【Skypainter 1LDKファミリーテント】台湾OutdoorBaseからおしゃれなテントが登場!
テントといえば、タンカラーやカーキカラーなどのアースカラーや、登山テントのようなオレンジや赤といった少し派手めなカラーが多いなか、ホワイトを主体とし所々にアクセントカラーやパターン(模様)が入った感じの、おしゃれなテントって意外と数少ないですよね!
でも、そんなテントが日本でこの冬に発売されるんです。
若いキャンパーの方や、女性キャンパーの方などで人気に火がつきそうなテントですが、いったいどこから発売されるのか気になりますよね!
実は日本からではなく、台湾の「OutdoorBase」というブランドより、2020年新春にAmazon.co.jpで発売が開始されます。
この度は2020年1月に発売される予定のオシャレなテント「Skypainter 1LDKファミリーテント」を使用する機会がありましたので、徹底レビュー・解説を致します。
Skypainter 1LDKファミリーテント
「Skypainter 1LDKファミリーテント」とは、台湾のブランドOutdoorBaseより発売されたツールームテントで、地元台湾で発売した際は、なんと2日で完売したとか…
すごい人気ぶりですよね!
大人気のカマボコテントでも、初回ロットはそこまでいかなかったと思いますので、どのポイントが人気になった理由なのか、かなり気になりますね。
まずはその理由を調べるために、早速開封しました。
Skypainter 1LDKファミリーテントを開封
キャリーバッグにもコンプレッションベルトが付いているのですが、キャリーバッグを開けてみると更にコンプレッションベルトで止められていました。
展開してしまうと、二度と綺麗にたためないと思うため、まずは一緒に撮影をしましたw
こちらのブラウンはインナーテントの底側。
このカラーのテントもいいですね!
このインナーテントの下に、ペグ・ガイロープが入ったケースと、フレームが入ったケースがあります。
その下にフライシートが入っていました。
写真はフレームとフライシートと、インナーテント。
続いてSkypainter 1LDKファミリーテントの同梱品です。
Skypainter 1LDKファミリーテントの同梱品
Skypainter 1LDKファミリーテントの付属品ですが、フライシート、フレーム×4、インナーテント、ペグ×18、ガイロープ×6が入っていました。
Skypainter 1LDKファミリーテントの設営
今回は私しかいませんでしたので1名で設営していますが、説明書によりますと2名で設営して下さいとのことです。
一応説明書通りにやったつもりです。
- STEP:1本体・付属品を出す
まずキャリーバッグから、フライシート、フレームポール、ペグ、ガイロープを取り出します。
- STEP:2スタンディングテープを確認フライシートの内側にある、スタンディングテープのバックルが締まっているか確認します。
- STEP:3フライシートを広げます設営場所にフライシートを広げます。前後左右の目安としてSkypainterのマークがある方が、本体前面から見て左側にきます。」
- STEP:4赤のフレームを通す
先端の赤いフレームを2本、フライシートのスリーブに通します。この時点でフレームは交差します。
- STEP:5ステンレスクリップに差し込むフレームを交差させた状態で、フライシートの裾4箇所にあるステンレスクリップにフレームを差し込みます。この時は各内側のステンレスクリップに差し込みます。
- STEP:6フライシートを立ち上げる片側2つのフレームをステンレスクリップに差し込み、反対側の4つ目のフレームをステンレスクリップに差し込もうとすると自然と立ち上がります。
- STEP:7グレーのフレームを通す
次にグレーのフレーム2つをフライシートのスリーブに通します。
- STEP:8プラスチックフックを掛けるプラスチックフックをフレームに掛けます。
- STEP:9フレームクロス部を固定フレームがクロスする部分をベルクロで固定します。
- STEP:10位置を調整するこの状態だと、まだテント自体は固定されていないため、位置を調整することができます。
- STEP:11ペグ・ガイロープで固定
ペグ・ガイロープでテントを固定します。
以上で完成です!
