【アポロンS】造形と剛性を受け継いだコンパクトサイズのトンネルテント
ogawaのトンネルテント「アポロン」にコンパクトサイズが登場です。
その名も「アポロンS」と、ド直球な名称です。
造形と剛性をそのまま受け継いだ、コンパクトサイズのアポロンで、機能面も充実しています。
それでは、通常サイズのアポロンとも比較をしながら、アポロンSの特徴などをご紹介します。
アポロンS / ogawa
ogawaの大人気トンネル型テント「アポロン」を、デュオキャンプなどの少人数向けにサイズダウンしたのが、今回ご紹介する「アポロンS」
前後の入り口に庇があり、また前後のパネルがほぼ垂直なため、テント内は端ギリギリまで有効に活用することができる特徴のあるテントです。
早速アポロンSの特徴から見ていきます。
アポロンS 特徴
筆者が感じたアポロンSの特徴は、以下の通り。
- フルメッシュできる
- フルオープンできる
- サイドパネルをキャノピーできる
- ルーフフライが付属している
- 前後どちらにも取り付け可能なインナーテント
フルメッシュできる
個人的にアポロン同様、一番の特徴だと思うのがフルメッシュできるところ。
画層の通り、前面、後面、側面の至るところがメッシュにでき、高温多湿の日本の気候に、柔軟に対応できます。
特に夏場は、フルメッシュにすることで虫の侵入を軽減でき、まるでスクリーンタープのようにも使えて、風の通り抜けも期待できます。
もちろん冬場はフルクローズすることもできます。
フルオープンできる
またメッシュになる全てのパネルを、フルオープンすることもできます。
フルオープンすることで、夏場は快適に過ごせそうです。
サイドパネルをキャノピーできる
別売ですが、キャノピーポールを使用して、サイドパネルをキャノピーすることが可能。
キャノピーをすることで、影の範囲を広げることができるため、快適な空間が広がります。
ルーフフライが付属している
アポロンSには標準でルーフフライが付属しています。
幕体の紫外線劣化や遮光性の向上、結露の軽減に貢献だけでなく、雨天時には上手く雨を逃してくれます。
前後どちらにも取り付け可能なインナーテント
付属しているインナーテントは、テントの前後どちらにでも取り付けが可能。
吊り下げ式のため、簡単にインナーテントを設営できます。
これはいつも思いますが、本当に便利です!
アポロンS 仕様
使用時サイズ(最大値) | 440×255×182cm |
---|---|
収納時サイズ | 70x32x32cm |
重量 | 総重量:約15.95kg フライ:約6.0kg インナー:約2.0kg ルーフフライ:約0.6kg ポール:約4.6kg 付属品:約2.75kg |
材質 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) インナー:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金(φ16mm、φ14.5mm、φ13mm) |
付属品 | 張り綱1.5m×6本・3m×10本、アイアンハンマー1丁、 スチールピン25cm×22本、収納袋 |
アポロンS 価格
¥121,000(税込)
2022年3月11日現在
アポロンS 販売予定時期
Amazonによると、2022年3月31日発売予定。
2022年3月11日現在
アポロンとアポロンSとの比較
通常サイズのアポロンと、アポロンSを比較してみました。
まずは仕様から。
アポロンS | アポロン | |
---|---|---|
使用時サイズ(最大値) | 440×255×182cm | 585×320×205cm |
収納時サイズ | 70x32x32cm | 80×45×35cm |
重量 | 総重量:約15.95kg フライ:約6.0kg インナー:約2.0kg ルーフフライ:約0.6kg ポール:約4.6kg 付属品:約2.75kg | 総重量 (付属品除く):23.0kg フライ:約10.7kg ルーフフライ:約1.2kg インナーテント:約3.2kg ポール:約7.9kg |
材質 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) インナー:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金(φ16mm、φ14.5mm、φ13mm) | フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) メインポール:アルミφ19mm×2、アルミφ17.5mm×2 リッジポール:アルミφ14.5mm×3 |
付属品 | 張り綱1.5m×6本・3m×10本、アイアンハンマー1丁、 スチールピン25cm×22本、収納袋 | 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋 |
アポロンSは、アポロンと比べると全長が約145cm、幅が約65cm短く、高さは約23cm低くなります。
身長の高い方は、アポロンSだと頭が天井につくかもしれませんが、ある程度の方は立ってテント内を動くことができると思います。
アポロンSのテント内は全長約290cmになり、インナーを吊るした際の前室の長さは約145cmになります。
サイズ的に、デュオキャンプが一番最適ではないかと思います。
フライの材質がアポロンはポリエステル210dに対して、アポロンSはポリエステル75dになること、またサイズが異なることから、重量がかなり軽量化されています。
フライだけで約4.7kg軽くなるため、移動の際に少し楽になるのでは…
またポールに関しても、サイズがコンパクトになったせいか、ポールの経が全体的に細くなっています。
続いてフォルムを比較してしてみました。
一番の違いはアポロンSは、コンパクトになった分サイドパネルが片側1枚減り、片側2枚になりました。
また画像で見比べるとサイドウォールというのでしょうか、前面横の部分の角度がキツくなったようにも見えます。こちらは実際に見比べていませんので、推測です。
あと最大の違いはカラーで、アポロンSの方が少し濃くなりました。
続いて価格の比較です。
- アポロンS:¥121,000(税込)
- アポロン:¥165,000(税込)
価格はサイズがコンパクトな分、アポロンSの方が¥44,000(税込)安くなっています。
異なるサイズが出て、選択肢が増えたため、購入する側に取ってはありがたいですね。
インナーテントを使用するなら、アポロンSはデュオかソロで、アポロンは4名が最適なサイズと考えます。(アポロンのメーカー値は5名)
インナーテントを外してコット寝等の場合は、もう少し人数がプラスできそうです。
アポロンS あとがき
「デュオだから、アポロンだとサイズも大きいし、価格的に手が出なかったけど…」という方にとって、アポロンSはおすすめのテントになるかと思います。
現在、予約発売中です。