプレーなども販売されています。
また刺されてしまった際の、かゆみ止めを持参することも忘れずに…
薄手の長袖・長ズボンを着用する
次の夏キャンプの虫対策は、薄手の長袖・長ズボンを着用すること。
「真夏に長袖・長ズボンって…」と思うかもしれませんが、麻素材など薄手の服装は風通しがいいため涼しく、長袖・長ズボンを着用することで肌の露出が減るため、虫にかまれたり刺されたりすることが軽減します。
メッシュの多いテントやシェルターにする
続いての夏キャンプの虫対策は、メッシュの多いテントやシェルターにするということ。
メッシュが多いと、風を通しながら虫の侵入を軽減することができます。
夏キャンプでは、メッシュが少ないと内側に熱気がこもるため、暑さ対策と虫対策を兼ねたメッシュの多いテントやシェルターをおすすめします。
インナーテントを張る
続いての夏キャンプの虫対策は、インナーテントを張るということ。
付属や別売のインナーテントがメッシュタイプであれば、張ることで夏の風物詩「蚊帳」のようになり、就寝時の虫刺されが軽減するためおすすめです。
付属や別売のインナーテントがない場合、tent-Mark DESIGNSのメッシュインナーなどをインストールすることで就寝時の虫刺されが軽減します。(テント・シェルターのサイズによる)
紫外線の少ないLEDランタンにする
続いての夏キャンプの虫対策は、紫外線の少ないLEDランタンにするということ。
キャンプ場で、ガスランタンやガソリンランタンなどをメインランタンしていると、いたるところから虫が寄って来たという経験ありませんか?
大きいランタンに虫を寄せつけておいて、テーブルなどの小さめのランタンで過ごすという方法もありますが、暑さ対策からもできる限りガスランタンなどは個数を減らしたいところ。
その点LEDランタンは、ガスランタンなどにある雰囲気はまったくありませんが、虫の寄りつきがマシになります。
全く寄ってこないわけではありません。
またLEDランタンは、消費電力も少なく本体自体があまり熱くならないため、夏キャンプにおすすめのランタンです。
夏キャンプの必需品
次は、夏キャンプの必需品を紹介していきます。
必需品の中には、暑さ対策のアイテムや虫対策のアイテムなどが含まれます。
- 通気性・風通しのいいテント
- 扇風機など
- クーラーボックスなど
- 冷感グッズ
- 蚊取り線香などの虫対策グッズ
- 日焼け止め関連
通気性・風通しのいいテント
まず夏キャンプの必需品は、暑さ対策でも紹介した、通気性・風通しのいいテント。
通気性・風通しの悪いテントだと、内側が蒸し風呂状態になり、就寝時も昼の暑さが抜けきらずに寝苦しい状態になります。
それゆえに、通気性・風通しのいいテントがおすすめです。
またタープがあると、日中はタープで過ごして寝るときだけテントに入るということができるため、便利ですよ!
扇風機
次の夏キャンプの必需品は、暑さ対策でも紹介した扇風機。
特にアウトドアやキャンプでも使いやすい、充電式の扇風機があると快適に過ごせます。
高さ調節や風量調節、首振り機能があるものが便利です。
中にはモバイルバッテリーの役割をするものもあり、スマホのバッテリーがなくなった場合に充電ができて便利なため、夏キャンプのお供に是非!
クーラーボックス
続いての夏キャンプの必需品は、クーラーボックス。
キンキンに冷えたビールなどのドリンク類を冷やすのはもちろんのこと、BBQやキャンプ飯の食材などを傷まないように保冷するための必需品です。
近頃は、氷やアイスを保冷する真空タイプのコンテナやバケットも発売されており、キャンプでウイスキーのロックやかき氷なども楽しむことができるようになりました。
冷感グッズ
続いての夏キャンプの必需品は、冷感グッズ。
今や様々な冷感グッズが販売されていますが、その中でもすぐに涼しくなる即効性があるのが、首周りを冷やすアイスリングなどの「ネッククーラー」。
首元には、脇の下や太ももの付け根と同じように太い血管が走っているため、首を冷やすことで素早くクールダウンすることができます。
また、さっと拭くと快適になる冷感シートなどもあると便利ですよ!
蚊取り線香などの虫対策グッズ
夏キャンプで暑さの次に大敵なのは、蚊などの虫。
次の夏キャンプの必需品は、蚊取り線香などの虫対策グッズ。
日中の気温の高い時間帯は、「あれ?今日は蚊がいなくて快適」と思っていても、少し気温が下がった夕方あたりから、どんどんと出てきて刺されまくることもあります。
そうならないよう、蚊取り線香や森林香などをたいておくことが大事です。
また刺された際に塗りたい、かゆみ止めなども忘れずに持って行きましょう。
日焼け止め関連
夏キャンプの必需品、ラストは日焼け止め関連。
肌の強い方はそれほど気にならないかもしれませんが、筆者のように肌の弱い方は必需品。
特に初心者の方は、テントなどの設営に時間がかかってしまうため、ふと時計を見ると1時間以上炎天下のなかで作業を行っている場合もあります。
就寝時に首や腕がヒリヒリして寝付けないということもあります。
特に肌の弱い方は、気をつけてください。
夏キャンプの注意点
夏キャンプは、暑さ対策と必需品を準備すれば、快適に楽しむことができますが、注意しないといけない点があります。
- 熱中症にならないようにこまめに水分をとる
- 食材が傷まないように対策をとる
熱中症にならないようにこまめに水分をとる
口うるさく言われていることですが、夏キャンプで一番の注意点は、熱中症にならないようにこまめに水分をとること。
クーラーが効いた日常の生活と比べて、汗をかきやすいため、普段以上に気をつけたいところです。
また汗をかいているため、水分補給だけでなく適度な塩分補給も必要です。
食材が傷まないように対策をとる
夏キャンプの注意点、最後は食材が傷まないように対策をとること。
夏キャンプの必需品の一つクーラーボックスは、大体の方が持って行くと思いますが、キャンプの日数やクーラーボックスの置き場所、クーラーボックスの性能によっては、中の保冷剤や氷が溶けて食材が傷んでしまうことも中にはあります。
そうならないよう、以下の対策が必要です。
- 必要以上にクーラーボックスの開閉をしない
- 飲み物などや食材を凍らして入れる
- 地面から離してクーラーボックスを置く
クーラーボックスの開閉を最低限にすることで、クーラーボックス内の氷や保冷剤が溶けにくくなります。
また自宅から食材や飲み物を持っていく場合は、事前に凍らしておくことで保冷剤の役割を果たしてくれ、氷や保冷剤が溶けにくくなります。
また地面に直接おくと、地熱がクーラーボックス内の氷や保冷剤を溶かしてしまうため、クーラーボックスを地面から離して置くことで、氷や保冷剤が溶けにくくなります。
夏キャンプ あとがき
川遊びや海水浴ができたり標高の高いキャンプ場を選ぶ、または暑さ対策と必需品を準備するだけで夏キャンプを快適に過ごすことができます。
夏しか経験できない景色や自然に触れることができるため、「夏は暑いから嫌」と夏キャンプに行ったことがない方は、ぜひこの機会に楽しんでみてください。