JHQ マルチグリドル 19cm レビュー|焦げ付かないソロキャンプ向け鉄板
ソロキャンプで料理を作る際、どんなクッカーや鉄板で調理をされますか?
筆者も「時代に追いつけ!」と、InstagramなどのSNSで話題のマルチグリドルを使い始めました。
ただ筆者が所有しているのは、よく見かける両手持ちのマルチグリドル(33cm)ではなく、ソロキャンプ向けに発売されているJHQ マルチグリドル 19cm で、片手で持てる重さ。
今回は、JHQ マルチグリドル 19cm のレビューやデメリットなどを紹介します。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)
今や「インスタなどSNSで見ない日はない」と言っても過言でない「マルチグリドル」。
韓国発の大人気アイテムで、日本で人気のブランドは「JHQ」と「フォーシーズン」。
筆者はその中からJHQを選択したのですが、理由はソロ向けの19cmサイズがあったから…
それでは、JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)のセット内容から紹介します。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)セット内容
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)セット内容は、以下の通り。
- マルチグリドル 19cm 本体
- 収納袋
- シリコンミトン
シリコンミトンとは、名の通りシリコンでできたミトンで、かさばらずにマルチグリドル本体と収納袋に入れれるため、重宝します。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)ディテール
次にディテールを見ていきます。
サイズは19cmと定番の33cmと比べ、かなり小さくなります。
画像のように、定番のシングルストーブ「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」に乗せるとちょうどのサイズです。
表面はツルツルしておらず、炭模様のような形状をしています。
これが焦げ知らずの理由なんでしょうね。
裏側を見てみると、底が高台でフラットになっているため、様々なコンロなどに合いやすくなっています
底中央には、JHQのアウトドア商品ロゴが刻印されています。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)レビュー
JHQ マルチグリドルの代名詞的な「焦げ付かない」を一番わかりやすく体感すべく、油を引かずに肉を焼いてみました。
ホントだ…
焦げ付かない…すげぇ…
両面焼いた後の、JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)の様子。
表面の焦げのように見えるのは、どちらかというと肉汁が固まったようなもので、肉がマルチグリドルにひっついた後ではない感じ。
油を引いていないのに、焦げずに簡単に肉を焼くことができました。
この日は、結構風が強く時間をかけて食べていたせいもあり、半分くらい食べたところで肉が冷めてしまいました。
さすがに冷たい肉は食べたくないため、レギュレーターストーブに火をつけたところ、いい感じに温めなおしができたので、焦げ付きにくいという利点はこんなところでも使えました。
JHQ マルチグリドル 衝撃の事実
衝撃の事実が…
鉄板マルチグリドルとありますが、鉄製ではなくアルミ製です。
「そんなことか」と言われればそれまでですが、「鉄板」という言葉は、鉄(スチール)しか使えないと思っていたので、個人的には衝撃でした。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)メリット・デメリット
- 焦げ付かない
- 油いらずのためヘルシー
- 超軽量
- 収納袋とシリコンミトンが付属している
- 冷めやすい
デメリットではありませんが、JHQ マルチグリドル 19cmはIHでは使用できません。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)デメリット
使用してみて感じたデメリットは、アルミ製のため熱しやすい反面、冷めやすいという特性があるところ。
肉を焼いて気付いたのですが、鉄製の鉄板は温かい(鉄板の厚さにもよる)温度をしばらく保ちますが、マルチグリドルは火を消すと冷めやすいと感じました。
ただ焦げ付かないため、肉などなら温めなおすということができるので、個人的にはそこまでのデメリットではないかなとも思いました。(料理によるかも…)
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)メリット
冷めやすいというデメリットはありますが、JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)にはそれ以上のメリットが多くあります。
まず最大のメリットは、油を引かずに、肉を直接乗せて焼いても焦げ付きにくいところ。
油を引かずに調理もできるため、ヘルシーかなと…(料理によっては油を引いたほうが美味しいです)
焦げ付きにくい理由は、「イノーブルコーティング」という加工が施されているためで、さらに錆びにくく、シーズニングも必要ないため、手入れが非常に簡単です。
鉄板マルチグリドルという名称から鉄製を思いがちですが、実はアルミニウム合金鋳物のため330gと超軽いです。
また使いやすいシリコンミトンや、33cmのマルチグリドルには付いていない収納袋が付属しています。
以上が、実際に使用した感じた JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)のメリットです。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)を使用する際の注意点
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)を使用する際の注意点は、以下の通り。
- 過度の空焚きや高温調理は遠慮下さい。
- 著しく火力が強い熱源の使用は遠慮下さい。
- 使用後は、柔らかいスポンジで軽くこすって洗い流してください。
- 洗い流した後は濡れたままにせず、乾いた布で水分を優しく拭き取ってください。
どれも長く使用するための項目のため、守ろうと思います。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)サイズ・仕様・価格
次にJHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)のサイズや仕様、価格を紹介します。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)サイズや仕様
サイズ | 約21.5cm(持ち手を含む長さ) × 約19cm |
---|---|
重量 | 約330g |
厚さ | 約4mm |
深さ | 約1.5cm |
材質 | アルミニウム合金鋳物 |
コーティング | イノーブルコーティング |
付属品 | シリコンミトン(グレー1個)、収納ケース(1個) |
対応熱源 | ガス、直火、炭火 |
JHQ マルチグリドル 19cmはIHでは使用できません。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)価格
¥6,930(税込)
2023年12月7日現在
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)にあう蓋
純正では、フタの発売はされていません。
たまたま、ストームクッカーの大きいサイズのパン用のフタにと購入した、「TAKAGI Glee-ru 取っ手が外せるグリルパン専用 ステンレス蓋 丸 18cm」を試しに乗せてみたところ、いい感じのサイズかなと…
このフタは取っ手がありませんので、「TAKAGI Glee-ru 取っ手が外せるグリルパン専用 ワイヤーハンドル」も必要になってきますが、餃子とかを焼く時に使えそう。
ただマルチグリドルが平たくフタも平たいため、分厚い食材だとフタに当たって調理しにくい可能性があります。
あくまでも、ピッタリのサイズだったので紹介しました。
試しにストームクッカーSで使ってみた
サイズ的に、ストームクッカーSで使えるのではないかと思っていましたが、結論から言うと残念ながら使えそうにありませんでした。
まずストームクッカーSで大きいサイズのパンを使用する際に外側へ出すゴトクに乗せると、画像のように傾いて不安定になります。
次に先程のゴトクを内側に入れて、マルチグリドルを乗せるといい感じに乗るのですが、実際に火をつけて調理をしているとピッタリすぎて空気が入らずに、火が消えました。
以上より、ストームクッカーSでは使えそうにありませんでした。
めっちゃいい感じにスタッキングできそうなのに…残念。
JHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)あとがき
個人的には、ストームクッカーSで使えなかったのが残念で仕方がありませんが、焦げ付かないため後片付けが楽なJHQ マルチグリドル 19cm(ソロ向け)は、ソロキャンプのマストアイテムとなりそうです。
今後のソロキャンプは、戦闘飯盒2型とこのマルチグリドル 19cmでいろいろな料理に挑戦してみたいと思います。
ソロキャンプに持って行く鉄板をお探しの方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか?
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