【Lighthouse Micro Chargeレビュー】GOAL ZERO モバイルバッテリー機能付きLEDランタン
コンパクトなLEDランタンとして、大人気中のGOAL ZERO(ゴールゼロ)の「Lighthouse Micro」シリーズ。
「Lighthouse Micro」と、懐中電灯のフラッシュモードが備わった「Lighthouse Micro Flash」の2種類が販売されていましたが、この度スマホの充電ができるモバイルバッテリー機能が付いた「Lighthouse Micro Charge(ライトハウスマイクロチャージ)」をアメリカのAmazonで発見!
2020年6月29日当時
現在、日本では未発売のモデルですが、アメリカのAmazon.comで購入することができましたので、もう一つ所有している「Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)」との比較を交えながらレビュー致します。
何よりも先に比較を見たい方はこちらからどうぞ!
現在は、日本でも発売されています。
2020年7月7日現在
ライトハウスマイクロチャージの定価を知りたい方は、「ゴールゼロ LEDランタンの定価を知ろう」の記事もあわせてご覧ください。
Goal Zero(ゴールゼロ)とは?
今回ご紹介するLighthouse Micro Charge (ライトハウスマイクロチャージ) は、GOAL ZERO(ゴールゼロ)というブランドより、発売されています。
2008年に米国ユタ州で設立されたブランドで、環境にやさしく、品質やデザイン、使いやすさなどにこだわった、高性能かつポータブルで拡張性が高いソーラー発電システムを開発しています。アウトドア、キャンプユーザーだけでなく、外出先でのバッテリ充電に最適な製品を提供しているブランド。
LEDランタンだけでなく、ソーラーパネルやポータブル電源など様々な商品を手がけるブランドです。
日本では株式会社アスクさんが、国内正規代理店として取扱いしています。
Lighthouse Micro Charge (ライトハウスマイクロチャージ)
Lighthouse Micro Charge(ライトハウスマイクロチャージ)は、非常にコンパクトな手のひらサイズの、スマホなどの充電ができるモバイルバッテリーの機能を併せ持ったLEDランタンです。
現行で販売のある、Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)と何が変わったのかを比較しつつレビュー致します。
まずは開封から。
開封
上記パッケージで販売されています。
「TRY ME」という箇所に電源ボタンがあり、店頭ではデモモードを試すことができます。
箱を開けると、GOAL ZERO純正のカラビナと本体のみで、特に説明書などは付属していません。
筆者が所有するものは、アメリカのAmazonで購入したもののため、現在日本で販売されているものに、カラビナが付属しているかは不明です。
箱の裏面が説明書のような扱いなのかな…
注意事項
工場出荷時にデモモードが設定されているため、その状態で電源を入れて使用すると、「フラッシュモード」「ハイモード」「ローモード」の順に約10秒点灯後に消灯します。
そのため使用前に、下記の方法でデモモードの解除が必要になります。
- USBで一度充電を行うことでデモモードが解除されます
使用方法
画像上のライトグリーン部分がON/OFFスイッチで、こちらを押すことでモードの切り替えができます。
また各モードでON/OFFボタンの長押しで、輝度調節が可能。
3つの点灯モード
Lighthouse Micro Charge (ライトハウスマイクロチャージ)には、点灯モードが3つあります。
- フラッシュモード
- ハイモード
- ローモード
電源ボタンを押すと下記のように次のモードへ移る仕様。
各モードを見ていきます。
フラッシュモード
電源ボタンを1回押すとフラッシュモード。
フラッシュモードはいわゆる懐中電灯のようなモードで、ハイにすると120ルーメンとそこそこ明るいです。
ON/OFFボタンの長押しで、輝度調節が可能なので、キャンプで夜中トイレに行く祭の足元灯として使えそうですね。
ハイモード
電源ボタンを2回押すとハイモード。
個人的に一番使用するのが、このハイモードです。
Lighthouse Micro Charge (ライトハウスマイクロチャージ)には、4つのLEDが装備されており、4つともつくのがこのモード。
フラッシュモードの次はこのモードになります。
最大の明るさは150ルーメンあり、ソロ用のドームテントであれば1つ、ギギ1くらいのサイズであれば2〜3つあれば、個人的には十分だと思いました。
ローモード
電源ボタンを3回押すとローモード。
ローモードは4つ中2つのLEDがつくモード。
ひっくり返すとわかりやすいのですが、片側だけが点灯しているのがわかるかと思います。
「どうせならクロス(対角)につけば良かったのに…」と思いましたが、明るさは最大で、75ルーメンあります。
各モードの点灯時間目安と明るさ目安
また各モード、点灯時間目安と明るさ目安は以下の通り。
モードと輝度調整 | 点灯時間目安 | 明るさ目安 |
---|---|---|
ランタンローモード(最小時) | 170時間 | 10ルーメン |
ランタンローモード(最大時) | 15時間 | 記載なし (フラッシュ75ルーメン) |
ランタンハイモード(最小時) | 80時間 | 記載なし (フラッシュ20ルーメン) |
ランタンハイモード(最大時) | 7時間 | 150ルーメン |
フラッシュライト(最小時) | 100時間 | 20ルーメン |
フラッシュライト(最大時) | 8.5時間 | 120ルーメン |
記載のなかったところがありますが、その他がLighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)と同じのため、同じではないかと予想されます。
バッテリー残量
バッテリーの残量は、Lighthouse Micro Charge (ライトハウスマイクロチャージ)のフラッシュライト面(本体上部)の青いLEDランプでバッテリーの残量がわかります。
- 4つ:100%
- 3つ:75%
- 2つ:50%
- 1つ:25%
特徴
Lighthouse Micro Charge (ライトハウスマイクロチャージ)には様々な特徴があり、その中から私がいいと思った特徴をピックアップしました。
- 充電時間が短い
