【2024年】安い!1万円以下のおすすめキャンプコット10選!
- 腰痛持ちの方
- 地面の凹凸を気にせず快適に寝たい方
- テント内などスペースを有効に使いたい方
キャンプの翌朝「腰が痛い」となったことはありませんか?
そんな方には、キャンプ用簡易ベッド「コット」をおすすめします!
私もコットを使用する前までは「こんなのいるのかな…」と思っていましたが、実際に使用したところ、コットなしのキャンプにはもう戻れないくらいの快適さが「コット」にはあります。
有名なものだと、BYERのメインヘリテージ ウッドコットや、Helinox(ヘリノックス)のコットなど様々ありますが、これらを家族分揃えるとなるとかなりの金額になってしまいがち…
そこで今回は「キャンプコット入門」として、フォルムや重量・コンパクトさを全く除外して、実売価格が1万円(税抜き)以下のおすすめコット10選をご紹介していきます。
下記ボタンよりおすすめのコットへ、読み飛ばすことができます。
コット
まずコットとはどのようなものか、またメリットやデメリットなどを紹介していきます。
コットとは?
コットとは、キャンプなどのアウトドアで使う簡易携帯用ベッドで、地面の凸凹や地熱の影響を受けにくく、通気性に優れているため、睡眠をより快適にしてくれるギアの一つ。
一概にコットと言っても、地面から高さが約35〜40cmくらいあるハイコットから、地面高約20cmくらいのローコット、昔から親しまれているGIコットなどがあり、様々なブランドから発売されています。
種類
コットは大まかに分けると、以下の2種類に分類されます。
コットの種類
- ローコット(高さ約20cmくらい)
- ハイコット(高さ約35〜40cmくらい)
GIコットは高さ的にハイコットの分類されることが多く、この記事でもハイコットに含んでいます。
そして、一台のコットでローコットとハイコットの切り替えができる「2WAYコット」が、最近の主流です。
1万円を切る「2WAYコット」はありますが、現在のところ数種類しかない状態です。
メリット・デメリット
それではローコットとハイコット、それぞれのメリット、デメリットを考えてみました。
全てのローコットやハイコットが、含まれるわけではありません。
ローコット
- 重量が軽い
- 高さが低いため安定している
- 比較的コンパクトに収納できるものが多い
- ソロ用インナーテントに入れることができるものが多い
- コット下に収納ができない
- パーツがほぼバラバラのため、組み立てに時間がかかる
ハイコット
- ベッド下を有効に使える
- ベンチとしても使える
- フレームががっしりとしているため安心感がある
- 重量が重い
- 収納時にかさばる
ローコット、ハイコットのどちらにもメリットとデメリットがあります。
あなたのキャンプスタイルに合わせてコットを購入しましょう。
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キャンプコット選びのポイント!
一概にコットと言っても様々な種類や形があるため、どのコットを選べばいいか迷ってしまいませんか?
そこでコット選びのポイントをまとめました。
- 高さ
- 耐荷重
- 重量
- 組み立てやすさ
以上が、コット選びの4つのポイントです!
ポイント①:高さ
一番のポイントはコットの高さ(地面高)。
コンパクトに収納できるローコットや、コット下を有効に利用できるハイコット。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、一概にこれがいいとは言えませんが、実際に寝た時の快適さなどを想像して自分にあった高さを選ぶことがポイントです。
ポイント②:耐荷重
一般的なコットだと、耐荷重は大体80kg。
そんな中、1万円以内でも耐荷重が120kgのものもあります。
ただし仕様に記載のある耐荷重は静止耐荷重になるため、できれば耐荷重ギリギリのものは選ばずに、少し余裕があるものを選ぶのがポイントです。
ポイント③:重量
バイクでのツーリングキャンプなどの場合、特に重量はかなり重要。
また家族分のコットを揃える場合、重量が人数分増えるため、私のように車に積みっぱなしの方は、できる限り一つの重量を軽くしたいもの…
フリーサイトなど車を横付けできない場合も、重量があると持ち運びが大変なため、軽くて丈夫なものを選ぶのがポイントです。
ポイント④:組み立てやすさ
コットは必ず組み立てが必要です。
ローコットのほとんどは、コンパクトさ故に全てのパーツが分解されているものが多く、フレームから組み立てが必要になります。
中にはローコットに脚をつけて、ハイコットにできるものもあります。
またハイコットなどは、GIコットのようにパーツがほとんどフレームに付いており、展開して(広げて)残りのパーツを組み立てるものや、展開だけで組み立て完了のものもあります。
実際に組み立てる様子を想像して、選ぶことがポイントです。
コット選びのポイント まとめ
上記の4つのポイントを押さえて、キャンプ用コットを選びましょう!
きっと、あなたに合うコットが見つかるはずです。
それでは、実売価格が1万円(税抜き)以下のおすすめコット10選をご紹介致します。
それぞれコットの高さ、耐荷重、軽さ(重量)なども紹介していますので、是非御覧下さい。
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安いおすすめのローコット
ローコットは近年一番人気があるタイプで、比較的軽量のものやコンパクトに収納できるものが多いです。
特に車載が気になる方には、コンパクトになるローコットがおすすめ!
バッグインベッド |DOD
カマボコテント3などが大人気のDOD。
そのDODより発売されているコットが、この「バッグインベッド」
DOD得意のカラーリングで、選べるカラーが以下の4色。
- ブラック
- ベージュ
- タン
- カーキ
コンパクトで約2.4kgと何よりも軽いため、持ち運びが便利なコットです。
2023年8月現在、Amazon価格が¥10,000(税抜き)以下のため、この記事に含めています。価格変動やカラー、ショップによっては¥10,000(税抜き)を超える場合もありますので、ご購入時は必ずお確かめ下さい。
サイズ | (約)W1830×D720×H155mm |
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収納サイズ | (約)W510×D130×H160mm |
重量(付属品含む) | (約)2.4kg |
静止耐荷重 | 120kg |
材質 | フレーム:アルミニウム 生地:600Dポリエステル |
アウトドアベッド|Naturehike
コスパの高いキャンプギアが多い、中国のブランド「Naturehike」のローコット。
他のローコットとは異なり、脚が5本あり耐荷重が150kgと安心。
カラーも3種類から選べるため、テントやサイトにあわせてカラーを選択できます。
選択できるカラーは、以下の3種類。
- ブラック
- ダークグリーン
- カーキ(Amazonはベージュと表記)
カーキカラーが、Naturehike楽天市場店だと「カーキ」、Amazonだと「ベージュ」と表記されています。
価格も、この記事で紹介しているローコットの中で、一番求めやすい価格になっています。
使用時サイズ | 奥190×幅65×高15cm |
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収納時サイズ | φ16×46cm |
重量 | 約2.3kg(本体) |
耐荷重 | 150kg |
材質 | 7075アルミ合金 600Dオックスフォード |
ローコット BD-204|BUNDOK(バンドック)
コスパが高いと人気が出てきたブランド「BUNDOK」より発売されているのが、「ローコット BD-204」
幅が他のコットよりも少し狭いのですが、重量が2.2kgと軽く収納もコンパクト!
静止耐荷重が80kgなのでもう少し欲しいところですが、安定感のあるコットです。
2023年8月15日現在、Amazonにて実売価格が税抜き1万円以下のため、含めています。ご購入時は、必ず金額をお確かめ下さい、。
使用時サイズ | 約1910×600×200mm |
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収納時サイズ | 約490×130×150mm |
重量 | 約2.2kg |
耐荷重 | 約80kg |
材質 | 張り材:ポリエステル フレーム:アルミ合金(アルマイト加工)・ABS樹脂 |
付属品 | 収納ケース×1・取扱説明書 |
軽量アルミローコット|Hilander(ハイランダー)
どことなくあのコットに似ている気がしますが、重量が約2kgと軽く脚が3つのため、組み立ても簡単なコットです。
また脚のフレームが、脚を4本差して組み立てるタイプに比べ太いのですが、耐荷重は80kg。
現在ナチュラムで人気のコットです。
サイズ(約) | 長さ188cm×幅68cm×高さ16cm |
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収納サイズ(約) | 直径14cm×長さ55cm |
重量(約) | 2kg |
静止耐荷重(約) | 80kg |
材質 | ポール:アルミニウム 生地:ポリエステル |
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安いおすすめのハイコット
昔から親しまれている「GIコット」など、地面高が高めのハイコット。
収納時にはコンパクトになりませんが、フレームが頑丈で高さが35cm以上のものがほとんどのため、ベッドの下を有効活用したい方におすすめ!
キャンピングコット コヨーテブラウン|アルパインデザイン
「Alpine DESIGN (アルパインデザイン)」は、全国に展開するスポーツショップ「スポーツオーソリティ」のオリジナルブランドで、比較的ロープライスなギアを展開しています。
そのアルパインデザインより販売されているコットが、この「キャンピングコット」
オーソドックスなGIコットですが、カラーがコヨーテブラウンとカーキやグリーン系のカラーが多い中、あまりないカラーリングで何ともいえないカッコよさがあります!
シートのテンションが調整でき、サイドには小物入れに便利なマルチポケットが付いています。
サイズ | (約)幅190×奥行65×39cm |
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収納サイズ | (約)幅95×20×12cm |
重量(付属品含む) | (約)6kg |
静止耐荷重 | (約)80kg |
材質 | フレーム:アルミニウム ベッド本体:ポリエステル |
トレイルヘッドコット|コールマン
キャンプ用品の王道と言えば「コールマン」
そんなコールマンのお手頃な価格帯のG.I.コット。
コールマンらしいグリーンのコットで、サイドにポケットが付いており、小物を収納することができます。
他のコットに比べて少し重量がありますが、その分安定感があります。
サイズ | (約)約幅190×奥行87×高さ40cm |
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収納サイズ | (約)約幅14×奥行18×高さ93cm |
重量(付属品含む) | (約)9kg |
静止耐荷重 | (約)80kg |
材質 | フレーム:スチール ベッド本体:ポリエステル |
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レバー式GIコット(アルミ)|ハイランダー
ナチュラムのオリジナルブランド「ハイランダー」のコット。
改良されてどんどん進化していますが、価格もそれなりに進化しています。
新機構のレバーが付いた、GIコットになります。
きっと以前私が所有していた、ハイランダーのアルミGI コット2の改良を重ねたものではないかと思います。
また、通常のGIコットならあるはずのバーがなくなり、「レバーを脚で踏む or 手で押すだけ」でテンションがかかる構造のため、女性でもらくらくに設営が可能とのことです。
サイズ | (約)196×63×36cm |
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収納サイズ | (約)23cm×12cm×100cm |
重量(付属品含む) | (約)5.5kg |
静止耐荷重 | 100kg |
材質 | フレーム:アルミ 生地素材:600Dポリエステル |
オリタタミベッド|IGNIO(イグニオ)
アルペンのオリジナルブランドIGNIOのコット。
重量がありますがその分安定感があり、耐荷重も90kgあります。
オーソドックスなGIコットですが、フレームから生地まで、すべてがブラックのカラーリング。
ブラックキャンプギアを集めている方は、いかがでしょうか!
サイズ | 770×1900×480mm |
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収納サイズ | 960×150×200mm |
重量(付属品含む) | 5.8kg |
静止耐荷重 | 90kg |
材質 | アルミニウム ポリエステル600D |
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安いおすすめの2WAYコット
キャンプ当日の気分やシチュエーションによって、ローコットにもハイコットにも切り替えできるのが、最近主流となってきた「2WAYコット」。
ローコットとハイコットのメリット・デメリットそれぞれを受け継ぐのにプラスして、価格が高額なものが多く見られますが、中には1万円を切る2WAYコットもあります。
燃え広がりにくいアルミコット|ワークマン
名称には一切「2WAY」の文字が有りませんが、当日のシチュエーションや気分によってロー・ハイの切り替えができる「2WAYコット」です。
2WAYコットで、この金額は破格だと思います。
それゆえに、ワークマンのオンラインストアでは入荷してもすぐに完売状況です。
現在、手に入れにくいですが、非常にコスパに優れたコットです。
2023年8月15日現在
使用時サイズ | (約)幅66×奥行190×高さ35cm (ハイ) / 17cm (ロー) |
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収納サイズ | (約)幅47×奥行15×高さ15cm |
耐荷重 | 最大100kg (静荷重) |
重量 | 約3.5kg |
素材 | ベッドシート:ポリエステル100% サイドフレーム:金属(アルミニウム合金) レッグフレーム:金属(アルミニウム合金) |
2WAYキャンプコット|Soomloom
最後に紹介するのは、Soomloomのキャンプコット。
脚の取り外しができるこのタイプのコットだと、15,000円前後の価格帯が多い中、こちらのコットは現在のところ1万円を切っています。
2023年8月15日現在
今後の価格変動で1万円以上になる可能性はありますが、現在数少ない1万円以下の2WAYコットです。
カラーは、以下の2種類。
- ブラック
- カモフラージュ
使用時サイズ | (約)長さ192cmx幅69cmx高さ38.5/18.5cm |
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収納サイズ | (約)55x17x15cm |
耐荷重 | 最大120kg (静荷重) |
重量 | 約3.2kg |
素材 | ベッドシート:ポリエステル フレーム:アルミニウム |
安い!1万円以下のおすすめキャンプコット10選 あとがき
実売価格が1万円(税抜き)以下のキャンプにおすすめのコットを、ローコット・ハイコット・2WAYコットに分けて紹介しました。
ローコット・ハイコットともに一長一短があるため、一概にこれがいいということは言えませんが、個人的にはローコットなら「DODのバッグインベッド」、ハイコットなら「キャンピングコット コヨーテブラウン」、2WAYコットなら「燃え広がりにくいアルミコット」がいい感じだと思いました。
地面の凸凹や地熱の影響を受けにくく、涼しく睡眠をより快適にしてくれるコットを是非この機会に使ってみませんか?
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
コットの購入時に参考になれば幸いです。
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