【カマボコテント3】DODのサイズが選べるトンネルテント
2016年に発売され、瞬く間に完売したカマボコテント
そのカマボコテントの後継モデルとして改良、2017年に発売されたカマボコテント2も大人気で、2018年には人気のカラー「タン」が登場し、更にカマボコテント人気に拍車をかけました。
ナチュラム別注カラーのカマボコテント2や、高級志向なカマボコテントクエも発売され、2019年にはソロ用のカマボコテントが登場するなど、カマボコテントの人気は衰えません。
2019年下半期が始まった辺りから、2020年にカマボコテント2の後継モデル「カマボコテント3」が販売されるという情報があり、2019年12月遂にカマボコテント3の詳細情報がWebサイトにて発表され販売に至ります。
販売当初は、DOD STOREのみで抽選販売が行われていましたが、2024年からはAmazonでも購入ができるようになっています。
それでは、カマボコテント3の詳細情報を解説致します。
何よりも先に、それぞれサイズの詳細へ行かれたい方は、下記のボタンより読み飛ばすことができます。
カマボコテント3
カマボコテント3は、カマボコテント2やカマボコテントミニ、ソロと比べて大幅に変わったところがあります。
それはカマボコテントの語尾に付いていた、サイズの「ソロ」や「ミニ」などの名称がなくなり、カマボコテント3S・カマボコテント3Mなどのように「S・M・L」のサイズが語尾に付いて名称になったところです。
カマボコテント3は、サイズが3種類、カラーが3種類(Lサイズのみ2種類)、合計8種類から選ぶことができます。これはユーザーにとってはありがたいですね。
それでは、カマボコテント3の種類から見ていきます。
カマボコテント3のサイズ
まずはサイズから。
カマボコテント3には、以下の3つのサイズがあります。
各サイズは、収容可能人数で分けられています。
収容人数はあくまでもメーカー数値です
カマボコテント3S
使用時サイズ(外寸) | (約)W250×D500×H185cm |
---|---|
インナーサイズ | (約)W225×D235×H165cm |
収容可能人数 | 大人3名 |
インナー幅225cmに対して3名のため、1名が約75cmの幅があります。
カマボコテント3M
使用時サイズ(外寸) | (約)W300×D640×H195cm |
---|---|
インナーサイズ | (約)W280×D220×H170cm |
収容可能人数 | 大人5名 |
インナー幅280cmに対して5名のため、1名が約56cmの幅になり、少々キツめになるため4名くらいで考えた方が、ゆったりと過ごすせます。
カマボコテント3L
使用時サイズ(外寸) | (約)W380×D760×H218cm |
---|---|
インナーサイズ | ※別売 |
収容可能人数 | 大人7名 |
カマボコテント3Lには、インナーテントが付属しておらず別売になります。
カマボコテント3のカラー
次にカラーを見ていきます。
カマボコテント3には、3種類のカラーが用意されています。
- タン
- カーキ
- ブラック(S・Mサイズのみ)
2024年2月24日現在
タン
カマボコテント2でも大人気だったタンですが、DODのイベント等で「カマボコテント3 タン」を見られた方によりますと、カマボコテント2のタンとは異なり、ベージュよりのカラーだったということです。
画像からも濃いめのタンではなく、薄いめのタンカラーということがわかります。
カーキ
カマボコテント3には、カーキも用意されています。
カマボコテント2のナチュラム別注カラーで販売のあったカーキですが、そのカーキとは異なります。
それでは、各サイズごとに特徴や仕様などを見ていきます。
カマボコテント3S
まずは収容可能人数3名の、カマボコテント3Sから特徴を見ていきます。
カマボコテント3Sの特徴
カマボコテント3Sには数多くの特徴があるため、ここでは私が気になった特徴をピックアップしています。
- 全てのパネルがメッシュにできる
- DAC社のポールを採用
- 全パネルから出入りが可能
- 省スペースな設営面積
- 裾にスカートが付いている
それぞれの詳細を見ていきます。
全てのパネルがメッシュにできる
カマボコテントミニにはなかった特徴で、インナー部分の側面やテント背面もメッシュにできるため、夏場は風が通り抜けることでしょう。
高温多湿の日本にあった機能だと思います。
DAC社のポールを採用
信頼のある韓国DAC社のポールを採用しています。
Helinox(ヘリノックス)の親会社で、ヒルバーグなどの海外のテントポール(フレーム)などにも採用されていることから、大変信頼のできるポールだということがわかります。
また継ぎ目を旧モデルのパンチングではなく、プレス方式で接続しているため、クラックが起こりにくい構造をしています。
全パネルから出入りが可能
こちらもカマボコテントミニにはなかった特徴です。
全てのパネルが開くため、どこからでもテント内にアクセスできます。
省スペースな設営面積
最小で3.5×6m程度の幅があれば設営可能で、 6×6m程度の小さいキャンプサイトであっても、カマボコテント3Sとミニバン一台が入るほど、省スペースな設営面積で済みます。
裾にスカートが付いている
