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ベルモント TABI レビュー|コンパクトで軽量なチタンの焚き火台

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ベルモント TABI TOP

焚き火をする際、どのような焚き火台を使用していますか?

無骨で重量があり安定感のあるスノーピーク「焚火台」や、お手軽でコスパの高いユニフレーム「ファイアグリル」、収納時のコンパクトさと、頑丈さを兼ね備えたasimocrafts「takibi_no_asi(焚き火台)」など、様々な焚き火台があります。

私は近頃、持ち運びが便利で調理もできるという理由から、軽量でコンパクトな焚き火台を好んで購入しています。

今まで所有している焚き火台は、素材がステンレスかスチールがほとんどでした。

今回紹介する、ベルモント(Belmont)の焚き火台「TABI」は、素材がチタンのため、かなり軽いのが売りの焚き火台です。

それではどのような焚き火台なのか、組立方法やディテールなどを交えてレビューしていきます。

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ベルモント 焚き火台 TABI

ベルモント TABI5

筆者が所有するTABIはBM-263で、現行のBM-246はグリルエクステンションが付属、網の耐荷重が3kg→5kgへと変更になっています。

最近、軽量でコンパクトな焚き火台を好んで購入していましたが、台数も増え「もう買わない」と心に決めていたのですが、素材がチタンというところに惹かれて購入。

到着した際、あまりの軽さに驚きました!

それでは、早速ディテールから見ていきます。

ディテール

ベルモント TABI1

開封する前に、とりあえずのサイズ感がわかるように、iPhone6sを乗せて比較してみました。

化粧箱自体のサイズが、縦約36cm×横約18cmと縦には長いですが、かなりのコンパクト感が伝わりますでしょうか!

ベルモント TABI6

箱を開けると、収納袋に入った状態の「TABI」と取扱い説明書が出てきます。

ベルモント TABI20

火床の厚さを見てみたところ、相当薄いです。

ベルモント TABI 薄さ

説明書や化粧箱の裏面にも記載されていますが、

端面処理(バリ取り)をしておりますが、板厚が薄いため鋭利になっております。手などを切らないよう十分ご注意下さい。
引用:TABI説明書

組み立て時には、手袋等を使用した方が安全です。

ベルモント TABI26
ベルモント TABI27

脚が3脚あるため軽量ながらも安定しており、本体を裏返すとこのような感じになっています。

TABI 正面
TABI Lサイド

従来は側板を両端に入れるのですが、大きめの薪の場合は、片側の側板を外すことで乗せることができます。

TABI 焚き火1
TABI 焚き火3

約40cmくらいのサイズでも、安定して薪をくべて焚き火を楽しむことができます。

セット内容

TABI セット内容

TABIのセット内容は上画像の通りで、

  • 火床×2枚(噛み合わせて使用)
  • 側板×2枚
  • 脚×3脚
  • 網×1
  • 収納袋×1
  • 取扱い説明書

が同梱されています。

2024年現在は、グリルエクステンションも付属します。

組み立て方法

次にベルモント TABIの組み立て方法を紹介します。

TABI組立方法
  • STEP:1
    火床を組み合わせる
    ベルモント TABI8火床を上画像のように、噛み合わせます。

    ベルモント TABI9スライドさせて固定します。

    ベルモント TABI10 editこの時、火床裏面から見ると3箇所に脚部をはめる隙間ができます。

  • STEP:2
    脚部を取り付ける
    ベルモント TABI12脚を火床の端(くぼみ)に引っ掛けます。反対側の端側も同じように引っ掛けます。

    この時、火床を湾曲させながら行うとスムーズにいきます。

    ベルモント TABI14先程の隙間に脚部がハマればOKです!

    同じように脚を合計3脚取り付けます。

  • STEP:3
    完成
    ベルモント TABI15このままの状態でも使用できますが、

    ベルモント TABI18側板、網を付けて完成です!

特徴

TABI Rサイド

最大の特徴は、なんと言っても素材がチタンというところ!

