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ワークマン 2WAYコット レビュー|コスパが高い燃え広がりにくいアルミコット

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ワークマン 燃え広がりにくいアルミコット TOP

2024年6月3日現在、販売終了

キャンプで寝るとき、マットやコットを使われてますか?

筆者は腰痛持ちのため、キャンプで寝る際はコットが欠かせません。

コットといえば、ローコットやハイコットなど様々なコットがありますが、最近は気分やシチュエーションによって、ロー・ハイの切り替えができる2WAYコットが人気。

それゆえにコットを買うならば、2WAYコットを手に入れたいところですが、多くのブランドから出ている2WAYコットは、ほとんどが1万円以上のするものばかり。

そんな中、WORKMAN (ワークマン) から1万円を切る2WAYコットが登場!

そこで、今回はコスパが高いと評判のワークマン「燃え広がりにくいアルミコット」をレビューとともに、詳細を紹介します。

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ワークマン 2WAYコット|燃え広がりにくいアルミコット

ワークマンといえば、2022年キャンプギア業界に正式に参入を始めたばかりですが、話題となった「BASICドームテント」など、数多くのキャンプギアが登場しています。

今回紹介するのはコットで、正式名称が「燃え広がりにくいアルミコット (FLC02) 」と、名称にすら2WAYの文字が見当たりませんが、ロー・ハイの切り替えができる2WAYコットです。

名称が長いため、ここからは「ワークマン 2WAYコット」と略していきます。

それでは、早速「ワークマン 2WAYコット」のセット内容から見ていきましょう。

セット内容

燃え広がりにくいアルミコット セット内容

ワークマン 2WAYコットのセット内容は、以下の通り。

  • ベッドシート(コット生地)
  • サイドフレーム(コット生地端に通すフレーム)×2
  • レッグフレーム(サイドフレームに固定する脚)×3
  • 取扱説明書
  • 収納袋

ディテール

燃え広がりにくいアルミコット ローコット
燃え広がりにくいアルミコット 裏面

次にディテール。

見た感じは普通のコットですが、裏に返すと「あれ?」ってなりませんか?

ハイコットにするための脚が、レッグフレームに付いているんです。

燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム センター用
センター用レッグフレーム
燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム サイド用
サイド用レッグフレーム

また特徴のところでも紹介しますが、サイド用レッグフレームには本体を固定するためのパーツやゴムループが付属します。

センター用レッグフレームにはこのパーツがありませんので、間違わないようにレッグフレームを取り付ける必要がありますが、迷わないようにセンター用レッグフレームとベッドシートのセンター部は、色が付けられています。

組み立て方法

STEP
ベッドシートを広げてサイドフレームを通す
燃え広がりにくいアルミコット シート

まずベッドシート(コット生地)を広げます。

次にサイドフレームを組み立てて、ベッドシート(コット生地)の端にあるスリーブに通すと上図のようになります。

STEP
レッグフレームを組み立てる
燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム取り シート面の方向記載あり

次にレッグフレームを組み立てます。

フレームの部分に「↑シート側」と向きの表記があるため、間違えることはないと思います。

STEP
サイドフレームにレッグフレームを接続
燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム取り付け時2

アタッチメントがない方を、サイドフレームにはめ込みます。

燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム取り付け時
燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム取り付け 押し込む

次に、アタッチメントがある方をサイドフレームにはめ込み、ロックします。

3つの脚を取り付ければ完成です。

ワークマン 2WAYコット 特徴

ワークマン 2WAYコットの主な特徴を見ていきましょう。

  • 燃え広がりにくい
  • ロー・ハイの切り替えができる2WAY仕様
  • 組み立てにあまり力がいらない
  • ポケットが付属している
  • コットを固定することができる

燃え広がりにくい

ワークマン 2WAYコット最大の特徴といえば、商品名にもなっている「燃え広がりにくい」というところ。

テント内で焚き火をすることはないため、チェアなどに比べて難燃にする必要性は少ないとは思いますが、何があるかわかりませんので、燃え広がりにくいに越したことはありません。

