フィールドラック レビュー|収納抜群のキャンプ用品最強ラック!
これまで、キャンプのラックといえば、tent-Mark DESIGNSのワークラックや、ニトリのキッチンラックを購入したり、アイアンフレームでアイアンラックを自作して使用していました。
そこには、多くのキャンパーに大絶賛のユニフレーム「フィールドラック」の姿はありませんでした。何故なら、人と被るから…
でも、そんなことを言いながら、やっぱり大人気の「フィールドラック」が気になっている自分がいたため、これだけ売れるには理由があると思い、いっそ購入してみることにしてみました。
そして実際に使用してみた結果、多くのキャンパーの方が何故こんなにフィールドラックをこぞって購入するのか、理由がわかった気がします。
その理由とは…
フィールドラック / ユニフレーム(UNIFLAME)
2018年以前はシルバーだったのですが、2018年からカラーはブラックに変更になりました。
また、2018年限定商品として以前のシルバーも復活しましたが、数量限定だったため既に完売のようです。
ナチュラム限定で2018年にカーキカラーも発売されましたが、現在は完売しています。
2018年12月現在
ユニフレームによると、次回の販売再開については現在見通しが立っていませんが、2019年1月中旬頃に安定供給できるよう改善に努められるとのことです。
しかし、凄い人気ですね!
それでは、まずフィールドラック(ユニフレーム)とは?というところから…
フィールドラック(ユニフレーム)とは?
仕様
使用時サイズ(約) | 60×35×23(高さ)cm |
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収納時サイズ(約) | 60×35×1(厚さ)cm |
材質 | 鉄・カチオンメッキ |
重量(約) | 1.7㎏ |
分散耐荷重(約) | 30kg |
価格
- フィールドラック本体:¥3,900(税込)
- ステンレス天板:¥2,800(税込)
- WOOD天板:¥3,800(税込)
- コンプレッションベルト1300:¥900(税込)
開封
早速開封してみました。
見た目、何処にでもありそうな普通の折りたたみのラックに見えます。
続いて、別売のステンレス天板も購入しましたので、そちらも開封。
最初、ブルーのシートが貼られていますが、そちらを剥がせば綺麗なステンレスの天板になります。
おぉ〜いい感じです!
組み立て
組み立てと言うと大袈裟ですが、初めての際は「えっ!?こんなに硬いの?」と思うかもしれません。
脚を引っ張り、スライドさせて脚中央部分(天板側)の突起物を引っ掛けて固定するという方法になります。
こんな感じです。
ただ初めての際は、こんなに硬いものなのかと思うかもしれませんが、慣れてくると組み立て易くなると思います。
コツとしては、脚の中央部(内側から)と天板側を持ち、スライドさせるとやりやすいかと思います。
裏返すと組み立て終了です!
その上に、別売のステンレス天板を乗せるとこんな感じになります。
ソロ用のテーブルとしても最適なサイズなため、今後ソロキャンプの際に重宝しそうです。
続いて、フィールドラックがキャンプ用品最強のラックと思った理由です!
キャンプ用品最強のラックの理由
それでは、本題のフィールドラックが「キャンプ用品最強のラック」と思った理由を挙げてみました。
最大4段重ねることができる
フィールドラック単体(1つ)でも使用できますし、追加して2段・3段としても利用ができ、最大4段まで重ねることができます。
2段・3段・4段と重ねてラックとして使用するのはもちろん、1段での利用で、サイズにもよりますがクーラーボックスを乗せたり、キャンプ用品を収納したギアボックス乗せたりとガッシリとしたものを乗せるのに便利かと思います。
3段〜4段の際は別売ですが、コンプレッションベルト1300を2つ用意して、両サイドを固定すると安定しますので、おすすめです!
