deerest マルチキャリーバッグM レビュー|フラットバーナーケースにおすすめ
フラットバーナーなどIGT規格のギアや、IGTと互換性のあるギア(ここではIGT互換ギアとする)などを収納して運ぶ際、どんなアイテムを使っていますか?
スノーピークマルチコンテナ Sユニットや、ギアコンテナなどを使われている方も多いと思います。
筆者もそのあたりを購入しようかなと思っていたのですが、IGT互換ギアを収納できそうなサイズで価格の手頃なバッグを発見。
これで、なんと価格が¥3,180(税込)なんです。驚きませんか!
2024年5月3日現在
そこで今回は、どんな機能があるバッグなのか「deerest マルチキャリーバッグM」を詳しく紹介していきます。
deerest マルチキャリーバッグM レビュー
deerest(ディーレスト)は、様々なキャンプギアを手掛けるSoomloom(スームルーム)の新ブランドで、今後さらなるコスパの高いキャンプギアが期待されます。
フラットバーナーをビルトインしようと思って購入した「3ユニットテーブルUnBox」もdeerestの製品です。
今後も、コスパの高いアイテムが期待できそうです。
それでは、どのようなバッグなのかディテールから見ていきます。
ディテール
正面中央には、deerestのロゴがあしらわれおり、正面から背面にかけてモールシステムを装備しています。
このモールシステムに、様々なものを引っ掛けることができます。
両サイドには、両手で持つためのハンドルを装備しています。
両サイドのハンドル以外にも、また片手で持つハンドルもあります。
フタの中央にはベルクロを装備しており、ベルクロのワッペンなどを引っ付けれそうです。
またフタの内側はメッシュのポケットを装備しており、上部にファスナーがついているため、pケットに収納したものが外に出ることがありません。
またこのポケット一見一つの大きなポケットに見えますが、ちょうどセンターで分かれており、2つのポケットになっています。
リングの付いたダブルファスナーが用いられているため、開閉しやすいです。
内側には、ベルクロで固定ができる仕切り板が2つ付属します。
画像のように、ベルクロは一枚タイプではなくT字タイプのため、より固定されます。
バッグ内側、上部と下部にベルクロを備えており、一枚の仕切り板4箇所にベルクロがあるため、かなりしっかりと固定されるため、IGT互換ギアを収納しない方は、様々なキャンプギアを収納できます。
折りたたみ方法
使用しない時は、折りたたんでコンパクトに収納することが可能です。
折りたたみ方は、以下の通り。
まずバッグ内にある、仕切り板を外します。
サイド内側にあるフレームを、底面から内側にずらします。
フレームを上図のようにたたみます。
これだけコンパクトに折りたたむことができます。
IGT互換ギアを収納
以下のIGT互換ギアを、このdeerest マルチキャリーバッグMに収納しています。
以下のIGT互換ギアは、フラットバーナー以外はスノーピーク純正ではありません。
- ステンボックス1ユニットブラック×1
- 1ユニット天板ブラック×2
- フラットバーナー専用フタブラック×1
- メッシュトレー ブラック 深型×1
- スノーピーク フラットバーナー×1
- KIMI CAMP アイアンプレート IT03×1
上記をまとめて収納できるかなと思い、今回購入したのですが、キレイに収まったので非常に満足です。
まず、バッグの中にある仕切り板を外して両端に固定します。
次に、ステンボックス1ユニットブラック×1、メッシュトレー ブラック 深型×1を重ねて収納します。
スノーピーク純正を持っていないためわかりませんが、口コミから純正のステンボックスとメッシュトレーは重ねることができないようです。
奥または手前に、このくらいの隙間が開きます。
ここに、KIMI CAMP アイアンプレート IT03を入れるのですが、それは一番最後にします。
またステンボックス1ユニットブラック×1、メッシュトレー ブラック 深型×1の間に隙間ができるため、食材を買い忘れた際や夜お腹が空いた際に食べるパスタを忍ばせています。
その上に、収納袋に入れたフラットバーナーを乗せます。
この時下側に凹凸がくるようにすると、残りを収納しやすくなります。
フラットバーナーの上に、1ユニット天板ブラック×2とフラットバーナー専用フタブラック×1を重ねて収納します。
最後に先程の隙間に、縦にKIMI CAMP アイアンプレート IT03を入れると、あら不思議!