さすがにコットに火をつけるわけにはいかないため、この部分は確認はできていませんが、そこはワークマンを信用しておきます。

ロー・ハイの切り替えができる2WAY仕様

燃え広がりにくいアルミコット ローコット
ローコット
燃え広がりにくいアルミコット ハイコット
ハイコット

今では当たり前のようになっていますが、気分やその時のシチュエーションによって、ロー・ハイの高さ切り替えができる2WAY仕様のコットです。

燃え広がりにくいアルミコット 脚の部分

レッグフレームに付いている、脚の向きを変えて切り替えする仕組み。

脚自体は、レッグフレームにショックコードで付いているため、脚を紛失するということはありません。

燃え広がりにくいアルミコット ローコット時の脚
ローコット時
燃え広がりにくいアルミコット ハイコット時の脚
ハイコット時

上画像のように脚の向きを変えることで、ローコットやハイコットに切り替えることができます。

例えば、荷物が多い時などはハイコットにしてコット下に荷物を置いたり、テント高さの低めのソロテント内にコットを敷く場合は、ローコットにしたりが簡単にできるため大変便利です。

組み立てにあまり力が必要ない

燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム取り付け時
燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム取り外し 押し込む

個人差があります。ご了承ください。

組み立てて見たところ、意外と組み立てにあまり力が必要ありませんでした。

このタイプのコットを組み立てたことがある方は、すぐに組み立てができると感じました。

コットの分解時も同じく、そこまで力が必要なかったので、女性の方も簡単に組み立てや分解ができると思いました。

ポケットが付属している

燃え広がりにくいアルミコット ポケット

コットの片側1箇所だけですが、ポケットが付属しています。

これは意外と便利で、スマホを入れたりメガネを入れたりすることができるため、朝起きて「めがね、めがね!」ということが無くなりそうなため、個人的にはかなり重宝します。

コットを固定することができる

燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム サイド用 ゴムループ

コットを固定できるよう、サイド用レッグフレームにはパーツやゴムループを装備しています。

ハイコット時はゴムループを地面にペグダウンし、ローコット時は上画像のようにサイド用レッグフレーム先の穴をペグダウンすることで、コットが固定できます。

ワークマン 2WAYコット レビュー

実際にキャンプへ持って行き、以下の条件の元、ワークマン 2WAYコットで一泊してみました。

場所沖縄県屋我地ビーチキャンプ場
天気曇りで時々雨、風がかなりあった
気温19℃くらい(スマホの現地気温より)
環境ogawaヴィガスⅡのインナーテント内に設置
インナーテント下は、オレゴニアンキャンパーのグランドシートあり

感想ですが、寝心地は悪くなかったです。むしろ良かったと感じました。

正直あまり期待していなかったため、驚きました。

価格もかなり求めやすい金額設定のため、コスパが高いと感じましたので、初めてコットを購入しようと思われている方におすすめのコットです。

ワークマン 2WAYコット メリット・デメリット

ワークマン 2WAYコット
総合評価
( 4 )
メリット
  • 燃え広がりにくい
  • ロー・ハイの切り替えができる2WAY仕様
  • 寝心地がいい
  • ポケットが便利
  • コスパが高い
  • 本体が固定できる
デメリット
  • 脚の方向を変えないといけない
  • 少々重い

残念なところ(デメリット)

燃え広がりにくいアルミコット レッグフレーム取り外したところ。
燃え広がりにくいアルミコット 収納時のレッグフレーム

ハイコットにするための脚が、取り外すことができずにフレームについているため、収納時やローコットとハイコットの切り替え時に、脚の方向を毎回変えないといけないところが少し面倒と感じました。

脚がフレームにショックコードで付いているため、脚をなくすことがなくなったというメリットがある反面、はずれないために収納時と組立時に必ず脚の位置を変える必要があります。

