ロックパンS レビュー!ミリキャンプ、ニトリ製メスティンの蓋になる最強の鉄板!
今や様々なメーカーから発売されている、最強のクッカー「メスティン」
そんなメスティンにあう、最強の鉄板「ロックパン(S)」が「over north」より登場です。
今までメスティンにあう鉄板は、メスティン(通常サイズ)内にスタッキングできるものがばかりでしたが、このロックパン(S)はメスティン(通常サイズ)内に入れるのではなく、メスティンの蓋になるという代物。
今までありそうでなかった商品です。
ロックパン(S)は鉄板だけに重みがあるため、炊飯時に別途重しを乗せることも不要。
もちろん普通に鉄板として使用もできるため、別途鉄板を持って行く必要がなくなります。
販売当初は、トランギア製のメスティン(通常サイズ)にあうロックパン(S)のみでしたが、ユーザーからの要望に応えて、MiliCamp(ミリキャンプ)やニトリのメスティン、ライスクッカーMなどにあうロックパン(S)の販売を始めました。
個人的にトランギアのメスティンと、ニトリのメスティンの両方を所有しているため、どちらを購入しようか迷いましたが、全体がグレーカラーになるのもカッコいいなと思い、「MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S)」を購入しました。
それでは「MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S)」のシーズニング方法やレビューなどをご紹介します。
2024年1月4日現在、Sold Outとなっています。
ロックパン(S) / over north
ロックパン(S)とは
ロックパン(S)とは、「金属加工の町」新潟県燕市で金型の設計・製作・部品加工をしている「有限会社 北越金型」が立ち上げたブランド「over north(オーバーノース)」が、販売するトランギア社製のメスティンSサイズ(TR-210) の蓋にもなる黒皮鉄板グリルプレート。MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーMに対応するロックパン(S)もあり。
現在は、トランギア社製ラージメスティンにあうロックパン(L)も販売されています。
それでは、ロックパン(s)の種類から見ていきます。
ロックパン(S) 種類
ロックパン(S) は、以下の2種類があります。
- トランギア製メスティン専用 ロックパン(S)
- MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S)
2021年9月現在
ここの記事でレビューしているのは、ニトリのグレーメスティンにあう「MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S)」になります。
ロックパン(S) 価格
同じロックパンですが、価格が微妙に異なります。
理由は、従来のトランギア社製メスティンに対応したロックパンから更に加工を施す形になるため、加工費がプラスされているとのことです。
価格は以下の通り。
- トランギア製メスティン専用 ロックパン(S):¥3,960(税込)
- MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S):¥4,510(税込)
MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S)
ここからは、私が購入したMiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S)をご紹介していきます。
まずはセット内容から。
セット内容
MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S) セット内容は、以下の通り。
- ロックパン(S)
- チタンハンドル
シーズニング(油ならし)方法
続いて、使用上の注意にも書かれてありますように、使用前に洗浄とシーズニング(油ならし)作業を行う必要があります。
- STEP:1洗浄する
まず中性洗剤で鉄板を洗浄します。
これは、発送前に表面に錆止め用油が塗られている為です。
- STEP:2火にかけて水分を飛ばす
洗浄が終了したら、強火にかけて水分を飛ばします。
- STEP:3油を塗って火にかける
次にキッチンペーパーなどに食用油(私はオリーブオイルを使用)を染み込ませて、全体にまんべんなく塗っていきます。(フチの部分も塗ります。)
この状態で5分程度、中火で火にかけます。
5分経ったら、再度食用油を全体にまんべんなく塗って、5分程火にかけます。
- STEP:4くず野菜を炒める
STEP3の作業を2〜3回繰り返した後、再度食用油を全体に塗り、くず野菜を入れて火に5分程炒めます。
- STEP:5全体に油を塗る
5分後野菜を取り出し、キッチンペーパーで表面を拭き取ります。
最後に、全体に食用油を塗れば完成です。
MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S) レビュー
私の購入した、ニトリのグレーメスティンにあう「MiliCamp、ニトリ製メスティン、ライスクッカーM対応 ロックパン(S)」のレビューになります。
初めてニトリのメスティン(グレー)にあわせた時、少し引っ掛かって上手くはまりませんでしたが、何度かやるにつれてスムーズになりました。
メスティンの歪みなどからなるものだと思います。
従来の蓋に比べてずっしりとしており、これだと炊飯時に蓋の上に重しを置く必要がないと感じました。
ニトリのメスティンにロックパン(S)を蓋として乗せ、底にニトリのメスティンの蓋を敷くことができます。
私は、従来のメスティンの蓋を皿代わりにするため、このようにしています。
また逆に従来通りメスティンの蓋はそのままに、底にロックパン(S)を敷くこともできます。
付属のチタンハンドルは、メスティンの中にスタッキングすることができます。
先日ご紹介した「チタン製ウッドストーブ Fire Garden S」にロックパン(S)を乗せ、アルコールストーブ(バーナー)で調理をしてみました。
ロックパン(S)の重量があるため、非常に安定して調理ができました。
野菜炒めなどの炒めものから、肉を焼いたりなど、ソロキャンプで十分な調理が可能となっています。
一番ありがたいのは、約1cmほどフチが立ち上がっているところ。
肉汁や油がこぼれないため、非常に調理がしやすいと感じました。
ロックパン(S)を蓋として炊飯も行いました。
従来の蓋に比べると吹きこぼれもほとんどなく、綺麗に炊けたのではと思います。
実際にかなり美味しく炊けました!
ただ炊飯中に蓋を開ける際、従来の蓋に比べてかなり熱いため気を付ける必要があります。
仕様
サイズ | 縦10cm×横17cm×高さ1.55cm |
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重量 | 約490g |
板厚 | 3mm |
材質 | 本体:鉄(SS400) ハンドル:チタン |
あとがき
実際に使用してみて、買ってよかったキャンプ用品の一つになりました。
従来の蓋と比べると重量はありますが、利用用途がかなり広がり、おまけに従来の蓋を底に敷いてキャンプに持っていけば、食器も一つ減らすことができるため、ソロキャンプに最適だと思いました。
また黒皮鉄板のため、時間をかけて育てるのも楽しみの一つになります。
2種類のロックパン(S)にあうメスティンをお持ちなら、是非おすすめしたいキャンプギアです。