【2024年】小型 クーラーボックス9選!コンパクトでソロキャンプにおすすめ!
ソロキャンプには、どのような容量のクーラーボックスを持っていかれますか?
大は小を兼ねるとよくいいますが、ソロキャンプに大人数向けのクーラーボックスを持っていくと、一人分の食材や飲み物 になるためクーラーボックス内がスカスカになり、冷えが悪くなってしまいます。
また重量も重く場所をとるため、ソロキャンプのサイトでは能力があまり発揮できません。
そこで筆者がおすすめするのは、容量「15L〜22L」の小型 クーラーボックス。
今回は種類や保冷力を除外して、ソロキャンプで使いやすい小型 クーラーボックスをご紹介します。
小型 クーラーボックス
小型 クーラーボックスと言っても特に明確な定義がなく、人それぞれ定義が異なるため、ここでは筆者が考えるソロキャンプで使いやすい容量「15L〜22L」を、小型クーラーボックスと定義してご紹介します。あらかじめご了承下さい。
筆者が個人的に考える、ソロキャンプで使いやすい「小型 クーラーボックス」とは、容量がだいたい15L〜22Lくらい。
理由は以下の通り。
- 容量が15L以下だと氷や保冷材を入れると飲み物や食材があまり入らない
- 容量が23L以上になると片手では重く、そこそこのスペースが必要になる
容量が15L以下だと氷や保冷材を入れると飲み物や食材があまり入らなく、容量が23Lオーバーになってくるとクーラーボックスによっては、食材や保冷剤を入れると片手では持てない重さになったり、サイトでそこそこのスペースが必要になってくるため。
そこで、ソロキャンプにちょうどいいと考える容量を「15L〜22L」と定義しました。
あくまでも個人的意見です。
それでは、この容量を基準として小型 クーラーボックスをご紹介していきます。
ソロキャンプにおすすめ!小型 クーラーボックス9選
筆者が定義する小型クーラーボックスの中で、一番容量の小さい15Lから順に紹介していきます。
ここでは、保冷力、種類(ソフト・ハード)は除外しサイズのみに特化しています。
小型クーラーボックス1:ダイワ(DAIWA) ソフトクール1500 (15L)
まずは、釣り具メーカー「ダイワ(DAIWA)」のソフトクール1500をご紹介。
2022年9月にリニューアル。
筆者は2020年に発売された「ソフトクール1500」を所有していますが、非常に使い勝手がいいクーラーボックスです。
なんと言っても、使用後に折り畳んで収納ができる「Zシステム」を搭載しており、収納場所に困りません。
底が開くなんて想像もしていませんでしたが、この構造のおかげで省スペースで収納が可能です。
ソフトクーラーということもあり、保冷力抜群とまではいきませんが、従来のソフトクーラーボックスと比べると保冷力はあります。
また断熱部が「ソフトクール」の発泡ポリエチレンのみに対して、発泡ポリエチレン+発泡ウレタンを採用した「ソフトクールEX」というモデルも販売されています。
「ソフトクールEX」は、折りたたみの「Zシステム」はそのままに、保冷力を強化したモデルになります。
ソフトクール1500とソフトクールEX 1500 カラー
ソフトクール1500のカラーは3種類。
- モカ
- アンバー
- ディープフォレスト
まだ発売されていないためわかりませんが、ソフトクールEXの販売状況から「モカ」が人気になりそうです。
2022年8月6日現在
ソフトクールEX 1500のカラーは3種類。
- モカ
- マスタード
- ブリック
モカは人気のようで、現在は完売しているようです。
2022年8月6日現在
ソフトクール1500とソフトクールEX 1500 仕様(スペック)
ソフトクール1500 | ソフトクールEX 1500 | |
---|---|---|
外寸サイズ | 34×25×29cm | 35×23×28cm |
内寸サイズ | 31×20×25cm | 31×20×25cm |
重量(クーラー本体のみ) | 1.0kg | 1.2kg |
容量 | 15L | 15L |
ソフトクール1500 販売予定時期
2022年9月予定
2022年8月6日現在
現行モデルではありませんが、使用感は参考になると思います。
小型クーラーボックス2:DOD ソフトくらひこ(15) 15L
次にご紹介するDODソフトクーラーボックスシリーズは、サイズ5種類とカラーが4種類と豊富にあります。
その中から、小型クーラーボックスの15L〜22Lにあてはまるのが 、この「ソフトくらひこ(15)」。
高さが350ml缶にピッタリに作られているため、他の小型クーラーボックスと比べると平べったい感じの浅型クーラーボックス。
特徴としては、食材などに合わせて位置調整ができるパーテーションが2枚付属しています。
DOD ソフトくらひこ(15) カラー
DOD ソフトくらひこ(15) のカラーは4種類。
- タン
- カーキ
- ブラック
- ブルーグレー
DOD ソフトくらひこ(15) 仕様(スペック)
外寸サイズ | (約)W41×D29×H21cm |
---|---|
内寸サイズ | (約)W36×D26×H18cm |
重量(付属品含む) | (約)1.3kg |
容量 | (約)15L |
材質 | アウター:ポリエステル(ラミネートPVC) 断熱材:発泡ポリエチレン インナー:PEVA |