テント裾にはスカート生地が付いており、冬場にテント生地の下から風が入り込むことを軽減します。
カマボコテント3Sの仕様
組立サイズ(外寸) | (約)W250×D500×H185cm |
---|---|
インナーサイズ | (約)W225×D235×H165cm ※インナーテントのドア面がW |
収納サイズ | (約)W68×D28×H28cm |
重量(付属品含む) | (約)14.4kg |
収容可能人数 | 大人3名(※寝室スペース) |
最低耐水圧 | アウターテント:3000mm フロア:5000mm |
材質 | アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) フレーム:アルミ合金 インナーテント壁面:68Dポリエステル インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング) |
付属品 | ペグ✕24本、ロープ✕14本(テントに取り付け済)、キャリーバッグ、 テントリペアシート、ポールリペアチューブ |
カマボコテント3Sの価格
¥62,700(税込)
2024年2月24日現在
カマボコテント3M
それでは、次に収容可能人数5名のカマボコテント3Mの特徴を見ていきます。
カマボコテント3Mの特徴
カマボコテント3Mにも様々な特徴があるため、ここでは私が気になった特徴をピックアップしています。
- 全てのパネルがメッシュにできる
- DAC社のポールを採用
- 全パネルから出入りが可能
- 立って歩ける天井高さ
- 別売のインナーを使用すれば最大10人就寝可能
- 大型スクリーンタープとして使用できる
それぞれの詳細を見ていきます。
全てのパネルがメッシュにできる
カマボコテント2にはなかった機能の一つで、高温多湿の日本にとって、大変ありがたい特徴です。
特にインナーテントのサイド箇所にもメッシュがくるため、夏場は快適に過ごせそうですね!
DAC社のポールを採用
こちらもカマボコテント3S同様に、信頼のある韓国DAC社のポールを採用しています。
また継ぎ目を旧モデルのパンチングではなく、プレス方式で接続しているため、クラックが起こりにくい構造をしています。
全パネルから出入りが可能
カマボコテント2は、インナーの背面や側面が開かなかったですが、カマボコテント3は全てのパネルを開くことができるため、出入りが可能です。
立って歩ける天井高さ
リビングスペースから寝室スペースまで、トンネル形状の頂点部は一定の高さがあるため、ストレスなく快適に移動することができます。
別売のインナーを使用すれば最大10人就寝可能
インナーテントをリビング側(前面側)にも吊り下げることが可能です。
付属のインナーテントと、別売のインナーテントを吊り下げることにより、最大10人程度が就寝可能です。
大型スクリーンタープとして使用できる
インナーテントを取り外して、全ての部分がフロア無しの大型スクリーンタープとして使用できます。
コットなどを使用して就寝することも可能です。
カマボコテント3Mの仕様
組立サイズ(外寸) | (約)W300×D640×H195cm |
---|---|
インナーサイズ | (約)W280×D220×H170cm ※インナーテントのドア面がW |
収納サイズ | (約)W69×D35×H31cm |
重量(付属品含む) | (約)19.5kg |
収容可能人数 | 大人5名(※寝室スペース) |
最低耐水圧 | アウターテント:3000mm フロア:5000mm |
材質 | アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) フレーム:アルミ合金 インナーテント壁面:68Dポリエステル インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング) |
付属品 | ペグ✕28本、ロープ✕16本(テントに取り付け済)、キャリーバッグ、 テントリペアシート、ポールリペアチューブ |
カマボコテント3Mの価格
¥75,900(税込)
2024年2月4日現在
カマボコテント3L
最後にカマボコテント史上最大サイズの「カマボコテント3L」です。
カマボコテント3Lの特徴
カマボコテント3Lにも様々な特徴があるため、ここでは私が気になった特徴をピックアップしています。
- 全てのパネルがメッシュにできる
- DAC社のポールを採用
- 立って歩ける天井高さ
- 強度を高めるランマ構造
- 別売のインナーを使用すれば最大14人就寝可能
- 約15畳の超大型サイズ
それぞれの詳細を見ていきます。
カマボコテント3Lのみ、インナーテントは付属しません。別売になります。
全てのパネルがメッシュにできる
カマボコテント3M同様、高温多湿の日本にとって、大変ありがたい特徴の一つです。
全てのパネルをメッシュにして、巨大スクリーンタープのようにも使用できます。
夏場はきっと気持ちいい風が、吹き抜けてくれることでしょう。
DAC社のポールを採用
カマボコテント3Lも同じく、信頼のある韓国DAC社製のポールを採用しています。
立って歩ける天井高さ
トンネル形状の頂点部は最大218cmの高さがあるため、ストレスなく移動することができます。
強度を高めるランマ構造
ポールの内側に生地を縫い付けることで、内側からのテンションを保ちつつ強度を高めています。
またメッシュ生地を使用しており、テント内部の通気性も確保しています。
別売のインナーを使用すれば最大14人就寝可能
カマボコテント3Lには、インナーテントが付属しません。
ですが、別売のインナーテントを2つ吊り下げることにより、最大14人程度が就寝可能になります。
約15畳の超大型サイズ
カマボコテント3Mの約1.5倍の面積の「カマボコテント3L」
約15畳の広さを誇るため、グルキャンで活躍するのはもちろん、ファミリーキャンプで、ゆとりのある快適なキャンプが実現可能です。
上の画像は、別売のインナーテントが吊られていますが、実際にはインナーテントは付属しませんのでご注意下さい。
カマボコテント3Lの仕様
組立サイズ(外寸) | (約)W380×D760×H218cm |
---|---|
収納サイズ | (約)W76×D38×H32cm |
重量(付属品含む) | (約)19.9kg |
収容可能人数 | 大人7名(※別売りインナーテントを1つ取り付けた場合の寝室スペース) |
最低耐水圧 | 3000mm |
材質 | アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) フレーム:アルミ合金 |
付属品 | キャリーバッグ、テントリペアシート、ポールリペアチューブ ロープ✕16本(テントに取り付け済) |
インナーテントは付属ではなく別売になります。また、ペグも付属しないため、別途準備する必要があります。
カマボコテント3Lの価格
¥88,000(税込)
2024年2月24日現在
カマボコテントのバージョン比較
DODが発表しているバージョン比較表から、全モデルとの比較をすると、
- カマボコテント3S ≒ カマボコテントミニ
- カマボコテント3M ≒ カマボコテント2
サイズ別の面積の差は、以下の通りです。
- カマボコテント3M = カマボコテント3Sの約1.5倍
- カマボコテント3L = カマボコテント3Mの約1.5倍
カマボコテントミニ | カマボコテント3S | |
---|---|---|
カラー | ベージュ / タン | タン / カーキ |
組立サイズ(外寸) | (約)W250×D500×H175cm | (約)W250×D500×H185cm |
インナーサイズ | (約)W230×D220×H165cm | (約)W225×D235×H165cm |
収納サイズ | (約)W68×D26×H26cm | (約)W68×D28×H28cm |
重量(付属品含む) | (約)11.7kg | (約)14.4kg |
カマボコテントミニと同等サイズのカマボコテント3Sと比較してみると、全体的にカマボコテント3Sの方が少しですがサイズアップかつ、重くなっていることがわかります。
カマボコテント2 | カマボコテント3M | |
---|---|---|
カラー | ベージュ / タン / ブラック | タン / カーキ |
組立サイズ(外寸) | (約)W300×D640×H195cm | (約)W300×D640×H195cm |
インナーサイズ | (約)W280×D220×H190cm | (約)W280×D220×H170cm |
収納サイズ | (約)W68×D32×H32cm | (約)W69×D35×H31cm |
重量(付属品含む) | (約)16.1kg | (約)19.5kg |
次にカマボコテント2と同等サイズのカマボコテント3Mと比較してみると、外寸は全く同じですがインナーの高さが170cmとカマボコテント2よりも20cm低くなっており(記載ミスかも)、重量が約3kg重くなっていることがわかります。
カマボコテント3L | |
---|---|
カラー | ベージュ / タン |
組立サイズ(外寸) | (約)W380×D760×H218cm |
インナーサイズ | ※別売り |
収納サイズ | (約)W76×D38×H32cm |
重量(付属品含む) | (約)19.9kg |
カマボコテント3Lのサイズは、以前のモデルにはないため、比較ではなく現在わかっているものだけを記載していますが、全長760cmと相当大きいのがわかります。
大人数のグルキャンやファミリーキャンプ向けなのでしょう。
カマボコテント3の残念なところ
カマボコテント3の詳細を見ていて、個人的に残念なところがありました。
それは一部のサイドパネル(ドア)しか、キャノピーできなくなったというところ。
しかもカマボコテント3Sに関しては、サイドパネル(ドア)は一切キャノピーできなくなってしまいました。(前後のパネルは可能です)
全てのパネルをキャノピーすることは、ポールの本数から必要ないということでの判断なのでしょうが、カマボコテント3Mにおいては、前方サイドもキャノピーできたら便利だと思うのですが…
個人的にはそこが残念なところです。
あとがき
現在も「カマボコテント3」の人気は衰えず、大人気です!
2020年に発売されたカマボコテント3は、抽選販売のためDOD Storeのみの販売でした。
長らくその状態でしたが、遂にカマボコテントがAmazonでも購入できるようになりました。
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