最終形ワンポールテント【kohaku コハク】がyozoraから登場
多くの方が使っている手帳「ほぼ日手帳」。
その手帳を手掛ける株式会社ほぼ日が、キャンププロジェクト「yozora(ヨゾラ)」を立ち上げ、ファーストプロダクトとしてはじまりのテント「kohaku(コハク)」作り上げました。
製品デザインは、ゼインアーツの小杉敬氏が行っており、魅力のあるテントに仕上がっています。
それでは、kohaku(コハク)とはどのようなテントなのか、特徴やサイズなど詳しく紹介していきます。
kohaku(コハク)|yozora
製品デザインしたゼインアーツの小杉敬さんが「ある意味で最終形」と語る、yozoraのテント「kohaku(コハク)」。
まずは、kohaku(コハク)を手掛けるキャンププロジェクト「yozora」から紹介していきます。
yozoraとは?
「yozora(ヨゾラ)」とは、多くの方が使用している「ほぼ日手帳」で有名な「株式会社ほぼ日」が手掛けるキャンププロジェクト。
2023年10月6日、7日に行われた「アルプスアウトドアサミット2023」にて実際に展示が行われ、形状や構造などのベールを脱ぎました。
kohaku(コハク)の形状や構造
構造は大きく分けると、センターにメインポールを入れて立ち上げる「ワンポールテント」ですが、デザイナーがゼインアーツの小杉氏とのため、通常のワンポールテントとは全く異なる形状をしています。
それは、出入り口を大きく・高くするためのフレームを追加しているところ。
また2本のポールでキャノピーをする構造のため、ひさし部分ができて雨風や日差しの侵入を軽減してくれます。そのため、前室も広く快適な空間を得ることができます。
また追加したフレーム部分が前面パネルとなり、フルクローズも可能。
初めてパッと見た感じは、ogawaのタッソを跳ね上げた感じのようにも見えましたが、よくよく見ると全く異なります。
内側サイドにはメッシュを装備しており、開くことで夏場も風が通り抜けそうです。
今までにありそうでなかった、唯一無二の形状のテントです。
kohaku(コハク)の特徴
kohaku(コハク)の主な特徴は、以下の通り。
- 唯一無二の美しい形状
- 雨風を軽減するフロントバイザー
- 視野を広げるフロントメッシュ
- 屋根のような形状
- 空を見る窓
- カンガルースタイルも可能
- リビングスペース
- 風が通るリアパネル
- アクセントのあるロープ
- ブルーグリーンのキャリーバッグ
唯一無二の美しい形状
kohaku(コハク)最大の特徴は、この唯一無二の形状。
サイドに羽を広げたような形状が、地面降り立った鳥のようにも見え、非常に美しく仕上がっています。
雨風を軽減するフロントバイザー
フロント部には、フロントフレームによってできるバイザーを装備。
このフロントバイザーによって、雨風の侵入を軽減してくれます。
視野を広げるフロントメッシュ
フロントパネル部はメッシュにもなるため、メッシュにすることで視野が広がり、テント内から虫の侵入を防ぎつつ、外の景色を楽しむことができます。
もちろん、寒い時期などはフルクローズすることもできます。
屋根のような形状
kohaku(コハク)はテント全体にバイザーがついており、屋根のような形状になっているため、雨が入りにくい構造です。
また冷気や風の侵入を軽減するスカート(矢印部分)は、バイザーの内側にあるため、雨などで汚れることが少なく、撤収や収納の際のストレスを軽減してくれます。
空を見る窓
リア上部に装備している「空を見る窓」。
クローズはもちろんのこと、メッシュにしたりオープンすることもできます。
別売のインナーテントにも、同じようにメッシュの窓がつくため、インナーテント内に寝転び見上げることで、空の移り変わりを楽しむことができます。
カンガルースタイルも可能
別売のインナーテントを吊るさずに、他ブランドのインナーテントをインストールしてカンガルースタイルを楽しみ事もできます。
他ブランドのインナーテントのサイズによっては、リビングスペースをより広く使用することもできます。
またインナーテント自体を使用せずに、シェルター仕様でコット寝をすれば、より一層スペースにゆとりができます。
リビングスペース
フロントパネルを巻き上げることで、別売のインナーテントを吊るした状態でもチェア×4、テーブル×1くらいの、リビングスペースを設けることができます。
テーブルのサイズにもよります。
風が通るリアパネル
リアパネルもメッシュにすることができるため、別売のインナーテントの後方をメッシュにすれば、風が通り抜けます。