小型クーラーボックス3:スタンレー クーラーボックス15.1L
芸人ヒロシ氏が愛用することでも有名な「スタンレー クーラーボックス」の15.1Lサイズ。
ハードクーラーボックスの中では保冷力はありませんが、グリーンは特に無骨感があり、ハードに使用されている方が多く見られます。
選択できるカラーも3種類と豊富。
スタンレー クーラーボックス15.1L カラー
スタンレー クーラボックス 15.1Lのカラーは3種類。
- グリーン
- ホワイト
- ネイビー
スタンレー クーラーボックス15.1L 仕様(スペック)
外寸サイズ | 42.5×32.5×28.5cm |
---|---|
重量 | 3.010kg |
容量 | 15.1L |
材質 | パッキン:シリコーンゴム ハンドル:ポリプロピレン 蓋:高密度ポリエチレン、ポリプロピレン 本体外側:高密度ポリエチレン 本体内側:ポリプロピレン ヒンジ:ナイロン ラッチ:ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー |
小型クーラーボックス4:AOクーラーズ 18パック トランク ソフトクーラー (17L)
保冷力が抜群と評判の「AOクーラーズ」。
「AOクーラーズ」といえば「キャンバスシリーズ」が有名ですが、筆者がおすすめするのは「18パック トランク ソフトクーラー」。
「18パック トランク ソフトクーラー」とは、2021年に新モデルとしてトランクのようなフォルムのクーラーボックス。
クーラー本体上部にあったジップが、画像のようにラウンドしたジップになったため、開閉がしやすくなっています。
従来のフォルムとは異なり、縦長の形状をしています。
18パック トランク ソフトクーラー カラー
18パック トランク ソフトクーラーのカラーは2種類。
- サンドトープ
- ブラック
18パック トランク ソフトクーラー 仕様(スペック)
サイズ | 幅38×奥行24×高さ33cm |
---|---|
重量 | 990g |
容量 | 17L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、 熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン |
小型クーラーボックス5:SANKA(サンカ) ベリアスクーラー17L
非常にレトロな感じのクーラーボックス。
断熱材が発泡スチロールのため、保冷力は期待できませんが、ひときわ目立つカラーと目を引くデザインが印象のクーラーボックス。
企画から製造までを日本で行っており、何よりもお手頃な価格。
おしゃれなソロキャンプに、ひと花添えてくれることでしょう。
ベリアスクーラー17L カラー
ベリアスクーラーのカラーは2種類。
- ホワイト / グリーン
- ホワイト / イエロー
- ホワイト(現行モデルか不明)
ベリアスクーラー17L 仕様 (スペック)
外寸サイズ | 幅48×奥行30×高さ32cm |
---|---|
内寸サイズ | 幅36×奥行19×高さ26cm |
重量 | 2.39kg |
容量 | 17L |
材質 | 蓋・本体・ハンドル・バックル・ベルト:ポリプロピレン 蓋パッキン:発砲ポリエチレン 断熱材:発砲スチロール |
小型クーラーボックス6:VASTLAND タフクーラーボックス 18.9L
VISTLAND(ヴァストランド)のタフクーラーボックスは、YETIのように「ロトモールド(回転成形)」と呼ばれる成形方法により製造されており、継ぎ目のない一体構造。
また同クラスのクーラボックスと比較すると、サイズが大きく重たくなるというデメリットもありますが、断熱材が約5cmあるため保冷力は抜群です。
YETIなどのロトモールド方式で製造されているクーラーボックスは、非常に価格が高いことでも有名ですが、このVISTLAND(ヴァストランド)のタフクーラーボックスは、お手頃な価格設定になっています。
タフクーラーボックス18.9L カラー
タフクーラーボックス18.9Lのカラーは5種類。
- オリーブ
- タン
- ダークグレー
- ホワイト
- ネイビー
タフクーラーボックス18.9L 仕様(スペック)
外寸サイズ | 幅54×奥行31×高さ36cm |
---|---|
重量 | 7.2kg |
容量 | 18.9L |
中に食料や飲み物を入れると、さらに重くなります。
小型クーラーボックス7:GIMMICK(ギミック) ソフトクーラーボックス (20L)
様々なキャンプギアを提供する「GIMMICK(ギミック)」。
近所のTSUTAYAの店頭でも飾られているため、よく目にしていたブランド(他のTSUTAYAで展開されているかは不明)。
名称にはソフトクーラーボックスとありますが、今回ご紹介する小型クーラーボックスの中で、唯一「セミハードクーラーボックス」と言えるクーラーボックス。
セミハードクーラーボックスという定義が明確にありませんが、ソフトクーラーボックスのように軽いけど、保冷力がソフトクーラーボックスよりもあるといったイメージ。
ソフトクーラーボックスのように折りたたむことができないデメリットもありますが、軽くて保冷力もそこそこあるといったクーラーボックスで、見た感じがかなりいいです!
