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【廃盤】シュナーベル5 レビュー|設営が簡単なogawaのトンネル型テント
2023年10月20日現在、シュナーベル5は廃盤となっています。
2015年の年末のキャンパルジャパンの価格改定により、2015年12月21日(月)以降、税抜き価格が10万円以下だったシュナーベル5の価格が、一気に129,800円(税込)になるということで、小市民な私にとっては痛い値上げ。
20,000円以上も上がってしまうと、更にシュナーベル5の購入が遠のくと思い、無理なお願いを奥様にしたところ、「しゃあないから買うたらと…」と温かいお言葉を頂戴したので、ギリギリ価格改定前に購入しました。
それでは、シュナーベル5とはどのようなテントなのか、レビューを含めて紹介します。
シュナーベル5
昨年末にドタバタで価格改定前に購入したシュナーベル5ですが、購入はしたものの特にキャンプの予定がなく家族に不幸もあり、行けずじまいで春になりGWも行けずにタンスの肥やし状態でした。
子どもが中学生に入り、部活にも入ったため余計に行けない日々が…
たまたま日曜参観の日は部活もなく、翌日が振替休日で私もたまたま休みだったので、無理やりシュナーベル5の初張りも兼ねてキャンプに行ってきました。
開封
付属品は、本体(インナー含む)、ルーフフライ、セルフスタンデイングテープ、ペグ、張綱、 ハンマー、収納袋。
以前使用していた、ドーム型テントとは比較にならないくらい大きく、かなり重たく感じます。
果たして張れるのだろうか…と、不安がよぎります。
一通り説明書で張り方は頭の中に入れて、イメトレできているのですが、実際のところはわかりません。
シュナーベル5の設営
今回初張りに行ったキャンプ場は、沖縄市泡瀬にある沖縄県総合運動公園のオートキャンプ場で、夕方の4時頃に着きました。
区画は電話で予約をしていた海側。
夕日が眩しくないよう、ガジュマルの木の陰がもらえるところに張ることにしました。
まず車から一目散にシュナーベル5を取り出しました。
こんなに綺麗に二度とたたむことは不可能と察知し、記念撮影(笑)
ポールからペグまで入っているのに、余裕があります。
撤収の際は、こんなに隙間があかないだろうなと思いつつ、早速幕を取り出します。
とりあえず、どんな方向にたたまれているかをチェックするために、一旦広げます。
この時点で、かなり大きい印象です。
次に、3つのポールを通していきます。
真ん中に通すポールには色がついているので、すぐに見分けがつきます。
またあとからつけるサイドのポールはストレートなため、前後のポール(少し湾曲しています)もすぐに見分けがつきます。
3つのポールを通し終えると、次にエンドピンをポールに差し込むのですが、これが結構固かった。「えっ!これ以上やったら折れない?」ぐらいだったので…
今回固さがわかったので、次回からは何のためらいもなく差し込みできそうです(笑)
次に一番後ろ(一番前でも大丈夫)をペグで仮固定して、前(前を固定したら後ろ)へ引っ張っていくだけでこの状態になります。
シュナーベル5はトンネンル型のテントなので、構造はかなり簡単です。ご覧のように既にある程度の形になっています。
次に3つのポールを補強するサイドポールをエンドピンに差し込み、幕についているベルクロ(マジックテープ)とフックでサイドポールを固定します。
あとはペグを打ち、ルーフフライをつけ、ガイロープを張れば完成です。
この時は、風も少なく周りが木に囲まれていたため、ガイロープは張っていません。
設営に慣れればあっという間に張れる幕です。
今までドームテントを張るのに、時間がかかっていたのが嘘のようです。
ドアパネルのはね上げ
ここで一つ忘れていたことが…
アップライトポールを購入するの忘れていたため、急遽スノーピークのレクタLのアルミポール(170cm)を使用したのですが、170cmのため頭がすります。
今回はセンターにこれもまたレクタLのウイングポール(280cm 4本つなぎ)の一本除いて210cmにして立ててみました。
案外ランタンポールの変わりになって、夜間の調理に最適でした。
通気性(メッシュ)について
今回私がシュナーベル5を購入した一番の理由が、この通気性(メッシュ)にあるといっても過言ではありません。
何故かというと…
沖縄は暑いから!
この一言につきます(笑)
シュナーベル5は、写真から見てもわかりますように、至るところがメッシュになるという優れもの。
特にインナー部分のメッシュとフライ部のメッシュが重なるところも、上の写真のようにかなり風が入ってきそうな感じ。
実際に風通しはかなり良かったです。
インナーについて
インナーは幕本体にあとから引っ掛けて設営するタイプのため、自立しません。必ずグランドシートを敷いてから設営しないと、インナーの下部が濡れた時に乾かしにくいです。
私は以前使用していました、ドームテントのグランドシートを利用しました。
次にインナーの中にコットを入れてみたところ、かなりキツキツでした。
ハイランダーのコットは縦190cmで、シュナーベル5は縦220cmあるはずなのですが…
なんでだろう?と思いましたが、とりあえず写真のような状態でした。
また、メーカーが出しているインナーの人数は5名なのですが、実際に使用してみると大人5名はぎゅうぎゅうに詰めたら入るかも知れませんが、かなりキツいです。夜中トイレに行く際に誰かの頭を必ず踏むでしょう。
個人的には大人2名、子ども2名がいいくらいかなと思います。
シュナーベル5の仕様
使用時サイズ | 560×320×H206cm(最大) |
---|---|
パッキングサイズ | 80×40×30cm |
カラー | ブラウン×サンド×レッド |
重量 | 幕体:約9.9kg、ポール:約5.7kg |
素材 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1.800mm) 内幕:ポリエステル グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金 |
付属品 | ルーフフライ、セルフスタンデイングテープ、 ペグ、ピン、張綱、 ハンマー、収納袋 |
まとめ
この度のテント選びは、通気性を一番に考えキャンパルジャパン(旧 小川キャンパル)の「シュナーベル5」を購入しました。
実際に設営してみて、本当に設営が非常に簡単で驚きました。
今回は初張りということで、設営時間が40分程度かかっていますが、慣れればもっと早く設営ができると思います。
居住性もよく、大人3名のうちの家族にとっては大き過ぎず小さ過ぎず、いい感じの大きさです。
シュナーベル5を購入して良かったです!