ソロキャンプにおすすめ!バンドックソロベース サンドベージュ レビュー
2024年3月10日現在の価格や内容、画像などを追記しています。
ソロティピーTCやソロベースEXで有名なBUNDOK(バンドック)。
その中でも、バンドックの名前を一躍有名にしたのが、和製パップテント「ソロベース」。
パップテントといえば、カーキカラーを想像すると思いますが、ソロベースにはサンドベージュカラーがあるんです。
ミリタリー感たっぷりのカーキとは異なりますが、これもいい感じのカラーです。
筆者も愛用していますが、明るいカラーでビーチキャンプなどによく合います。
今回は「サンドベージュってどんな感じ?」と思われている方に、実際にどんなカラーをしているのかなどを紹介していきます。
バンドック ソロベース サンドベージュ(SB)レビュー
近年人気に火が付いた「パップテント」
無骨で男心をそそる出で立ちやワイルドさが、人気の秘密なのでしょう。
従来のパップテントは、実際に海外の軍隊で使用されていたものの払い下げや、デットストックを探し出す必要があり、通常は2枚の幕をボタンで連結する構造となっているため、探すのもひと苦労。
連結部分にジッパーを使用しているモデルは、購入者の方がカスタマイズされたか、されたものを購入されている場合がほとんどです。
でも「ジッパーを付けるの大変だな…」「デットストックって意外と高いな…」「軍隊で使用されたものはちょっと…」という方はいらっしゃるはず。
BUNDOK(バンドック)のソロベースは、きっとそんな方に向けて作られたのだと思います。(憶測ですが…)
和製パップテント・和製軍幕とでもいうのでしょうか、お手頃な価格帯で簡単に設営ができ、インナーテントも付属と至れり尽くせり仕様のため、瞬く間に大人気テントの仲間入りを果たしました。
2020年にソロティピーTCやソロベースEXが大人気になったのも、このソロベースがあったからでしょう。
そんなソロベースの「サンドベージュ(SB)」を紹介していきます。
それではディテールから見ていきます。
ディテール
思ったよりも落ち着いたベージュカラーで、非常に張りやすかったです。
前面パネルと、両サイドがジッパーで開くようになっています。
ちょっとシワが寄っていますが、初めてにしては上手く張れたかな…
背面は開かない仕様となっています。
個人的には、背面もジッパーで開くような仕様だと、夏場に風が通り抜けやすくて涼しいのではないかと思いました。
裾部にはスカートはありません。
TC素材を採用しているため、影は濃く出るのですが、ソロティピーTCに比べるとテント内が明るく感じました。
カーキに比べて色が薄いため、サンドベージュカラーならではの効果だと思いました。
セット内容
ソロベースの内容物は以下の通りです。
- インナーテント×1
- フライシート×1
- メインポール×2
- サブポール×2
- ロープ×6
- ペグ×18
- エンドキャップ×2
このように収納されていました。
巻き付けてあるビニール紐は、内容物ではありませんが、収納時にコンプレッションしやすいため、捨てないで取っておくことをおすすめします。
設営方法
収納ケースに付いている、取扱説明書の方法で設営してみました。
まずはフライシートを広げます。
次に4つ折になっている、ポールを組み立てます。
長い方がキャノピー用です。
片方にポール(短い方)を入れ、2又ロープを貼りペグで固定します。
もう片方にポールを入れ、2又ロープを貼りペグで固定します。
6箇所をペグダウンして調整すれば完成。
バンドック ソロベースの特徴
ソロベースには、以下のような様々な特徴があります。
- フルクローズでプライベートを確保
- キャノピーで日除けスペースを確保
- メッシュインナーが付属
- インナーを外してシェルターとして使用
- 水が侵入しにくいエンドキャップ付き
- ポールはコンパクトに4分割
- ポリコットン生地を採用
- タープのようにも使える
フルクローズでプライベートを確保
ジッパーでフルクローズすることができるため、就寝時や着替えなどの際にプライベートスペースとして役に立ちます。
キャノピーで日除けスペースを確保
メインポール以外に、キャノピー用のポールが2つ付属します。
前面をキャノピーすれば、快適なスペースが確保でき、日除けとしても役に立ちます。
