HAGOOGI 扇風機 レビュー|夏キャンプに持っていきたい多機能扇風機
夏キャンプに扇風機を持っていきますか?
電源サイトで自宅のコード付扇風機を使用したり、ポータブル電源にコード付き扇風機をさして使用することもできますが、コードが邪魔ですよね。
そんなときに役立つのが、充電式のポータブル扇風機。
今までにも、「CLAYMORE FAN V600」や「KEYNICEの扇風機」を紹介しましたが、今回紹介する扇風機は、今SNSなどで話題の扇風機でさまざまな機能を装備しています。
それではどんな機能や特徴があるのか、レビューも含めて「HAGOOGI 扇風機」を紹介します。
この記事は、HAGOOGI株式会社様より製品を提供いただき作成しています。
こちらで、キャンプにおすすめの扇風機をまとめていますので、あわせてどうぞ!
HAGOOGI(ハゴオギ) 扇風機 レビュー
それでは今回紹介する「扇風機」の販売元、「HAGOOGI(ハゴオギ)」から紹介していきます。
2006年中国深センにて創業。2017年に日本に進出し「HAGOOGI」を商標登録。オンラインショップで家庭用電気製品を販売を開始。2022年に日本国内でHAGOOGI株式会社を設立。キッチン家電など様々なジャンルのアイテムを取り揃えているブランドです。
オンラインショップを覗いてみると、スタイリッシュなキッチン製品がたくさん揃っていました。
そんなHAGOOGI(ハゴオギ)が手掛ける扇風機が、近頃SNSなどで話題になっています。
それではどんな扇風機なのか、セット内容やディテールから紹介していきます。
セット内容
まずはセット内容から紹介。
HAGOOGI(ハゴオギ)扇風機のセット内容は、以下の通り。
- 扇風機本体
- リモコン
- 三脚スタンド
- USB-C – USB-A ケーブル
- 取扱説明書
ディテール
次にディテールを紹介していきます。
まずは卓上(スタンドを外した状態)スタイルから。
画像のように、スタンドを外した状態でも使用ができます。
次に一番利用が高いと思われるスタンド(ロー)スタイルを紹介。
最後にスタンド(ハイ)スタイルを紹介。
ボタン関連
続いて、ボタン関連について紹介します。
本体ボタンの上段左から。
太陽マークのボタンが「LEDライトボタン」で、押すごとにLEDライトの明るさやオフの切り替えができます。
その右側に矢印の円を描いたマークのボタンが「首振りボタン」で、首振りのオン・オフの切替ができます。
次に、中段左から見ていきます。
5つの羽根マークのボタンが「風量ボタン」で、押すごとに風量が切り替わります。
ボタン上のランプで、現在の風量を確認できます。
その右側に、時計マークのボタンが「オフタイマーボタン」で、押すごとにタイマー時間が切り替わります。
ボタン上のランプで、現在のタイマー時間が確認できます。
一番下段の「INPUT / OUTPUT」をめくると、画像のような端子が現れます。
左のUSB-CはINPUTで、付属のケーブルを使用して充電ができます。(充電器が別途必要)
その横のON / OFFが「主電源」になります。
ここをONにしないと何も始まりませんので、必ず使用の際はONにして下さい。
その右側にUSBのOUTPUTがあります。モバイルバッテリーとして使用する際は、こちらにケーブルをさして使用します。(別途ケーブルが必要です)
HAGOOGI 扇風機の特徴
それでは、実際にHAGOOGI 扇風機を使用して感じた、主な特徴を紹介します。
- 様々な使い方ができる
- 三脚スタンドの高さ調整ができる
- ハンドルの角度が9段階動く
- LEDライトにもなる
- 他の扇風機よりも大きめ
- 首振り機能がある
- 4段階の風量調整
- 4段階のオフタイマー機能
- モバイルバッテリー機能がある
- リモコンが付属
- 前カバーを外して掃除が可能
それぞれの特徴を紹介します。
様々な使い方ができる
「HAGOOGI 扇風機」最大の特徴は、「吊る(掛ける)」「地面にさす」「スタンド」「卓上」など、用途にあわせて様々な使い方ができるというところ。
三脚スタンドを外した状態で、吊ったり、ランタンハンガーなどに掛けたりすることができます。
こちらも三脚スタンドを外した状態で、そのままテーブルの上に置いたり、卓上でも使用できます。
次の特徴でも紹介する、三脚スタンドの高さ調整をする部分を、三脚から外して一脚として地面にさして、その上に扇風機を取り付けて使用することもできます。(首振りも可能)
ただし、先端は金具ではないため、砂地など柔らかめの地面限定です。
一番オーソドックスな使用方法は、付属の三脚スタンドを使用する方法で、HAGOOGI 扇風機の機能を最大限に発揮できます。
三脚スタンドの高さ調整ができる
三脚スタンドを使用している時限定ですが、高さ調整ができます。
立って作業をしている時など、高さを上げることで風が当たりやすくなるため、とてもありがたい機能です。
ハンドルの角度が9段階動く
ハンドルが無段階に動くわけではなく、画像のように決められた角度9段階に動きます。
完全に固定されているわけではなく、止まるといった感じです。
手で持ったり、吊ったりする場合に役立ちます。
他のポータブル扇風機よりも大きめ
筆者の所有する、CLAYMORE FAN V600と比べると、三脚だけでなく本体の直径も大きいことがわかります。
HAGOOGI 扇風機の方が、羽根のサイズも大きいために風がより届き、気持ちいいです。
4段階の風量
4段階の風量切り替えが可能。
本体やリモコンの風量ボタンを押すごとに、風量が切り替わります。
「リズム風」→「弱風」→「中風」→「強風」→「リズム風」
リズム風とは、風量が強くなったり弱くなったりする機能。
「強風」の次は「リズム風」になり、何回押しても切れずに無限ループとなります。
「3秒以上長押し」することでオフになります。
首振り機能がある
首振り機能があります。
首振りボタンを押すことで、首振りが開始されます。(左右120°)
もう一度押すことで、首振りを停止します。
4段階のオフタイマー機能
4段階のオフタイマー機能があります。
本体やリモコンのタイマーボタンを押すごとに、オフタイマーの時間が切り替わります。
「1時間」→「2時間」→「3時間」→「4時間」→「オフ」
LEDライトにもなる
LEDライトにもなります。
LEDライトボタンを押すごとに、明るさが切り替わります。
「弱」→「中」→「強」→「オフ」
画像ではパッと見ための明るさは、あまり差がないように見えますが、床が少しずつ明るくなっていることがわかりますでしょうか。
モバイルバッテリー機能がある
これの機能は、あって本当に助かりました。
撮影する際、ミラーレスカメラとiPhoneを併用するのですが、撮影日はポータブル電源を忘れた上に、やたらとiPhoneのバッテリーが消耗してしまったため、あと一歩でバッテリー切れになりかけましたが、HAGOOGI 扇風機のモバイルバッテリー機能があったおかげで難を逃れました。
この機能は非常時など、役に立ちます!
リモコンが付属
リモコンが付属しています。
本体のスイッチと同じく、4段階のオフタイマーや首振り機能ON・OFF、風量調整やLEDライトのON・OFFなど操作が可能。(本体ボタンとボタン位置が異なります)
また紛失しないように、本体スイッチ部後ろ側に磁石を内臓しているため、リモコンを引っ付けることができます。
前カバーを外して掃除が可能
前カバーを外して羽根の掃除などができるため、清掃が簡単にできて清潔に保てます。
前カバーを反時計回りに回すと外れます。
画像の三角の印が、開き状態のところまで回すと、外れる仕組みです。
また前カバーを外して裏側のセンターを見ると、アロマケースがついています。
こちらも反時計回りに回すことで外れるのですが、こちらはなかなか外れませんでした。
このアロマケースを外して、アロマを補充することができます。
アロマスポンジは付属していないため、市販品をお使い下さいとのこと。
前カバーを外す際は、安全策として、必ず主電源を切ってから行いましょう。
2024年バージョンのリニューアルポイント
筆者がこの記事でレビューしているのは2023年バージョンで、2024年バージョンは次の2箇所がアップグレードされています。
- 三脚の厚さ
- 超音波発生装置
三脚の厚さ
三脚の厚さが0.6mmだったのを、2024年バージョンから厚さを1mmにアップグレード。
それにともない、強さが約4.78倍になったとのことで、さらに安定感が増しています。
超音波発生装置
人の耳には聞こえない超音波発生装置を内蔵し、害虫などが嫌がる周波数を発生させ、蚊などを撃退してくれます。