また4人用のkohakuのみ、オープンにすることで出入りが可能。(大人は厳しい)
kohaku duoはリアパネルからの出入りはできません。
アクセントのあるのロープ
付属するロープの色は、たくさんの候補の中から選び抜いたとのことで、自然に溶け込み視界にあるのがうれしくなるようなグリーンを採用。
テントの中から眺めると、ほんの少しブルーがかって見える柔らかい緑です。
テント本体のカラーに対して、少しアクセントのあるロープだと感じました。
ブルーグリーンのキャリーバッグ
キャリーバッグは、インナーテントのボトムと同じカラーで、yozoraオリジナルのブルーグリーンを採用。
本体、ポールやフレーム、ペグ、だけなく、インナーテントも一緒に収納が可能。
【別売】kohaku(コハク)インナーテント
別売ですが、kohaku(コハク)には4名用のインナーテントが用意されています。
吊り下げ式のインナーテントは、全方向にメッシュパネルを装備しているため、夏の暑い時期でもメッシュにすることで、風が通り抜けます。
インナーテントをセットしてもkohaku(コハク)だと、テーブル×1、チェア×4くらいのリビングスペースを確保することができます。
また、インナーテント後方上部をメッシュにすることで、本体リア上部に装備している「空を見る窓」とリンクするため、インナーテント内からも空を見上げることができます。
インナーテント内には、小物を収納できるポケットや電源コードを取り込むファスナーなどを装備しています。
kohaku(コハク)のサイズ・スペック
kohaku(コハク)
サイズ(最大値) | 奥行650×幅540×高さ260cm |
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収納サイズ | 約幅78×高さ38×奥行32cm |
重量 | 14kg(予定) |
材質 | 本体:150Dポリエステルオックス、フッ素加工、UV加工、PU加工(耐水圧1,500mm) ポール:A6061、φ32×260cm アップライトポール:A6061、φ22×165cm フロントフレーム:A6061、φ17.5mm リアフレーム:A6061、φ14.5mm ペグ:ステンレス、30cm 3mロープ:φ4mmポリプロピレン、リフレクター入り 2mロープ:φ4mmポリプロピレン、リフレクター入り キャリーバッグ:150Dポリエステルオックス フレームバッグ:150Dポリエステルオックス ペグ・ロープバッグ:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1、ポール×1、アップライトポール×2、フロントフレーム×1、 リアフレーム×1、ペグ×16、3mロープ×6、2mロープ×6、 キャリーバッグ×1、フレームバッグ×1、ペグ・ロープバッグ×1 |
kohaku(コハク)インナーテント
サイズ | 幅280/250×奥行240×210cm |
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収納サイズ | 約幅44×高さ70×厚み13〜14cm |
重量 | 3.2kg(予定) |
材質 | 本体:ウォール|68Dポリエステルタフタ ボトム|150Dポリエステルオックス フッ素加工、PU加工(耐水圧1,500mm) ペグ:ジュラルミン、17cm 本体バッグ:150Dポリエステルオックス ペグバッグ:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1、ペグ×2、本体バッグ×1、ペグバッグ×1 |
kohaku(コハク)の価格
- (kohaku+inner tent)SET:¥106,700+配送手数料¥1,650(税込)
- kohaku(本体のみ):¥89,870+配送手数料¥1,100(税込)
- kohaku inner tent(インナーのみ):¥16,830+配送手数料¥1,100(税込)
kohaku(コハク)の発売時期
2024年4月11日(木)AM11:00 販売開始
2024年4月10日現在
出荷予定は商品によって異なります。
kohaku duo(コハク デュオ)
kohaku duo(コハク デュオ)は、kohaku(コハク)と形状は同じで、収容人数は名称通り2名で使用できるサイズ。
kohaku duo(コハク デュオ)の特徴
kohaku duo(コハク デュオ)は、kohaku(コハク)とほぼ同じ特徴を持ちますが、サイズが異なるため少し特徴も異なる部分があります。
kohaku duo(コハク デュオ)の特徴は次の通り。
