【限定復刻】廃盤になったパンダVC+がファンの要望に応えて1回限りの限定生産!tent-Mark DESIGNS
2019年に発売された「パンダVC」の、本体裾にスカートを装備してリニューアルした「パンダVC+」ですが、残念ながら廃盤になったテントの一つ。
そのパンダVC+が、ファンからの要望に応え1回限りの限定復刻!
見た目のキレイなカラーはそのまま。
限定復刻にあたり、以前のパンダVC+とどこか異なるのか、比較を交えて紹介します。
パンダVC+ / PANDA VC+
オカモチや焚き火タープで有名なtent-Mark DESIGNSと、イラストレーター「こいしゆうか」さんとのコラボで出来たワンポールテントで、女性だけでなくソロキャンパーに人気のテント。
そのパンダテントには様々な種類が存在します。
- PANDA(パンダテント)
- PANDA LIGHT(パンダライト)
- PANDA TC+
- PANDA VC+(今回紹介しているテント)
合計4種類あり、従来のPANDA(パンダテント)はレッドカラーのみ、PANDA LIGHT(パンダライト)はダークグリーンの2kgを切ったライトバージョン。
PANDA TC+は名の通りTC素材のパンダテントで、サイズが従来のPANDAよりも少し大きくなっています。
PANDA VC+は今回ご紹介するテントで、VC素材を使用していることからパンダVC+となっています。
それでは、パンダVC+の特徴から見ていきます。
パンダVC+ 特徴
最大の特徴はコットン混紡生地の素材を採用していますが、従来のTCではなくVCという生地を使用しているというところ。
新素材VCは、バリューコットンの略称でコットン60%、ポリエステル40%の新素材。一般的なTC(コットン35% ポリエステル65%)に比べて、重量はありますが、遮光性がUPして風合いもよく、コットンが増えたことで結露が出にくい素材。
コットンの比率が高くなっているため、その分重量も増えます。
一般的なTC素材に比べると、雨に濡れると乾きにくいというデメリットがありますが、その分風合いがよく遮光性がアップし、結露しにくいというメリットがあります。
VC素材はポリエステルと比べ穴はあきにくいですが、難燃加工はされておらず、決して穴が開かないわけではありませんので、幕体に火が当たるような位置での火器使用、焚火はしないでください。付近の火気にも十分ご注意ください。
パンダVCからのリニューアル後の変更点
2019年に発売されたパンダVCからの変更点は、以下の通りです。
- インナーを縦にも横にも設営可能
- 裾にスカートを装備
インナーを縦にも横にも設営可能
これは意外と便利な特徴で、インナーテントが縦にも横にも設営が可能です。
気分や天候などによって変えることができます。
縦に設置した際も、インナーテントの側面も開くためアクセスがしやすく、前室に自転車などもテント内に収納しやすくなりました。
裾にスカートを装備
スカートが装備されたことにより、雨風の侵入を防ぎ快適性がさらに向上しました。
トグルでまとめることができるため、画像のように夏は巻き上げて、冬や寒い時期にスカートを下ろして冷気をシャットアウトすることができるため、便利です。
スカートもVC素材を採用しています。
パンダVC+ 仕様
使用時サイズ(約) | 2,700×2,700×1,700(高)mm |
---|---|
インナーサイズ(約) | 2,500×1,150×1,550(高)mm |
収納時サイズ(約) | 530×250×180(高)mm |
重量(約) | 総重量:7.27kg (ペグ/張り綱/収納ケース含む) 本体重量:5.67kg (フライ/インナー/ポール) 収納ケース:390g |
材質 | フライシート:コットン混紡生地 (VC) コットン60% ポリエステル40% (表面撥水加工) インナーテント:ポリエステルメッシュ インナーボトム:ポリエステルタフタ68D (PUコーティング)耐水圧1500mm ポール:アルミ製4本継ぎ(φ22mm/1,700mm)×1本 |
付属品 | ペグ×14、張り綱×4、収納ケース |
グランドシートは別売です
パンダVC+ 価格
¥34,980 (税込)
1度限りの限定生産とのことで、価格は2020年9月13日から変わらずに据え置きです。
2023年1月28日現在
パンダVCと廃盤パンダVC+の比較
2019年に発売されたスカートなしのパンダVCと、2020年に発売されたスカート有の廃盤パンダVC+を比較してみました。