「少しの手間は問題ない」という方にとっては、大したことではないかもしれません。

また他の2WAYコットに比べると、重量が約3.5kgと重たいところが少し残念な程度でした。

いいところ(メリット)

メリットとしては、やはり燃え広がりにくいというところが最大の特徴になりますが、個人的には2WAYコットでこの価格帯というところが、最大のメリットだと感じました。

他ブランドの2WAYコットの大半は一万円超えばかりですが、「ワークマン 2WAYコット」は一万円を切っているため、大変求めやすい価格帯だと感じました。

安いから悪いというのではなく、実際にコット寝してみても寝心地が良かったため、コスパが非常に高いとも感じました。

デメリットでも書いているように、ハイコットにするための脚が、取り外すことができずにフレームについているため、組立時に脚の向きを変える必要がありますが、ショックコードでつながっているため、紛失の心配がありません。

また片側一箇所だけですが、スマホなどの小物を入れることができるポケットを装備し、本体を固定できるようにゴムループやパーツを装備するなど、利用者への細かな気遣いが見受けられました。

以上のことから、「初めてコットを購入したいけど、まだ他に揃えるキャンプギアがあるからまずは低価格の2WAYコットが欲しい」という方におすすめです。

ワークマン 2WAYコット カラー・仕様・価格

カラー

ワークマン 2WAYコットのカラー展開は、以下の3種類。

新たにダークブラウンが追加になっています。

  • オリーブ
  • ブラック
  • ダークブラウン

2023年11月17日現在

仕様

使用時サイズ(約)幅66×奥行190×高さ35cm (ハイ) / 17cm (ロー)
収納サイズ(約)幅47×奥行15×高さ15cm
耐荷重最大100kg (静荷重)
重量約3.5kg
素材ベッドシート:ポリエステル100%
サイドフレーム:金属(アルミニウム合金)
レッグフレーム:金属(アルミニウム合金)

価格

¥5,800(税込)

2023年11月17日現在

ワークマン 2WAYコットが買えないという方に

2024年6月3日現在、販売終了

現在のところ、ワークマンオンラインストアのみで販売しており、店舗では取り寄せができません

人気商品のため、入荷してもすぐに在庫がなくなっていますので、「入荷通知リクエスト」に登録することをおすすめします!

ワークマンのオンラインストアに登録をして、「入荷通知リクエスト」をしていると、オンラインストアに入荷後にメールでお知らせが届きますので、ぜひ登録されてみてはいかがでしょうか。ちなみに筆者もこの「入荷通知リクエスト」で購入しました。

購入方法としては、ワークマンオンラインストアにて「ワークマン 2WAYコット」の在庫があれば、数量のところを「1」にすると、「カートに入れる」ボタンに色が付くため、クリックしてカートに入れます。

ポイント

数量のところを「+(プラス)」をクリックして「1」以上にすると、「カートに入れる」ボタンがクリックできるようになります。(在庫がある場合)

あとは、「カート」から購入手続きを進めていきます。

ヘリノックスのタクティカルコットと比較

別に比較する必要性はありませんが、たまたまヘリノックスのタクティカルコットとサイズ感が似ていたため比較してみました。

燃え広がりにくいアルミコット タクティカルコットと比較3
燃え広がりにくいアルミコット タクティカルコットと比較4

見た感じのサイズ感やローコット時の高さは、ほぼ同じくらい。

脚の位置と、張り感が多少異なります。

ワークマン
2WAYコット
ヘリノックス
タクティカルコット
サイズ (ローコット時)190×66×17cm190×68×16cm
収納サイズ47×15×15cm54×16.5cm
重量約3.5kg使用時:2365g
収納時:2540g
耐荷重最大100kg (静荷重)145kg
燃え広がりにくいアルミコット タクティカルコットと比較5

