【サーカスTC】tent-Mark DESIGNS ワンポールテントの人気の理由と2020年販売情報!
2016年6月にtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)より発売されたTCワンポールテント「CIRCUS TC(サーカスTC)」
販売初年度から大人気で、入荷しても即完売になる人気のテントになりました。
2019年には、そのサーカスTCにサイドフラップが付いた「サーカスTC DX」が発売され、サーカスTCの人気は衰えを知りません。
2020年に入り「サーカスTC DX」が定番商品となり、残念ながらサーカスTCはスポット商品となりました。
廃盤にならないのは、それだけ人気がある証拠ですね。
今回はスポット商品となった「サーカスTC」2020年の販売情報と、改めて人気の理由を解説致します。
サーカス TC / CIRCUS TC
サーカスTCは、tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の大人気ワンポールテントで、ノルディスク等にも使用されている、コットン混紡生地(ポリコットン)を生地を採用したテントです。
発売当初はサンドカラーではなく、下画像のように濃いめのカラーをしていました。
2017年に入り上記のカラーは廃盤になり、現行のサンドカラーになり現在に至ります。
サーカスTCに採用されているコットン混紡生地(ポリコットン)は、表面撥水加工されたポリエステル65%、コットン35%の生地です。
ポリコットンとTCの違いやメリット・デメリット
それではコットン混紡生地(ポリコットン)とサーカスTCの名称にもある「TC」は、何が違うのか気になりませんか?
TC・T/C・ポリッコットンとは?
ポリコットン:ポリエステルとコットン(綿)
商標などの絡みから分けられるようですが、素材的にはポリエステルとコットンの混紡生地になります。
その他にもポリコットン素材の特徴と、注意ポイントは下記の通りです。
ポリコットン素材の特徴
ポリコットンのメリット
- 遮光性が高い
- 火の粉で穴が空きにくい(空かないわけではない)
- 経年劣化するウレタンコーティングがされていないため、手入れ次第で末永く使える
- 通気性がよい
ポリコットンのデメリット
- 保管時に十分乾燥させないとカビやすい
- 他の素材に比べて、重量がある
ポリコットンには、上記の注意ポイントやデメリットなどがありますが、それ以上に耐久性や風合いのよさ、遮光性が高さや火の粉で穴が空きにくいなどのメリットの方が勝るため、これだけの人気があるのでしょうね。
それでは「サーカス TC」の仕様は、以下の通りです。
サーカスTCの仕様
サイズは高さ最大280cm、幅・奥行の最大442cmの五角形フロアを持つ、ワンポール(モノポール)テントです。
サイズ | 442cm(最大)×420cm(最大)×H280cm |
---|---|
収納サイズ | 64cm×φ23cm |
重量 | (約)10.88kg (本体・張り網6,450g、ポール2,360g) |
素材 | 本体:コットン混紡生地(表面撥水加工、ポリエステル65%コットン35%) 裾部(スカート):ポリエステル ポール:スチール製5本継ぎ(φ32mm/280cm) |
付属品 | ポール、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋 |
高さが280cmもあるため、ソロだと結構広く悠々と使用することができます。
サーカスTCの価格
¥34,980(税込)
サーカスTCが人気の理由
今回改めて振り返ってみると、サーカスTCには様々な人気の理由があります。
私が思う人気の理由を箇条書きにまとめてみました。
- コットン混紡生地(ポリコットン・TC)
- ワンポールテントのため設営が簡単
- 求めやすい価格帯
- 見た目のフォルムがカッコいい
- スカートが付いており、4シーズン通して使用できる
- ファミリーだけでなく、ソロやデュオでも使用しやすい
それぞれを解説していきます。
コットン混紡生地(ポリコットン・TC)
夏は木陰のように涼しく、冬は暖気を逃さない。
抜群の遮光性と通気性を兼ね備えた綿混紡のテント。
上記にあるように、最大の特徴は遮光性と通気性を兼ね備えたコットン混紡生地(ポリコットン)のテントというところ。
ポリコットン生地の比率はポリエステル65%コットン35%で、夏は涼しく冬は暖かいテントになります。
また2箇所の出入口で快適な風通しができるため夏は涼しく過ごせます。
ポリコットン生地を使用することで結露しにくく遮光性抜群のテントです。
ワンポールテントのため設営が簡単
これはサーカスTCだけに限ってではありませんが、ワンポールの構造上設営がかなり簡単です。
慣れれば一人で10分〜15分で設営完了できるかと思います。(個人差はあり)
今まで設営に費やしていた時間を、食事を作ったり、キャンプ場近くのスポットへでかけたり、まったりと焚き火をしたりと、自由な時間が増えるため、いいことづくめです!
