ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ レビュー|超コンパクトなLEDランタン
キャンプ必需品の一つ「ランタン」。
ランタンと言っても、ガスランタンやガソリンランタン、LEDランタンなど様々なランタンがあります。
ではソロキャンプやUL(ウルトラライト)ユーザーの方は、どんなランタンを持って行きますか?
きっと「超コンパクトで超軽量なランタンを持って行こう」と思われる方が多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめのランタンが、今回ご紹介するゴールゼロ(GOAL ZERO)の「ライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)」。
それでは、どのようなLEDランタンなのか、紹介していきます。
ライトハウスマイクロフラッシュの定価を知りたい方は、「ゴールゼロ LEDランタンの定価を知ろう」の記事もあわせてご覧ください。
ライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)
今回紹介するLEDランタン「ライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)」は、GOAL ZERO(ゴールゼロ)というブランドより、発売されています。
ゴールゼロ(GOAL ZERO)とは?
2008年に米国ユタ州で設立されたブランドで、環境にやさしく、品質やデザイン、使いやすさなどにこだわった、高性能かつポータブルで拡張性が高いソーラー発電システムを開発しています。アウトドア、キャンプユーザーだけでなく、外出先でのバッテリ充電に最適な製品を提供しているブランドです。
LEDランタンだけでなく、ソーラーキットやソーラーパネル、ポータブル電源などを手がけるブランドです。
日本では株式会社アスクさんが、国内正規代理店として取扱いしています。
上画像のパッケージで販売されています。
箱を開けると、本体のみで説明書等は付属しません。
日本語説明書は、株式会社アスクさんのLighthouse Micro Flash商品ページよりダウンロードできます。
デモモード 解除方法
工場出荷時にデモモードが設定されているため、その状態で電源を入れて使用すると、「フラッシュモード」「ハイモード」「ローモード」の順に約10秒点灯後に消灯します。
そのため使用前に、下記のどちらかの方法でデモモードの解除が必要になります。
- USBで一度充電を行うことでデモモードが解除されます
- USBポートが近くにない場合は、ON/OFFボタンを5回押し、6回目を長押ししすると、バッテリー残量表示が点滅し、デモモードが解除されます
使用方法
上画像「フラッシュライト」上部のライトグリーンカラー部のON / OFFボタンを押すことでモード切り替えができます。
また各モードでON / OFFボタンの長押しで、輝度調節が可能です。
3つの点灯モード
Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)には、3つの点灯モードがあります。
- フラッシュモード
- ハイモード
- ローモード
以上の3モードがあり、電源ボタンを押すと下記のように次のモードへ移る仕様。
OFF → フラッシュモード → ハイモード → ローモード → OFF
それぞれを見ていきます。
フラッシュモード
まずはフラッシュモード。
電源を1回押すとまずこのモードに入り、いわゆる懐中電灯のような感じになります。
明るさは最大120ルーメンで、そこそこ明るいです。
ハイモード
電源を2回押すと、このハイモードに入ります。
ハイモードは4つのLEDがつくモードで、このライトハウスマイクロフラッシュで一番明るいモードです。
明るさは最大150ルーメンあります。
最大の明るさなら、ソロ用のドームテントであれば1つ、ヘキサライトくらいのサイズであれば2〜3つあれば、個人的には十分だと思いました。
明るく感じるかは個人差があるため、明るいのが好みの方にはルーメナー2などのLEDランタンをオススメします。
ローモード
電源を3回押すと、このローモードに入ります。
ローモードは2つのLEDがつくモードで、画像でもわかるように片側のLEDがつくモードです。
「どうせならクロス(対角)につけば良かったのに…」と思いましたが、明るさは最大で75ルーメンあります。
各モードの点灯時間目安と明るさ目安
また各モード、点灯時間目安と明るさ目安は以下の通りです。
モードと輝度調整 | 点灯時間目安 | 明るさ目安 |
---|---|---|
ランタンローモード(最小時) | 170時間 | 10ルーメン |
ランタンローモード(最大時) | 15時間 | 75ルーメン |
ランタンハイモード(最小時) | 80時間 | 20ルーメン |
ランタンハイモード(最大時) | 7時間 | 150ルーメン |
フラッシュライト(最小時) | 100時間 | 20ルーメン |
フラッシュライト(最大時) | 8.5時間 | 120ルーメン |
バッテリー残量
ライトハウスマイクロフラッシュのフラッシュライト面(本体上部)の青いLEDランプでバッテリーの残量がわかります。
- 4つ:100%
- 3つ:75%
- 2つ:50%
- 1つ:25%
特徴
ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュには、様々な特徴があります。その中から筆者がいいと思った特徴をピックアップしました。
- 充電時間が短い
- 非常にコンパクトで軽量
- モードによって長時間使用できる
- 価格が手頃
- USBコネクタが様々な角度になる
それぞれを見ていきます。
充電時間が短い
