ソリッドステークデルタ|スノーピークから新機能を搭載したペグ登場
スノーピーク2024 New Productsが発表されたばかりですが、その中で個人的に気になるのが、ソリッドステークが進化した「ソリッドステークデルタ」。
「ペグにこの機能があったら便利だな」という機能を備えたペグです。
それでは、どのような機能を搭載したペグなのか、「ソリッドステークデルタ」の特徴や仕様などを紹介します。
ソリッドステークデルタ 特徴
ソリッドステークから進化した「ソリッドステークデルタ」には、様々な特徴があります。
主な特徴は次の通り。
- 打ち込みやすくひねると抜きやすい形状
- 抜く際の負担が軽減
- 2か所に設けたフック
- 適正角度が目視確認しやすいデザイン
打ち込みやすく捻ると抜きやすい形状
ソリッドステークデルタは、その名の通りに地面に打ち込みやすくかつ、ひねることで抜きやすくなる三角形状(デルタ)を採用しています。
今までのソリッドステークは円形状をしていたため、抜けにくい構造をしており、撤収時も抜けにくいというデメリットがありましたが、三角形状になったことで抜きにくさが軽減されています。
抜く際の負担が軽減
ハンマーのフックをかける穴が、ソリッドステークはフック側(打ち込まれた際に下側)にありましたが、ソリッドステークデルタはフックと反対側(地面に打ち込まれた際に上側)にあることで、抜く際の負担を軽減しています。
また天面の面積が広く、打ち損じが起きにくい形状をしています。
2か所に設けたフック
2か所に設けたフックが特徴的で、シェルターの設営後でも、インナーテントなどのゴムやロープを上側のフックに引っかけることができるため、ペグの打ち直しが必要ありません。
これは本当に便利な機能だと思いました。
適正角度が目視確認しやすいデザイン
ペグを打ち込む際の適正角度である45度が、目でわかりやすい形状にデザインされているのも特徴の一つです。
ソリッドステークデルタ サイズ・仕様・価格など
次に、ソリッドステークデルタのサイズや、仕様・価格を紹介します。
サイズ
ソリッドステークデルタには、4種類のサイズがあります。
- ソリッドステークデルタ20(200mm)
- ソリッドステークデルタ30(300mm)
- ソリッドステークデルタ40(400mm)
- ソリッドステークデルタ50(500mm)
仕様
デルタ20 | デルタ30 | デルタ40 | デルタ50 | |
サイズ | 200mm (ヘッド部33×9.8mm) | 300mm (ヘッド部36×13mm) | 400mm (ヘッド部39×15mm) | 500mm (ヘッド部43×17mm) |
重量 | 90g | 196g | 341g | 584g |
素材 | スチール(S55C、カチオン黒色電着塗装) |
価格
ソリッドステークデルタの価格は以下の通り。
- ソリッドステークデルタ20:¥538(税込)
- ソリッドステークデルタ30:¥660(税込)
- ソリッドステークデルタ40:¥1,210(税込)
- ソリッドステークデルタ50:¥1,650(税込)
あとがき
筆者も以前に、ソリッドステークの20、30、40を所有していましたが、数が多くなるに連れて気になるのが重量。
ソリッドステークデルタも、残念ながら1本あたりの重量がソリッドステークの同じサイズよりも重くなっています。
太くて抜けにくいという安心感がありますが、数十本所有するだけで相当の重量になるため、この形状でチタンのペグが出て欲しいところです。
もちろん、価格は高いでしょうけど…