【2024年】災害時にも役立つLEDランタンおすすめ7選と選ぶポイント7つ!
キャンプなどアウトドアだけでなく、震災や停電などの災害時にも役に立つため、防災用ランタンとしても注目を浴びている「LEDランタン」
ガスランタン・ガソリンランタンなどの燃料系ランタンに比べると、光量が少ないものが多いですが、LEDランタンは燃料を使用せず、乾電池やバッテリーなどで明かりを灯すため、テント内などの密閉した空間や子どもでも安心して使用することができます。
これからキャンプを始める方や、小さいお子さんがいるファミリーキャンパーの方におすすめのランタンです。
そこで今回はLEDランタンを選ぶ7つのポイントと、私のおすすめするLEDランタンをご紹介したいと思います。
LEDランタンを選ぶポイント!
一概にLEDランタンと言っても様々な種類や形があるため、どのLEDランタンを選べばいいか迷ってしまいます。
そこでLEDランタンを選ぶポイントをまとめました。
ポイント
- 1. 光量(明るさ)
- 2. サイズ
- 3. 連続使用時間
- 4. 駆動方法
- 5. フォルム
- 6. 防塵・防水
- 7. モバイルバッテリーとして使えるか
以上が、LEDランタンを選ぶ7つのポイントです!
選ぶポイント①:光量(明るさ)
LEDランタンの光量はルーメン(Lm)で表され、値が大きいほど明るくなります。
ソロキャンプのメインランタンとして使用するのか、ファミリーキャンプでガスランタン・ガソリンランタンなどと併用して使用するのかなど、用途によって最大光量を選びましょう。
また大抵のLEDランタンは光量の調整ができるため、まずは最大光量の値がどのくらいあるかを見ておきましょう。
選ぶポイント②:サイズ
光量と同様にソロのメインで使うのか、ファミリーキャンプのサブランタンとして使用するのかなど、用途によってサイズを決めた方がいいと思いますが、私は経験上からコンパクトなサイズを選んだ方が何かと便利だと感じました。
選ぶポイント③:連続使用時間
一番重要なのが、連続で使用できる時間数。
種類によっては、最大光量で使用すると約3時間しかもたないものもあるため、連続使用時間は一番大事です。
光量によって連続使用時間も異なり、光量を調節しての使用もできますが、最大光量時の連続使用時間と最小光量時の連続使用時間がどのくらいあるのか見ておくことが大切です。
選ぶポイント④:駆動方法
燃料を使用しないLEDランタンの駆動方法は、大きく種類を分けると、電池タイプと充電タイプの2つに分類されます。
それぞれメリット・デメリットがあり、以下の通りです。
電池タイプ | 充電タイプ | |
---|---|---|
メリット | 電池が様々なところで手に入る | 電池のコストがかからない |
デメリット | 電池のコストがかかる | 本体価格が電池タイプと比べ高額 |
電池タイプは電池交換の際にコストがかかりますが、コンビニでも電池は手に入るためいざという時の安心感があります。
一方充電タイプは電池交換の必要がないため、電池のコストはかかりませんが、本体の購入時に電池タイプに比べると本体価格が高額というデメリットがあります。
一概にどちらがいいとは言えませんが、充電タイプの方がコンパクトなものが多いため、私は充電タイプが好みです。
選ぶポイント⑤:フォルム
これは完全に好みの問題になるのですが、フォルム(形態)は大きなポイントとなるかと思います。
フォルムが好みでない物を、ずっとテント内などで吊ったりするのは楽しくないですから…
以前のLEDランタンはオシャレなものが少なかったのですが、最近はオシャレなLEDランタンも増えてきていますので、フォルムで買うのもありだと思います。
選ぶポイント⑥:防塵・防水
アウトドアで使用するなら、突然の雨や砂埃などにどうしても会いがち。
ご紹介するLEDランタンの中には、防塵・防水規格IP67対応で、防塵レベル6、防水レベル7というものもあったりと、防塵・防水規格に対応したモデルが増えてきています。
必ずしもないといけない項目ではありませんが、アウトドアで使用をするのなら、防塵・防水規格に対応している方が安心感もあります。
選ぶポイント⑦:モバイルバッテリーとして使えるか
キャンプなどアウトドアにスマホを持っていかれる方は多いと思います。
本来はモバイルバッテリーを持参すればいいのですが、モバイルバッテリーを忘れた際などに、LEDランタンをモバイルバッテリーとして使用できるものが増えてきています。
ただし、その分バッテリーは減りますので、夜に「バッテリー残量が無い…(泣)」なんてことにならないようにしないといけませんが…
この機能はあると何かと便利です!
LEDランタンを選ぶポイントまとめ
LEDランタンを選ぶ7つのポイントをご紹介してきましたが、全てを兼ね備えたLEDランタンはまずないため、まずは「好みのフォルム(形状)かどうか」というところを一番重要視し、それからそれ以外のポイントを見ていけばいいと思います。
なぜなら、好みのフォルムでないLEDランタンを眺めながら過ごすのは酷ですから…
それでは次に私がおすすめするLED7選です!
