Zebrang(ゼブラン)のコーヒーギアでアウトドアに至福の一杯を!
キャンプなどアウトドアで飲むコーヒーは、普段自宅で飲むときよりも一段と美味しく感じませんか?
私もキャンプでコーヒーを飲み始めて以来、「ハンドコーヒーミルでコーヒー豆を挽き、粉をフィルターにセットし、ハンドドリップで抽出する」方法でアウトドアコーヒーを楽しんでいます。
アウトドアで美味しくコーヒーを飲むため、様々なブランドがアウトドア用にコーヒードリッパーなどを販売していますが、意外とコーヒー器具メーカーが販売するものがなかったのではないかと思います。
そうした中、この度コーヒーのことを知り尽くしている「コーヒー器具メーカー」の一つ「HARIO(ハリオ商事)」が、アウトドア用コーヒー器具ブランド「Zebrang(ゼブラン)」を立ち上げました。
今回縁があり、「Zebrang(ゼブラン)」のコーヒーギアを使用する機会がありましたので、詳しくご紹介します。
この記事は、Zebrang(ゼブラン)様より商品の提供を受けて作成しています。
Zebrang(ゼブラン)とは
コーヒー器具メーカーで有名なHARIO(ハリオ商事)が考えた、アウトドア用コーヒーギアブランドで、キャンプで出来る「新たなコーヒー体験」をテーマに立ち上げられました。
コーヒー器具メーカーの中でも、トップブランドの一つ「HARIO(ハリオ商事)」
コーヒーが好きな方なら、HARIO製のコーヒー器具を持ってらっしゃる方も多いはず。
私も自宅で愛用している「V60耐熱ガラス透過ドリッパー」「V60レンジサーバー」「コーヒードリップケトルヴォーノ」「コーヒーミル・セラミックスリム」がHARIO製です。
個人的には、V60ドリッパーの形状や構造に魅力を感じて購入したのですが、使い始めて6年以上経っている今や日常に欠かせないアイテムの一つとなっています。
そのHARIO(ハリオ商事)から立ち上がったのが、今回ご紹介する屋外用珈琲器具ブランド「Zebrang(ゼブラン)」。
Zebrang(ゼブラン)のコーヒーギアを初めて見た際、重厚感のあるブラックカラーが珈琲を連想させていると感じました。また豆のブラウン系とギアのブラックが、見事にマッチしていると思います。
第一弾としてZebrang(ゼブラン)から発売されたコーヒーギアは、以下の4種類。
- 真空二重マグコーヒーメーカー
- 軽量ドリップポット
- V60フラットドリッパー
- V60ペーパーフィルター02W
それでは、Zebrang(ゼブラン)の4種類のコーヒーギアをご紹介していきます。
真空二重マグコーヒーメーカー Zebrang(ゼブラン)
まず最初にレビューするのは、マグカップとストレーナーが一緒になった「真空二重マグコーヒーメーカー」。
これ一つあれば、ストレーナーがペーパーフィルターやドリッパーの代わりになるため、別途持っていく必要がありません。
またストレーナーは洗って何度も使用ができるため、大変エコです。
真空二重マグコーヒーメーカー セット内容
真空二重マグコーヒーメーカーのセット内容は、以下の通り。
- マグカップ
- ストレーナー
- フタ
- メッシュ収納袋
- 取扱説明書
真空二重マグコーヒーメーカーでコーヒーを淹れてみた
コーヒー粉からでもコーヒーを淹れることはできますが、個人的にはコーヒー豆を挽いて淹れることをおすすめします。(挽きたての方が美味しいから)
この時のキャンプでは、私が愛用しているHARIO製「コーヒーミル・セラミックスリム」でコーヒー豆を挽きました。
- STEP:1ストレーナーにコーヒー粉を入れる
ストレーナーをマグにセットして、コーヒー粉をストレーナーの内側にある4本のリブ(突起状のもの)の上端を目安に入れます。(約16g)
暗くて少しわかりにくいかもしれないので、ストレーナーをマグから出してみました。
こんな感じにコーヒー粉をストレーナーに入れます。(画像は少し多めです)
- STEP:2お湯を注ぐ
コーヒー粉の上からお湯を注ぎます。
この時に、あとでご紹介する「計量ドリップポット」にお湯を移し替えると、お湯の温度が下がり、コーヒーを淹れる際の推奨温度93度に近づけることができ、先の細い形状のためお湯を細く注ぐことができます。
お湯の量は、マグの8分目を見やすとします。(約200ml)
計量ドリップポットであれば、目盛りが打たれているため、きっちりと量れます。
- STEP:3フタをする
お湯を注ぎ終わると、フタをして約3分間待ちます。
ここで「美味しくな〜れ♪」と心の中でつぶやくと、更に美味しくなることでしょうw
- STEP:4フタとストレーナーを外す
