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ブラックシェルターツイン V2 レビュー|BlackishGearの重厚感あるシェルター
ブラックのツーポールシェルターを検討されている方へ。
ブラックのツーポールシェルターといっても、様々なサイズや素材のものが販売されていますが、「人と被るのが嫌!」と思われる方には、圧倒的重厚感のある自由自在のシェルター「ブラックシェルターツイン V2」をおすすめします。
メインポールにY字ポールを採用し、フロントウォールを跳ね上げるとタープいらずの、周りと被ることのない重厚感あるシェルターです。
どんなシェルターなのか、気になりませんか?
そこで今回は、BlackishGear(ブラキッシュギア)が手掛ける自由自在のシェルター「ブラックシェルターツイン V2」をレビュー、特徴やメリットなどを詳しく紹介していきます。
この記事は、BlackishGear様より製品をご提供いただき作成しています。
ブラックシェルターツイン V2 レビュー
まず、ブラックシェルターツイン V2を手掛ける「BlackishGear(ブラキッシュギア)」とは、どんなブランドなのか紹介します。
BlackishGear(ブラキッシュギア)とは、「どんな色にも染まらない黒になる」をコンセプトにしたソロブランドで、環境に配慮したキャンプギアメーカーを目指しており、予約販売形式を導入して、必要な人に届けられる分だけの少量生産に取り組んでいます。
以前にも紹介をした「ブラックウッドチェア」を手掛けたブランドで、この他にもブラックギアを多く取り揃えています。
そのうちすべてのキャプギアが、ブラックで揃うのではないかと期待するブランドです。
それでは、ブラックシェルターツイン V2のセット内容から見ていきます。
セット内容
ブラックシェルターツイン V2のセット内容は、以下の通り。
- 幕体×1
- Y字ポール×2
- サブポール×4
- ペグ×22
- ガイロープ×14
- エンドキャップ×4
- 幕体留め具×1
- 煙突ポート×1
- 各種収納袋
設営方法
次に、ブラックシェルターツイン V2の設営方法を紹介します。
まず幕を広げます。
この時に、フロントウォールやロゴがある方が前面になるため、どの向きに立てるかをこの際に決めておいたほうがいいです。
テンションベルトにねじれがないか確認します。
次にテンションベルトのある4箇所を仮でペグダウンします。
次にサイドの4箇所を仮でペグダウンします。
Y字ポールを組み立てます。
Y字ポールの先を頂点部のハトメに通します。
筆者は身長が低いため、ハトメにポールの先端を通したあと、エンドキャップを取り付けて立ち上げました。
ポールが立ち上がらない場合は、アジャスターを緩めたりペグの位置をずらしたりして調整します。
張り具合を調節して、ガイロープを取り付ければ設営完成です。
撤収方法
撤収方法は、設営方法の逆になります。
フロントを跳ね上げている場合は、まずロープ緩めて跳ね上げているポールを外します。
次にメインのY字ポールを、片側から外していきます。
ペグダウンしている8箇所のペグを抜きます。
この時にアジャスターを緩めてからペグを抜くと、次回設営の際に楽です。
天井部分を持って二つ折りにして、フロントウォール部分を内側(幕体の上に乗せる)にたたみます。
まず四角になるようにたたみ、さらに収納袋に収まるよう三つ折りにしてたたみます。
収納したペグとポールを入れて巻き上げ、幕体の留具でとめ、収納袋に収めます。
これで撤収完了です。
ディテール
それではディテールを見ていきます。
収納袋は少し余裕のあるタイプで、コンプレッションベルトを装備しているため、収納してからベルトを調節すれば、少しコンパクトにすることができます。
採用している生地は、ブラックのT/C(ポリエステル65%/コットン35%)生地。
メインポールは、Y字ポールを採用しています。
煙突ポートや、両サイド上部に大型ベンチレーションを備えています。
夜はフルクローズしましたが、大人2名でチェア×2、テーブル×2、コット×2を置いても、他のキャンプギアを収納できるスペースがありました。
付属のキャノピーポール(サブポール)2本で、フロントを跳ね上げることもできます。
その際は、フロントウォールは巻き上げて跳ね上げるため、少し重たい感じがします。
また付属のキャノピーポール(サブポール)4本で、フロントとフロントウォールを跳ね上げることもできます。
さらに前室が伸びるため、タープが必要なくなる広さだと思います。
特徴
実際に使用してみて感じた、ブラックシェルターツイン V2の特徴は次の通りです。
