OneTigris スーパーシェルター TC 2.0 |大人の秘密基地のようなナチュラム別注モデル
アウトドア・キャンプギアの日本最大ECサイト「ナチュラム」が、OneTigris(ワンティグリス)のスーパーシェルターの別注モデルを2020年から販売していましたが、様々なアップデートがされた後継機種スーパーシェルター TC 2.0が登場しました。
TC素材を採用をしているのはもちろんのこと、前室を快適にさせるためのフロントウォールの装備など、様々なバージョンアップがされています。
それでは、今回はナチュラム別注 OneTigris(ワンティグリス) SUPER SHELTER (スーパーシェルター) TC 2.0を紹介します。
スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0 特徴
ナチュラム別注モデル、OneTigris(ワンティグリス) スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0の特徴は、以下の通り。
- TC (ポリコットン) 素材を採用
- フロントウォールを装備
- 広々とした前室
- モールベルト装備
- 裾のスカートは巻き上げ可能
- 背面に大型ベンチレーション装備
- 側面の開閉パターンが楽しめる
- ゆったりとしたテント内部
それぞれを見ていきます。
TC (ポリコットン) 素材を採用
前作のスーパーシェルターTCと同じく、TC (ポリコットン) 素材を採用。
TC (ポリコットン) 素材とは、 ポリエステル65%・コットン35%の混紡素材で、ポリエステルと比べると影が濃く風合いがいいのが特徴です。
ポリエステルに比べると火の粉にも強く、焚き火をされる方におすすめのテントです。
TC (ポリコットン) 素材は、以下の注意点があります。
化学繊維と比較して、火の粉による穴があきにくい素材ですが、防炎加工は施されていないので、幕に火があたるような位置での火器使用や、焚き火などを行わないよう注意が必要です。また、付近の火気にも十分注意する必要があります。結露が発生する場合があります。使用後は日陰干しをして乾燥させ、直射日光を避け風通しの良い場所で保管を行う必要があります。
フロントウォールを装備
ナチュラム別注のスーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0は、フロントウォールが最初から付属しています。
同じブランドのシェルター「ロックシールドTC」にはフロントウォールの付属がなく、別売でフロントウォールのようになる相性バツグンの陣幕が発売されたり、別ブランド「バンドック ソロベースEX」などは、別売でフロントウォールがありますが、スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0のフロントウォールとは全く形状等が異なります。
それは、ロックシールドTCにあう陣幕やソロベースEX用フロントウォールは、サイドから見るとフロントウォール部分が地面に対して垂直になっていますが、スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0のフロントウォールは、垂直ではなく前へ傾斜しているということ。
少しの差かもしれませんが、これにより居住空間が少し広がります。
広々とした前室
フロントウォールを設営することで、広々としたプライベート空間が広がります。
チェアやテーブルを置いても、余裕のある広さ。
テント本体の高さは125cmなのですが、キャノピーをしてフロントウォールを設置すると高さが 150cmになるため、広々とした空間を独り占め。
快適な大人の秘密基地として、楽しむことができます。
モールベルト装備
シェルター本体のフロント部左右には、軽量のキャンプギアなどを吊るせるよう、キャノピーモールシステムが施されたベルトを装備。
これにより、入口付近にLEDランタンなどを吊り下げることができます。
裾のスカートは巻き上げ可能
フロントウォールの裾に装備しているスカートは、巻き上げてトグルに通して止めることができます。
夏場などスカートを巻き上げることで、風の通しを確保できます。
背面に大型ベンチレーション装備
背面には、大型のベンチレーションを装備。
ダブルジッパーを採用しているため、ベンチレーションの大きさを好きに調整することが可能です。
ジッパーを開くことでメッシュになるため、空気の通りを確保できます。
ベンチレーションから外の景色を確認することができるくらい大きく、テント外部からは小さなひさしがあるため、テント内部が見えにくい構造になっています。
サイドからの出入りが楽
フロントウォール部分の端からや、フロントウォール部分を巻き上げて出入りすることが多いと思いますが、スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0は、キャノピー部分にジッパーを装備しているため、画像のようにサイドからの出入りの方が楽にできます。
特に腰痛の方には、この出入りがおすすめです。
側面の開閉パターンが楽しめる
フロントウォールを設営した状態でも、側面(サイド)の開閉パターンが様々楽しめます。
フルクローズはもちろんのこと、先程の出入りが楽なパターンやプライベート感のある開け方、側面(サイド)をオープンにするパターンなど、シチュエーションによって変えることができます。
ゆったりとしたテント内部
フロントウォールを設置した前室の広さだけでなく、スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0本体の内部(インナーテント内)もゆったりとしています。
画像からもわかるように、コットとバックパック、テーブルを置く広さがあるため、ゆったりと快適にテント内を楽しむことができます。
スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0 注意点
一方、スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0を使用、設営するにあたって3点ほど注意点があります。
- テントを正しく設営しても、フロントウォールとサイドウォールとに隙間ができることがある。
- テント内での火気の利用は禁止
- フロントウォール側面は、サイドウォールの内側にくるように設営
それは、テントを正しく設営しても、フロントウォールとサイドウォールとに隙間ができることがあります。
こちらは仕様のため、ご了承下さいとのことです。
またテント生地はポリコットンおよび、スカートも装備しており気密性があるため、テント内での火気の利用は禁止。
もしも利用する場合は自己責任で、十二分に換気を行い、一酸化炭素チェッカーで対策を行ってくださいとのことです。
またフロントウォール側面は、サイドウォールの内側にくるように設営してください。
フロントウォール側面の末端にはアジャスターが付いているので、テント本体前面を固定するペグに引掛け、サイドウォール側面スカートと、フロントウォール側面スカートが重ならないように、張り具合の調整が必要です。
スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0 サイズ・仕様・価格
次に、スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0のサイズなどの仕様や価格を紹介します。
サイズなど仕様
サイズ | フロントウォール有:約208cm(L)×295cm(W)×150cm(H) フロントウォール無・キャノピー無:約208cm(L)×165cm(W)×125cm(H) |
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インナーテントサイズ | 約125cm(L)×200cm(W)×125cm(H) |
収納サイズ | 約61cm(L)×25cm(W)×26cm(H) |
耐水圧 | 約400mm-500mm |
重量 | 約8.6kg (フロントウォール:約1.7kg) |
材質 | ポリコットン (ポリエステル65%、コットン35%)生地、 6065アルミニウムテントポール、YKKジッパー(一部) |
セット内容 | テント本体×1、フロントウォール×1、125cmテントポール×2、 150cmテントポール×2、ポールエンドキャップ×2、グランドシート×1、 ガイライン×6、ペグ×15 |
価格
¥42,800(税込)
2023年2月4日現在
スーパーシェルター(SUPER SHELTER) TC 2.0 あとがき
見た限りでは、デメリットの少ない快適なソロ用シェルターに感じました。
これは、もう人気が出ること間違い無しのテントです。
気になる方はお早めに!
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