中古のガスランタンは宅急便で空輸ができない?
プリムス(PRIMUS)のランタンは、ほとんどが現在廃盤になっているため、ヤフオク等のオークションで落札して手に入れるしか方法かないのが現状です。
オークションで落札したランタンの輸送方法ですが、ここ沖縄へは宅急便で陸送ができないため、必ず飛行機便か船便の2択になります。
以前にご紹介した、プリムスのランタン3つ全て船便での輸送方法で到着しましたので、中古のランタンは空輸ができないのか調べてみることにしました。
中古のガスランタンは空輸できない?
沖縄にてWebで買い物をすると、送料を取るところはもちろん、Amazonでも大抵出荷日を含む大体3日程度で着きます。(ナチュラムの送料無料の際は陸送→船便のため時間がかかります。)
3つのランタンのうち一つ「IP-2245A」は、出品者の輸送方法が「はこboon」だったため、料金設定が安いので日数がかかるため、きっと船便だと思っていました。実際に、これは船便で到着しました。
もう一つのランタン「EX-3230S」は、出品者の方より、「〇〇便で日時指定しました」と連絡があったので、3日程度を考えていたのですが、翌日に出品者の方から「申し訳ありません。使用されているランタンは空輸ができないとのことで、日数がかかってしまいます。ご了承下さい。」とメールが届きました。
結局6日かけて沖縄に到着しました。この時の宅急便の伝票の品目には「ランタン」とだけ明記されていました。
残りのランタン「P-571」も「EX-3230S」と同じように、出品者の方から「〇〇便で日時指定しました」と連絡がありましたが、3日過ぎても一向に届かないため、「EX-3230S」の前例があり同じく中古ランタンのため、空輸ができないのだろうと気長に待ちました。
結局5日経って到着しました。
この出品者の方は、コンビニで受付をされたとのことで、特に空輸ができないと聞かされていなかったとのことでした。
この時の宅急便の伝票の品目には「ランタン」と「ガス無し・オイル無し」と明記されていました。宅急便集荷時に船便になったのでしょう。
最初は「ガス、オイル無し」と明記がないからだろうと思っていましたが、次にきたランタンは、きちんと明記があるにも関わらず、船便でした。
ヤマト便の航空機に搭載することができない主な品目
ヤマト便のWebサイトを確認したところ、航空機に搭載することができない主な品目が掲載されていました。
上記以外にも航空機に搭載することができない品目はありましたが、ランタンを特定する記載はありませんでした。
伝票の品目に「ランタン」とだけの明記の際は、ガス・オイルが含まれる可能性があるため航空機に搭載することができないことがわかります。
しかし、伝票の品目に「ランタン、ガス無し・オイル無し」の明記の場合でも、航空機に搭載することができないのは何故だろうと、次に航空会社のANAのWebサイトを確認してみることにしました。
ANAの機内持ち込み・預かりできないもの
航空会社のANAの「制限のある手荷物(機内持ち込み・お預かりできないもの)」を確認してみました。
なるほど、ガスが残留していないことが確認できない場合は、機内へ持ち込み、預けができないとなると、宅急便は梱包されているため、中身にガスが残っているかどうか、細かくチェックできませんもんね(^^;)
まとめ
以前にケロシンランタンの個人輸入を調べていたのですが、中古のランタンは中に燃料が入っている、または残っている可能性があるとの理由で空輸ができないというのを見ていたので、何となくはわかっていたのですが、ガスランタンもその部類に入るのでしょうね。
ケロシンやガソリンを燃料とするランタンは、タンクがあるためそのような理由がわかるのですが、ガスランタンは燃料タンクを外すので違うのかと勝手に思っていました。
以上のことから、中古のガスランタンは宅急便で空輸ができないと判断しました。
沖縄在住でオークションなどで中古のガスランタンを買われる方や、沖縄の方に送られる出品者の方は、船便になるため日数がかかることを気に留めておいて下さい。
期待して待っていると、なかなか来なくてイライラするかも知れません。
沖縄へ空輸せずに船便で輸送される場合は、早くて5日遅くて7日程かかります。この時も結局5日かかりました(まだ早い方だったので幸いです。)物によっては、はこBOONと日数が変わらないということが判明しましたので、いい勉強になりました。
今後、ガスランタンを落札する場合において、輸送方法が選択できる場合は、どうせ船便になるため、少しでも安いはこBOONを利用しようと心に誓うのでした(笑)