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【RICOH THETA SC2 レビュー】キャンプの思い出を360°カメラで残しませんか?[PR]
キャンプに行く際や旅に行かれる際、どんなカメラを持っていきますか?
カメラと言っても、一眼レフカメラやミラーレスカメラ、iPhoneなどスマホのカメラと様々あります。
その中でも、今回は通常のカメラでは撮ることのできない、自分を取り囲む全ての景色を撮影できる360°カメラ「RICOH THETA SC2」をレビュー致します。
RICOH THETA(シータ)
2013年に初期モデル「THETA」を発売してから、2014年には「THETA m15」、2015年には「THETA S」と次々に新機種を投入。
シンプルなデザインと様々なバリエーションで、360°カメラの地位を確立しました。
RICOH THETA(シータ)の種類
現在販売されている機種は以下の通りです。
- THETA Z1
- THETA V
- THETA SC2
- THETA SC
以上の4機種が現在販売されているモデルです。
RICOH THETA(シータ) プラグイン
RICOH THETAにはプラグインというものが存在します。
スマホにアプリをインストールするように、パソコンにダウンロードしてUSBからカメラにインストールして使用するのですが、現在THETA Z1, THETA Vのみとなります。
- THETA Z1
- THETA V
360°画像を背景にモンスターを捕まえるARゲーム「360 Hunting Gameプラグイン」や、前後のレンズを時間差で撮影し撮影者を写り込まないようにする「Time Shift Shooting」などのプラグインがあり、さらに便利に使いやすくカスタマイズが可能です。
それでは、実際に使用したレビューです。
RICOH THETA SC2
今回レビューするのは、その中でもお手頃な価格設定でカラーバリエーションが豊富な「THETA SC2」
早速ディテールから見ていきましょう。
ディテール
シャッターボタン側には、カメラレンズ以外に「電源やWi-fiの表示」などがあり、反対側にはカメラレンズしかありません。
側面には電源ボタンなどの操作ボタンがあります。
電源ボタンは、少し押しにくい感じがしました。
電源ボタンと反対側の側面には何もありません。
底面には、三脚や別売のアクセサリを取り付けることができるよう、中央に三脚ネジ穴があり、バッテリー充電やPCに取り込むためのUSB(Micro-B)が備わっています。
また底面にはシリアルナンバーが刻まれており、こちらがWi-FiのSSIDとパスワードになります。
続いて同梱品です。
同梱品
同梱品は上画像の通りで、
- THETA SC2 本体
- USBケーブル
- ソフトケース
- クイックスタートガイド
- お客様への重要なお知らせ
になり、THETA SC2には使用説明書が付属していません(ちょっと焦りました)。
以下のTHETA SC2サイトにて使用説明書が確認できますので、こちらから御覧下さい。
操作方法
THETA SC2の操作方法は以下の2つ。
- THETA SC2の本体シャッターボタンを押して撮影をする
- スマホに専用アプリをインストールして、スマホから撮影をする
本体シャッターボタンで撮影
本体中央部分の「シャッターボタン」を押して、撮影を始めることができます。
スマホアプリをインストールして撮影
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンにアプリをダウンロードし、インストールして本体のシャッターボタンを使用せずに、スマートフォンから遠隔操作して撮影する方法。
こちらの方法だと、現在どの角度から撮影を開始するのかがわかるため、個人的にはこちらの方法をおすすめします。
撮影
撮手持ちやアクセサリーを使ったり、三脚を使用したりと様々な方法があります。