- 自由自在にアレンジ張りが楽しめる
- キャノピーポール(サブポール)が付属
- フロントウォールを装備
- サイドウォールを装備
- Y字ポールで天井が広々
- サイドがメッシュになる
- バックも跳ね上げできる
- ぐっすり寝れる
自由自在にアレンジ張りが楽しめる
ブラックシェルターツイン V2最大の特徴は、自由自在にアレンジ張りが楽しめるところ。
天候や気温などに応じて、フルオープン、フルクローズ、フロントを跳ね上げ、フロントウォールも跳ね上げ、バック跳ね上げなどができるため、非常に便利です。
フロント、フロントウォール、バックを同時に跳ね上げる場合は、別途キャノピーポール2本とガイロープとペグが必要になります。
季節や天候にもよりますが、フロントを跳ね上げてフロントウォールとサイドウォールを直接ペグダウンし、サイドをメッシュにしてバックを少し跳ね上げると、非常に気持ちいい風が通り抜けました。
アレンジの仕方によっては、プライベートを守りつつ、快適な空間が楽しめます。
キャノピーポール(サブポール)が付属
通常キャノピーポール(サブポール)は別売が多いのですが、ブラックシェルターツイン V2はキャノピーポール(サブポール)が4本も標準で付属しています。
フロントとフロントウォール、バックを跳ね上げる際はキャノピーポール(サブポール)が最大6本必要なため、その際は別途2本用意する必要があります。
フロントとバックを跳ね上げてフロントウォールは地面に打ち付ける場合や、フロントとフロントウォールを跳ね上げる場合などは、付属の4本でことが足りるため非常にありがたいです。
フロントウォールを装備
ブラックシェルターツイン V2は、フロントウォールを標準で装備しているため、直接地面にペグダウンすることで、日差しがきつい時やプライベートを守りたいときなどに有効です。
またタープいらずの前室を作りたいときは、付属のキャノピーポール(サブポール)で跳ね上げことで、広々とした前室を得ることができます。
個人的に、これだけ広い前室は初めてのことで、よほどのことがない限りタープは必要ないと思いました。
サイドウォールを装備
ブラックシェルターツイン V2は、サイドウォールも標準で装備しているため、プライベートを守りたい時や、横からくる雨などの侵入を軽減してくれます。
Y字ポールで天井が広々
ブラックシェルターツイン V2のメインポールは、Y字ポールを採用しているため、従来のツーポールシェルターのデメリットである、ポール下以外のデッドスペースが軽減され、天井が広々としています。
また圧迫感が少ないことから、シェルター内で快適に過ごすことができます。
サイドがメッシュになる
ブラックシェルターツイン V2は、両サイドがメッシュになり、フロントやバックを締め切った状態でも風を通すことができます。
またちょうど別売のインナーテントの背面が、サイドのメッシュ部分と重なるため、サイドをメッシュにすることで、夏場でも快適に過ごせそうです。
もちろんメッシュだけでなく、フルオープンすることも可能です。
バックも跳ね上げできる
ブラックシェルターツイン V2は、バックも跳ね上げたり、巻き上げたりすることができます。
フロントとフロントウォールを、付属のキャノピーポール(サブポール)で跳ね上げている場合は、別途キャノピーポールやガイロープ、ペグが必要になります。
また長さが調整できるポールだと、半分くらいを跳ね上げることができ、プライバシーを守りながら風を取り込むことができます。
バックの下部から約1/3のところにトグルがついているため、画像のように巻き上げて使用することもできます。
ぐっすり寝れる
ブラックシェルターツイン V2は、ブラックで素材がTCのため遮光性に優れており、シェルター内がとても暗く、ぐっすりと寝れました。
テント内は暗いため、照明器具を忘れないようにしましょう。
メリット・デメリット
- 状況に応じて様々な形に張れる
- シェルター内が快適
- 影が濃くて涼しい
- タープを張る必要がない
- プライベートが守られる
- シェルター内の圧迫感が少ない
- キャノピーポール(サブポール)が付属
- スカートを装備
- テンションベルトが外れない
- サイドウォールがフルクローズできない
デメリット(残念なところ)
個人的に残念と思ったところは、設営するためのテンションベルトが外れないというところ。
外れないため、少しテンションベルトが浮いていると、シェルター内で移動する際に足を引っ掛けてしまうことがあります。
問い合わせをしたところ、初回設営時テンションベルト接続の手間削減と長さを固定するために、外れない仕様に変わったとのことでした。