Skypainter 1LDKファミリーテント(インナーテント)の設営
続いてインナーテントの設営方法です。
- STEP:1インナーテントを広げるグランドシート(別売)などがあれば、まず広げて固定します。次にその上にインナーテントを広げます。インナーテントはOutdoorBaseのマークがテント前方になります。※わかりやすいよう、テント後部を開けています。
- STEP:2インナー後底部二隅のフックを掛けるインナーテント後底部の二隅のフックを掛けます。
- STEP:3テント後上部のOリングにインナー上部のフックを掛ける
テント後上部にあるOリング3箇所に、インナーテント後上部にあるフックを掛けます。
- STEP:4テント中央上部にあるOリングにインナー上部のフックを掛ける
テント中央上部にあるOリング3箇所に、インナーテント前上部にあるフックを掛けます。
- STEP:5インナー前底部2隅のフックを掛けるインナー前底部2隅のフックを、私はテント中央よりも少し前よりのOリングに掛けました。意外とインナー前底部2隅のフックは長いため、もう少し手前でペグを打ち込んで固定もいいかもしれません。
以上でインナーテントの吊り下げも完成です!
Skypainter 1LDKファミリーテントの特徴
Skyapinter 1LDKファミリーテントの特徴は以下の通りです。
- フライシートの遮光性が高い
- 前面パネルにサイドウォールが付いている
- フライシート・スカート部分にアクセントカラー・パターンが取り入れられている
- 大型シェルターとしても、2ルームテントしても使える
それでは、それぞれを細かく見ていきます。
フライシートの遮光性が高い
設営時、実際に生地を見て「こいつは遮光性高そう」と思いました。
実際に設営して中へ入ってみると…
相当遮光性が高いことがわかります。
これだとテント内温度もかなり下がりそうで、いい意味で暗すぎて朝起きれなさそうな気がしました。
前面パネルにサイドウォールが付いている
Skypainter 1LDKファミリーテントの最大の特徴かと思います。
前面パネルにサイドウォールが付いているというところ。より一層影を作ってくれたり、プライベートを守ってくれたりと優れもの!
フライシート・スカート部分にアクセントカラー・パターンが取り入れられている
フライシート裾部にはアクセントカラーとして、赤色のスカートが付いています。
またフライシートの所々に、アクセントのパターンが配置されています。このパターンがあるため、テント内が真っ暗にはならなく、外の明かりを取り入れてくれるため、考えられているなと思いました。
大型シェルターとしても、2ルームテントしても使える
インナーテントを吊るさずに大型シェルターとしても、インナーテントを設置して2ルームテントとしても使えるため、様々なシュチュエーションで使用できます。
Skypainter 1LDKファミリーテントの残念なところ
実際にSkypainter 1LDKファミリーテントを張ってみて、残念だと思ったところは、個人的に以下の3つです。
- 前(前面)入り口部分のジッパーが噛みやすい
- 後(背面)入り口部分にメッシュがない
- サイドのアクセントパターン部分(メッシュ部分)の巻取り器具がない
それでは、それぞれを細かく見ていきます。
前(前面)入り口部分のジッパーが噛みやすい
こちらは個体差なのかもしれませんが、特徴の一つであるサイドウォールが収納されている部分のジッパーが噛みやすいというか、必ず噛みます。
サイドウォールを収納する際に噛みやすい位置で、折り目が付いてしまったんでしょうね。
そういう理由のため、個体差なのかもしれませんが、残念なところに挙げてみました。
後(背面)入り口部分にメッシュがない
これは個人的に非常に残念だった部分です。
インナーテントを画像のように吊って、インナーテント内で就寝する場合はいらないかもしれませんが、大型シェルターとして使用したい場合、特に夏の暑い時期に個々の部分をクローズして寝るのは暑すぎるかなと…
かと言って、オープンすると蚊の餌食に…
それ故に残念なところに挙げました。
サイドのアクセントパターン部分(メッシュ部分)の巻取り器具がない
巻き取れれば、非常に綺麗にまとまるかと思いましたので、挙げてみました。
ないと不便かと言われると微妙ですが、巻き取れないとやはり見た目が綺麗ではないし、引っかかって破れてしまうと困るため、少し残念なところ。
巻き取り方
OutdoorBase社によると仕様が変更になっており、外側(メッシュ)に向かって巻き、ジッパーの両端部分が高く縫われているため、その隙間に入れてくださいとのことでした。別テントですが、上図のように巻き取れるとのことです。
ただ個人的には、この巻き方だとメッシュや縫い目に負担がかかるのではと思ったのと、見た目直感的にわかりにくいため、付属の説明書に記載があった方がいいと思いました。
Skypainter 1LDKファミリーテントのよかったところ
実際に使用してみて、Skypainter 1LDKファミリーテントのよかったところは以下の7つの通りです。
- 遮光性がかなり高い
- インナーも濃いカラーのため遮光性がある
- 前面パネルにサイドウォールが付いている
- 前面・サイドがメッシュになる
- フライシートが分厚く感じた
- アクセントパターンのところからの光が気持ちいい
- オシャレなカラー・パターン配分
それでは、それぞれを細かく見ていきます。
遮光性がかなり高い
こちらは特徴でもご説明した通りで、撮影の設営時が10月上旬だったため沖縄と言えども最高気温が30度を下回っています。
ですが、実際に張ってみて中から外を見回すと遮光されているなと実感できました。
かなり遮光性が高いことがわかります。
インナーも濃いカラーのため遮光性がある
インナーテントのフロアがダークブラウンカラーで、それ以外がブラックというカラー編成のインナーテント。
かなり暗いことがわかります。
フライシートだけでなく、インナーのカラーも濃いカラーリングをしているため、画像のように、かなり遮光性がアップしているため、キャンプでぐっすりと眠れそうです!