今回は以下の3つの方法で撮影しました。
- 手持ち
- THETA スティックTM3を使用
- 三脚を使用
それぞれの撮影方法をご紹介します。
手持ち
まずは手持ちから。
その名の通り、THETA SC2の本体を指で持って撮影しました。
カメラから撮影者(私)が近いため、頭頂部が写り込んでいるのと、撮影が不慣れなためかなり指が大きめに写り込んでいることはご容赦ください。
THETA スティックTM3を使用
次は別売アクセサリの、RICOH THETA スティック TM-3を使用して撮影しました。
先程の手持ち(指)に比べ、撮影者からの距離ができたため、写り込みが少なくなりました。
三脚を使用
続いてどこにでもある、一般的なカメラやムービーカメラ用の三脚を使って撮影してみました。
こちらは使用する三脚にもよりますが、撮影者でないため一番気になりにくかなと…
三脚に固定するため手ぶれなどが少なく、一番安定して撮ることのできる撮影方法だと思いますが、使用する三脚よっては撮影者以上に写り込みが目立つ場合もあります。
撮影した画像
それでは、実際にTHETA(シータ) SC2で撮影した360°風景等を見ていただきましょう。
サイト風景
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
ギギ1 テント内
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
いいところ
実際に使用してみて、私が感じたTHETA SC2のいいところをピックアップしました。
- 360°全て撮影ができる
- 非常にコンパクトで軽い
- 価格が手頃
- カラーが豊富
- Wi-Fiでスマホへデータ移動が簡単
360°全て撮影ができる
360°カメラなので当たり前ですが、360°全て撮影ができるところ。
初めて360°カメラというものを使用して撮影しましたが、思っていた以上に綺麗に撮れるため、思い出の画像に最適です。
非常にコンパクトで軽い
外寸が45.2mm(幅)×130.6mm(高さ)×22.9mm(17.9mm)(奥行き)とポケットに入ってしまうコンパクトなサイズで、しかも重量が約104gとかなり軽いカメラです。
このサイズで360°撮影できるため、手軽に持ち運べます。
価格が手頃
360°カメラ入門用として最適。
お手頃な価格設定です。
カラーが豊富
上位モデルは多機能な反面、カラーが選択できませんが、このモデルはスタンダードモデルとして位置付けされているため、4種類からカラーが選択できます。
Wi-Fiでスマホへデータ移動が簡単
今回設定しておいたのですが、撮影が終了すると自動的にTHETA SC2からWi-Fiでスマホ(iPhone)へ撮影データが移動されているため、カメラの電源を消してから、「あの画像データを移動するの忘れた」ということがありませんでした。
この機能は、個人的にかなり便利だと思いました。
残念なところ
これはTHETA(シータ) SC2だけでなく、360°カメラ全般に言えることですが、手で持ったり、別売のアクセサリで撮影をすると自分(撮影者)が写り込んでしまうというところが個人的に残念。
ただ「写り込みなんて気にしない」という方にとっては、残念なところはないかもしれません。
THETA Z1とTHETA Vは、先述の通りプラグイン「Time Shift Shooting」で撮影者を消すことができるため、THETA SC2にも是非とも欲しかった機能です。
でも諦めないで下さい。
THETA SC2でも撮影者を消すことができるんです!
パソコンなどの画像処理ソフトなどで加工して消すという方法が主流のようですが、そんなの面倒(私自身)と思われる場合は、次にご紹介するTHETA(シータ) SC2で撮影する際のコツをご覧下さい。
撮影する際のコツ
自分が写り込んでしまう(特に頭頂部が写る)のが「やっぱり嫌だな…」と思われる方には、三脚がおすすめ!
