リゲルPro. ストーブプラス|スノーピークより薪ストーブがセットになったシェルター登場
スノーピークから、薪ストーブがセットになった驚きのシェルター「リゲルPro. ストーブプラス」が登場。
どんなシェルターかというと、TCフルフライシートと薪ストーブ、一酸化炭素チェッカーがセットになったもので、シェルター内で薪ストーブが楽しめるように設計されたもの。
セット販売だけでなく、シェルター単体のみの販売もありますが、薪ストーブやTCフルフライシート、一酸化炭素チェッカーの単体販売はありません。
何よりも、価格を見て衝撃が走りました。
リゲルPro. ストーブプラスの価格が、なんと¥1,485,000(税込)だったから…
驚きの価格設定に、SNS等が騒がしくなっています。
そこで、どのようなシェルターなのか「リゲルPro. ストーブプラス」を紹介します。
2023年に発売されますが、スノーピークの発表によると2024 New Productsの第1弾アイテムとされています。
リゲルPro. ストーブプラス
予告もなく、急遽発表のあった薪ストーブがセットになったリゲルPro. ストーブプラス。
2023年11月25日からの発売予定。
どのようなものが、セットになっているのか、セット内容から見ていきます。
セット内容
リゲルPro. ストーブプラスのセット内容は、大きく分けると次の通り。
- リゲルPro. シェルター本体
- TCフルフライシート
- リゲルストーブ(薪ストーブ)
- 一酸化炭素チェッカー
煙突セットや煙突固定ベルトなどもセットになっていますが、ペグは含まれません。
特徴
次に、リゲルPro. ストーブプラスの主な特徴を紹介します。
- シェルター内で薪ストーブが使用できる
- 換気と保温力を両立
- 薪ストーブやTCフライシート、一酸化炭素チェッカーが付属
- 焚き火を囲むような広いスペース
- 煙突を固定する安全設計
- すべての方向から炎が楽しめるストーブ
- ストーブがテーブル構造になっている
- インナーテントなどが付属
- シェルター内が広い
シェルター内で薪ストーブが使用できる
リゲルPro. ストーブプラス最大の特徴は、何と言ってもシェルター内で薪ストーブが使用できるというところ。
一酸化炭素中毒に注意が必要ですが、シェルター内で薪ストーブを楽しむことができることは嬉しいですね。
冬キャンプが楽しくなります。
換気と保温力を両立
付属のTCフルフライシートを被せることで、二重構造になるため、換気と保温の両立ができる様になりました。
薪ストーブやTCフルフライシート、一酸化炭素チェッカーが付属
リゲルPro. ストーブプラスには、薪ストーブ「リゲルストーブ」が付属しています。
外気温の影響を受けにくく、空気の循環を促進させるための二重構造にするための、TCフルフライシートが付属。
TCフルフライシートはTC素材でできており、ポリエステルなどの生地と比べて火の粉に強いため、薪ストーブなどに最適。
決して燃えないわけではありません。
またリッジポールで跳ね上げることができます。
シェルター内に薪ストーブをインストールする際に必要な、一酸化炭素チェッカーも付属します。
焚き火を囲むような広いスペース
4人程度ならインナーテントを張った状態でも、画像のように薪ストーブを囲むスペースが、まるで焚き火を囲んでいるような広いスペースを得ることができます。
煙突を固定する安全設計
リゲルストーブは、室内に配された4本のベルトで煙突を固定する設計。
テンションをがかかっていることで倒れにくくなり、煙突と幕の間の隙間がなくなり、雨などの侵入を軽減します。
この構造にすることで、シェルター外側に煙突を固定するロープがなくなるため、足を引っかける心配がありません。
また煙突との接触部分には、熱に強いシリコーン製のリングを配置しているため、安心して使用できます。
すべての方向から炎が楽しめるストーブ
4面ともガラス窓のため、どこからでも燃え上がる炎を楽しむことができます。
ガラス素材は、熱の影響を受けにくい耐熱ガラスを採用しており、テーブルをセットにすることで、安全性を保ちながら、火を囲んだ楽しい時間を過ごすことができます。
ストーブがテーブル構造になっている
ストーブ自体に直接脚がなく、ストーブを囲むような形状のテーブル構造になっており、アジャスター機能がついているため、ぐらつきにくく安心して使用できます。
また脚部分は、X字することで、テーブル内部に誤って足が入り込むのを防ぐ役割をしています。
インナーテントなどが付属
驚きの価格だけあって、対応人数4人用のインナーテント(インナールーム)やインナーマット、グランドシートが付属します。
シェルター内が広い
最大サイズが700×450×225cmあり、インナーテントを設営した状態でもシェルター内は広く、いたるところがメッシュになるため、シェルター内で快適に過ごすことができます。
