ギギ1 TC|ゼインアーツの人気スモールシェルターにTCバージョン登場
2023年ゼインアーツの新作テントやシェルターは、以下の合計3アイテム。
- ZEKU-M TC(ゼクーM TC)
- GIGI-1 TC(ギギ1 TC)
- ROGA(ロガ)
その中から、ゼインアーツのソロやデュオに最適な人気スモールシェルター「ギギ1」のTCバージョン「ギギ1 TC」を紹介していきます。
ギギ1 TC(GIGI-1 TC) 特徴
ギギ1は、ゼインアーツのフラッグシップシェルター「ゼクーM」同様、一番最初に登場したデュオ向けのスモールシェルター。
そのギギ1のTCバージョンが登場しました。
気になる主な特徴を、ピックアップして紹介していきます。
- ワンポールのデメリットを軽減
- 設営が簡単
- TC素材
- ソロ・デュオに最適なサイズ
- スカートを装備
- 太くなったポール経
- トリプルスライダー仕様
- アレンジ張りが楽しめる
ワンポールのデメリットを軽減
従来のワンポールのデメリットである、居住空間の狭さ。
メインポール(センターポール)の下以外は高さがないため、どうしても端の方を避けてポール下付近での活動がメインになってしまいます。
ギギ1 TCは、ギギ1同様にゼインアーツ独自のエクステンションポールをりようすることによって、デメリットであった空間の狭さを軽減しています。
そのため、サイズよりもシェルター内が広々と感じます。
設営が簡単
慣れてくると10分くらいで設営ができるくらい、構造が簡単なため、迷わずに設営ができます。
- 4コーナーをペグダウン
- センターポールを入れる
- エクステンションポールを付けてペグダウン
簡単に説明をすれば、上記3ステップで設営ができます。
TC素材
TC素材は綿35%、ポリエステル65%の混紡素材。
夏は影が濃くできるため涼しく、冬場は暖かく過ごせます。何よりも風合いがいいのが特徴。
決して燃えないわけではありません。
火の粉が付着しても、穴が開きにくいという性質がありますが、雨で濡れた際など完全に乾かさないとカビが発生するという特徴もあります。
ソロ・デュオに最適なサイズ
ギギ1同様、デュオ向けに作られたスモールシェルター。
デュオでも最適なサイズですが、個人的にはソロでかなりゆったりと過ごすキャンプにも最適です。
汚シェルター内ですが、あしからず…
画像はNEMOのポールとアジャスタブルタープポールエクステンションを使用して二股化してるため、圧迫感がありません。
エリクサー2のインナーテントをインストールして、カンガルースタイルでキャンプをするのですが、それでも居住スペースに余裕があり、快適にキャンプが楽しめます。
個人的には、ゆったりとしたソロキャンプにおすすめのサイズです。
スカートを装備
ギギ1の唯一のデメリットだと感じていた、スカートを装備。
これで、冷気や風の侵入を軽減してくれるため、ギギ1 TCはほぼ完璧なシェルターになったのではと感じました。
沖縄は冷気をあまり感じませんが、風がバンバン入ってくるので…
太くなったポール経
TC素材になったため、それを支えるポールの経がφ30mmからφ32mmと、2mm太くなりました。
そのため、ゼインアーツのコズシリーズを購入する場合は、経の太さを間違えないように注意が必要です。
トリプルスライダー仕様
ドアパネルのファスナーは、トリプルスライダー仕様になっています。
3つのスライダーの調整により、任意の場所を開けることができるため、様々なアレンジが楽しめます。
アレンジ張りが楽しめる
筆者はポリエステル素材のギギ1を所有していますが、様々なアレンジが楽しめるシェルターです。
フルクローズはもちろんのこと、出入り口を巻き上げたり、片側の入り口を跳ね上げたり、両方の入り口を跳ね上げたりと、本当に色々と楽しめます。
跳ね上げの際は、別途ポールが必要になります。
ギギ1 TC(GIGI-1 TC) 仕様・価格
次にギギ1 TCの仕様や価格を紹介。
仕様
使用時サイズ | 500×400×H220cm(最大値) |
---|---|
収納サイズ | 70×25×25 (h) cm(キャリーバッグサイズ) |
総重量 | 9kg |
素材 | 本体ウォール:TC素材(コットン&ポリエステル混紡素材)・撥水加工、 スカート・トップキャップ:210Dポリエステルオックス センターポール:A6061 / φ32mm / 全長220cm エクステンションポール:A6061 / φ14.5mm / 全長100cm 3mロープ:ポリプロピレン / φ4mm 4m2又ロープ:ポリプロピレン / φ4mm キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1 センターポール×1 エクステンションポール×2 4m2又ロープ×2 3mロープ×8 キャリーバッグ×1 ポールケース×1 ロープケース×1 |
ペグは付属しません。
価格
¥53,350(税込)
2024年6月17日現在
ギギ1と比較
続いて、従来のギギ1とどこが異なるのか比較をしてみました。
フォルムは全く同じで、カラーの違いは素材の違いからくるものでしょう。
唯一の見た目の違いは、裾にスカートを装備したところ。
次に仕様の比較をしてみました。
ギギ1 TC | ギギ1 | |
---|---|---|
サイズ | 500×400×H220cm(最大値) | 500×400×H220cm |
収納サイズ (キャリーバッグサイズ) | 70×25×25 (h) cm | 68×20×20(h)cm |
重量 | 9kg | 4.5kg |
材質 | 本体ウォール:TC素材(コットン&ポリエステル混紡素材)・撥水加工、 スカート・トップキャップ:210Dポリエステルオックス センターポール:A6061 / φ32mm / 全長220cm エクステンションポール:A6061 / φ14.5mm / 全長100cm 3mロープ:ポリプロピレン / φ4mm 4m2又ロープ:ポリプロピレン / φ4mm キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース:150Dポリエステルオックス | 本体:50Dシリコーンポリエステルリップストップ・PU加工(耐水圧1,500mm) センターポール:A6061・φ30mm・全長220cm エクステンションポール:A6061・φ14.5mm・全長100cm 3mロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm 4m2又ロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1 センターポール×1 エクステンションポール×2 4m2又ロープ×2 3mロープ×8 キャリーバッグ×1 ポールケース×1 ロープケース×1 | 本体×1 センターポール×1 エクステンションポール×2 3mロープ×8 4m2又ロープ×2 キャリーバッグ×1 ポールケース×1 ロープケース×1 |
サイズは全く同じで、異なるのは素材の違いと裾のスカートの追加からくる重量の差と、ポール経の違いと、収納サイズの違い。
一番の違いは重量。
TC素材になったため、素材の重さが重くなったのと、スカートの追加。それに伴うポールを太くしたことから、重量が従来のポリエステル素材のギギ1に比べて2倍の9kgになったというところ。
ギギ1 TC(GIGI-1 TC) あとがき
筆者も所有していますが、ギギ1は本当にいい幕です。
デュオ向けのシェルターですが、個人的にはソロでゆったりと開放的なキャンプをしたい時に使用しています。
ギギ1 TCは、ギギ1の残念なポイント「スカート」も装備したため、個人的にほぼパーフェクトなシェルターになったと感じました。
デュオやソロでゆったりと使用したい方に、おすすめのシェルターだと感じました。
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