求めやすい価格帯
これはかなり大事だと思います。
サーカスTC発売開始当初は¥29,800(税抜)で、「TC幕なのに税抜きで3万円切ってる」と、当時驚いたことを覚えています。
マイナーチェンジ(ビスロンファスナーへ変更)などで、現在の価格¥31,800(税抜)になりましたが、それでも求めやすい価格帯だと思います。
テント自体は良くても、価格が高すぎると手が出せないため、ここまで人気にはなりません。
しかし、サーカスTCはTC素材のテントなのに手が出しやすい、求めやすい価格帯のため、これだけ人気に火が付いたのだと思います。
見た目のフォルムがカッコいい
これは個人的主観になるかもしれませんが、やっぱり見た目も大事だと思います。
見た目がカッコいい、または気に入っているなどのことがないと、購入時に躊躇してしまいますので、見た目はかなり大切です!
また日本人が親しみやすいアースカラーのサンドを採用しているところも、ポイントの1つだと思います。
スカートが付いており、4シーズン通して使用できる
テント裾部分に、画像のようにスカートが付いており、冬は冷気が入り込みにくいため、4シーズン年間を通して使用ができます。
しかも、スカート部は素材がポリコットンではなく、ポリエステルになります。
これは冬場のキャンプで雪を想定、あるいは雨天時のキャンプでスカートが濡れることを想定してポリエステルにしていると思われます。
ファミリーだけでなく、ソロやデュオでも使用しやすい
別売のサーカスフルサイズグランドシートを使えば、3〜4名くらいのファミリーから使え、インナーを張らずにコットを入れてデュオや、別売のモノポールインナーテントでソロなど、様々な人数で使用できます。
個人的には、サーカスTCはソロ・デュオがおすすめです!
サーカスTC オプション
サーカスTCには、様々なオプションがありました。
残念なことに、下記の商品が2020年生産終了品番になっており、既に在庫がないものもあります。
- サーカスインナーセット
- サーカスインナーマット
- サーカスインナーセットハーフ
- サーカスインナーマットハーフ
現行であるサーカスTCのオプションは以下の通りです。
- モノポールインナーテント(他のテントでも使用できます)
- モノポールインナーテント メッシュ(他のテントでも使用できます)
- サーカス グランドシート ハーフ
- サーカス フルサイズ グランドシート
サーカスTC 2020年販売情報
入荷数が限定になるため、定番商品としての扱いではなくなるとのことですが、コロナウィルスの影響のため、WILD-1での店頭販売はお客様の安全を第一に考え終息するまで中止となります。
2020年の「サーカスTC」今後の販売予定は以下の通りです。
販売日 | 2020年8月21日(金)19:00から |
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販売チャンネル | WILD-1楽天市場店のみ |
注意事項 | WILD-1での店頭販売はコロナウイルスが終息するまで中止 |
- 2020年9月下旬
- 2020年11月下旬
2020年以降は、どのように販売されていくのかは不明ですが、少しずつでも販売を継続して欲しいものですね。
あとがき
サイズもそこそこあり、4シーズン通して使用できるポリコットン幕が、求めやすい価格帯なので、これで人気が出ないわけありませんよね!
非常にコスパに優れた幕です。
ただ残念なのは、先述しましたように2020年以降はスポット商品として販売されるため、今まで以上に入手が困難になりそうです。
サーカスTCにサイドフラップが付いた「サーカスTC DX」が、今後サーカスTCに代わり定番商品となりますので、こちらも選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか?