【PANDA TC】人気のワンポールテントパンダにTCバージョンが登場!tent-Mark DESIGNS
上野動物園の赤ちゃんパンダの名前が「香香(シャンシャン)」に決まった!と巷では騒がれていますが、アウトドアの界隈でもtent-Mark DESIGNSのPANDA(パンダ)より、TCバージョンが発売されると個人的に大騒ぎです(笑)
かなり気になるので、早速調べてみました。
パンダTC
人気のソロ用モノポールテント、tent-Mark DESIGNSのPANDAシリーズに、待望のTCバージョンが発売されました。
同メーカーのサーカスTCの人気が冷めやまぬ中、サーカスTCよりコンパクトなサイズのTC幕の登場です。
リニューアル前のPANDAにはこれまでにカラーが3色発表されており、どれもいい感じのカラーでしたが、どちらかと言うと個人的には女性向け、または若者向けのカラーのように思えていたので、四十路のおっさんからは手の出しにくいカラーリングでしたが、これは落ち着いたカラーかつ、かなり好みのカラーです。
これまでに、ドッペルギャンガー アウトドアのカマボコテント2とサーカスTCは、個人的にかなり気になる幕のため色々と調べてきましたが、今後このPANDA TCもその中に入ることでしょう。
気になる仕様は以下の通りです。
パンダTCの仕様
サイズ | 270×270×H170cm |
---|---|
インナーサイズ | 250×115×H155cm |
収納サイズ | 記載なし |
重量 | 約5,440g |
耐水圧 | インナーボトム1,500mm |
素材 | フライシート:ポリエステル65%、コットン35%(表面撥水加工) インナーボトム:ポリエステルタフタ68D |
付属品 | ポール、張綱、ペグ、収納袋 |
パンダTCの価格
¥32,780(税込)
パンダTCの特徴
これまで発売されている、通常のPANDAと決定的に違うところが数点あります。その違いがこのPANDA TCの最大の特徴となっています。
コットン混紡生地”TC”
TCは、テクニカルコットンやテトロンコットンの略と言われるのですが、実際にはどちらなんだといつも思います。また、ポリコットンとも言われるので、個人的にはこれでいいんじゃないのかと思うのですが、統一されていないのが現状です。
この度のPANDA TCの最大の特徴は、今までPANDAに使用されてきた生地とは違い、生地にポリエステル×コットンの混紡生地を採用しているというところです。
何がいいかというと、火の粉が舞っても穴が開きにくく丈夫な素材というところです。
また、水に濡れると繊維の糸が拡張し目が詰まるため防水性が生まれます。経年劣化するウレタンコーティングを使用していないため、末永く使用というメリットもある反面、使用後は乾燥させないとカビが生えやすいため、手入れに手間がかかるという面もあります。
注意事項
防炎加工は施されておりません。幕体に火が当たるような位置での火器使用、焚火はしないでください。付近の火気にも十分ご注意ください。
結露が発生する場合があります。ご了承ください。摩擦、水濡れ、汗などの影響により、色落ちする場合があります。ご使用後は日陰干しをし、直射日光を避け風通しの良い場所で保管ください。
インナー
標準でメッシュインナーを付属しています。従来のモデル(通常のPANDA)に比べて天井高が155cmと従来のインナーに比べて+20cm高くなっています。フロアの広さは115cmあり、幅75cmの封筒型シュラフを敷いても左右、枕元に十分な余裕があります。
PANDA TC スタンダードインナー
付属しているメッシュインナーとは別に、早春や秋に使用できるフルクローズできるインナー「PANDA TC スタンダードインナー」の発売もされています。
個人的に、Simpleの冬用のインナーとして購入してみました。
PANDA TC スタンダードインナーの仕様
サイズ | 250×115×H155cm |
---|---|
総重量 | 約1,050g |
耐水圧 | ボトム1,500mm |
素材 | ウォール:ナイロンリップストップ20D ボトム:ポリエステルタフタ68D(PUコーティング加工) |
付属品 | 収納袋 |
PANDA TC スタンダードインナーの価格
¥14,800+ 税
従来モデルと比較
勝手ながら、従来のPANDAのサイズ等を比較してみました。
PANDA TC | 従来のPANDA | |
---|---|---|
サイズ | 270×270×H170cm | 約240×240×H150cm |
インナーサイズ | 250×115×H155cm | 約220×100×H135cm |
収納サイズ | 記載なし | 430×240×130(高)mm |
総重量 | 約5,440g | 約2,260g |
耐水圧 | インナーボトム:1,500mm | フライ(ベンチレーター除く):1,500mm インナーボトム:1,500mm |
素材 | フライ:ポリエステル65%、コットン35%(表面撥水加工) インナーボトム:ポリエステルタフタ68D |
フライシート:40Dリップストップナイロン(PUシリコンコーティング) ※ベンチレーターを除く インナーボトム:68Dポリエステルタフタ(PUコーティング) |
価格 | ¥29,800+ 税 | ¥20,300+ 税 |
こうして比較してみると、従来のPANDAよりもサイズ、インナーサイズともに大きくなっています。フライの高さも170cmと従来のPANDAよりも20cm高くなっているため、圧迫感が減っていると思われます。
また、コットン混紡生地を使用しているため、重量が約2倍以上になりました。これは仕方のないことですが、車で行くソロキャンプだとそこまで気になる重量ではないかと思います。
あとがき
サーカスTCはソロ用に少し大きいなと思っていた方には、ちょうどいいサイズのTC幕ではないでしょうか。
価格が1万円(税抜)ほど上がっていますが、インナーも付属しているため、個人的にはいい感じなのではないかと思います。
インナーが無く、サイズの大きいサーカスTCを選ぶか、メッシュインナーの付属しているサイズの小さめのPANDA TCを選ぶか、迷うところですね(^^)
今後も、tent-Mark DESIGNSの動向から目が離せませんね!