ちょうど固定される感じに収納ができます。
まだ上に乗せれますが、現在所有しているIGT互換ギアは以上のため、ここで終了。
ただ、この状態で結構重量もあるため、このままで使用するか、あと少し軽いものを収納する程度になりそうです。
サイズやスペック
サイズ(約) | 縦40cmx横30cmx高さ30.5cm |
---|---|
折りたたみサイズ(約) | 縦40x横30x高さ10cm |
重量(約) | 700g |
材質 | 900Dポリエステル生地・PUコーティング |
価格
¥3,180(税込)SOOMLOOMオンラインストア価格
2024年5月3日現在
deerest マルチキャリーバッグMの特徴
それでは、deerest マルチキャリーバッグMの特徴を紹介します。
- フラットバーナーなどのIGT互換ギア収納に最適
- 使用しない時は折りたためる
- 鉄製フレームを内蔵
- バッグフィートを装備
- 様々なキャンプギアを引っ掛けることができる
フラットバーナーなどのIGT互換ギア収納に最適
「IGT互換ギアを収納」でも紹介したように、IGT規格の1ユニットより少しだけ大きいサイズのため、キレイに1ユニットのフラットバーナーや1ユニット天板などが収納できます。
厳密に言えば少しだけ隙間が開きますが、高さがあるため、厚さがあまりない1ユニットのギアであれば、縦に収納することができました。
個人的には、いい感じに収納できるサイズだと思います。
使用しない時は折りたためる
キャンプの運搬時にしか使わないという方などは、折りたたんで保管することもできるため、かさばりません。
鉄製フレームを内蔵
使用しない際は折りたためるよう、バッグのサイドなどは生地がそこまで分厚くありません。
しかし、鉄製のフレームを内蔵しているため、形崩れを起こしにくくしっかりと自立してくれます。
バッグフィートを装備
底部は分厚くPVC素材のため防水で、底部裏にはバッグフィートという5つの脚を装備しています。
これによって、地面との摩擦や汚れを軽減し、滑り止めとしても役立ちます。
様々なキャンプギアを引っ掛けることができる
バッグの前後には、モールシステムを装備しており、手頃なサイズのキャンプギアなら、引っ掛けて持ち運ぶことができます。
deerest マルチキャリーバッグMのメリット・デメリット
- IGT互換ギアの収納に最適
- 使わない時は折りたためる
- フレームを内蔵
- 底面が分厚く滑り止めがある
- 非常にコスパが高い
- 底・フタ以外は意外と薄い
デメリット(残念なところ)
底やフタ部はそこそこ厚いのですが、側面は鉄製フレームを内蔵しているためか、意外と薄いと感じました。
これは、個人的にもう少し厚いと勝手に思っていたためで、元々気にしていない方には全く気にならない項目かもしれません。これ以上厚いと、折りたたむことができなくなるため、この薄さになったのかもしれません。
ただ個人的には、もう少しだけ厚い方が良かったなと思いました。
メリット(いいところ)
個人的には、もう少し分厚かった方がいいなと感じましたが、それ以上にいいところがたくさんありました。
まずは、特徴でもあるようにIGT互換ギアを収納するのに最適なサイズだったこと。
それでいて、使わない時は折りたたんで収納できるため、かさばらないというところ。
また鉄製フレームを内蔵しているため、荷物を入れなくても自立します。
底部は非常に分厚く、裏面にはバッグフィートと言われる脚が5つ付いているため、汚れを軽減し滑り止めとしても有効です。
そして何よりも価格が安く、非常にコスパが高いバッグです。
以上が、実際に使用してみて感じた、マルチキャリーバッグMのいいところです。
あとがき
実際に使用してみて、非常にコスパが高くIGT互換ギアがキレイに収納できたため、買ってよかったキャンプギアの一つです。
IGT互換ギアの収納でバッグなどを探されている方や、色々なキャンプギアを入れるバッグを探している方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか?