unu’s (ウーヌス) 帆布グランドシート レビュー|防水・厚手の優れもの
キャンプで、グランドシートは使っていますか?
グランドシートといえば、テントのインナーテント下に敷くイメージを持っている方が多いと思いますが、今回紹介するunu’s(ウーヌス)の帆布グランドシートは、通常のインナーテント下に敷くものとは異なります。
もちろんサイズがあえば、インナーテント下に敷くことができますが、その他にビーチやピクニックへ持って行ってレジャーシートのようにも、また陣幕のようにも使える優れもの。
どんなグランドシートか、気になりますよね。
そこで今回は、「unu’s(ウーヌス)帆布グランドシート」を使用する機会がありましたので、レビューや詳細を紹介します。
この記事は、アウトドアブランド unu’s(ウーヌス)様より製品を提供いただき作成しています。
ウーヌス 帆布グランドシート
今回ご紹介する、「帆布グランドシート」を販売するunu’s(ウーヌス)とは、
コンセプトは「個性」
多種多様なスタイル・五感・体験を「個性」と考えています。
それぞれの「個性」に共感した仲間・コミュニティを繋げる。
そんなアウトドアブランドを目指しています。
アウトドアブランド unu’s(ウーヌス)
というアウトドアブランド。
また「こんなの欲しかった!」と思ってもらえる商品の開発・販売を行っており、今後が楽しみなブランドの一つです。
今回紹介するウーヌス 帆布グランドシートは、2022年にクラウドファンディング「Makuake」で、2581%を達成したもの。達成率からその期待度が高かったことがわかります。
そして、クラウドファンディングを経て、現在の販売に至っています。
それでは、ウーヌス 帆布グランドシートのディテールから紹介していきます。
ディテール
筆者が使用したカラーはコヨーテ。
どちらかといえば、明るめのカラーで個人的にはかなり好みです。
表に分厚い帆布生地を採用しているため、折り目がはっきりと付いていますが、座り心地はいいです。
裏面はPVC素材で、水をしっかり弾く撥水性に優れ、また高い耐水性を誇ります。
試しにペットボトルの水をこぼしてみましたが、画像のように水玉になる感じで流れていきます。
4コーナーだけでなく、センター部分にもハトメが付いており、引っ張り強度を高めるため合皮の強化シートで、強い構造に仕上げられています。
収納袋
ウーヌス 帆布グランドシートには、特に付属品はありませんが、最初に収納されていた袋は、残しておいた方がいいと感じました。
理由は、アウトドアで使用するため汚れたり濡れたりするのは当たり前ですが、撤収に時間がなかった場合など、収納されていた袋があれば持ち帰って手入れができるからです。
サイズ感
続いて、ウーヌス 帆布グランドシートのサイズ感ですが、数値だけのサイズだとわかりにくいため、実際にソロベースの中などに敷いてみました。
ソロベースのポール間が約200cmくらいで、グランドシート幅が190cmのため、画像より少し短いことがわかるかと思います。
付属しているインナーテント幅が190cmのため、まさにシンデレラフィット。
何となくのサイズ感が伝われば幸いです。
使用後の手入れ
使用後の手入れとしては、グランドシートの裏側が濡れてしまった場合は、裏側を上に向けて乾かす。
また裏側が汚れた場合は、水で流して洗ってから裏を上に向けて乾かす。
PVC素材のため、撥水性がよくすぐに乾きます。
ウーヌス 帆布グランドシートは、通常のグランドシートに比べ重量があるため、乾かしている間に飛んでいくことはほぼないと思いますが、念には念を入れて風上側のハトメ2箇所をペグダウンしておけば大丈夫です。
ウーヌス 帆布グランドシート 特徴
次にウーヌス 帆布グランドシートの特徴は、以下の通り。
- 帆布の質感がいい
- 裏面がPVCで防水
- 帆布生地が分厚い
- 様々な使い方が楽しめる
- 縫製が丁寧
帆布の質感がいい
少し好みが分かれるかもしれませんが、帆布など布の質感が好きな方は、この分厚い帆布の質感がたまらないと思います。
また使えば使うほど質感がでてきそうです。
裏面がPVCで防水
ウーヌス 帆布グランドシートは、質感がよくてもそのままだと、水に弱く汚れがつきやすくなってしまいがち。裏面にパラフィン加工などされているものもありますが、一時的なもので防水とはほど遠いもの。