廃盤パンダVC+ (2020年) | パンダVC (2019年) | |
---|---|---|
サイズ(約) | 2700×2700×1700 (高) mm | 2700×2700×1700 (高) mm |
収納サイズ(約) | 530×250×180 (高) mm | 490×250×160 (高) mm |
インナーサイズ(約) | 2500×1150×1550 (高) mm | 2500×1150×1550 (高) mm |
重量(約) | 総重量:6.29kg (ペグ/張り綱/収納ケース含む) | 総重量:5.26kg |
耐水圧 | インナーボトム:1500mm | インナーボトム:1500mm |
素材 | フライシート:コットン混紡生地(VC) コットン60% ポリエステル40%(表面撥水加工) インナーテント:ポリエステルメッシュ インナーボトム:ポリエステルタフタ68D (PUコーティング)耐水圧1500mm | フライシート:コットン混紡生地 (VC) コットン60% ポリエステル40%(表面撥水加工) インナーボトム:ポリエステルタフタ68D (PUコーティング) |
付属品 | ポール、ペグ、張り綱、 収納ケース | ポール、張綱、ペグ、収納袋 |
スカート | 装備 | なし |
サイズ・インナーサイズなどは全く同じで、仕様からわかる相違点はスカートが付属した分収納サイズと重量が増えたというところです。
重量は約1kg増えています。
一目瞭然で、スカートの有無がわかります。
見た目はスカートが付属しただけなのですが、重厚感が増した感じがします。
スカートは巻き上げることができるため、暑い時期は巻き上げて寒い時期にスカートを展開して使用することができます。
パンダVCも現在廃盤のため、現在販売されていません。
限定復刻パンダVC+と、廃盤パンダVC+の比較
限定復刻ということなので、全く同じ数値なのかと仕様をよく見てみると、少し異なる箇所を発見。
限定復刻パンダVC+ (2023年) | 廃盤パンダVC+ (2020年) | |
---|---|---|
サイズ(約) | 2700×2700×1700 (高) mm | 2700×2700×1700 (高) mm |
インナーサイズ(約) | 2500×1150×1550 (高) mm | 2500×1150×1550 (高) mm |
収納サイズ(約) | 530×250×180 (高) mm | 530×250×180 (高) mm |
重量(約) | 総重量:7.27kg (ペグ/張り綱/収納ケース含む) 本体重量:5.67kg (フライ/インナー/ポール) 収納ケース:390g | 総重量:6.29kg (ペグ/張り綱/収納ケース含む) |
材質 | フライシート:コットン混紡生地 (VC) コットン60% ポリエステル40% (表面撥水加工) インナーテント:ポリエステルメッシュ インナーボトム:ポリエステルタフタ68D (PUコーティング)耐水圧1500mm ポール:アルミ製4本継ぎ(φ22mm/1,700mm) | フライシート:コットン混紡生地(VC) コットン60% ポリエステル40%(表面撥水加工) インナーテント:ポリエステルメッシュ インナーボトム:ポリエステルタフタ68D (PUコーティング)耐水圧1500mm |
付属品 | ポール×1、ペグ×14、張り綱×4、収納ケース | ポール、ペグ、張り綱、収納ケース |
それは重量。
廃盤になったパンダVC+の総重量が6.29kgに対して、限定復刻されたパンダVC+の総重量は7.27kgと、約1kg程度重くなっています。
材質等からみても特に変化はなさそうなため、なぜ重さが1kg重くなったのか不明です。
もしかしたら、微妙に生地が厚くなっていたりとか…(憶測)
ただ数値から単純に比較すると、その部分のみ異なっていました。
パンダVC+ あとがき
スカートが装備された「パンダVC+」
コンパクトで設営しやすいサイズで、トータルバランスの良いテントだと思いました。
パンダTC+同様、最強のソロキャン用ワンポールテントの一つと言っても過言では無いですね!
廃盤になった人気のワンポールテントの限定生産は、かなり興味がそそられませんか?
ソロキャンプ用テントをお探しの方は、ぜひ候補の一つに入れられてみてはいかがでしょうか。
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