カマボーン|DODよりアウトフレーム構造のトンネルテント登場

トンネルテントをお考えの方に朗報です!
カマボコテント3が人気のDODより、ポールをスリーブに通す必要のないアウトフレーム構造を採用したトンネルテント「カマボーン」が登場。
どのようなテントなのか、カマボーンを詳しく紹介していきます。
カマボーン
近年のトンネルテントブームに火をつけた存在と言っても過言でない、DODの人気テント「カマボコテント」。
現在は進化してカマボコテント3になり、サイズやカラーが選べるようにまでなりました。
今回紹介する「カマボーン」は、「カマボコテントの新たな選択肢」とDODのサイトではありますが、ポールをスリーブに通す必要のないアウトフレーム構造をしているため、全く異なるトンネルテントに仕上がっていると感じました。
それでは、まずディテールから見ていきましょう。
ディテール
画像からも、ポールをスリーブに通していないアウトフレーム構造ということがわかります。
フレームを組み立て、フレームに本体幕を吊り下げる方法が取られており、慣れれば設営も簡単に行えそうです。
従来のトンネルテントでいう前後パネルが開閉できない仕様となっており、開閉できる従来のサイドパネル部分からテント内にアクセスするため、ここではそちらを正面パネルと背面パネルとしています。
正面・背面のパネルがメッシュになり、両サイドの上部と下部には大型のベンチレーターを装備しています。
また別途跳ね上げ用(キャノピー用)のポール・ロープ・ペグを用意すれば、跳ね上げることも可能。
メッシュパネルと別々のため、跳ね上げ他状態でもメッシュパネルを使用することができます。
付属のインナーテントを外して、広々としたシェルターとしても使用可能で、別売の跳ね上げ用(キャノピー用)ポール・ロープ・ペグを必要数準備すれば、正面だけでなく背面も跳ね上げることができます。
またキャリーバッグは、カラーに応じたものが付属されています。
カラー
カマボーンのカラーは、以下の2種類から選択できます。
- タン(T5-135-TN)
- アイボリー(T5-135-IV)
サイズ・スペック
組立サイズ(外寸) | (約)W620×D300×H205cm |
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インナーサイズ | (約)W220×D280×H170cm |
収納サイズ | (約)W68×D32×H30cm |
総重量 | (約)17.4kg |
収容可能人数 | 大人4~5名 |
材質 | アウターテント天面:75Dポリエステルリップストップ(シリコンコーティング、PUコーティング、ブラックピグメントコーティング、UVカット加工) アウターテント側面:75Dポリエステルリップストップ(シリコンコーティング、PUコーティング、UVカット加工) インナーテント壁面:68Dポリエステル インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング) ポール:アルミ合金 ペグ:アルミ合金 キャリーバッグ:75Dポリエステルリップストップ(シリコンコーティング、PUコーティング) |
最低耐水圧 | テント本体:3,000mm フロア:5,000mm |
UVカット | UPF 50+ |
セット内容 | アウターテント、インナーテント、センターポール×1、 サイドポールx2、リッジポールx2、ブラインドシートx1、 ペグ(長)×10本、ペグ(短)x14本、ロープ×6、 リペアシート、キャリーバッグ、ペグ&ロープ用収納袋、 ポール用収納袋、ブラインドシート用収納袋、タイベルト×2 |
跳ね上げ用(キャノピー用)のポール・ロープ・ペグは別売。
価格
¥129,800(税込)
2025年8月17日現在
アルペンアウトドアーズ一部店舗にて、先行展示予約販売を実施。
展示期間:2025年8月16日(土)~8月31日(日)
DOD STOREにて2025年9月中旬より、通常販売開始予定。
カマボーンの特徴
カマボーンの特徴は、以下の通り。
- 新構造で設営が簡単
- キャノピーが連結可能
- 高い通気性
- テント内が快適
- 天井はブラックコーティング
- テント内で一部の火器使用可能
- 高い天井
- オールシーズン仕様
- ハーフウィンドウが可能
- 様々な装備
新構造で設営が簡単
ポールをスリーブに通す必要のないアウトフレーム構造をしており、スリーブに通す手間がなくなり吊り下げる仕様になったため、簡単に美しく設営ができます。
キャノピーが連結可能
両隣の跳ね上げキャノピーを連結させることが可能。
跳ね上げることで、快適なスペースが出来上がります。
跳ね上げ用のポール・ロープ・ペグは別売り。
高い通気性
両サイドの上部・下部には大型のベンチレーターを装備しているため、雨の際も吹き込みにくく高い通気性を実現しています。
テント内が快適
サイドは光を取り入れる仕様になっており、上部・下部のベンチレーターで暑さを防ぎながら明るさをキープ。
また正面・背面のメッシュ構造で、夏場もムレにくくテント内が快適に。
インナーテント内は大人4~5人が寝られる広さで、のびのびと快適に過ごせます。
天井はブラックコーティング
天井には、遮光ブラックコーティングを採用しているため、直射日光をカットしてくれます。
テント内で一部の火器使用可能
対流型灯油ストーブや調理器具など一部の火器をテント内で使用が可能。
使用するにあたっての注意事項が取扱説明書に記載されているため、必ず取扱説明書や注意表記をよく確認し、安全に十分注意して自己責任のもと利用ください。また一酸化炭素チェッカーを必ず利用ください。
高い天井
リビングスペースから寝室スペースまで頂点部は高さが205cmあるため、テント内をストレスなく移動することができます。
オールシーズン仕様
正面・背面のメッシュパネルと両サイドの上部・下部のベンチレーターで、夏場はスクリーンタープのように、冬場はテント裾に装備されたスカートで冷気の侵入を軽減することができるため、オールシーズン使える仕様となっています。
ハーフウィンドウが可能
パネルは半分だけ閉める「ハーフウィンドウ」が可能なため、蒸し暑い真夏の雨天時など、風は通しつつも日射しや雨を遮りたいときに役に立ちます。
様々な装備
様々な装備があるのも、カマボーンの特徴の一つ。
ダブルジッパーは、ドアの上部分だけを開くことができ、タープポールを入れて位置の調整が可能。
またLEDランタンなどを吊り下げれるよう、デイジーチェーンを縫い付けられています。
インナーテントの入口には、電気カーペットや扇風機の電源ケーブルを取り出せるよう、ファスナースライダーを装備。
インナーテント内には、天井2ヶ所にランタンフックと手前1ヶ所にポケットが配置されています。
カマボーン あとがき
調べてみたところ「カマ」は名称に付きますが、カマボコテントとは全く異なるトンネルテントだと感じました。
アウトフレームのため設営が簡単になり、テント内も広々としており、メッシュになる所も多いため、高温多湿の日本にあったテントに仕上がっていると思います。
カラーは2種類から選択でき、初代カマボコテントのようなアイボリーカラーもいい感じです。
トンネルテントをお考えの方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
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