仕様
サイズ | リゲルPro.(シェルター):700×450×225cm リゲルストーブ:137×137×67cm(煙突高さ478cm) |
---|---|
インナーサイズ | 210×425×180cm(シェルターインナー) |
収納サイズ | シェルター本体収納ケース:88×34×39(h)cm フレーム収納ケース:75×19×24(h)cm マット・シート収納ケース:83×68×9(h)cm TCフルフライシート収納ケース:77×26×30(h)cm ストーブ収納ケース:72×47×64(h)cm ストーブベース収納ケース:92×32×17(h)cm テーブルトップ収納ケース:122×33×13(h)cm 煙突収納ケース:148×50×20(h)cm 一酸化炭素チェッカー(一つあたり):Φ82×60(h)mm |
重量 | シェルター本体・フレーム一式:30kg マットシートセット:5.4kg TCフルフライシート:13.4kg ストーブ本体(収納ケースを含む):42kg ストーブベース(収納ケースを含む):19kg テーブルトップ一式(収納ケースを含む):19kg 煙突(収納ケースを含む):10.5kg 一酸化炭素チェッカー本体(一つあたり):105g(電池を除く) |
材質 | 【リゲルPro.(シェルター)】 本体:75Dシリコンポリエステルリップストップ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,500mmミニマム シールドルーフ:75Dシリコンポリエステルリップストップ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,500mmミニマム フレーム:A6061 TCフルフライシート:ポリエステルコットン混紡生地(ポリエステル約65%、コットン約35%) インナールーム:20Dポリエステルミニリップストップ(ウォール)40Dナイロンリップストップ、PUコーティング耐水圧1,500mmミニマム(ボトム) フレーム:A6061 インナーマット:68DポリエステルタフタPUコーティング(表生地)、PVC(裏生地)、ポリエチレン(中芯) グランドシート:210DポリエステルオックスPUコーティング耐水圧2,000mm 【リゲルストーブ】 ストーブ本体:ステンレス ストーブベーススタンド:ステンレス ストーブブリッジ:ステンレス テーブルトップ:ステンレス ハンドル:ステンレス 灰かき:ステンレス 窓ガラス:耐熱ガラス 煙突:ステンレス 煙突固定ベルト:ナイロン、綿、ステンレス 遮熱シート:ポリエステル(シリコーンコーティング) ストーブ収納ケース:PVC、ポリエチレン ストーブベースフレーム収納ケース:PVC、ポリエチレン テーブルトップ収納ケース:PVC、ポリエチレン 煙突収納ケース:PVC、ポリエチレン 【一酸化炭素チェッカー】 本体:ABS樹脂 レンズカバー:PMMA樹脂 ハンギングベルト:ナイロン |
セット内容 | 【リゲルPro.(シェルター)】 シェルター本体、TCフルフライシート、リッジポール×2、Aフレーム①×2、 Aフレーム②×4、Cフレーム×2、テントフレーム×2、 インナーリッジポール×2、アップライトポール×2、シールドルーフ、 インナールーム、インナーマット、グランドシート、自在付ロープ(3m×10、3.5m×4、二又用7m×2)、 フライシートキャリーバッグ、フレームキャリーバッグ、 TCフルフライシートキャリーバッグ、マットシートキャリーバッグ、ペグケース 【リゲルストーブ】 ストーブ本体、ストーブベーススタンド、ストーブブリッジA×2/B×2、 テーブルトップ×4、ハンドル×2、灰かき、窓ガラス(大)x2、窓ガラス(小)×2、 煙突セット、煙突固定ベルト×4、遮熱シート、ストーブ収納ケース、 ストーブベースフレーム収納ケース、テーブルトップ収納ケース、煙突収納ケース 【一酸化炭素チェッカー】 一酸化炭素チェッカー本体×2、ハンギングベルト×2、単四型アルカリ乾電池×4 |
価格
¥1,485,000(税込)
2023年10月28日現在
購入方法
「リゲルPro. ストーブプラス」は、オンライン販売を行っておらず、スノーピークの正規取扱店にて取り扱っています。
安全に使用してもらうため、正規取扱店スタッフが購入のご相談から製品の使用方法や設営手順・販売状況などを案内するためだそうです。
リゲルPro. ストーブプラスの販売店はこちらから。
また薪ストーブ「リゲルストーブ」は、単体の販売を行っていないため、このストーブを使用したい方は、現在のところ「リゲルPro. ストーブプラス」を購入するしか方法はなさそうです。
リゲルPro.