しかし、このウーヌス 帆布グランドシートは、裏面に水や汚れに強いPVC(ポリ塩化ビニル)を採用。
汚れがつかないわけではありませんが、防水機能と汚れにくさを実現。
もし裏面が汚れても、水を流して拭くだけでほとんどの汚れが取れるため、手入れが簡単。
また撥水性・耐水性にも優れています。
帆布生地が分厚い
画像のように非常に分厚いため、座り心地がよく、地面の多少の凹凸ならそこまで気になりませんでした。
また一般的なグランドシートに比べて、地熱の伝わりがかなり少ない気がしました。
様々な使い方が楽しめる
またウーヌス グランドシートは、様々なシチュエーションでも楽しめます。
例えば、バンドックのソロベースのグランドシートとして敷いたところ、ほぼピッタリのサイズでした。
この上にインナーテント(約1900×850×1000mm)を張るもよし。
またインナーテントを張らずに、画像のように荷物だけ置いてデイキャンプを楽しむのも、手軽で楽しかったです。
また、キャンプ設営時の一時的な荷物置きとしても役立ちます。
ピクニックなどのアウトドアでも、レジャーシートの代わりとしても使えます。一般的なレジャーシートに比べると重量がありますが、分厚いためその分座り心地がいいです。
またビーチでも手軽に使えます。
砂浜でも裏面がPVCのため、水に濡れても大丈夫!
またサッと裏面に水をかけることで、砂を洗い流すこともできるため、手入れが簡単です。
これは推奨できませんが、ソロベースの簡易フロントパネルのようにも張れます。
ただし、グランドシートの幅がポール間の幅よりも狭いため、跳ね上げている天井面のセンターあたりが垂れてきます。またポールには引っ掛けているだけのため、あくまでも自己責任でこんな感じにもできます程度に考えてください。
あまりないと思いますが、風景を楽しんでいる際、急に目の前に見たくないものが出てきた際などに役立ちます。(まずないと思う)
といったように、様々な使い方が楽しめます。
縫製が丁寧
色々と縫われているところをチェックしましたが、ほつれなどが見当たらず縫製が丁寧だと感じました。
ウーヌス 帆布グランドシート メリット・デメリット
- 帆布の質感がいい
- 帆布生地が分厚い
- 裏面がPVCで防水
- 様々な用途に使える
- 丁寧な縫製
- 重たい
デメリット(残念なところ)
表は帆布で裏面にPVCで防水効果があるため、大体の予想はしていましたが、他のグランドシートに比べると重たいです。
ただそれ以上に、帆布の質感などいいところ(メリット)があるため、車で行くキャンプなどのアウトドアなら気にならないと思います。
メリット(いいところ)
実際に使用したところ、重たいという残念(デメリット)なところがありますが、それ以上にいいところ(メリット)があると感じました。
好みが分かれるかもしれませんが、帆布の質感が好みの方は、すごく気持ちがいいと感じると思います。
それでいて分厚いため、地面の多少の凹凸なら、気にならないくらい。
また裏面がPVCのため、防水機能があり水などが浸透しません。
キャンプのグランドシートとして使用するだけでなく、ピクニックに持って行ったり、ビーチに持って行ったりと様々なシチュエーションで使えるため、とても便利だと感じました。
ウーヌス 帆布グランドシート カラー・仕様・価格
続いて、ウーヌス 帆布グランドシートのカラーや仕様、価格を紹介します。
カラー
ウーヌス 帆布グランドシートのカラーは2種類。
- オリーブ
- コヨーテ
この記事では、コヨーテを紹介しています。
仕様
展開時サイズ | 幅1900mm×奥行1310m×厚さ1mm |
---|---|
収納時サイズ | 幅33cm×奥行33cm |
重量 | 約1.8kg |
材質 | 表面:帆布 裏面:PVC(ポリ塩化ビニル) 強化シート:合皮 |
価格
¥7,480(税込)
2023年12月17日現在
ウーヌス 帆布グランドシート あとがき
実際に使用してみて、他のグランドシートよりも重たいという残念なところがありますが、それ以上に帆布の質感や防水機能、様々なシーンで使えるなどのメリットが多いため、重さをカバーできる車でのキャンプなどのアウトドアにおすすめです!
インナーテント専用以外のグランドシートをお探しの方は、ぜひ候補の一つに入れられてみてはいかがでしょうか。
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