GIGI-1 ギギ1 レビュー|ソロキャンプにおすすめなゼインアーツ ワンポールテント!
ZANE ARTS(ゼインアーツ)の「GIGI-1(ギギ1)」
斬新でスタリッシュなフォルムかつ、ワンポールテントのデメリットを克服した、日本の気候を考え抜かれたシェルターで、1stロットは2019年の4月発売前にWebストアでは完売状態でした。
2020年に入っても人気はとどまることを知りません!
仕様から、GIGI-1(ギギ1)はサイズからソロキャンプには少し大きすぎるかなと思っていましたが、実際に設営してソロキャンプをしてみたところ、ゆったりと快適に過ごせたため、デュオキャンプだけでなくソロキャンプにもおすすめのワンポールテントです。
それでは今回は、ZANE ARTS(ゼインアーツ)のGIGI-1(ギギ1)を設営方法や二股化を含めて、詳しくご紹介致します。
この記事は、ポリエステル生地のギギ1で、2023年に発売されるTC生地の「ギギ1 TC」の記事は
下記の記事から御覧ください。GIGI-1(ギギ1) / PS-011 レビュー
パネルの開閉や跳ね上げたりすることで、環境やスタイルに応じた様々なアレンジができる、ZANE ARTS(ゼインアーツ)のデュオキャンパー向けスモールサイズシェルター「GIGI-1(ギギ1)」
購入前にサイズが最大500×400×220cmのため、数値的にはソロ向けとしては少し大きいサイズではないか思いました。
しかし妻とのデュオキャンプや、ゆったりとソロキャンプに使えるのではないかと思い購入しました。
実際に張ってみたところ、「思った以上に良かった」というのがファーストインプレッションです。
それでは早速開封していきます。
GIGI-1(ギギ1)を開封
正直、梱包されている箱を初めて持った際「何じゃこの軽さは!」と思いました。
もちろんいい意味でかなり軽いです。
上画像は箱から出した状態で、キャリーバッグにコンプレッションベルトが付いているためコンパクトに収納できます。
ポールやペグなどを含んでも4.5kgですから、思った以上に軽かったです。
またキャリーバッグのカラーも渋くてカッコいいです!
GIGI-1(ギギ1)の同梱品
キャリーバッグの中には、
- 本体(幕)×1
- センターポール×1
- エクステンションポール×2
- Vペグ×18、3mロープ×4
- 4m2又ロープ×2
- ポールケース×1
- ペグ・ロープケース×1
が同梱されています。
ポールは左がエクステンションポールで、右がセンターポールになります。
GIGI-1(ギギ1)の設営方法
まず幕を広げて、ビルディングテープのコーナー4ヶ所のゴムループにVペグを打ち込み長方形を作ります。
この際ゴムループは、二重にして2本重ねて打ち込みます。
次にセンターポールをサイドから室内に入れ頂点を押し上げて自立させます。
続いてエクステンションポールの下側(先端が短い方)を下部ベンチレーター下のグロメットに差し込み、エクステンションポールの上側(先端が長い方)をサイド上部のグロメットに差し込みます。
下部ベンチレーター下のグロメット部分を手前に引きVペグを打ち込み固定します。
エクステンションポールの上側に4m2又ロープをかけ、テンションをかけてペグダウンします。こちらをサイド2面行います。
残りの箇所とロープをペグダウンすれば完成です。
GIGI-1(ギギ1)のテント内
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
RICOH THETA SC2で撮影した、GIGI-1(ギギ1)テント内の画像です!
ゆったり感が伝わりますでしょうか?
GIGI-1(ギギ1)の特徴
様々なアレンジができる「GIGI-1(ギギ1)」には、以下の様々な特徴があります。
- 空間面積が向上
- 設営が簡単
- ドアパネルを跳ね上げできる
- 下部ベンチレーター
- 見た目のフォルムが最高!
