ゼインアーツ ギギ2 TC|人気ラージシェルターのTCバージョン
ゼインアーツの人気ラージシェルター「ギギ2」に、待望のTCバージョン「ギギ2 TC(GIGI-2 TC)」が登場しました。
今回は、ポリエステルリップストップを採用した「ギギ2」と、どのあたりが異なるのか、比較などを交えながら「ギギ2 TC」を紹介していきます。
ギギ2 TC (GIGI-2 TC)特徴
「ギギ2 TC」は、2020年に登場したゼインアーツ初となるツーポールラージシェルター「ギギ2」のTCバージョン。
秋冬に使用したいため、スカートを装備したギギ2を待っていた方も多いはず。
これで死角のないツーポールシェルターになったのではないかと、個人的に思います。
それでは、ギギ2 TCの特徴から紹介します。
ギギ2 TCの主な特徴は、次の通り。
- 広い空間面積
- 設営が簡単
- 開放的空間を得られる
- ファミリーでくつろげる
- TC素材を採用
- メインポールの強度アップ
- スカートを装備
- トリプルスライダー仕様
- 魅了されるシルエット
広い空間面積
ツーポールシェルターは、ワンポールシェルターをつなげた形状のため、ワンポールの最大のデメリットである空間の狭さが両サイドにありました。
しかし、ギギ2同様にエクステンションポールによって狭さを大幅に改善し、広い空間面積を得ることができました。
設営が簡単
ギギ2 TCはツーポールラージシェルターですが、ビルディングテープのある4コーナーをペグダウンし、ポール2本を入れるだけで自立する設営が簡単なシェルターです。
ボトムは変形八角形ですが、悩まず設営できます。
開放的空間を得られる
別売のキャノピーポールあれば、前後のドアパネルを大きく跳ね上げることで、オープンタープのような開放的空間を得ることができます。
ツーポールで前後のドアパネルが大きいため、跳ね上げてできる影の面積も多く、夏場も快適に過ごせます。
ファミリーでくつろげる
オプションですが、ギギ2にインナーテントをセットすることで、4人くらいのファミリーがくつろげるツールームとして利用が可能。
リビングと寝室をわけてレイアウトしたい場合におすすめです。
TC素材を採用
ギギ2 TCの最大の特徴は、綿35%・ポリエステル65%の混紡素材、TC素材を採用しているところ。
TC素材は、質感や風合いがよく火の粉が付着しても穴が開きにくい性質があります。
また完全に乾かさないと、カビが生えやすいデメリットもあります。
メインポールの強度アップ
ギギ2 TCはTC素材を採用しているため重量が重くなり、ポールへの負担が高くなります。
そのため、メインポールをポリエステル素材のφ30mmからφ32mmにサイズアップし、ポールの強度アップを行っています。
スカートを装備
本体裾には、冬場の冷気や風の侵入を軽減してくれるスカートを装備。
スカートは地面に接するため、汚れ対策として100%ポリエステル仕様にしています。
トリプルスライダー仕様
メインドアパネルのファスナースライダーには、トリプルスライダーを採用。
3つのスライダーにより、任意の場所に開口部を作れるため、アレンジがしやすくなっています。
魅了されるシルエット
ギギ2同様ですが、今までに見たことのない、機能的で藝術的なシルエットをしているギギ2 TC。
ゼインアーツのテントやシェルター全般に共通して言えることですが、本当にシルエットに魅了されます。
ギギ2 TC (GIGI-2 TC) サイズとスペック・価格
次に、ギギ2 TC(GIGI-2 TC)のサイズ・スペックと価格を紹介します。
サイズとスペック
使用サイズ | 750×400×220cm(最大値) |
---|---|
キャリーバッグサイズ | 75×28×30 (h) cm |
総重量 | 14.5kg |
素材 | 本体:ウォール:TC素材(コットン&ポリエステル混紡素材)・撥水加工 スカート・トップキャップ:210Dポリエステルオックス メインポール:A6061 / φ32mm / 全長220cm エクステンションポール:A6061 / φ14.5mm / 全長100cm 4m2又ロープ:ポリプロピレン / φ4mm 3mロープ:ポリプロピレン / φ4mm キャリーバッグ:150Dポリエステルオックス ポールケース:150Dポリエステルオックス ロープケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1 メインポール×2 エクステンションポール×2 4m2又ロープ×2 3mロープ×16 キャリーバッグ/ポールケース/ロープケース×各1 |
