コットでキャンプに快適な睡眠を!持ち運びが便利な軽量コット4選+比較
キャンプをしていて、夜中に腰が痛くなり快適に睡眠ができなかったことはありませんか?
インフレータブルマット等のマット類も有効ですが、地面の凸凹や地熱の影響を受けにくく、通気性に優れるコットは、睡眠をより快適にしてくれるキャンプ用品の一つです。
その中から、今回は持ち運びが楽な軽量コットを調べてみたいと思います。
軽量コット
一概にコットと言っても安定感のあるG.I.コットから、見た目大丈夫かな…と思うコットまで様々なコットがあります。
G.I.コットはとても安定感がありますが、そのためフレームが太くその分重量が5kg以上あるものがほとんどで、ツーリングやフェスなどでは持ち運びが不便です。
また最近、自前のキャンプ用品を軽量化したい(特に理由はないけど)と思う衝動に駆られていることもあり、今回は価格ではなく、持ち運びが楽な軽量コット(個人的基準として重量が3kg以下)を集めて調べてみることにしました。
メッシュ コット / THERMAREST
サイズが、R(レギュラー)、L(ラージ)、XL(エクストララージ)と3種類あります。
見てもわかりますように、コット本体の生地がメッシュになっているため、夏場などの暑い季節には風通しがよく、快適に睡眠ができます。
また、別売で冬期を除く涼しい天候下で使えるようにするコットウォーマーもあります。
今回は中間サイズのL(ラージ)で比較してみたいと思います。
サイズ | 196×66cm |
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収納サイズ | 46×18cm |
重量 | 1.806kg |
静止耐荷重 | 158.8kg |
材質 | 500Dポリエステルメッシュビニールコーティング、 アルミ、プラスチック |
ウルトラライトコット / THERMAREST
市場で一番軽くてコンパクトと謳っている「ウルトラライトコット」
サイズはR(レギュラー)、L(ラージ)の2サイズになり、R(レギュラー)サイズの重量はなんと1.195kg
2016年までのモデルはグレーな感じのカラーで、構造も上記のメッシュコットと同じ円形の足回りでしたが、2017年からのモデルはカラーや収納ケース、デザインも変更し一層コンパクトになりました。
こちらも、メッシュコット同様L(ラージ)サイズで比較したいと思います。
サイズ | 196×66cm |
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収納サイズ | 43×13cm(厚さ不明) |
重量 | 1.361kg |
静止耐荷重 | 147.5kg |
材質 | リップストップポリエステルサーマキャプチャーコーティング、 アルミ、プラスチック |
ライトコット / Helinox
チェアワンなどで有名なヘリノックスのコット・シリーズの中で最軽量を実現したモデルで、収納時も非常にコンパクトなコットになります。
サイズは1種類のみになります。
サイズ | 1850×600×130mm |
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収納サイズ | 530×130×130mm |
重量 | 1.2kg |
静止耐荷重 | 120kg |
コットワン コンバーチブル / Helinox
一番マルチな軽量コット「コットワン コンバーチブル」
どうマルチかといいますと、別売の「コットレッグ」を取り付けると、ローコットだったコットワンが、ハイコットになります。この機能はなかなかないですよね!
これまた別売ですが、全面にメッシュ生地を使用している「コットワン サマーキット」を使用すると通気性に優れるため、暑い季節でも蒸れずに涼しく眠ることができます。
また、脚がこれだけ3本と少なめですが、見てもわかりますように一番太く頑丈そうです。
設営も脚が少ない分時間が短縮できます。
個人的に、価格を除いては最強のコットかと思います。
サイズ | 1900×680×160mm |
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収納サイズ | 540×160×160mm |
重量 | 2.19kg |
静止耐荷重 | 145kg |
比較
今回は価格ではなく、重量とサイズというところに着目して比較してみたいと思います。
サイズ | 収納サイズ | 重量 | 静止耐荷重 | |
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メッシュコットL | 1960×660mm | 460×180mm (厚さ不明) | 1.806kg | 158.8kg |
ウルトラライトコットL | 1960×660mm | 430×130mm (厚さ不明) | 1.361kg | 147.5kg |
ライトコット | 1850×600×130mm | 530×130×130mm | 1.2kg | 120kg |
コットワン コンバーチブル | 1900×680×160mm | 540×160×160mm | 2.19kg | 145kg |
それぞれ4つのコットのサイズ(展開サイズ)、収納サイズ、重量、静止耐荷重をまとめてみた表が上の表になります。
収納サイズは厚さが不明ですが、ラグジュアリーライト ウルトラライトコットLが見た感じコンパクトなのと、数値で見るとアッセム コンパクトベッドが圧倒的コンパクトで、バックパックに入れて持ち運びも可能なサイズになります。
軽さはダントツで、ヘリノックスのライトコットになりますが、他のコットよりも幅が狭くなります。また、サーマレストのウルトラライトコットR(レギュラー)は比較に入れていませんが、重量はなんと1.195kgと一番軽いコットになります。
静止耐荷重は、サーマレストのメッシュコットL(ラージ)が158.8kgとダントツです!
数値だけでいくと上記の4種類が抜けていますが、個人的にはヘリノックスのコットワン コンバーチブルが収納サイズは少し大きめですが、マルチで使いやすいサイズかつそこそこの軽さで耐荷重も145kgあるので、一番使い勝手がいいのではないかと思いました。
軽量コット あとがき
今回ご紹介した軽量コットは比較的価格が高めですが、耐荷重が100kg以上あるため、安心して使用できるものばかりです。
また比較的コンパクトに収納できるため、持ち運びや車載にも優しいコットです。
コット選びの候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。