おすすめのLEDランタン7選
それでは、私がおすすめするLEDランタンをご紹介します。
先程のLEDランタンを選ぶポイントの中から、【光量・サイズ・連続使用時間・駆動方法・フォルム・防塵/防水・モバイルバッテリーと使用できるか】も記載しています
おすすめのLEDランタン①:ジェントス EX-1300D
電池式で明るいLEDランタンといえば、ジェントスのEX-V777を想像していましたが、知らない間に厳つい物が登場していました。
EX-V777を遥かに超える、最大1300ルーメンの光量を持つ「EX-1300D」
それゆえに、サイズが少々大きめになっています。
色温度の値の記載はありませんが、白色・昼白色・暖色の3種類から選ぶことができます。
連続使用時間は、最大光量時が約7時間/最小光量時が約350時間となっています。
また電池(単1型アルカリ電池)を含んだ重量が、1220gと少々重たいですが、フォルムが燃料系のランタンのような感じで、個人的には好みです。
ジェントス EX-1300Dのポイント
光量(明るさ) | 白色:1300ルーメン(最大値) 昼白色:660ルーメン(最大値) 暖色:600ルーメン(最大値) |
---|---|
本体サイズ | 約φ12.9×H24.6cm |
重量 | 1.22kg |
連続使用時間 | 【白色】7時間(強)/ 260時間(弱) 【昼白色】16時間(強)/ 350時間(弱) 【暖色】16時間(強)/ 350時間(弱) 【キャンドル】300時間 |
駆動方法 | 電池式:単1形アルカリ電池×4本 |
フォルム | ◯ |
防塵・防水 | 防滴仕様(IPX4準拠) |
モバイルバッテリーとして使用できるか | 使用できず |
色温度変更 | あり(白色・昼白色・暖色) |
おすすめのLEDランタン②:コールマン クアッドマルチパネルランタン
何よりも使いやすさに重点が置かれた、コールマンらしいLEDランタン「クアッドマルチパネルランタン」
最大の特徴は、4つの発光パネルが取り外しでき、それぞれ別々に使用できるというところ。他のブランドにはない特徴だと思います。
4つのパネルを取り外しても、四方の角が発光するため、5個のLEDランタンが一つにまとまったようなランタンになります。
また充電タイプではありませんが、スマホなどが充電ができるUSBポートが付いています。
使い勝手が抜群のLEDランタンだと思います。
コールマン クアッドマルチパネルランタンのポイント
光量(明るさ) | [8本]約800ルーメン(最大値) [4本]約500ルーメン(最大値) [パネル]約100lmルーメン(最大値) |
---|---|
サイズ | 約ø14.5×H23.5cm |
重量 | 約1.2kg |
連続使用時間 | [8本]約20時間(High)/約400時間(Low) [4本]約13時間(High)/約196時間(Low) [パネル]約3時間(High)/約14時間(Low)/約3時間(Spot) |
駆動方法 | 電池式:アルカリ単一形乾電池×4本または8本 |
フォルム | △ |
防塵・防水 | IPX4 |
モバイルバッテリーとして使用できるか | 使用可 |
色温度変更 | なし |
おすすめのLEDランタン③:ベアボーンズリビング フォレストランタン
見た目が本当にカッコいい、ベアボーンズリビングの「フォレストランタン」
本体素材にスチールを採用しているため、使い古されたレトロな感じのLEDランタンになります。
ハイパワーだと3時間しかもたないため、メインランタンよりもサブランタンという使い方がいいと思います。
個人的に、見た目が最高のLEDランタンだと思います。
またポータブル電源を併用すると、もっと便利です!
ベアボーンズリビング フォレストランタンのポイント
光量(明るさ) | 5〜220ルーメン |
---|---|
サイズ | 約W15.2×H24.13cm |
重量 | 約750g |
連続使用時間 | Lowパワー:80時間、Hiパワー:3時間 |
駆動方法 | 充電式:充電時間 約4〜6時間 |
フォルム | ◎ |
防塵・防水 | IPX4(防沫形) |
モバイルバッテリーとして使用できるか | 使用できず |
色温度変更 | なし |
おすすめのLEDランタン④:Goal Zero ライトハウス マイクロ フラッシュ
Goal Zeroの「ライトハウス マイクロ フラッシュ(Lighthouse Micro Flash)」
他ブランドにはない、独特のフォルムをしたLEDランタンになります。
LEDライト(懐中電灯)のようなフォルムをしていますが、その見た通りフラッシュライト(懐中電灯のような感じ)の使用と、ランタンの使用と両方使える優れもの!
何よりもサイズがかなりコンパクトで軽量なため、ジーンズのポケットに入れて持ち歩くこともでき、災害時用として一番おすすめのランタンです!