- コンパクトで軽量
- 長時間使用できる
- 価格が手頃
- USBコネクタが様々な角度になる
- スマホなどが充電できる
それぞれを見ていきます。
充電時間が短い
付属のUSBコネクタにUSB電源タップや、USBのポータブル電源を挿して充電する場合約3.5時間。
別売のNomad 7ソーラーパネルで充電した場合約3.5時間と、他ブランドのLEDに比べて充電時間が短いのが特徴。
コンパクトで軽量
長さが変更になり伸びましたが、手のひらサイズで収まります。
Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)に比べると重くはなっていますが、87gとまだ100gを切っているため、かなり軽量です。
長時間使用できる
点灯時間目安のように、モードや輝度調整にもよりますが、ランタンローモード(輝度最小時)に最高約170時間と長時間使用できます。
かなり暗いですが…
価格が手頃
アメリカのAmazonで購入したため、参考になるかはわかりませんが、購入した際のレートで送料込みで¥3,907だったので、かなり手頃な価格でした。
日本で販売される場合、価格が異なると思いますのでご了承下さい。
USBコネクタが様々な角度になる
本体下部に装備しているUSBコネクタが様々な角度(最大180°可動)になるため、充電時にかなり便利です。
電源タップやポータブル電源のUSBポートの場所によって、90°や180°など角度を変化させて充電できます。
ただ個体によってはかなり柔らかい(角度が固定しづらい)ものがあります。
スマホなどが充電できる
本体下部に出力用のUSBが装備されています。
USBは、USB-Aタイプでケーブルは付属しないため別途必要になりますが、お持ちのスマホなどの充電ケーブルがUSB-Aタイプであれば、使用できます。
スマホを充電すると写真が取れないので、Amazon Fireタブレットを充電してみました。
非常の際に充電ができるため、あると便利です!
仕様
サイズ | 約112 x 37.75mm |
---|---|
明るさ(ランタン) | 最大150ルーメン |
明るさ(フラッシュ) | 最大120ルーメン |
重量 | 87g |
フラッシュ機能 | ◯ |
バッテリー種類 | Li-ion NMC(リチウムイオン電池) |
バッテリー容量 | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) |
連続使用時間 | 7~170時間 |
充電時間の目安 | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
ポート | USBポート(入力):5V、最大1A(最大5W) USBポート(出力):5V、最大1A(最大5W) |
規格 | IPX6 |
価格
2023年6月より、日本でも発売が開始されました。
オープンプライス
2023年7月7日現在、Amazon参考価格:¥5,100
筆者がAmazon.comで購入した際の価格が
$29.95 + 送料$5.89 = $35.84(¥3,907)
2020年6月19日購入時のドル・円価格
Lighthouse Micro Flashと仕様比較
Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)と比較してました。
Lighthouse Micro Charge ライトハウスマイクロチャージ | Lighthouse Micro Flash ライトハウスマイクロフラッシュ | |
---|---|---|
サイズ | 約112 x 37.75mm | 約93×37.75mm |
明るさ | 最大150ルーメン | 最大150ルーメン |
重量 | 約87g | 約68g |
フラッシュ機能 | ◯ | ◯ |
バッテリー種類 | Li-ion NMC(リチウムイオン電池) | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) |
連続使用時間 | 7~170時間 | 7~170時間 |
充電時間の目安 | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
ポート | USBポート(入力):5V、最大1A(最大5W) USBポート(出力):5V、最大1A(最大5W) | USBポート×1 (最大5W(5V、1A)) |
規格 | IPX6 | IPX6 |
価格 | $29.95 | ¥4,290(税込) |
と長さと重量、USB出力ポートが追加された以外は同じです。
Lighthouse Micro Flashとサイズ比較
仕様比較で長さの差が19mmと約2cmしか伸びていませんが、個人的にはかなり伸びた感じがしました。
実際にLighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)と比べてみたところ、上記画像のような感じになります。
これを良しとするかは、個人差があると思います。
Lighthouse Micro Charge に神フィットするランプシェード
以前にもご紹介しましたが、Lighthouse Micro Charge(ライトハウスマイクロチャージ) に神フィットするランプシェードが、エスニック雑貨店のマライカの「ランプシェードS」
一見、どこにでもありそうな普通のランプシェードが、あら不思議…
いい感じに下へ明かりを落としてくれます。
ポータブル電源を併用すればもっと便利に!
1泊であれば、ランタンハイモード(輝度調節最大時)でも7時間もつため充電は必要ないかもしれませんが、2泊・3泊など連泊のキャンプだと充電は必要になります。
屋外でも充電ができるポータブル電源を併用すれば、長期キャンプがもっと便利になるため、おすすめです!
Lighthouse Micro Charge あとがき
コンパクトで、モバイルバッテリーとしても使えるLEDランタン「Lighthouse Micro Charge (ライトハウスマイクロチャージ) 」
コスパの高いランタンです。
それ故に、現在Lighthouse Micro(ライトハウスマイクロ)シリーズがコロナの影響もあって、在庫が少なく高騰している場合があります。
お手頃な価格のLEDランタンのため、「1人に1台」あってもいいのではないかと思うくらい、便利なランタンです。
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