カラーはこの1種類のみ。
GIMMICK(ギミック) ソフトクーラーボックス 仕様
使用時サイズ | W40×D30×H32cm |
---|---|
インナーサイズ | W35×D24×H24cm |
収納時サイズ | |
重量 | 1.8kg |
容量 | 20L |
材質 | 外素材:600Dポリエステル+TPU防水シート 内素材:600Dポリエステル+EVAスポンジ+420Dナイロン+TPU防水シート 底素材:900Dポリエステル+EVAシート+防水シート ショルダーストラップ:ナイロン 栓抜き:亜鉛合金 |
小型クーラーボックス8:tent-Mark DESIGNS 野蔵 / NOGURA -のぐら- (22L)
今まで使用してきたソフトクーラーボックスの中で、一番気に入っているのがこのtent-Mark DESIGNSの「野蔵 / NOGURA -のぐら-」。
コンセプトが「ソロキャンパーのために作ったソフトクーラー」とあるように、ソロキャンプに最適なクーラーボックス。
様々なところにデイジーチェーンを装備しているため、カラビナなどや小物類を引っ掛けて使うことができます。(側面はなし)
フタの外上部に天板を装備していたり、未使用時は折りたたんでコンパクトに収納可能。
フタが閉めにくいというデメリットがありますが、慣れてくると押し込みをしてすぐに閉めることができます。
保冷力が高く見た目もミリタリー感があって、ソロキャンプにおすすめの小型クーラーボックスです。
カラーは1種類のみ。
野蔵 / NOGURA -のぐら- 仕様(スペック)
外寸サイズ | 約390×280×320(高)mm(ハンドル含まず) |
---|---|
内寸サイズ | 約350×230×280(高)mm |
底板サイズ | 約360×235mm |
重量 | 約1.5kg |
容量 | 約22L |
材質 | 天板、芯材:ポリプロピレン 外巻:ポリエステルオックス210D(PUコーティング) 底板:ポリエチレン 断熱材:ポリエチレンフォーム(厚さ19mm) |
小型クーラーボックス9:シマノ (SHIMANO) アイスボックス (ICEBOX) 22L
実際に使用してみて、小型クーラーボックスと呼べるのは、このくらいまでだろうと思ったサイズ。
筆者の所有するこのサンドベージュはグレードが下から2番目ですが、保冷力も抜群で同サイズのハードクーラーボックスと比べるとかなり軽量。
蓋が両側から開くことができるため、車載や狭いところに収納しても蓋を外して中にアクセスすることができるため便利。
グレードによってカラーが決められているため、欲しいカラーと欲しいグレードがマッチしない場合や、日本製なのに少々作りが粗い (筆者の個体だけかもしれません) というデメリットさえ除けば、個人的に今まで使用してきたクーラーボックスの中で一番良かったです。
アイスボックス (ICEBOX) 22L カラー及びグレード
アイスボックス(ICEBOX)22Lのカラー並びに、グレード名は以下の通り。
- カーキ:ICEBOX PRO
- チャコール:ICEBOX EL
- サンドベージュ:ICEBOX ST
- ミディアムグレー:ICEBOX VL
ただし、カラーだけで選ぶのは禁物です。
カラーによって保冷構造いわゆるグレードが異なるから。
例えば「カーキ」カラーは、一番グレードが高い「ICEBOX PRO」のみになります。
アイスボックス (ICEBOX) 22L サイズ
外寸サイズ(本体) | W530×D300×H332mm |
---|---|
容量 | 22L |
重量・断熱材の素材・価格等はグレードによって異なります。
小型クーラーボックス あとがき
筆者も以前は大は小を兼ねると思い、アイスランドクーラーボックスの35QTを購入し、ソロキャンプに持って行っていましたが、食材や飲み物が一人分のためスカスカで、空いたスペースに保冷材や氷を入れるとかなり重くなってしまい、サイトや収納時にかなりのスペースを取ってしまった経験がありました。
15Lの小型クーラーボックスを購入したところ、ソロキャンプであればこのくらいのサイズの方が使いやすいということを実感し、それからというもの、容量15L〜22Lの小型クーラーボックスを購入することが多くなりました。
人によって小型クーラーボックスの定義は異なりますが、「一人分の食材・飲み物と冷やすだけの氷や保冷剤」を含めると、容量15L〜22Lぐらいがソロキャンプで使いやすいサイズだと感じたため、このサイズの小型クーラーボックスをまとめました。
小型クーラーボックスを購入される際に、お役に立てれば幸いです。
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
あわせて読みたい関連記事