- リビングスペース
- シェルター使いもできる
リビングスペースはkohaku(コハク)にもありますが、サイズ感が異なるためあえて入れてます。下記以外のその他の特徴は、kohaku(コハク)と同じです。
リビングスペース
別売のインナーテントを吊り下げた場合でも、フロントパネルを巻き上げることでスペースが生まれるため、テーブル×1、チェア×2くらいのリビングスペースとして快適な空間を楽しむことができます。
シェルター使いもできる
別売のインナーテントを吊るさなくても、シェルターとして使用も可能です。
シェルターとして使用する方が、インナーテントを吊るした際にできるデッドスペースがなくなるため、より快適に過ごせます。
【別売】kohaku duo(コハク デュオ)インナーテント
別売ですが、kohaku duo(コハク デュオ)にもインナーテントが用意されています。
kohaku duo(コハク デュオ)に最適なサイズで、大人2名がゆったりと横になれるサイズになります。
kohaku duo(コハク デュオ)のサイズ・スペック
kohaku duo(コハク デュオ)
サイズ(最大値) | 奥行555×幅460×高さ220cm |
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収納サイズ | 約幅71×高さ35× 奥行30cm |
重量 | 11kg(予定) |
材質 | 本体:150Dポリエステルオックス、フッ素加工、UV加工、PU加工(耐水圧1,500mm) ポール:A6061、φ30×220cm アップライトポール:A6061、φ22×140cm フロントフレーム:A6061、φ16mm リアフレーム:A6061、φ13mm ペグ:ステンレス、30cm 3mロープ:φ4mmポリプロピレン、リフレクター入り 2mロープ:φ4mmポリプロピレン、リフレクター入り キャリーバッグ:150Dポリエステルオックス フレームバッグ:150Dポリエステルオックス ペグ・ロープバッグ:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1、ポール×1、アップライトポール×2、フロントフレーム×1、 リアフレーム×1、ペグ×16、3mロープ×6、2mロープ×6、 キャリーバッグ×1、フレームバッグ×1、ペグ・ロープバッグ×1 |
kohaku duo(コハク デュオ)インナーテント
サイズ | 幅235/210×奥行205×180cm |
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収納サイズ | 約幅38×高さ69×厚み12〜13cm |
重量 | 2.5kg(予定) |
材質 | 本体:ウォール|68Dポリエステルタフタ ボトム|150Dポリエステルオックス フッ素加工、PU加工(耐水圧1,500mm) ペグ:ジュラルミン、17cm 本体バッグ:150Dポリエステルオックス ペグバッグ:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | 本体×1、ペグ×2、本体バッグ×1、ペグバッグ×1 |
kohaku duo(コハク デュオ)の価格
- (kohaku+inner tent)SET:¥106,700+配送手数料¥1,650(税込)
- kohaku(本体のみ):¥89,870+配送手数料¥1,100(税込)
- kohaku inner tent(インナーのみ):¥16,830+配送手数料¥1,100(税込)
kohaku duo(コハク デュオ)発売時期
2024年4月11日(木)AM11:00 販売開始
出荷予定は、現在のところ1〜3営業日。
2024年4月10日現在
kohaku(コハク) あとがき
kohaku(コハク)は、ワンポールテントのメリットである設営の手軽さは残しつつ、ワンポールの最大のデメリットである居住空間の狭さを、独自フレームで軽減しています。
キャノピーをしたような構造しているため、雨・風の入り込みを軽減してくれ、プライベートも確保できてフルクローズも可能。
ゼインアーツの小杉敬さんが「ある意味で最終形」と語るだけあって、隙のないテントのように感じました。
新しいテントをお考えの方は、4名くらいのファミリーの方は、kohaku(コハク)を、デュオやゆったりとソロを楽しみたい方はkohaku duo(コハク デュオ)を検討されてみてはいかがでしょうか。
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