【比較】初心者向けスノーピーク エントリーパックTT とogawa Entry Classを比較!
日本の2大キャンプブランド「スノーピーク」と「ogawa」より、エントリー向けのテントとタープが2018年4月に発売されました。
気になる方も多いはず!
そこでこの度は、スノーピーク「エントリーパックTT」とogawa「ogawa Entry Class(Pista-ECとSystem Tarp Hexa-EC)」を比較してみました。
エントリーパックTT / スノーピーク
まずはキャンプ業界を騒然させた、スノーピークの「エントリーパックTT」。トンネル型テントとヘキサタープのセットで、驚きのプライス!
テント「ヴォールト」は、単体での購入することもできるようになっています。
このセットが、スノーピークの「Entry Line」として登場します。
気になる仕様は以下の通り。
仕様
ヴォールト / テント
使用時サイズ | 530×300×H150cm(室内高) |
---|---|
収納サイズ | 60×23×H 23cm |
重量 | 7.9kg |
使用可能人数 | 4人(取り扱い方法より) |
素材 | 本体:75Dポリエステルタフタ、UV加工、 PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン加工 インナーテント:68Dポリエステルタフタ ボトム:210Dポリエステルオックス、 PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム フレーム:A6061(φ13mm) |
ヘキサタープ
使用時サイズ | 570×500cm |
---|---|
収納サイズ | 80×17×H 22cm |
重量 | 7.5kg |
使用可能人数 | 4人(取り扱い方法より) |
素材 | 本体:210Dポリエステルオックス、UV加工、 PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン加工 |
単体の名称や販売の表記等はありませんが、サイズ・カラーなどから「アメニティタープ ヘキサLセット」ではないかと推測されます。
価格
エントリーパックTT(ヴォールト+ヘキサタープ):¥54,780(税込)
ヴォールト(テント単体のみ):¥32,780(税込)
ヴォールトが単体で¥32,780(税込)のため、セット価格より差し引くとタープが¥22,000円(税込)になり、更にポールとペグ×8本が付属しているため、かなりお得なセットです!
続いて、ogawa Entry Classです。
ogawa Entry Class / ogawa(キャンパルジャパン)
スノーピークと違いパックではなく、基本はテントとタープ別々での販売。ただしセットで購入すると別々で購入するよりかは安くなるという設定になっています。
ogawa Entry Classのラインアップは、テント「Pista-EC」、タープ「System Tarp Hexa-EC」の2アイテム。
テントはドーム型テントで、タープはヘキサタープになります。
気になる仕様はそれぞれ以下の通りです。
仕様
Pista-EC (Entry Class) / テント
使用時サイズ | 380×230×H145cm |
---|---|
収納サイズ | 62×22×22cm |
重量 | 総重量(付属品除く):5.9kg 幕体:約4.0kg、ポール:約1.9kg |
使用可能人数 | 3〜4人 |
素材 | フライ:ポリエステル75D( 耐水圧1,800mm)UV加工、テフロン加工 内幕:ポリエステル68D グランドシート:ポリエステル210D( 耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金 |
カラー | サンドベージュ(限定カラー) |
System Tarp Hexa-EC / タープ
使用時サイズ | 570×480cm |
---|---|
収納サイズ | 75×15×15cm |
重量 | 約5.5kg |
素材 | ポリエステル210D(耐水圧1,800mm)UV加工、テフロン加工 ポール:ALラチェットポール(220~250cm×2本) セッティングテープ:400cm(ハトメ:50cm間隔) |
カラー | サンドベージュ(限定カラー) |
価格
Pista-EC(テント):¥52,800(税込)
System Tarp Hexa-EC(タープ):¥46,200(税込)
Pista-ECとSystem Tarp Hexa-ECのエントリークラスセット
エントリークラスセット(Pista-EC+Hexa-EC)を購入すると、セット価格が適用されます。
セット価格¥79,200(税込)
通常価格が、Pista-EC(¥52,800(税込))+System Tarp Hexa-EC(¥46,200(税込))=合計¥99,000(税込)になるため、テントとタープの両方を購入しようと思っている方は、断然セットで購入した方が安くなります。
販売箇所
販売は、直営ストア限定のため以下の通りになります。
公式オンラインストア
http://www.store-campal.co.jp/
ogawaコンセプトストア「GRAND lodge」新木場・小平・柏の葉
https://www.grand-lodge.jp/store-info