リゲルPro.は、「リゲルPro. ストーブプラス」のシェルター本体の単体販売。
薪ストーブやTCフライシート、一酸化炭素チェッカーは付属しません。
セット内容から見ていきます。
セット内容
リゲルPro.のセット内容は以下の通り。
- シェルター本体
- リッジポール×2
- Aフレーム①×2
- Aフレーム②×4
- Cフレーム×2
- テントフレーム×2
- インナーリッジポール×2
- アップライトポール×2
- シールドルーフ
- インナールーム
- インナーマット
- グランドシート
- 自在付ロープ(3m×10、3.5m×4、二又用7m×2)
- フライシートキャリーバッグ
- フレームキャリーバッグ
- マットシートキャリーバッグ
- ペグケース
ペグは含まれません。
特徴
次に、シェルター「リゲルPro.」の特徴を紹介します。
- 様々な箇所がメッシュになる
- サイドウォールを装備
- インナーテント、マット、グランドシートも付属
- シールドルーフも付属
様々な箇所がメッシュになる
リゲルPro.の最大の特徴は、様々な箇所がメッシュになるというところ。
付属するインナーテント(インナールーム)のメッシュ部分とも重ねてメッシュにすれば、夏のキャンプも快適に過ごせそうです。
サイドウォールを装備
前後のパネルを跳ね上げることができ、さらにサイドには雨や風、日差しの軽減してくれるサイドウォールを装備しています。
インナーテント、インナーマット、グランドシートも付属
インナーテント(インナールーム)だけでなく、インナーマットやグランドシートも付属します。
画像で敷いてある、キャンピングマット2.5wは付属しません。
シールドルーフも付属
夏の日差しを遮り、暑さを軽減してくれる屋根部分のシート「シールドルーフ」も付属します。
仕様
サイズ | 700×450×225cm |
---|---|
インナーサイズ | 210×425×180cm |
収納サイズ | シェルター本体収納ケース:88×34×39(h)cm フレーム収納ケース:75×19×24(h)cm マット・シート収納ケース:83×68×9(h)cm |
重量 | シェルター本体・フレーム一式:30kg マットシートセット:5.4kg |
材質 | 本体:75Dシリコンポリエステルリップストップ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,500mmミニマム シールドルーフ:75Dシリコンポリエステルリップストップ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,500mmミニマム フレーム:A6061 インナールーム:20Dポリエステルミニリップストップ(ウォール)40Dナイロンリップストップ、PUコーティング耐水圧1,500mmミニマム(ボトム) フレーム:A6061 インナーマット:68DポリエステルタフタPUコーティング(表生地)、PVC(裏生地)、ポリエチレン(中芯) グランドシート:210DポリエステルオックスPUコーティング耐水圧2,000mm |
セット内容 | シェルター本体、リッジポール×2、Aフレーム①×2、Aフレーム②×4、 Cフレーム×2、テントフレーム×2、インナーリッジポール×2、 アップライトポール×2、シールドルーフ、インナールーム、インナーマット、 グランドシート、自在付ロープ(3m×10、3.5m×4、二又用7m×2)、 フライシートキャリーバッグ、フレームキャリーバッグ、 マットシートキャリーバッグ、ペグケース |
ペグは含みません
価格
¥605,000(税込)
2023年10月28日現在
購入方法
リゲルPro. ストーブプラスとは異なり、リゲルPro.は全国のスノーピーク製品の取扱店および、オンラインストアにて販売するとのことです。
あとがき
個人的には、シェルター内で薪ストーブができるセットをスノーピークが販売することよりも、価格が衝撃すぎました。
100万円を超える時点で、もうキャンプ用品の域を超えてますね。
仕様などを見ていると、すごくいいシェルターだと思いますが、流石にこの金額を出す方は、なかなかいないのではないかと思います。
様々な商品の価格が高騰し、給料は据え置きと言われているこの世の中で、この金額のシェルターを出してくるとは…
世の中とのギャップに、ちょっとスノーピークの今後が心配なのは、私だけでないはず…