もう一つ残念なところは、サイドウォールとフロントウォールがファスナーなどでフルクローズができず、冬場はフロントパネルを跳ね上げて前室を拡張すると風が入って寒いため、広々とした前室の利点があまり活かせないところです。
フロントウォールを少し内側(本体側)にペグダウンをすれば、風は軽減できますがファスナー等で完全にクローズはできません。
ただ夏はサイドウォールの隙間から風が通り抜けるため、涼しいというメリットも併せ持ちます。
TC生地のシェルターで、重量があるのは元々承知だったため、デメリットには含めていません。
以上が、実際に使用してみて感じたデメリット(残念なところ)です。
メリット(いいところ)
ブラックシェルターツイン V2最大のメリットは、状況に応じて様々な形に張ることができるところ。
例えば、フロントとフロントウォールを跳ね上げると別途タープを張る必要がないくらい前室が広がります。
また背面もオープンすることができるため、付属のキャノピーポール(サブポール)4本と別途2本追加すれば、フロントとフロントウォールとバックを跳ね上げることが可能です。
サイドがメッシュになるため、夏場の暑い時期などはメッシュにすることで風が通り抜け、シェルター内で快適に過ごせそうです。
TC素材を採用しているため、雨天時は完全に乾燥させないとカビが生えやすいデメリットがありますが、影が濃くでるため夏場は涼しいというメリットもあります。
冬はスカートを装備しているため、拡張をせずにフルクローズをすることで冷気や風の侵入を軽減してくれます。
フロントウォールとサイドウォールを装備しているため、プライベートが守られる構造かつ、広々としたスペースを確保することができます。
メインポールにY字構造を取り入れているため、従来のツーポールシェルターと比べて天井が広く圧迫感が少ないです。
以上が、実際に使用してみて感じたメリット(いいところ)です。
仕様
サイズ | 幅600cm×奥行き310cm×高さ195cm |
---|---|
インナーサイズ | インナーテント付属なし(別売) |
収納サイズ | 幅75cm×奥行き32cm×高さ30cm |
重量 | 19.7kg |
耐水圧 | 350mm |
材質 | T/C(ポリエステル65%/コットン35%) |
セット内容 | 幕体×1・Y字ポール×2・サブポール×4・ペグ×22・ガイロープ×14 エンドキャップ×4・幕体留め具×1・煙突ポート×1・各種収納袋 |
価格
¥110,000(税込)
2023年11月25日現在
ブラックシェルターツイン V2 専用インナーテント
ブラックシェルターツイン V2は、インナーテントを付属していませんが、別売で専用インナーテントが販売されています。
設営方法
ブラックシェルターツイン V2 専用インナーテントの設営方法
サイドをオープンします。
次に、方向を間違えないように、インナーテントを広げて、各コーナーをシェルターのペグに通します。
長い辺の方をシェルター内側、短い辺の方を本体サイド側(外側)にします。
天井に付いているバックルにインナーを取り付けます。
アジャスターで張りを調整すれば完成です。
レビュー
ワークマンの2WAYコットとヘリノックスのタクティカルコットの2つを、インナーテント内にギリギリですが入れることができました。
大人2名が、ちょうど横になれるサイズです。
インナーテント自体はメッシュのため、フルクローズすることができませんが、夏場はサイドをメッシュにすれば、風が通り抜けて涼しそうです。
仕様
インナーサイズ | 最大幅295cm×奥行き170cm×最大高さ180cm |
---|---|
収納サイズ | 幅33cm×奥行き30cm×高さ10cm |
重量 | 1.3kg |
耐水圧 | 1500mm |
材質 | ポリエステル210D+高密度メッシュ |
セット内容 | インナーテント×1・収納袋×1 |
価格
¥16,500(税込)
2023年11月5日現在
ブラックシェルターツイン V2 あとがき
今回は、2名でブラックシェルターツイン V2を使用しましたが、別売のインナーテントを吊るしてフルクローズした場合でも、シェルター内には余裕のあるスペースがあり快適に過ごせました。
もちろんキャノピーポール(サブポール)でフロントを跳ね上げると、前室スペースがさらに広がるためより快適に、バックを跳ね上げたりフロントウォールを跳ね上げることで、さらに快適さはアップします。
ファミリーで使用する場合は、フルクローズよりも前室を作る張り方で楽しむ方が良さそうです。
ブラックのTCツーポールシェルターをお探しの方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。