【シャンティR】ogawaから最強のソロテントがサイズアップしてリニューアル
「最強のソロテント」と名高かった、ogawaの名作「シャンティ」がリニューアルして登場です!
タープいらずの前面フラップの健在はもちろんのこと、さらに使いやすくなって帰ってきました。
今までの「シャンティシリーズ」は、メーカー想定人数が大人2名・子ども1名の3名でしたが、ゆったりとソロキャンプで使用される方が多かったため、ソロ用テントとして定着していました。
しかしこのリニューアルでサイズアップされ、想定人数が大人4名のファミリー向けテントになりました。
どのくらいサイズアップされたのか、特徴に変更はあるのか、以前のシャンティ23との比較も交えながら、「シャンティR」を紹介します。
シャンティR (Shanty R) 特徴
それでは、シャンティRの気になる特徴を紹介。
- 前面フラップが2段階で広がる
- 前室が広い
- インナーが吊り下げ式
- サイドがメッシュになる
- アウトフレームで設営が簡単
- フォルムがカッコいい
前面フラップが2段階で広がる
これがシャンティ最大の特徴で、前面フラップが2段階に広がります。
普通に前面フラップを跳ね上げることはもちろんのこと、さらにもう一段階前やサイドにへ広がるため、タープを別途設営する必要がありません。
また画像のように色々な形状で張ることができるため、様々なシチュエーションによって張り方をアレンジする楽しみ方ができます。
前室が広い
前室がクローズ状態で奥行きが約200cmほどあり、フロントパネルを跳ね上げることでさらに広がるため、快適に前室で過ごすことができます。
インナーが吊り下げ式
インナーテントが吊り下げ式のため、外してシェルターとしても使用が可能です。
また吊り下げ方法も、リングに引っ掛けるだけのため、設営が簡単です。
サイドがメッシュになる
シャンティ23にはなかったのがこれ!
サイドのウォール部分が、フロントフラップをクローズすると出入り口として開閉できるのですが、その部分のほぼ全面がメッシュにすることができます。
またその後ろ逆三角形部分もメッシュにできるため、インナーテント付近以外のサイドはメッシュにできます。
アウトフレームで設営が簡単
シャンティRはアウトフレーム構造で、ポール3本で自立するため設営が簡単です。
前室上に通すポールは端が赤色のため、迷うことなく設営ができます。
フォルムがカッコいい
かなり個人的意見かもしれませんが、フォルムがカッコいいのも特徴の一つだと思います。
ありそうでなかった曲線の美しいテントで、なんとも言えないカッコよさがあります。
インナーテントを吊り下げる箇所が、魚座型フレームをしているから美しいのだと思います。
シャンティR サイズ・仕様・価格
次にシャンティRの仕様と価格を紹介。
シャンティR サイズ・仕様
使用時サイズ (最大値) | 270×480×188cm |
---|---|
収納時サイズ | 68x28x28xcm |
重量 | 総重量:約8.24kg(付属品除く) フライ:約3.77kg インナー:約2.1kg ポール:約2.37kg 付属品:約5.56kg(張り出しポール含む) |
材質 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金 |
付属品 | 210cmスチールポール(φ19mm)x2本 張り綱2.5mx8本、スチールピン25cmx22本、 アイアンハンマー1丁、収納袋 |
シャンティR 価格
¥110,000(税込)
2023年12月22日現在
シャンティ23との比較
シャンティはこれまでに、
シャンティ → シャンティ23 → シャンティR
と言う順番でアップデートされてきました。
この記事では、一つ前のモデル「シャンティ23」と比較してみます。
まずは見た目から比較。
形状は見たところほぼ変わっていません。
サイドウォール部分が、シャンティ23はメッシュでないのに対して、シャンティRはメッシュにリニューアル。
メッシュ部分が増えるため、夏場は風が通りやすくなります。
続いて、仕様を比較。
シャンティR | シャンティ23 | |
---|---|---|
サイズ | 270×480×188cm | 240×360×145cm |
収納サイズ | 68x28x28xcm | 60×27×18cm |
重量 | 総重量:約8.24kg(付属品除く) フライ:約3.77kg インナー:約2.1kg ポール:約2.37kg 付属品:約5.56kg(張り出しポール含む) | 幕体:約3.7kg ポール:約1.7kg |
材質 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) 内幕:ポリエステル グランドシート:ポリエステル75d(耐水圧1800mm以上) ポール:7001アルミ合金 |
付属品 | 210cmスチールポール(φ19mm)x2本 張り綱2.5mx8本、スチールピン25cmx22本、 アイアンハンマー1丁、収納袋 | ピン、ペグ、張綱、金づち、張り出しポール、収納袋 |
価格 | ¥110,000(税込) 2023年12月22日現在 | ¥70,200(税込) 2016年10月9日時点 |
仕様を比較したところ、リニューアルした「シャンティR」は、サイズが270×480×188cmとシャンティ23に比べて、幅30cm奥行き120cm高さ43cmとかなり広くなっています。
これは「シャンティR」が、今までの「シャンティ」「シャンティ23」とは異なり、想定人数が4名とファミリー向けに作られているためです。
ただその分、収納サイズが大きくなったり、重量が重くなっています。
そして、一番の違いは価格。
シャンティ23が販売されていた当時の価格が¥70,200(税込)に対して、シャンティRは¥110,000(税込)とかなり高騰しています。
これは、サイズアップしたからだけでなく、税率が変更になったことや、コロナ禍と円安の影響をモロにくらってしまった結果だと思われます。
シャンティR あとがき
かなり高額になってしまった「シャンティR」ですが、最強のソロテントと言われていた仕様は健在です。
個人的には、ファミリー向けサイズになってしまったところが、少々残念なところ。
「シャンティを以前から欲しかった」という方や、「ogawaのテントが欲しい」という方、「様々なシチュエーションに対応するテントが欲しい」という方は、購入候補の一つにされてみてはいかがでしょうか。
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