前面パネルにサイドウォールが付いている
前面パネルにサイドウォールが付いているというところ。より一層影を作ってくれたり、プライベートを守ってくれたりと優れもの!
このテント最大の特徴だと思います。
前面・サイドがメッシュになる
高温多湿の日本にはかなり大切な項目です!
特に夏場の暑い時期、風通しができないテントの中には3分程しかいられません。
でもこのSkypainter 1LDKファミリーテントは両サイド4ヶ所と前面1ヶ所の合計5ヶ所がメッシュになります。これは非常にありがたいです!
フライシートが分厚く感じた
触ってみたところ、個人的には通常のテント生地より少し分厚く感じました。丈夫そうな生地だと思いました。
アクセントパターンのところからの光が気持ちいい
フライシート全体が遮光性の高い生地のため、このアクセントパターンがあるおかげで、光が差し込んでくれます。
これがないと、テント内は真っ暗になってしまいます。
周りが暗いお陰なのか、このアクセントパターンから差し込む光が、より一層気持ちよく感じさせてくれます。
オシャレなカラー・パターン配分
個人差がかなりあるかと思いますが、オシャレなカラー・パターン配分がされていると感じました。
若いキャンパーの方や、女性キャンパーの方などに人気が出るのではないかと思います。
Skypainter 1LDKファミリーテントのオプション
オプション(別売)で専用のルーフシートやグランドシートがあります。
ルーフシートは更に遮光性が高まりますが、その分暗くなりアクセントのパターンの光も軽減されます。また雨天の際に天井に水がたまるのを防いでくれる役割もします。
グランドシートはインナーテント下だけでなく、前室もカバーできるサイズになります。
Skypainter 1LDKファミリーテントの仕様
使用時サイズ | 約540×340×高さ200cm |
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収納時サイズ | 約75×30×30cm |
インナーサイズ | 約280/270×240×高さ180cm |
重量 | 約15kg |
素材 | フライシート:150Dポリエステルオックスフォード (耐水圧10,000mm、トーテム部分3,000mm) インナーテント:190Tポリエステルタフタ フロア;300Dポリエステルオックスフォード (PU防水、PVCシムシール、耐水圧4,000mm) フレームポール:7001アルミ合金(直径約16mm) |
付属品 | フライシート、フレームポール×4、ペグ6mm×20cm×15、 ガイロープ×6、キャリーバッグ |
インナーテントを張るとわかるのですが、少し前室が狭く感じます。
実際にインナーを張った状態で、使えそうなタッパがある部分(前扉上部)までの距離を測ってみました。
約175cm程になります。
個人的に、食事をする時やゆったりと過ごしたい時は、インナーテントの前側のフックを外して前室を広げ、就寝前にインナーテントを完成させる方法がいいのではないかと思いました。
Skypainter 1LDKファミリーテント 価格
¥80,660(税込)
Skypainter 1LDKファミリーテントのまとめ
個人的には、あのアクセントパターンと前扉のサイドウォールが最大の特徴だと思う「Skypainter 1LDKファミリーテント」
実際に張ってみると、残念なところもありましたが、総体的に見てみると綺麗なホワイトベースカラーに映える、赤いスカートとアクセントパターンが綺麗にまとまったオシャレなテントだと思いました。
若いキャンパーの方や、女性キャンパーの方に人気が出そうですね!
あとがき
冒頭でもお伝えしましたように、若いキャンパーの方や、女性キャンパーの方などで人気に火がつきそうなテントです。
片足を五十路に突っ込み始めた私から見ても、可愛いオシャレなテントだと思いました。歳がもっと若かったらなぁ…
今後も台湾のOutdoorBaseから目が離せないですね!