【ヘキサライト エレメント6P】NEMO (ニーモ) TC素材のヘキサライト6Pをレビュー!
ここ近年、大人気のNEMO Equipment(ニーモ・イクイップメント)の「ヘキサライト 6P」
毎年のように、カラーなどが追加されるため、様々なヘキサライトが存在します。
2019年は、TC素材の「ヘキサライト エレメント6P」とマルチカムアリッドの「ヘキサライト SE 6P」が3月に発売され、「ヘキサライト エレメント6P」はWebストア等で一時完売状態になっていましたが、2019年6月頃から在庫も安定してきているようです。
購入したのは、TC素材の「ヘキサライト エレメント6P」で、初張りしてみた感想を一言で言うと「めっちゃいい感じ!」でした。
どこがいい感じだったのか、レビューして致します。
ヘキサライト エレメント6P
2002年にアメリカで創業した、NEMO Equipment(ニーモ・イクイップメント)から発売されている、高い天井とフロアレス構造による大型シェルターで、他ブランドのツーポールシェルターと比べると、横幅が短く奥行きが長いといった特徴を持つシェルターになります。
2019年のヘキサライト6Pは、キャニオングレー、エレメント(TC素材)、SE (マルチカムアリッド)の3モデルとなります。
別途3つのモデルを比較した記事もあります。
関連 【NEMO ヘキサライト6P】エレメント、SE(マルチカムアリッド)、キャニオンの3つを比較!
ヘキサライト エレメント6Pは、今までのヘキサライトと全く違うところが一つあります。
それは、TC素材の生地を採用したところ。個人的に、きっとNEMOはTC生地を扱わないだろうと勝手に思い込んでいましたので、発表があった時はかなり衝撃でした。
そんなヘキサライト エレメント6Pを設営してみました。
ヘキサライト エレメント6Pを設営
初めて持ったときの印象は、「思っていたよりも軽い!」でした。
TC生地を採用したテントやタープは「重い!」というイメージがありましたので、余計に軽く感じたのかもしれません。
賛否両論あると思いますが、見てもわかりますように、オレンジカラーがかなりのアクセントとなっています。
まずは本体を出して少し広げた状態です。こんなに綺麗にたたむことは、今後できないと思うため記念に撮影。横へ広げると少し変形した六角形の形になります。
それを、さらに展開をして下の画像のようにします。
正式な設営方法かどうかは不明ですが、テンショニングストラップ(ビルディングテープ)がついている四隅をペグダウンします。
この時はあまりパツパツに張ってしまうと、ポールを入れた際に立てれなくなるため、ほどほどにすることが大切です。
次に、付属のアジャスタブルポールLの先端(ヘキサライト側)を金具ではなく平らになるように組み立て(金具側にすると穴が開く可能性があります)、片側のファスナーを開きテント内へ入り、ポールを立てます。
ポールを2本立てると、これで自立しますので、残りの2つの入り口部分の片側をペグダウンすると、下の画像のようになります。
この時点で写真を取りながらで約15分程度だったため、慣れてくると残り箇所をペグダウン、ガイロープを張るのを入れても約15分〜20分くらいで設営ができそうです。
ヘキサライト エレメント 6Pのアレンジ張り
普通に張るだけでも十分ですが、暑い時期などはこの状態だと風が抜けませんので、アレンジ張りを試してみました。
いわゆる、通称「パッカーンスタイル」
片側のペグやガイラインを外して、ポールを2つ追加して跳ね上げる(キャノピー)スタイル。
ここで忘れてはいけないのが、テンショニングストラップ(ビルディングテープ)を外すこと。私は初張りの際、外すのを忘れて一度倒壊しかけました(^^;)
パッカーンスタイルで跳ね上げる際に使用するポールをいろいろと調べていると、付属しているメインポール(アジャスタブルポール L)の長さよりも短い方がいいという意見や、長い方がいいという意見を見ました。
私は車に積んでいた240cmのポールを使用したのですが、実際に内側から座って見ると、長いポールの方が視界が広がり気持ちが良かったです。
一概にどちらがいいかということはわかりませんが、個人的には長めのポールを今後も使用しようと思いました。
ヘキサライト エレメント 6Pのここがいい感じ!
ヘキサライト エレメント6P を実際に張ってみて、「ここがいい感じ!」と思ったところです。
- 設営がかなり楽
- ソロやデュオに最適なサイズ感!
- TC素材なので影が濃い(遮光性が高い)!
- TC素材の質感がいい!
- 自在がいい感じ
個人的な感想になりますので、ご了承下さい
設営がかなり楽
今までにドーム型テント、トンネル型テント、ワンポールテントを設営してきましたが、設営においてはワンポールテントと同じくらいかなり楽でした。
ワンポールテントよりも少し難しいかなと思っていましたが、そうでもなくどちらかと言えばタープを張る感覚に近いかもしれません。
一人でも楽に設営できるため、少しソロ用としては大きいかもしれませんが、ソロでも使おうと思っています。
ソロやデュオに最適なサイズ感!
「ヘキサライト エレメント 6P」と名称に6Pとあり、実際には6名までコット寝が可能なサイズとなっていますが、全面を閉めた際は結構キツイかと思います。
様々な意見があるかもしれませんが、個人的にはソロでゆったりと、デュオで快適に使いたいサイズだと思いました。
TC素材なので影が濃い(遮光性が高い)!
あいにくの曇り天気でしたが、時々太陽が出てきた際に影を見てみると、かなり影が濃いです。
さすがTC幕ですね!
これだけ日光を遮ってくれるので、涼しそうです。
TC素材の質感がいい!
個人差があるとは思いますが、質感がかなりいいです!
触ったところタトンカタープのような感じなのですが、個人的にはコットンのパーセンテージが少し多めのような気がします。
また厚さもタトンカタープより少しだけ厚いような気がします。
自在がいい感じ
個人的に意外と良かったと思ったのが、プラスチックの自在。
パッと見た目は「どうかな?」と思っていましたが、実際に張ってみた際、画像のギザギザの部分で固定される仕組みで、耐久性はアルミ製などには劣ると思いますが、なかなかいい感じです!
ヘキサライト エレメント 6Pの仕様
使用時サイズ(最大値) | 約561×470×226cm |
---|---|
重量 | 7.6kg(本体)+ 1.5kg(ポール) |
フロア面積 | 19.2m2 |
素材 | TC(ポリコットン) |
ヘキサライト エレメント 6Pの価格
¥75,900(税込)
2021年3月24日当時、2023年現在廃盤モデルです。
この頃の通常のヘキサライト6Pの価格が¥62,700(税込)でした。
あとがき
何度か使用しましたが、フォルムや生地、サイズ感など全てにおいて満足しています。
素直に買ってよかったと思う、キャンプギアの一つです!
今後使用してみて、「ここもいいな」あるいは「ここはあかんな」というところが出てくると思いますので、その都度追加していこうと思います。
あわせて読みたい関連記事