画像は、ちょっとコンプレッションベルトの余りが気になりますが、どう処理するか今後考えようと思います。(3段の場合)
分散耐荷重が30kgある
分散耐荷重が30kgもあるところ。
参考までに、以前購入したtent-Mark DESIGNSのワークラックが、全体の耐荷重が20kg(棚板1枚あたり10kgまで)、コーナンラック(3段)が全体の耐荷重が(約)20kg(1段辺り約7kgまで)なので、他のラックと比べて、かなり多いことがわかります。
個人的には、そこまで重いものを乗せる予定はないですが、心強いですね!
テーブルにもなる
単体使用でソロ用テーブルや、2段重ねて棚付きテーブルなどラックだけの使用でなくテーブルとして使用もできます。
組み立てた状態でそのままテーブルとしても利用できますが、シングルバーナーなど脚が細いものだと格子状の隙間から脚が出てしまい不安定になるため、テーブルとして使用する際は、別売の天板を購入か自作されることをおすすめします。
私は、熱いものを乗せたり、シングルバーナーやアルコールバーナーなどを使用するため、ステンレスの天板にしましたが、木材を加工して自作の天板を作成したりしても面白いかもしれません。
また、ユニフレームからも木製のWOOD天板も販売されています。
収納時にコンパクトになる
個人的に一番気に入っているところは、収納時に非常にコンパクト(厚さ)になるというところ。
これだけ便利なラックが、収納すると厚さがわずか1cm(単体の場合)になるというところ!
できる限り車載の際にうまく整理したいため、嵩張るキャンプ用品は控えたいところなので、3つ重ねても厚さが約5cmほどのため(天板サイズは60×35cmありますが…)、車載の際にちょっとしたした隙間に入れることができるので、とてもありがたいです。
比較対象として、tent-Mark DESIGNSのワークラックは、本体と棚板をあわせた収納サイズが、幅55×奥行39.4×厚さ6.5cmもあるため、車載に少々手こずる結果となっていました。
このコンパクトさ(厚さ)は、非常にありがたいです。
まとめ
以上の理由からフィールドラックはラックとしてだけでなく、クーラーボックス置きやキャンプ用品置き、テーブルなど様々な用途に利用でき、かつコンパクトで収納性もあるため、キャンプ用品最強のラックだと思いました。
個人的には、デメリットのない、死角のないキャンプ用品だと思いました。
キャンパーの皆さんがこぞって購入するわけですよね!
デメリット
ただデメリットとして、必ずといっていいほどキャンプ場で他のキャンパーの方と被ることでしょう。
良いものは、仕方がないのかもしれませんね。
あとがき
天の邪鬼な私の性格が、ユニフレームのフィールドラックの購入を阻止していたわけですが、もっと早く買っておけばよかったと、つくづく思いました。
今回3つ購入しましたが、あと数個欲しいところです。
今後いろいろな用途に使い倒していきたいと思います。
仕様変更
何気に2018年11月末に、◯◯◯ラムに入荷したのを発見し、即追加購入しました。
購入してみて気付いたのですが、2018年11月末頃から、各ショップへ納品されているフィールドラックの仕様が一部変更になっています。
フィールドラックを展開する際に、脚を立てるためのツメというのでしょうか、引っ掛ける部分が従来は2つあったのに対して、1つになっています。
また、格子の部分も引っ掛けるところの1つ内側の部分が、従来はなかったのに対して、何事もなかったようにあります。
上が従来のフィールドラックで、下が仕様変更後のフィールドラックになります。
間違い探しのように見ていただくと先程の2点以外にも気付かれるかもしれません。
引っ掛けるツメが一つになったせいか、脚が従来のものより外側に開きます。そのため、積み重ねる際に綺麗に乗らなくなった感じがします。
また、これは個体固有のものかもしれませんが、脚が歪んでおり購入当初より4つの脚の1つが床につかず、グラグラとしていました。
すぐさま販売店の◯◯◯ラムに問い合わせ、販売店よりメーカーに確認してもらい、仕様変更のことが判明。
現在私の追加購入した仕様変更後のフィールドラックは、メーカー側に調査してもらうべく、長期入院となりました。
従来のものがいいものだっただけに、ちょっと残念だな…
仕様変更のことを以下の別記事にまとめました。あわせてどうぞ!