各それぞれを見ていくと…
空間面積が向上
最大の特徴は、「ZEKU-M(ゼクーM)」と同じくワンポールテントのデメリットを解消したところだと思います。
ワンポール(モノポール)使用したことのある方はご存知かと思いますが、メインポール付近しか高さがないため、どうしてもメインポール付近での活動になってしまいがちなのを、エクステンションポールにより解消してくれました。
ただし、「ZEKU-M(ゼクーM)」に比べると、有効空間は少ないですが、ソロやデュオに最適なサイズです。
例えば上画像のようにMSRのエリクサー2のインナーをギギ1内に張っても、これだけの余裕があります。
ソロキャンプだと、かなりゆったりと有効スペースが使えるのでおすすめですよ!
設営が簡単
ビルディングテープが取付けられた4コーナーをペグダウンし、センターポールを入れると自立する設計のため、簡単に設営ができます。
ボトムは八角形をしていますが、自立さえすれば、あとは残った箇所をペグダウンすれだけなので簡単です。
ベースがワンポールテントなので、慣れれば設営時間もかなり短縮できるかと思います。
初めて設営した際は、写真を取りつつ約15分〜20分くらいでした。
ドアパネルを跳ね上げできる
前後のドアパネルが跳ね上げできるため(キャノピーポールは付属していません。別途用意が必要)、タープのように開放的空間を得る事ができます。
初めて張る時どう跳ね上げるのか、少し不安でしたが跳ね上げることで更に快適な空間が生まれます。
またワンポール(モノポール)テントのもう一つのデメリットである、夏場の暑さを軽減してくれす。
キャノピーポールは付属していません。跳ね上げ(キャノピー)をされる場合は、別途ポールの用意が必要です。
下部ベンチレーター
上部のベンチレーター以外に、下部ベンチレーターを2箇所に備えています。
2箇所あるため、状況により吸気位置を変えることができ便利です。
通常のワンポールテントにはない下部ベンチレーター。風向きによっては気持ちのいい風が入ってきます!
見た目のフォルムが最高!
はっきり言って個人差はあると思います。
でもこのページを見られているということは、少しでもGIGI-1(ギギ1)に興味を持っていられるはず!
説明するのは難しいですが、本当に見た目のフォルムが最高です。
GIGI-1 (ギギ1) 仕様・価格
GIGI-1(ギギ1)の仕様
使用時サイズ | 500×400×H220cm(最大値) |
---|---|
収納サイズ | 68×20×20(h)cm(キャリーバッグサイズ) |
総重量 | 4.5kg |
素材 | 本体:50Dシリコーンポリエステルリップストップ・PU加工(耐水圧1,500mm) センターポール:A6061・φ30mm・全長220cm エクステンションポール:A6061・φ14.5mm・全長100cm 3mロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm 4m2又ロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1 センターポール×1 エクステンションポール×2 3mロープ×4 4m2又ロープ×2 キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース×各1 |
インナーテントは付属していません。仕様変更によりペグも付属しません。
GIGI-1(ギギ1)の価格
¥47,850(税込)
2023年5月20日現在
GIGI-1(ギギ1)を2股に!
NEMO アジャスタブルタープポールエクステンションと、NEMOのアジャスタブルタープポールL×2でギギ1を2股化してみました。
NEMOのヘキサライトエレメントを所有しており、それ用に購入したのですが、「もしかしたら使えるかも?」と思って試したところ中々上手くいったかなと思います。
画像のように連結した状態で、GIGI1(ギギ1)の頂点に持っていき2股にしました。
少しずつ開いて固定して終了!
最終的に張ってみた結果、NEMOのアジャスタブルタープポールL×2の長さは一番長い状態でちょうど良かったです。
他ブランドの商品のため、自己責任で行うようお願いします。
GIGI-1(ギギ1) あとがき
2018年年末に発表された際に思わずポチりそうになりましたが、年末だったため我慢。そのせいで、買いそびれた1stロット…
2ndロットは、ヘキサライトエレメントを購入したため購入できず、3rdロットでようやく購入に至りました(汗)
実際に張ってみて、本当にソロキャンプにいい幕だと思いました。
それでいて価格もお手頃なので、ソロ用・デュオ用のワンポールテントをお考えのあなたに、是非おすすめです!
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