Goal Zero ライトハウス マイクロ フラッシュのポイント
光量(明るさ) | ランタン:最大150ルーメン フラッシュライト:最大120ルーメン |
---|---|
サイズ | 約93×37.75mm |
重量 | 約68g |
連続使用時間 | 7~170時間 |
駆動方法 | 充電式:充電時間 約3.5時間 |
フォルム | ○ |
防塵・防水 | IPX6 |
モバイルバッテリーとして使用できるか | 使用できず |
色温度変更 | なし |
おすすめのLEDランタン⑤:ベアボーンズリビング ビーコンライトLED
これを初めて見たとき、正直LEDランタンとは思いもしませんでした。
まずこのフォルムのかっこよさに驚きました。また本体部の素材にスチールを使っており、アンティーク調の質感をしています。
サイズもコンパクトです。
Lowパワー(最小光量)約200時間、Hiパワー(最大光量)約3時間と連続使用時間にかなりの幅があります。
最大光量時の仕様時間が約3時間のため、フォレストランタン同様、サブランタンという使い方がいいと思います。
フォルムは、個人的に最高のLEDランタンです!
またポータブル電源を併用すると、もっと便利です!
ベアボーンズリビング ビーコンライトLEDのポイント
光量(明るさ) | 30〜220ルーメン |
---|---|
サイズ | W7.6×H15.2cm |
重量 | 127g |
連続使用時間 | Lowパワー:200時間、Midパワー:5〜6時間、Hiパワー:3時間 |
駆動方法 | 充電式:充電時間 約4〜5時間 |
フォルム | ◎ |
防塵・防水 | IPX4(防沫形) |
モバイルバッテリーとして使用できるか | 使用できず |
色温度変更 | なし |
おすすめのLEDランタン⑥:ルーメナー2(LUMENA2)
最大光量が最大1500ルーメンと驚きの明るさの「ルーメナー2(LUMENA2)」
それでもって約8時間連続使用ができるというLEDランタンです。
色温度も5700K(昼光色)、4500K(昼白色)、3000K(電球色)と3種類あり、好みのカラーに選択できます。
防塵・防水規格IP67に対応しており、アウトドアで使用するにあたってかなり安心できる仕様となっています。
フォルムの好みは、かなり分かれると思いますが、個人的に買ってよかったキャンプギアの一つです!
ルーメナー2(LUMENA2)のポイント
光量(明るさ) | 4段階モード(100ルーメン、500ルーメン、 1000ルーメン、1500ルーメン) |
---|---|
サイズ | 12.9×7.5×H2.27cm |
重量 | 280g |
連続使用時間 | 約100時間(Low)〜 約8時間(High) |
駆動方法 | 充電式:充電時間 約5時間 |
フォルム | ◯ |
防塵・防水 | IP67 |
モバイルバッテリーとして使用できるか | 使用可 |
色温度変更 | あり(昼光色・昼白色・暖色) |
おすすめのLEDランタン⑦:クレイモア ウルトラプラスM
ルーメナーを超える光量をもつと言われ、人気に火がついたLEDランタンが「クレイモア ウルトラプラス」です。
2019年に入り、新しくウルトラプラスとしてリニューアルされましたが、以前のクレイモア Proよりも光量が増して、なんと最大光量が2200ルーメン!
最強光量と言っても過言ではないはずです!
サイズも豊富で、L・M・S・ミニとあり、最大の光量は異なりますがミニでも最大光量が550ルーメンもあります。
おすすめのサイズは、最大光量が2200ルーメンあり、かつサイズが大きすぎないMサイズをおすすめします!
クレイモア ウルトラプラスMのポイント
光量(明るさ) | 電球色・昼光色 40ルーメン~1,100ルーメン ターボモード(昼白色) 80ルーメン~2,200ルーメン |
---|---|
サイズ | 16.0×9.0×H3.4cm |
重量 | 405g |
連続使用時間 | 電球色・昼光色 8~80時間 ターボモード(昼白色) 4~40時間 |
駆動方法 | 充電式:充電時間 約6時間 |
フォルム | ◯ |
防塵・防水 | IP44 |
モバイルバッテリーとして使用できるか | 使用可 |
色温度変更 | あり(昼光色・昼白色・暖色) |
ポータブル電源を併用すれば充電式LEDランタンがもっと便利に!
最大光量で使用すると約3時間しかもたないランタンなどを、2泊や3泊で使用する場合、どうしてもバッテリーがもたないですよね。
そんな時は、ポータブル電源があれば便利です。
充電タイプの場合は、付属で専用の充電用ケーブルが付属しますが、そのほとんどがUSB-Aを使用しているため、ポータブル電源にUSBがあれば、直接つなげて充電ができます。
充電タイプのLEDランタンを購入する場合は、ポータブル電源も是非セットで!
あとがき
様々なLEDランタンの中から、おすすめのLEDランタン7つを厳選致しました。気になるLEDランタンはありましたでしょうか?
キャンプだけでなく、防災用として今注目されている「LEDランタン」。
どれか一つあれば何かと便利ですので、ぜひこの機会に一つ所有されてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
購入時のご参考になれば幸いです。