収納時サイズは、見たところヘリノックスの方がコンパクトに見えるけどなぁ…

燃え広がりにくいアルミコット タクティカルコットと比較
燃え広がりにくいアルミコット タクティカルコットと比較2

ローコット(ヘリノックス タクティカルコット)の高さが16cmで、ハイコット(ワークマン 2WAYコット)の高さが35cm。

ローコットとハイコットの高さの違いは、このくらいの違いになります。

個人的に、パン!と硬めに張ったコットが好みの方は「ヘリノックス タクティカルコット コンバーチブル」で、少し緩い感じのコットが好みの方は「ワークマン 2WAYコット」がいいと感じました。

コット寝をもっと快適にするアイテム

コットだけでも快適に寝ることができますが、コット寝をさらに快適にするアイテムがあります。

それは、以下の2アイテム。

  • じぶんまくら監修 キャンプまくら STANDARD
  • クライミット スリーピングパッドなどのマット類

じぶんまくら監修 キャンプまくら STANDARD

じぶんまくら監修 キャンプまくら STANDARDとワークマンコット2

「キャンプに枕って…」と思われるかもしれませんが、筆者はかなり快適に安眠できました。

最初は枕がないとつらいため、ロゴスの空気を入れるクッションから始まり、シュラフの収納袋にタオルや衣類を突っ込んで枕にしたりしていましたが、どうも安眠できませんでした。

キャンプでは安眠できないものとあきらめてましたが、このまくらに出会ってキャンプでも安眠ができるものだと実感しました。

筆者のように、キャンプで安眠ができなかった方には、個人差はあると思いますが、ぜひ一度使ってみて欲しいアイテムです。

実際にじぶんまくら監修 キャンプまくら STANDARDを使用したレビューなどは、こちらで記事にもしていますので、あわせてご覧下さい。

クライミット スリーピングパッドなどのマット類

KLYMIT STATIC V RECON20

「コットあるのにマット入らんやろ…」と、筆者も以前は思っていました。

しかし冬にコット寝をした際、コット下の冷気で背中が冷たくなり、寝れなかったことがあります。

そこで、クライミットのスリーピングパッドを使用したのですが、断熱性があるため快適に寝ることができました。

またクライミットのスリーピングパッドのようなエアータイプのマットだと、クッション性もあるし空気を抜けばコンパクトに収納できるため、おすすめです。

断熱性(R値)はマットの種類によって異なるためここでは省きますが、マット以外にもブランケットを敷いたりすることで寒さは軽減されるため、冬場のコット寝にはマットなどをコットの上に敷いてから寝ることをおすすめします。

冬は、これで快適に寝れると思います。

筆者が所有するクライミットのスリーピングパッドは以下の2つで、気温によって使い分けています。ご参考になれば幸いです。

ただクライミットのスリーピングパッドは、冬にかなり快適になるのですが、夏は暑いです。

アノバ フルメッシュマット

そこで夏場、快適にコット寝をするならば、おすすめなのが、ANOBAのフルメッシュマット

立体メッシュ構造で、空気の層ができるため、寝心地がとてもよく、エアーマットと異なった快適さがあります。

またメッシュ構造のため、ベタつきや蒸れなどの不快感が軽減されるため、夏場のキャンプで快適に寝れます。

ただ、外気温が暑くて、寝れない場合があるかもしれませんが…

ワークマン 2WAYコット あとがき

ワークマンのキャンプギアは、どれも一般的にみると手に入れやすい価格帯のものばかりですが、全てのキャンプギアが「コスパ高め!」とは言い難いのが現状です。

しかし、このワークマン 2WAYコットは、実際に使用したところコスパが高いと感じました。

「コンパクトに収納できるコットが欲しい」という方や、「軽量のコットが欲しい」という方には向きませんが、「初めてコットを購入したいけど、まだ他に揃えるキャンプギアがあるからまずは低価格の2WAYコットが欲しい」という方におすすめです。

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