続いて比較です。
エントリーパックTTとogawa Entry Classを比較
テント
まずはテントの比較です。
【ヴォールト】 スノーピーク エントリーパックTT |
【Pista-EC】 ogawa Entry Class |
|
---|---|---|
使用時サイズ | 530×300×H150cm(室内高) | 380×230×H145cm |
収納サイズ | 60×23×H23cm | 62×22×H22cm |
重量 | 7.9kg | 総重量(付属品除く):5.9kg 幕体:約4.0kg、ポール:約1.9kg |
使用可能人数 | 4人 | 3〜4人 |
素材 | 本体:75Dポリエステルタフタ、UV加工、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン加工 インナーテント:68Dポリエステルタフタ ボトム:210Dポリエステルオックス、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム フレーム:A6061(φ13mm) |
フライ:ポリエステル75D(耐水圧1,800mm)UV加工、テフロン加工 内幕:ポリエステル68D グランドシート:ポリエステル210D( 耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金 |
上記の表より、スノーピークのヴォールトの方が、前室がある分使用時のサイズが大きいことがわかります。収納サイズは大差はなく、使用可能人数も4人になっています。
素材も見たところそんなに差はありません。
重量は、ヴォールトの方がサイズが大きい分重たくなっています。
ヴォールトはトンネル型テントで、一方Pista-ECはドーム型テントになるため、ここは好みになってくるかと思います。
タープ
【ヘキサタープ】 スノーピーク エントリーパックTT |
【System Tarp Hexa-EC】 ogawa Entry Class |
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---|---|---|
使用時サイズ | 570×500cm | 570×480cm |
収納サイズ | 80×17×H22cm | 75×15×H15cm |
重量 | 7.5kg | 約5.5kg |
素材 | 本体:210Dポリエステルオックス、 UV加工、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン加工 | 本体:ポリエステル210D(耐水圧1,800mm)テフロン加工、UV加工 ポール:ALラチェットポール(220~250cm×2本) セッティングテープ:400cm(ハトメ:50cm間隔) |
上記の表より、サイズはほぼ差がありません。収納サイズと重量はスノーピークのヘキサタープの方が、少々重くて大きいですが、価格が安いためそんなに気にならないのではと思います。
形が両方ともヘキサタープですが、スノーピークのヘキサは通常のヘキサタープではなく、曲線が美しい独特な形のヘキサで、この形を好んで購入される方も多いかと思います。一方ogawaのヘキサは、スノーピークに比べると曲線が少なめですが、こちらも綺麗な形をしています。
セット価格
スノーピーク エントリーパックTT |
ogawa Entry Class |
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---|---|---|
セット価格 | ¥54,780(税込) | ¥79,200(税込) |
ogawaのエントリークラスセットも、通常の価格に比べると、かなりお求めやすくはなっていますが、スノーピークのエントリーパックTTと比べてしまうと、¥24,420高いため、初めて買うテントとタープとしては少々躊躇してしまう価格なのではないかと思います。
まとめ
最終的に好みと言ってしまえば終了してしまいますが、スノーピークのカラーは今までのアメニティドームのカラーを継承しており、一方ogawaの方は、限定特別カラーとのことです。
個人的に、今回のエントリークラスのテントやタープのカラーなどはogawaの方が好みです。
ただ初心者用のエントリーモデルだけに、どうしてもセットで7万円台というのは「手を出しにくい価格帯なのでは?」と思ってしまいます。ogawaブランドのテントとタープが、この価格で手にできるという点はすごくありがたいと思います。
個人的に所有しているタープはスノーピーク、トンネル型テントはogawaと両ブランドを所有しているためどちらも好きなのですが、現状の価格で判断するとどうしてもスノーピークの方販売数は多そうな気がします。
ogawaのエントリークラスセット(Pista-EC+Hexa-EC)が5万円台になれば、ogawaの幕を所有したいというところから、爆発的に売れそうな気がするのですが…
あと話は全く違いますが、ogawa エントリークラスのカラーで、ツインピルツが販売されたら、かなり人気になりそうです。(個人的希望)
あとがき
キャンプ業界の2大ブランドから2018年4月に発売された、エントリーモデルを比較してみましたが、いかがでしたでしょうか。
何はともあれ、この2大ブランドからエントリーセットが出ることは、2018年はキャンプギア改革の年なのかもしれませんね!