3分経ったら、フタを外してストレーナーを上画像のように引っ掛けてお湯を切ります。
ストレーナーの底部に引っ掛けるためのくぼみがありますので、2箇所引っ掛けます。
- STEP:5ストレーナーをフタの上に置く
これは必須ではありませんが、外したフタを裏返しにすると、ちょうどストレーナーを置けるようになっていますので、こちらに置いた方が安定します。
- STEP:6コーヒー完成
これで美味しいコーヒーの完成です。
真空二重マグコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは、従来のペーパードリップ淹れたコーヒーとは異なり、濃くて深みのある美味しさを感じました。
美味しくコーヒーを淹れることができて、ペーパーフィルターやドリッパー要らずのエコでいい事尽くしの「真空二重マグコーヒーメーカー」ですが、ただ一つだけ気になるところがありました。
それは、一度コーヒーを淹れるとストレーナー内部にコーヒー粉が付着するところ。
自宅であれば、粉を大雑把に捨ててさっと洗い流せばすぐに使えますが、キャンプ場では炊事場が近いとは限らないのと、量にもよりますが炊事場で粉を洗い流すのはどうかなと思ったため、その部分が少し気になりましたが、エコで何度も利用できるストレーナーにはかなりの魅力を感じました。
何か粉を取るいい方法を、考えてみようと思います。
非常に美味しいコーヒーを淹れることができました。ペーパードリップとは、また違った美味しさがあり、ストレーナーは何度も利用ができるため、非常にエコで魅力たっぷりのコーヒーギアです。
真空二重マグコーヒーメーカー 仕様
サイズ | 幅120mm × 奥行93mm × 高107mm |
---|---|
実質容量 | 300ml |
重量 | 260g |
材質 | 本体:ステンレス ハンドル、フタ、ストレーナー:ポリプロピレン 巾着袋:ポリエステル |
原産国 | マグ、メッシュ収納袋:中国製 フタ、ハンドル、ストレーナー:日本製 |
真空二重マグコーヒーメーカー 価格
¥3,300(税込)
2024年3月3日現在
計量ドリップポット Zebrang(ゼブラン)
次にレビューするのは「計量ドリップポット」。
最初は正直「先の細いケトルさえあれば、特に必要なのかな?」と思っていましたが、使用後に気持ちは180度変わりました。
美味しいコーヒーを淹れるのなら、これはあった方がいいです。
なぜなら、沸騰させたケトルからこの計量ドリップポットにお湯を移し替えることで、温度が下がりコーヒーを淹れる際の推奨温度93度に近づけることができるから。
以前に美味しい珈琲の淹れ方の書物を読んだことがあり、コーヒーを淹れる際のお湯の温度は沸騰してからしばらく冷ました方が、美味しくコーヒーを淹れることができると書かれていたのを思い出しました。
まさしくそれです。
さらにポットの先が細くなっており、お湯を細く注ぐことができ、流れも見れて、計量もできるので一石三鳥ぐらいの代物です。
ただ一つだけデメリットを挙げるとすれば、今までのコーヒーギアにプラスして持ち運ぶため、かさ張ることぐらい。
しかし、美味しいアウトドアコーヒーを楽しむためなら、そのくらいはいいかなと個人的には思います。
お湯を移し替えるだけで適温に近づくため、美味しいコーヒーを淹れるなら、是非試して欲しいコーヒーギアです。直接火にかけることはできなため、今まで使用していたコーヒーギアにプラスして持ち運ぶ必要はありますが、それだけの価値はあると思います。おすすめです!
計量ドリップポット セット内容
計量ドリップポットのセット内容は、以下の通り。
- 計量ドリップポット
- 取扱説明書
計量ドリップポット 仕様
サイズ | 幅177mm × 奥行78mm × 高128mm × 径78mm |
---|---|
実質容量 | 350mL |
重量 | 200g |
材質 | PCT樹脂 |
原産国 | 日本 |
計量ドリップポット 価格
¥1,980(税込)
2024年3月3日現在
V60 フラットドリッパー Zebrang(ゼブラン)
次にレビューするのは「V60 フラットドリッパー」。
HARIO(ハリオ)の代名詞の一つ「V60 ドリッパー」は、世界に認められたコーヒーギアで、プロの現場でも選ばれて、世界75以上の国や地域で使われています。
以前に、美味しいコーヒーを飲みたいと思いHARIO(ハリオ)製のコーヒーギアを集めたのも、V60ドリッパーの形状や構造に魅力を感じたからでした。
そのV60ドリッパーが、アウトドア用として「V60 フラットドリッパー」として登場!