あとはスマホのTHETAアプリと、自分が隠れることのできる場所があれば自分(撮影者)が写り込まずに撮影することが可能です。(三脚は写り込みます)
撮影方法は、以下の2通り。
撮影方法
- 三脚にTHETA(シータ) SC2をセットして置き、あとはWi-Fiがつながる距離に隠れて遠隔操作して撮影。
- 三脚にTHETA(シータ) SC2をセットして置き、スマホでタイマーをかけて隠れる場所へ滑り込んで撮影。
これ以外にもあるかも知れませんが、私が実際に撮影時に行った方法です。
仕様
外寸・寸法 | 45.2mm(幅)×130.6mm(高さ)×22.9mm(17.9mm)(奥行き) |
---|---|
質量 | 約104g |
静止画解像度 | JPEG:5376×2688 |
動画解像度/フレームレート/ ビットレート |
4K:3840×1920/29.97fps/54Mbps(High),32Mbps(Low) 2K:1920×960/29.97fps/16Mbps(High),8Mbps(Low) |
ライブストリーミング解像度/ フレームレート(USB) |
なし |
マイク | モノラル |
記録媒体/ 記録可能枚数、時間 |
内蔵メモリー 約14GB 静止画:約3,000枚 動画(1回の記録時間):最大3分 動画(合計の記録時間):(4K)約32分、(2K)約115分 |
同梱品 | ソフトケース、USBケーブル |
撮影距離 | 約10cm~∞(レンズ先端より) |
撮影モード | 静止画:オート、シャッター優先、ISO優先、マニュアル 動画:オート |
露出制御モード | プログラムAE、シャッター優先AE、ISO優先AE、マニュアル |
露出補正 | 静止画・動画:-2.0~+2.0EV 1/3EVステップ |
ISO感度(標準出力感度) | 静止画:(オート)ISO64~1600、上限設定可能、 (ISO優先、マニュアル)ISO64~3200 動画:(オート)ISO64~6400、上限設定可能 |
ホワイトバランスモード | 静止画・動画:オート、屋外、日陰、曇天、白熱灯1、白熱灯2、 昼光色蛍光灯、昼白色蛍光灯、白色蛍光灯、電球色蛍光灯、水中、 色温度(2500K~10000K) |
シャッタースピード | 静止画:(オート)1/25000秒~1/8秒、(シャッター優先)1/25000秒~1/8秒 (マニュアル)1/25000秒~60秒 動画:(オート) 1/25000秒~1/30秒 |
撮影時機能 | 静止画:ノイズ低減、DR補正、HDR合成、インターバル撮影、 マルチブラケット撮影、セルフタイマー(2,5,10秒)、マイセッティング 動画:セルフタイマー(2秒,5秒,10秒)、マイセッティング Preset:顔、夜景、車窓 |
電源 | リチウムイオンバッテリー(内蔵) |
電池寿命 | 静止画:約260枚 動画:約60分 |
記録ファイル形式 | 静止画:JPEG(Exif Ver2.3) DCF2.0準拠 動画:MP4(映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:AAC-LC(モノラル)) |
外部インターフェース | microUSB:USB2.0 |
リモートレリーズ | CA-3に非対応 |
レンズ構成 | 6群7枚 |
レンズ_F値 | F2.0 |
撮像素子_サイズ | 1/2.3 |
有効画素数 | 約1200万画素 |
出力画素数 | 約1400万画素相当 |
無線準拠規格 | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHzのみ) Bluetooth 4.2 |
無線対応チャネル | 2400MHz ~ 2483.5MHz |
無線 通信プロトコル(WLAN) | HTTP(Open Spherical Camera API v2対応) |
無線 通信プロトコル(Bluetooth) | GATT(Generic Attribute Profile) |
使用温度範囲 | 0℃~40℃ |
使用湿度範囲 | 90%以下 |
保存温度範囲 | -20℃~60℃ |
カラー
THETA SC2のカラーは4種類。
- ホワイト
- ベージュ
- ピンク
- ブルー
私が撮影しているのは、ブルーになります。
価格
オープン価格
RICOH公式ストア価格:¥36,800(税込)
RICOH THETA(シータ) SC2 あとがき
「360°カメラって、一体どこで使うんだろう…?」と使用するまでは思っていましたが、実際に使ってみると風景全てが撮影できるため、「この時ここはこんなんやったんや!」という新たな発見ができるため、旅やキャンプから帰ってきたあとの楽しみも増えます。
是非旅の思い出や、キャンプなどアウトドアの思い出に「RICOH THETA(シータ) SC2」を使って、360°の風景を残してみませんか?