キャンプ用扇風機で今までになかった機能のため、効果に期待が膨らみます。
メリット・デメリット
- 様々な使い方ができる
- 風がよく届く
- 扇風機以外の使い方ができる
- リモコンが付属
- 首振り機能がある
- 弱風モードが強く感じる
デメリット(残念なところ)
実際に使用してみて、残念なところが一つだけありました。
それは「弱風モード」が、思っていたよりも弱ではなかったため、就寝時に風量が強く感じたところ。
一部商品紹介ページ等では、「微風モード」とありますが、取扱説明書では弱風と記載があるため、「弱風モード」で統一しています。
そのため、「弱風モード」の風量をもう少し下げるか、新たに風量を下げた「微風モード」を追加して欲しいと思いました。
そうすれば、就寝時がより一層快適になると思います。
メリット(いいところ)
個人的には残念なところもありましたが、それ以上にいいところが多いと感じました。
従来のポータブル扇風機よりも、本体のサイズが大きいため風がよく届き、「吊り(壁掛け)スタイル」「挿し(地面へ)スタイル」「スタンドスタイル」「卓上スタイル」など、シーンによって様々な使い方ができます。
首振り機能も装備しており、リモコンも付属しているため、快適なキャンプが楽しめます。
首振り機能は「スタンド」「地面にさす」以外では、使用できません。
また「LEDライト」を搭載しているため、吊ってランタン代わりにしたり、緊急時のモバイルバッテリーとしても使用できるなど、本来の扇風機以外での使用もできます。
カラー・仕様・価格
続いて、HAGOOGI 扇風機 カラーや仕様・価格を紹介します。
カラー
カラーは、以下の通り。
- オリーブグリーン
- ブロンズ
- ホワイト
2024年からは、ホワイトが追加になりました。
仕様
サイズ(本体のみ) | D24.5 x W18 x H29 cm(2023年版) |
---|---|
三脚使用時の高さ | 430mm~600mm |
重量 | 約0.9kg |
入力 | 5V/2A |
出力 | 5V/1A |
充電時間 | 約5〜6時間 |
使用時間 | 約8時間〜27時間(風量によって異なります) |
材質 | ABS+PP |
バッテリー容量 | 10000mAh |
価格
¥11,980(税込)
2024年6月14日現在、参考価格HAGOOGI公式サイト
Amazonや公式オンラインショップでセール、またはクーポンで値引きされていることが多いため、一度覗かれてみて下さい。
ケースがセットでお得!
HAGOOGI 扇風機 専用ケース レビュー
HAGOOGI 扇風機には、別売ですが専用ケースがあります。(公式ストアではセット販売もあり)
外から見ると、非常にシンプルなケース。
しかし中を開けると、ご覧の通り専用ケースの通り綺麗に仕切られています。
そこへ分解したHAGOOGI 扇風機 を入れると、さずがは専用ケースといったところで、ピッタリと収納でき、安心してキャンプへ持ち運ぶことができます。
HAGOOGI 扇風機の購入を考えられている方に、おすすめです。
カラー
専用ケースも、本体のカラーに合わせるように2カラー展開。
- オリーブグリーン
- ブロンズ
ここで紹介しているのは、扇風機にあったブロンズ。ホワイトはケース単体では販売がなくセット購入のみ。
仕様
サイズ | 32×24×17cm |
---|---|
重量 | 約890g |
価格
¥5,400(税込)
2024年6月14日現在、参考価格HAGOOGI公式サイト
HAGOOGI 扇風機 あとがき
実際に使用してみて、就寝時に風が強めと感じましたが、とても気持ちいい風を届けてくれる扇風機だと思いました。
引っ掛けたり、吊ったり、スタンドの高さ調整までできるため、テント内で快適に過ごせそうです。
またLEDライトの代わりにも、非常時のモバイルバッテリーとしても使えるため、少しかさばりますが、夏場のキャンプに持っていきたい多機能扇風機です。
HAGOOGI 扇風機の購入をお考えの方には、きれいに収まって持ち運びやすい専用ケースもおすすめです!
キャンプ用扇風機をお考えの方は、ぜひ候補の一つに入れられてみてはいかがでしょうか。
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