ゼインアーツ ロガ / ROGA|ブリッジフレームを取り入れたミドルサイズツールームテント
2023年ゼインアーツの新作テントやシェルターは、以下の合計3アイテム。
- ZEKU-M TC(ゼクーM TC)
- GIGI-1 TC(ギギ1 TC)
- ROGA(ロガ)
今回は、その中から個人的に一番気になるテント「ロガ」を紹介します。
ロガ 特徴
ロガの主な特徴をピックアップして紹介します。
- 耐風性が高い
- 高さが170cmある
- 少人数に最適なサイズ
- 奥行きも広い
- 最大4名が就寝可能
- 様々なところをオープンできる
- 裾にスカートを装備
耐風性が高い
ロガ最大の特徴が、この耐風性が高いというところ。
ゼインアーツオリジナルの構造で、サイドのブリッジフレームが2つのクロスフレームを連動させて高い耐風性を生み出します。
少ないフレームワークで、最大の効果を生み出すゼインアーツならではの構造です。
高さが170cmある
耐風性を求めると、どうしてもテント高さを低くしがちですが、最大高は170cmと意外と高め。
高さが170cmあるため居住性も優れており、インナーテントを外せば、大きなシェルターとしての利用も可能です。
少人数に最適なサイズ
テーブルやチェア、その他必要な道具を十分に入れた状態で、少人数(2〜3名)が快適に過ごせるサイズ。
少人数のキャンプに最適なサイズです。
奥行きも広い
長辺(幅)が595cmと長く細長く見えるため、「短辺(奥行き)は狭いんじゃないの?」と思われがちですが、実際は300cmあるため意外と広いです。
画像のように、コットを横にしてもまだまだ余裕のある広さ。
最大4名が就寝可能
快適に過ごすのなら、2〜3名がくらいがちょうどいいのですが、実はインナーテントには、詰めれば最大4名が就寝できる広さがあります。
様々なところをオープンできる
ロガは、画像のように様々なところをオープンすることができます。
さらに、インナーテントのサイドパネルと本体(フライ)のパネル部分がリンクしているため、サイドからの出入りが可能。
これだけオープンできれば、夏場も涼しそうです。
個人的には、ここが一番気になっていました。これはいい…
裾にスカートを装備
ロガ4にはなかった、本体裾に冷気や風の侵入を軽減してくれるスカートを装備。
冬場の冷え込みを緩和してくれます。
ロガ 仕様・価格
ロガの仕様や価格を紹介します。
仕様
サイズ | 595×300×H170cm(最大値) |
---|---|
インナーサイズ | 250×220cm(高さの記載なし:最大値) |
収納サイズ | 70×25×25(h)cm(キャリーバッグサイズ) |
重量 | 11.5kg |
材質 | 【本体(フライシート)】 75Dシリコーンポリエステルリップストップ、 遮光PU加工 (耐水圧1,500mm) 【インナーテント】 ウォール:68Dポリエステルタフタ ボトム:150Dポリエステルオックス・PU加工 ( 耐水圧1,500mm ) 【フレーム一式】 A6061 / φ13mm・φ11mm 【3.5mロープ】 ポリプロピレン / φ3mm 【2.5mロープ】 ポリプロピレン / φ3mm 【キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース】 150Dポリエステルオックス |
セット内容 | フライシート×1 インナーテント×1 フレーム一式×6 3.5mロープ×4 2.5mロープ×8 キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース×各1 |
グランドシートとペグは付属しません。
価格
¥89,980(税込)
2024年2月29日現在
ロガ4と比較
ゼインアーツが以前に販売していたテント「ロガ4」と何が異なるのか、比較してみました。
見た感じの形状は似ていますが、ベンチレーションの位置や、裾にスカートを装備していたりと、結構異なります。
サイズからロガの方がロガ4に比べて、サイズアップしていることがわかります。
ロガの方が、幅90cm、奥行40cm、高さ30cm広くなっています。
ロガ | ロガ4 | |
---|---|---|
サイズ | 595×300×H170cm(最大値) | 505×260×H140cm(最大値) |
インナーサイズ | 250×220cm(高さの記載なし:最大値) | 240×220cm(高さの記載なし:最大値) |
収納サイズ | 70×25×25(h)cm(キャリーバッグサイズ) | 62×23×23(h)cm(キャリーバッグサイズ) |
重量 | 11.5kg | 6.8kg(インナー:1.25kg、フットプリント:0.4kg) |
材質 | 【本体(フライシート)】 75Dシリコーンポリエステルリップストップ、 遮光PU加工 (耐水圧1,500mm) 【インナーテント】 ウォール:68Dポリエステルタフタ ボトム:150Dポリエステルオックス・PU加工 ( 耐水圧1,500mm ) 【フレーム一式】 A6061 / φ13mm・φ11mm 【3.5mロープ】 ポリプロピレン / φ3mm 【2.5mロープ】 ポリプロピレン / φ3mm 【キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース】 150Dポリエステルオックス | 【フライシート】 50Dシリコーンポリエステルリップストップ、 PU加工(耐水圧1,500mm) 【インナーテント】 ウォール:20Dポリエステルリップストップ ボトム:70Dナイロンタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) 【グランドシート】 75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) 【ダブルクロスフレーム(長・短)】A7001・φ11mm 【ブリッジフレーム】A7001・φ9.5mm 【Vペグ】ジュラルミン・17cm 【2.5mロープ】ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm 【リペアパイプ】A7001 【キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース】 150Dポリエステルオックス |
セット内容 | フライシート×1 インナーテント×1 フレーム一式×6 3.5mロープ×4 2.5mロープ×8 キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース×各1 | フライシート×1 インナーテント×1 グランドシート×1 ダブルクロスフレーム(長・短)×各2 ブリッジフレーム×2 Vペグ×24 2.5mロープ×12 リペアパイプ×1 キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1 |
本体素材が、75Dシリコーンポリエステルリップストップ・遮光PU加工になり、インナーテントもウォールが68Dポリエステルタフタ、ボトムが150Dポリエステルオックスになり、裾にスカートをそうびしたため、重量が11.5kgとロガ4に比べると約4.7kg重くなっていることがわかります。
ロガは仕様から見ると、グランドシートとペグが省かれました。
ロガ あとがき
2023年に発売されるゼインアーつのテントやシェルターは、一番最初に販売したテント・シェルターの素材違いやサイズ違いで、新しい形状のものはありません。
それなのに、新鮮に感じるのはこの形状が完成されたものだからだと思います。
きっと争奪戦になるはずですが、個人的にはロガは欲しいところです。
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