付属のUSBコネクタにUSBタップや、USBのポータブル電源を挿して充電する場合約3.5時間、別売のNomad 7ソーラーパネルで充電した場合約3.5時間と、他ブランドのLEDに比べて断然充電時間が短いです。
非常にコンパクトで軽量
私の手のひら自体小さいため、比較に向いていませんが、手のひらに乗る超コンパクトなサイズで、しかも超軽いです。
モードによって長時間使用できる
点灯時間目安にもあったように、モードや輝度調整にもよりますが、ランタンローモード(輝度最小時)に最高約170時間と長時間使用できます。
価格が手頃
筆者が購入した2020年頃は、税込み¥4,290前後でかなりお手頃な価格でしたが、現在は価格が上がっています。
2024年5月31日現在
それでも、他のLEDランタンに比べると手頃な価格だと思います。
USBコネクタが様々な角度になる
本体下部に装備しているUSBコネクタが、様々な角度(最大180°可動)になるため、充電時にかなり便利です。
電源タップやポータブル電源のUSBポートの場所によって、90°や180°など角度を変化させて充電できます。
シンデレラフィットするランプシェード
そう!ライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)に、シンデレラフィットするランプシェードがあるんです。
それは、エスニック雑貨店のマライカの「ランプシェードS」
一見、どこにでもありそうな普通のランプシェードが、あら不思議…
シンデレラフィット!
初めに見つけた方はホント凄いですね。
光を下へ落としてくれるため、リフレクターの役割も兼ねていい感じです。
仕様
サイズ | 約93×37.75mm |
---|---|
明るさ(ランタン) | 最大150ルーメン |
明るさ(フラッシュライト) | 最大120ルーメン |
重量 | 約68g |
バッテリー種類 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) |
連続使用時間 | 7~170時間 |
充電時間の目安 | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
ポート | USBポート×1 (5V 1Aまで (最大5W )) |
規格 | IPX6 |
3ヶ月に1回は必ず充電して下さい。
価格
¥5,280(税込)
2024年5月31日現在、Amazon参考価格¥4,275(税込)
ライトハウスマイクロや100均LEDライトと比較
必要かどうかわかりませんが、ライトハウスマイクロや100均LEDライトと比較してみました。
ライトハウスマイクロと比較
フラッシュ機能の「有・無」が、ライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)と、ライトハウスマイクロ(Lighthouse Micro)の違いです。
2024年5月31日現在、ライトハウスマイクロの販売は終了しています。
その他に違いがあるか、仕様を比較してみました。
Lighthouse Micro Flash ライトハウスマイクロフラッシュ | Lighthouse Micro ライトハウスマイクロ | |
---|---|---|
サイズ | 約93×37.75mm | 約93×37.75mm |
明るさ | 最大150ルーメン | 最大150ルーメン |
重量 | 約68g | 約68g |
フラッシュ機能 | ||
バッテリー種類 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) | 9.62Wh(3.7V、2600mAh) |
連続使用時間 | 7~170時間 | 7~170時間 |
充電時間の目安 | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) | 約3.5時間(USB充電時) 約3.5時間(Nomad 7ソーラーパネル) |
ポート | USBポート×1 (最大5W(5V、1A)) | USBポート×1 (最大5W(5V、1A)) |
規格 | IPX6 | IPX6 |
比較してみた結果、ライトハウスマイクロ(Lighthouse Micro)との違いはフラッシュ機能の「有・無」のみとなります。
それでいて価格が安いというから、ライトハウスマイクロ(Lighthouse Micro)はかなりコスパが高かいと評判でしたが、販売が終了しました。残念…
100均LEDライトのサイズ比較
どうでもいいような内容ですが、某100均のLEDライトとサイズの比較をしてみました。
これで大まかなサイズ感覚がわかるかと思います。
長さは少し100均のLEDライトの方が短いです。
LEDライト側から見た感じは、ライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)の方が広がっているため大きいのが、反対側から見るとよくわかります。
全対的にライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)の方が、少し大きいサイズです。
ライトハウスマイクロフラッシュのまとめ
超コンパクトで超軽量のLEDランタン「ライトハウスマイクロフラッシュ(Lighthouse Micro Flash)」。
実際に使用してみて、非常にコスパに優れたランタンだと感じました。
個人的には「1家に1台」ではなく、災害時にも使えるため「1人に1台」あってもいいんじゃないかなと思うくらい、便利なランタンです。
ランタン選びの際に、選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
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