メッシュインナーが付属
メッシュインナーが付属します。
バックルでつなぐだけの取り付け方法のため、設営も簡単にできます。
インナーを外してシェルターとして使用
インナーは外すことができるため、外してシェルターとしても使用することができます。
コットが置けるスペースがあるため、インナーを使用せずにコット寝もいい感じです。
水が侵入しにくいエンドキャップ付き
フライシート(本体)とポールの差し込み口から、水の侵入を防ぐエンドキャップが付属します。
ポールはコンパクトに4分割
ポールは軽量で丈夫なアルミ合金(ジュラルミン)を採用。
4分割のため収納もコンパクト。持ち運びやすいです。
ポリコットン生地を採用
ポリエステルとコットンの混紡生地「ポリコットン」を生地に採用。
耐久性が高く風合いがよく、遮光性が高くて火の粉が舞っても穴があきにくい素材です。
また水に濡れると繊維の糸が拡張し目が詰まるため、防水性が生まれれる特徴を持っています。
タープのようにも使える
フロントを跳ね上げて、サイドもオープンすれば風が通り抜けるため、タープのようにも使うことができます。
夏場のキャンプやデイキャンプなどで最適です。
バンドック ソロベース メリット・デメリット
- シェルターとして使える
- 設営が簡単
- メッシュインナーが付属
- 様々なアレンジが可能
- スカートがない
デメリット(残念なところ)
ソロベースの残念なところは、裾にスカートを装備していないというところ。
冬のキャンプ時に、冷気や風の侵入を軽減してくれるスカートがなく、ガンガンに風が入ってくるため、かなり寒かった記憶があります。
スカートのあるソロベースEXを購入すれば、いいことなのかもしれませんが、サイドウォールまでは必要ないため、ソロベースにスカートが欲しかったなと…
メリット(いいところ)
メッシュのインナーテントが付属しています。
インナーテントは別売が多いため、大変ありがたいです。
また、そのインナーテントを吊らずに、シェルターとしても使用ができます。個人的にはこの使い方が多いです。
高さが低く、コンパクトなこともあって、設営時間が慣れれば5分〜10分ほどくらい、設営が簡単です。
跳ね上げてキャノピーはもちろんのこと、サイドなどもオープンにしてタープのように張ることもでき、様々なアレンジ張りが楽しめます。
注意点
従来のソロベース(カーキ)にも言えることなのですが、本体裾にスカートは付いていません。
もし寒い時期の冷気や風の入り込みを軽減してくれる「スカート」付きを望まれる場合は、ソロベースEXをおすすめします。
また前幕と言われる「フロントウォール」も、ソロベースEX用になります。
バンドック ソロベース サンドベージュ(SB) 仕様・価格
次に、ソロベース サンドベージュ(SB) の仕様や価格を紹介します。
仕様
使用時サイズ | 約W3600xD1900xH1100mm |
---|---|
インナーサイズ | 約1900×850×1000mm |
収納時サイズ | 約400×200×200mm |
重量 | 記載なし (カーキより約4.4kgと推測) |
材質 | フライ:コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%) インナー:ポリエステルメッシュ フロア:ポリエステル |
付属品 | ペグ×18本・ロープ×6本 ・エンドキャップ×2・ 収納ケース×1・取扱説明書 |
価格
ナチュラム参考価格:¥24,800(税込)
Amazon参考価格:¥11,165(税込)
2024年3月10日現在、価格は変動する可能性があります
ソロベース サンドベージュ(SB) あとがき
ソロベース サンドベージュとカーキの仕様等を比較しましたが、数値は同じだったため、カラーの違いのみになります。
暗いところで見ると渋めのカラーで、明るいところで見るとこんな感じ!
全体的な高さはどうしても少し低めですので、腰痛持ちの方は高さが少し辛いかも…
個人的には、キャノピーをしてチェアに座って焚き火を行いましたが、頭に当たらなかったため、いい高さだと思います。
実際に使用してみて、ソロキャンプにおすすめのパップテントです!
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