【スティックターボⅡ レビュー】使いやすいスティック型ターボライターをカスタム!
キャンプで火器を使用する際など、火を着火させるためにどのようなものをお使いですか?
私は、SOTOの「スライドガストーチ」がコンパクトなため、よく使用していたのですが、調子が悪くなったのを機に、2020年に発売されたユニフレームの「スティックターボⅡ」を購入しました。
SOTOのスライドガストーチに比べると、コンパクトさにはかけ離れており、結構存在感のあるターボライターになりますが、様々なブランドがカスタムできるようパーツを販売しており、自分好みにカスタムするができるというところが、購入した一つの理由です。(ユニフレームの正規品はありません)
それでは、スティックターボⅡの仕様や私がやったカスタムをご紹介します。
ユニフレームのサイトには「分解禁止」の項目が追加されており、事故・発火の原因となるため、ご自身での分解・改造はなさらないでくださいとことです。
また、カスタムは改造行為にあたるため、修理の受付も行わないとのことで、もしされる場合は必ず自己責任で行って下さい。
スティックターボⅡ / ユニフレーム
SOTO スライドガストーチなどに比べると存在感のあるため、かなり大きく感じますが、非常に使いやすいサイズをしているユニフレーム「スティックターボⅡ」
購入した状態は、パイプとグリップがシルバーになっており、シールを外せばこのままでもいい感じに使用できます。
ただガイロープなどを短く切り、底に通して使用する方が実際には使いやすいです。
それではディテールから、見ていきます。
スティックターボⅡ ディテール
特筆することはないのですが、表側の赤いボタンがセーフティーボタンになり、スライドさせることでロックが掛かる仕組みです。
セーフティーボタン部分全体が着火スイッチとなっています。
着火スイッチ下側に火力調整ダイヤルがあり、+ーの方向に回して火力を調整知します。
裏側は、特にボタン等はありません。
スティックターボⅡ 注意事項
スティックターボⅡを使用するにあたっての、注意事項です。
- ガスの充填にはライター用ガスを使用(カセットボンベのガスは使用できません)
- 30秒以上炎を出し続けないようにしてください。
- 使用後はセーフティーボタンをスライドさせて、必ずロックして下さい。
- 本体をコンロ等、熱気のある場所や車内での放置、直接日光の当たる場所に置かないで下さい。
- 気温が40℃以上になる場所に放置しないで下さい。
これら以外にも注意事項はあるので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。
スティックターボⅡ 仕様
サイズ | 約Φ16(Φ27)×全長209mm |
---|---|
重量 | 約140g(未充填時) |
充填量 | 約3.0g(0.28g/分) |
使用燃料 | 市販ライター用ガス |
材質 | 本体:ステンレス鋼、亜鉛ダイキャスト、樹脂 |
カセットボンベは充填できません
スティックターボⅡ 価格
¥3,300(税込)
2021年9月1日現在、在庫がなく価格が高騰していることがあります。
スティックターボⅡ カスタム
スティックターボⅡ用に、ユニフレームの正規品ではありませんが、ガレージブランドなどから様々なカスタムパーツが販売されています。
その中から、私が行ったカスタムをご紹介します。
ユニフレームのサイトには「分解禁止」の項目が追加されており、事故・発火の原因となるため、ご自身での分解・改造はなさらないでくださいとことです。
また、カスタムは改造行為にあたるため、修理の受付も行わないとのことで、もしされる場合は必ず自己責任で行って下さい。
t2_pipe
まずはパイプ部分の交換から。
私が行ったのは、焚き火台「takibi_no_asi」などで有名なブランドAsimocrafts(アシモクラフツ)の「t2_pipe」に交換しました。
交換方法は、パイプ根元にあるネジを回してパイプを外して、t2_pipeと入れ替えt2_pipeに付属しているブラックのネジで止め直すだけです。
画像は撮影順序が逆だったため、グリップもラバーを装着済みとなっています。
交換方法は以上になり、かなり簡単にカスタムすることができます。
t2_pipeですが、以前は通常販売されていましたが、現在は予約商品となるようです。
2021年9月1日現在
ラバーグリップ
本当は、asimocraftsのt2_pipeと一緒に、次に紹介しますasigrip_t2wを購入したかったのですが、なかなか予約販売にもこぎつけなかったため、何かいい方法がないかと思って考えた代物。
ドライヤーで熱を加えると縮むラバーグリップが使えないかと…
交換というかカスタム方法は、以下の通りです。
まずは、スティックターボⅡの底にあるネジ2つを、ドライバーで外します。
このように底部部が外れます。
グリップを抜きます。
次にグリップよりも経の大きいラバーグリップに、グリップを通してドライヤーで密着するまで温めます。
密着したら端をカットします。
あとは外した方法の逆で元に戻せば完成です。
先述したように、ガイロープなどを底に通せばより一層使いやすくなりますよ!
また取り外しも簡単で、少し切れ目を入れて引っ張ると画像のように綺麗に外れます。
私が購入したものは下記のグリップですが、これ以外にも様々なものがありますので、気に入ったカラーなどを購入されてみては如何でしょうか。
asigrip_t2W
一番最後は、予約してから約4ヶ月して到着したasimocrafts(アシモクラフツ)の「asigrip_t2w」
asimocrafts(アシモクラフツ)の代名詞でもある、ニギニギすると気持ちがいい「名栗加工」が施されたグリップ。
価格はお安くありませんが、見ているとなんだか懐かしい感じがします。
こちらの交換方法は、ラバーグリップと同じです。
底のネジを外してグリップを外します。
ラバーグリップと異なるのは、最初のグリップは外してasigrip_t2wを装着するという点だけです。
このグリップは予約販売なのですが、その予約も上限に達していることが多く、手に入れることが難しいアイテムとなっています。
2021年9月1日現在
スティックターボⅡ あとがき
ちょっと無骨な、ユニフレームのターボライター「スティックターボⅡ」
人気があるからこそ、こんなにも様々なブランドがパーツをでしてくるのでしょうね。(カスタムパーツはユニフレームの正規品はありません。)
今後も様々なパーツが出てきそうですね!
ユニフレームのサイトには「分解禁止」の項目が追加されており、事故・発火の原因となるため、ご自身での分解・改造はなさらないでくださいとことです。
また、カスタムは改造行為にあたるため、修理の受付も行わないとのことで、もしされる場合は必ず自己責任で行って下さい。