厚さ8cmで極上の寝心地!OneTigris エアーマットOBSIDIANレビュー
腰痛持ちのキャンパーの方は、是非ご覧ください!
今回紹介するキャンプ用品は、OneTigris エアーマット「OBSIDIAN」。
なんと!厚さが8cmもあります。
筆者も腰痛持ちのキャンパーのため、どんな寝心地なのか知りたくて購入しましたので、特徴などを含めてレビューしていきます。
OBSIDIAN レビュー
手頃な価格のキャンプ用品を提供する、中国のブランド「OneTigris」。
筆者も同ブランドのテント「コニファー」を所有していますが、非常に扱いやすいテントでコスパに優れています。
今回紹介するマット「OBSIDIAN」は、そのOneTigrisが手掛けるエアーマットで、膨らますと厚さが8cmあるため、絶対に寝心地もいいだろうと思い購入した次第。
筆者も以前は「空気が抜けたり、パンクしたりする」というデメリットから、エアーマットを所有していませんでしたが、キャンプ用品の軽量化やコンパクト化を図ろうと、クライミットのエアーマット「STATIC V RECON」を購入して以来、エアーマットの魅力に取りつかれています。
もちろん紹介をする「OBSIDIAN」も、コンパクトで軽量です。
それでは、OBSIDIANのセット内容から見ていきます。
セット内容
OBSIDIANのセット内容は、以下の通り。
- エアーマット本体×1
- エアポンプ×1
- 収納袋×1
エアーマット本体を止めているゴムバンドは、収納時に役に立つため置いておいた方がいいです。
設営方法(空気の入れ方)
続いて、OBSIDIANの設営方法ならぬ、空気の入れ方(膨らませ方)です。
もちろん簡単なのですが、一瞬「えっ!?」となったため、書いておきます。
まず給排気口を上にして、マットを広げます。
ここで一瞬「えっ!?」となりました。
理由は、OBSIDIANの給気口は排気口も兼ねており、2段構造になっているため、間違えると画像のように、エアポンプと口のサイズが全くません。
画像のように、中央に突起がある方が給気口になります。
この給気口に、付属のエアポンプを取り付けます。
慣れると簡単なのですが、最初はこれでいいのかなと思うかもしれません。
ひたすら空気を送り込むことで、膨らみます。
またOBSIDIANの給気口は返しが付いており、ほぼ入れた空気が戻ってこないため、空気が入れやすく感じました。
収納方法(空気の抜き方)
次に収納方法(空気の抜き方)です。
まず給気口の下にある排気口を開きます。
この状態で一度マットを巻いて空気を抜きます。
この時は、完全に空気が抜けません。
次に、排気口のフタを閉じます。
空気が抜けているように見えますが、完全に抜けきっていません。
もう一度マットを広げ、まずは半分に折り、もう一度半分に折りたたみ(1/4の細さにして)マットを巻いていきます。
フタを閉めた状態で巻き上げているため、排気口近くで空気が溜まっていきます。
最後の最後でフタを一度開け、残りの空気を抜き、最後にフタを閉めて収納袋に入れれば収納完了です。
ディテール
OBSIDIANを膨らませた際の、ディテールを見ていきます。
空気を入れた状態だと、インフレータブルマットなどとは異なり、複数の独立したエアチャンバー(空間)があるのがわかります。
このエアーチャンバーが、寝転ぶ際に体をサポートしてくれます。
実は縦の画像をよく見てみると、給気口のフタが閉まっていない状態ですが、空気がもれていません。
これは、給気口に入れた空気が戻ってこないような構造になっているため。
この構造のおかげで空気を入れる際、戻って来る空気との死闘を繰り広げなくてすむため、膨らませるのも非常に楽です。
ただし、決して漏れないというわけでないため、フタは確実に閉めてください。
また多少なら濡れても、水を弾きます。
OBSIDIANの特徴
- 厚さが8cmある
- 数種類の素材が重なっている
- 寝心地がいい
厚さが8cmある
OBSIDIAN3つの特徴の一つが、空気を入れると画像のようにかなり分厚くなるところ。
穴が空かないかヒヤヒヤしながら、ノギスで厚さを測ったところ本当に8cmありました。
筆者が所有したマット(インフレータブルマットも含む)の中でも一番の厚さで、非常にクッション性に優れています。
腰痛のキャンパーの方に、最適なマットです。
数種類の素材が重なっている
この画像だと分かりづらいのでですが、生地を触ると数種類の素材が使用されていることがわかります。
使われている素材は以下の通り。
- 20D超軽量ナイロン素材
- アルミメッキ反射フィルム
- TPUフィルム
- アルミメッキ反射フィルム
- TPUフィルム2層
- アルミメッキ反射フィルム
- 20D超軽量ナイロン素材
20DナイロンとTPU素材、アルミメッキ反射フィルムを採用し、破損しにくくなっています。
また数種類の素材から形成されているため、R値が5.2とオールシーズン対応のマットとなっています。
寝心地がいい
ワークマンの2WAYコットの上に、OBSIDIANを敷いて2月にキャンプを行いました。
ぐっすりと朝まで一度も起きないくらい、快適に寝ることができました。
また複数の素材から作られ、厚さも8cmあるため、コット下からの冷気を感じるや、朝起きて「腰が痛っ!」ということがなく、寝心地抜群です。
フワッとした感じが苦手な方には、向かないかもしれません。
OBSIDIANのメリット・デメリット
- 軽い
- コンパクト
- 厚さが8cmある
- R値5.2
- 寝心地がいい
- キュッキュとした感じ
デメリット
使用をしていてこれといったデメリットは感じませんでしたが、寝ている時にシュラフの素材のせいなのか「キュッキュ」とした感じが気になった程度。
これは個人差があると思うため、星0.5だけ減らしていますが、気にならない方は星5つになるのでは…
エアーマットのわかりきっている、「パンクの心配がある」などのデメリットは省いています。
メリット
メリットは特徴でも挙げているように、インフレータブルマットなどと比べると軽量で、非常にコンパクトになるため、持ち運びやすいというところ。
また厚さが8cmあり、数種類の素材が重なって作られているため、R値が5.2あるためほぼオールシーズン使用できるところ。
何よりも寝心地がいいというところが、最大のメリットだと感じました。
仕様と価格
次にOBSIDIANの仕様と価格を紹介します。
仕様
使用サイズ | マット本体:189cm×63cm×8cm エアポンプ:87cm×45cm |
---|---|
収納サイズ | 28cm×13cm×13cm |
重量 | 約 930g |
保温性 | R値5.2 |
セット内容 | エアーマット×1 エアポンプ×1 収納袋×1 |
価格
¥9,900(税込)
2024年3月7日現在
あとがき
OBSIDIANは腰痛持ちのキャンパーの方だけでなく、厚さのあるエアーマットが欲しい方や、R値の高いマットを欲しい方にもおすすめのマットです。
ただ、人気があり入荷してもすぐに完売しているため、「再入荷のお知らせ」に登録しておくことをおすすめします。
エアーマットの購入を考えている方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
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