初めて化粧箱ごと手に取った際に、あまりの軽さに驚きました。それでいて、通常サイズ(約40cmくらい)の薪が乗せれるというところも特徴の一つ!

コンパクトな焚火台だと、どうしても短めの薪しか乗らない物が多い中、これは非常に便利です。しかも耐荷重が火床は約15kgもあるため、網を外せば結構な数の薪を乗せることができます。

コンパクトで軽量なのに、薪が沢山乗せれるとは思いもよりませんでした。

オプション TABI サイドプレート

TABI サイドプレート1
出典: belmont
TABI サイドプレート2
出典: belmont

オプションになりますが、2024年の新製品として薪が載せられるサイドプレート「TABI サイドプレート」が登場しました。

今までだと、大きめの薪を使用する際はサイドプレートを外して薪をくべていましたが、画像のように薪を載せることができ、それでいて本体の剛性を高めるとともに、炎が切り抜かれたシルエットを浮かび上がらせてくれます。

ベルモント TABIを使用する際に知っておきたいこと

ベルモントの焚き火台TABIを使用するにあたって、実際に使用して感じた知っておきたいことです。

火床が変形しやすい

火床の厚さがかなり薄いため、熱ですぐに変形するのですが、ある程度は力を入れれば戻せます。軽さを追求している焚き火台のため、仕方のないことです。

しかし、その懸念を払拭するかのごとく、パーツ販売もされています。

うれしいことに、最小単位でのパーツ供給ができるようにされているため、必要部分のみ交換が可能。

これで末永く使えそうですね!

火床の高さが低いため地面に影響がある

これはTABIのみに限らず、高さの低い焚き火台全般に言えることですが、地面にもよりますが影響が少なからず出ます。

特に芝生の場合は、芝生を焦がしたり変色させたりする危険性があるため、「TABI」の下に耐火・耐熱シートなどを敷くことで回避できます。

TABI 焚き火プロテクトシート表
TABI 焚き火プロテクトシート裏

同ブランドのベルモント「焚火プロテクトシート」は、不燃グラスファイバー繊維の表面に厚口アルミニウムを蒸着して、放射熱の力で地面に熱を伝える前に放射するため地面へのダメージが軽減できるシートです。

TABI 焚き火2

実際に焚火プロテクトシートを敷いた上に、「TABI」を置いて約1時間ほど焚き火をしましたが、芝生へのダメージはありませんでしたので、火床の低い焚き火台にはおすすめの焚き火シートだと思いました。

あくまでも、TABIで焚き火を行った際の結果です。環境や焚き火台によっては異なります。

ベルモント TABIのサイズやスペック・価格

次に、ベルモント TABIのサイズやスペック・価格を紹介します。

筆者が購入した頃からアップデートされ、現在はグリルエクステンションまで付属しています。

サイズやスペック

使用時サイズ237×360×170㎜
収納時サイズ178×360×15㎜
重量総重量:約478g
本体:約298g
側板:約29g
網:約96g
グリルエクステンション:55g
耐荷重火床:約15㎏、網:約5㎏、グリル:約3kg
材質本体:チタニウム、18-8ステンレス
収納袋:ナイロン

2021年3月より網がリニューアルし、網の耐荷重が3kg→5kgへと変わりました。
また現在はグリルエクステンション付き。2024年7月29日現在

価格

¥12,100(税込)

2024年7月29日現在

ベルモント TABI あとがき

コンパクトで軽量なベルモントの焚き火台「TABI」

軽量で火床がかなり薄いため熱で変形しますが、わかりやすい構造をしているため、そこそこの変形は手で曲げて直すことができます。

どうしようもないくらい変形したり(劣化)、紛失などの時用に最小単位でのパーツ供給がされているため安心感もあります。

非常に薄く、バックパックでキャンプに行かれるソロキャンパーにおすすめの焚き火台です!

焚き火台をお考えの方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

焚き火のおともに

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