世界に認められたV60ドリッパーが、ポケットサイズになりました。
V60 フラットドリッパー セット内容
V60 フラットドリッパーのセット内容は、以下の通り。
- ドリッパー
- ホルダー
- 取扱説明書
V60 フラットドリッパーでコーヒーを淹れてみた
従来のペーパードリップ同様、コーヒー粉からでも淹れることはできますが、個人的にはコーヒー豆を挽いて淹れることをおすすめします。
この時のキャンプでは、私が愛用しているHARIO製「コーヒーミル・セラミックスリム」でコーヒー豆を挽きました。
- STEP:1ドリッパーを組み立てる
まずはドリッパーの組み立てから。
V60フラットドリッパーは持ち運びを考えられているため、名称の通りにフラットになっていますので、ドリッパー部分を円すい状に組み立てます。
スパイラルリブ(突起)がドリッパーの内側になるように円すい状に丸めて、外側に付いているボタンと穴で留めます。
- STEP:2V60フラットドリッパーを乗せる
ホルダーの穴にドリッパーを入れ、マグカップなどの上に乗せます。
- STEP:3ペーパーフィルターをのせコーヒー粉を入れる
あとは従来のペーパードリップと同様に、ペーパーフィルターを乗せ、コーヒー粉を入れてお湯を注ぎます。
- STEP:4お湯を注ぐ
美味しく入れるコツとして、お湯をコーヒー粉に湿らすくらいの量を注ぎ、30秒ほどおくと粉が膨らんできますので、そこから細く一定にして注ぎます。
美味しく淹れれると思いますので、一度お試し下さい!
- STEP:5コーヒー完成
あとはお湯が最後まで落ちるのを眺めながら、香りを楽しみます。
これで美味しいコーヒーの完成です。
V60ドリッパー同様に、淹れ方の加減で様々な好みに合わせて味を変化させることができます。
こちらは家庭でV60ドリッパーで淹れたコーヒーを飲まれている方なら、美味しさも想像ができると思います。
さっと組み立てができ、V60ドリッパーで淹れたコーヒーをアウトドアでも楽しめるのですから、「V60フラットドリッパー」はコーヒーファンには待望のアイテムではないでしょうか。
ただ一つだけ要望をするとすれば、素材がシリコーンゴムのため、そのまま収納すると埃などが付着しやすいため、サラサラした収納ケースなどが付属しているとありがたいなと思いました。
シリコーンゴムのため、折り畳めてコンパクトに収納できます。あのV60ドリッパーで淹れた美味しい珈琲を、アウトドアでも楽しめます!
V60 フラットドリッパー 仕様
サイズ | ドリッパー:径120mm × 高85mm ホルダー:幅130mm × 奥行75mm × 高15mm |
---|---|
実用容量 | 1~4杯 |
重量 | 70g |
材質 | ドリッパー:シリコーンゴム ホルダー:ポリプロピレン |
原産国 | 日本 |
V60 フラットドリッパー 価格
¥1,870(税込)
2024年3月3日現在
V60 ペーパーフィルター02W Zebrang(ゼブラン)
次にご紹介するのは、先程のペーパードリップの際に使用した「V60 ペーパーフィルター02W」。
安心の日本製で、素材のこだわりと徹底した品質管理を行っているそうです。
特筆すべきことは、「V60 ペーパーフィルター02W」はFSC認証を取得している、環境にやさしいペーパーフィルターということ。
FSCとは?
V60用コーヒーペーパーフィルターはFSC認証を取得している、環境にやさしいペーパーフィルターです。FSC認証製品は、消費者の皆さまが使用することで、世界の森林保全に貢献することができます。
FSCとは責任ある森林管理を世界に普及させることを目的に設立された国際的な非営利団体で、責任ある森林管理から生産される木材とその製品を識別し、それを消費者に届けることで、責任ある森林管理を消費者が支える仕組みになっています。
Zebrang
今まで全然気にしていませんでしたが、内容を読んでから「これからは、FSC認証しているものを使おう」と思うようになりました。
Zebrang(ゼブラン)でコーヒーギアを揃えるなら、是非とも使いたいアイテムです。
V60 ペーパーフィルター02W 仕様
重量 | 70g |
---|---|
実用容量 | 1〜4杯用 |
原産国 | 日本 |
V60 ペーパーフィルター02W 価格
¥231(税込)
2024年3月3日現在
Zebrang(ゼブラン) コーヒーギア あとがき
「真空二重マグコーヒーメーカー」と、「V60フラットドリッパー」を使って実際にコーヒーを淹れてみましたが、それぞれ異なった美味しさがありました。
私が感じた感想をまとめると、以下のようになります。
- 真空二重マグコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは、濃くて深みのある美味しさ
- V60フラットドリッパーで淹れたコーヒーは、スッキリとした美味しさ
- 美味しいコーヒーを淹れるなら、計量ドリップポットはあった方がいい
Zebrang(ゼブラン)のコーヒーギアで淹れたコーヒーを、是非とも皆さんにも味わってみて欲しいです。
アウトドアに至福の一杯を!
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