ペグ・ハンマーやキャノピーポールは別売です。
価格
¥75,460(税込)
2024年7月15日現在
ギギ2と比較
次に、既存のポリエステル素材の「ギギ2」と、どのようなところが異なるのか比較してみました。
形状の比較
まずはフルクローズ状態から比較。
素材からくるカラーの違い以外には、本体裾に冷気の侵入を軽減してくれるスカートを装備したくらい。
一部オープンをした状態も比較。
こちらも、スカート以外は特に異なるところはありませんでした。
別売のキャノピーポールで跳ね上げた状態も比較。
スカート以外は異なるところがありませんが、どことなくTC素材の重さが伝わってくる感じがしました。
スペックやサイズの比較
ギギ2 TC | ギギ2 | |
---|---|---|
使用サイズ | 750×400×220cm(最大値) | |
キャリーバッグサイズ | 75×28×30 (h) cm | 72×20×25 (h) cm |
総重量 | 14.5kg | 7.5kg |
素材 | 本体:ウォール:TC素材(コットン&ポリエステル混紡素材)・撥水加工、 スカート・トップキャップ:210Dポリエステルオックス メインポール:A6061 / φ32mm / 全長220cm エクステンションポール:A6061 / φ14.5mm / 全長100cm 4m2又ロープ:ポリプロピレン / φ4mm 3mロープ:ポリプロピレン / φ4mm キャリーバッグ:150Dポリエステルオックス ポールケース:150Dポリエステルオックス ロープケース:150Dポリエステルオックス | 本体:ウォール:75Dシリコーンポリエステルリップストップ・遮光PU加工 ( 耐水圧1,500mm ) メインポール:A6061 / φ30mm / 全長220cm エクステンションポール:A6061 / φ14.5mm / 全長100cm 4m2又ロープ:ポリプロピレン / φ4mm 3mロープ:ポリプロピレン / φ4mm キャリーバッグ:150Dポリエステルオックス ポールケース:150Dポリエステルオックス ロープケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1 メインポール×2 エクステンションポール×2 4m2又ロープ×2 3mロープ×16 キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1 |
次にサイズとスペックを比較してみました。
サイズは通常のポリエステル素材のギギ2と同じサイズですが、キャリーバッグのサイズが異なり、ギギ2 TCの方がやや大きくなっています。
これは裾にスカートを装備したのと、素材がTCになったためだと思われます。
最大の異なるところは、本体素材が「75Dシリコーンポリエステルリップストップ・遮光PU加工 ( 耐水圧1,500mm )」から、「TC素材(コットン&ポリエステル混紡素材)・撥水加工、スカート・トップキャップ:210Dポリエステルオックス」になっているところ。
TC素材は質感や風合いがよく、夏は影が濃く出るため涼しく、冬は暖かく過ごせる特徴がありますが、完全に乾かさないとカビが発生しやすいというデメリットがあり、ポリエステルと比べると重たくなります。
またTC素材を支えるため、メインポールも2mm経が太くなっています。
それゆえに、ギギ2 TCの総重量は「14.5kg」とポリエステル素材のギギ2と比べると約2倍近く重たくなっているところが異なります。
ギギ2 TC (GIGI-2 TC) あとがき
独特な形状で、見たものを魅了するギギ2のTCバージョン「ギギ2 TC」。
裾にスカートを装備しTC素材になったことで、秋冬の寒い時期にもキャンプを楽しむことができるようになりました。
オールシーズン通してファミリーやグループキャンプ用のシェルターをお探しの方は、ぜひ候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
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