【野蔵 NOGURA レビュー】ソロキャンパーのためのソフトクーラーボックス登場!
tent-Mark DESIGNSより、ソロキャンパーのために作ったというソフトクーラーボックス「野蔵 NOGURA」が登場。
様々なソフトクーラーボックスがある中、サイズからソロキャンプ向きと思うことはあっても、「ソロキャンパーのために作られたソフトクーラーボックス」というのは、今までありそうでなかったのではないでしょうか。
早速ソフトクーラーボックスの沼にハマっているごーじぃが、「野蔵 NOGURA」のレビューと気になる特徴や仕様などをご紹介致します。
野蔵 NOGURA / tent-Mark DESIGNS
コンセプトが、「ソロキャンパーのために作ったソフトクーラー」ということで、ソフトクーラー好きの私としては、外せない一品。
個人的にAOクーラーズの18パック トランクを購入したばかりですが、喉から手が出るほど魅力のあるソフトクーラーだったため、販売後すぐに購入しました。
実際に使用してみた感想を交えながら、野蔵 NOGURAのレビューをお届けします。
それでは、早速ディテールから見ていきましょう!
野蔵 NOGURA ディテール
何よりもカラーが、ミリタリーっぽくていい感じ!
今大人気のバンドックのソロティピー1TCや、ソロベースEXなどにマッチするカラーで、底面のサンドカラーっぽい、アクセントもまたいいです。
前面・背面を見るとわかりますが、デイジーチェーンを装備しているため、カラビナなどや小物類を引っ掛けて使うことができます。(側面はなし)
また側面には、ショルダーストラップとは別にハンドルが付いていますので、クーラーボックス内が重くなった際など便利です。
正面向かって右下には、ヌメ革を使用した「tent-Mark DESIGNS」と「BRAVE★WORKS」のロゴが、ファスナー部分には「tent-Mark」のロゴが施されています。
クーラーショックMサイズであれば、クーラーボックス内に4つは入りそうです。(画像は3つ)
またフタ裏のメッシュポケットには、クーラーショックMサイズをそのまま1つは入れることができます。
野蔵 NOGURA いいところ
実際に野蔵 NOGURAを使用してみて良かったと思うところは、以下の通り。
- フタの外上部に天板を装備
- フタ裏にはメッシュポケット装備
- デイジーチェーン装備
- 未使用時は折りたたんでコンパクトに収納可能
- 抜群の保冷力
それぞれを見ていきます。
フタの外上部に天板を装備
これはあると意外と便利な機能です。
個人的には、ソロキャンプはできる限り荷物を減らしてと思っているため、これ一つでテーブルを一つ減らすことができそうです。
こんな感じに置いても、ある程度の安定感はあります。
ただし後述していますが、便利な反面残念な部分もあります。
フタ裏にはメッシュポケット装備
ソフトクーラーボックスを購入する際に、いつも「なんでフタ部分にポケットをつけないのだろうか。保冷剤が入れれるのに…」と思っていたので、これは個人的におすすめの特徴です。
冷たい空気は上から下へ流れるため、フタの裏に保冷剤を入れておけば、冷却能力は増します。
また小さい食材やドレッシングなども入れておけるため、大変便利です。
デイジーチェーン装備
野蔵 NOGURAの前面と背面の下部とジッパー下辺りに、様々なものを引っ掛けることができる、デイジーチェーンを装備しています。
シェラカップなどが、引っ掛けることができるため、あると何かと便利です。
未使用時は折りたたんでコンパクトに収納可能
ソフトクーラーボックスのメリットの一つ、未使用時は折りたたんでコンパクトに収納が可能なため、キャンプ以外の際に自宅で保管するスペースが少なくて済みます。
元々野蔵 NOGURAには、折りたたんでコンパクトにするための機能が備わっています。
フタ裏のポケット内にマジックテープ式のコンプレッションベルトのようなものが備わっており、それを用いてコンパクトに収納が可能です。
ただこちらも便利な反面、残念な部分もあります。
抜群の保冷力
抜群の保冷力があります。
容量22Lの25% 5.5Lの氷体積を重さに換算して、5.7kgが完全に溶けるまでの時間を第三者機関で計測した結果、30度の外気温で45時間の保冷力(14時に氷を入れれば2日後の11時まで持つ)があるとこと。
環境や気温などによっても時間は異なります。あくまでも参考値です。
これはソフトクーラーボックスの中でも、かなりの保冷力です!
少しわかりににくいと思いますが、本体のファスナーから上の部分とフタの部分ファスナーより上の部分が重なり合い、その部分が冷気を逃しにくくしているため、安定した保冷力が得られるのだと思います。
クーラーショックMサイズを2つ野蔵 NOGURAの両サイドに、クーラーショックMサイズ1つをフタ裏のメッシュポケットに入れ、ファミマの小さい氷と冷凍された麦茶とアクエリアスを入れて、実際にキャンプで使用したところ、翌日の夕方くらいまで (約30時間位) 中に入れていたオールフリーなどが冷たかった(氷は溶けていました)ので、個人的には十分な保冷力だと感じました。
気温や氷の量などによって保冷時間は異なりますので、ご了承下さい。
野蔵 NOGURA 少し残念なところ
先述の「いいところ」でも書いているように、いいところがある反面、少し残念なところも何点かありました。
- フタが閉めにくい
- フタの天板が外しにくく入れにくい
それぞれを見ていきます。
フタが閉めにくい
未使用時は折りたたんでコンパクトに収納可能なために、フタが閉めにくくなったのだと推測します。
それはどこかというと、ちょうど折りたたむ際にサイドが外へ広がる構造なため、展開したときもサイドが真っ直ぐにならずに外へ開いてしまいます。
底板を入れても同様です。
そのためフタを閉めようとすると、どうしても引っかかるような感じになり、フタが閉めにくい状態になります。
慣れてくるとフタを前面の角に引っ掛けて、外へ開いているサイドを画像のように内側へ押し込んでファスナーを動かせば簡単に閉めることができるのですが、慣れるまでは少しめんどくさいと思います。
ただしファスナーはかなり滑らかなので、押し込みさえすればすぐに閉めることができますが、手間が掛かるため少し残念だと思いました。
フタの天板が外しにくく入れにくい
フタの天板はあると非常に便利なのですが、天板が外しにくく更に入れにくいという結果に…
個人的に短い方は元々外しておこうかなというくらい引っ掛かってしまい、外したり入れたりする際に縫い目がほつれてきそうなレベルのため、こちらも少し残念だなと思いました。
野蔵 NOGURA 仕様
サイズ(外寸) | 約390×280×320(高)mm(ハンドル含まず) |
---|---|
サイズ(内寸) | 約350×230×280(高)mm |
サイズ(底板) | 約360×235mm |
重量 | 約1.5kg |
容量 | 約22L |
材質 | 天板、芯材:ポリプロピレン 外巻:ポリエステルオックス210D(PUコーティング) 底板:ポリエチレン 断熱材:ポリエチレンフォーム(厚さ19mm) |
野蔵 NOGURA 価格
¥11,000(税込)
2023年7月21日現在
野蔵 NOGURA あとがき
野蔵 NOGURAには、個人的に残念なところもありますが、何よりも保冷力が高く見た目がどストライクなため、買ってよかったソフトクーラーボックスだと思いました。
ソフトクーラーボックスの沼にはまっている者としては、かなり魅力のあるソフトクーラーだと思います。
見た目も機能も良しと死角が少なく、ソフトクーラーボックスの筆頭になりそうな予感がします。
ソフトクーラーボックスを探されている方は、是非候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
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